カテゴリ:旅の思い出17ヤコブの道( 48 )

日はまた昇る!(38)並べないオンナ

世間では世界中「夏休み」。
だからパリに人が集まる。

オルセー美術館に到着してびっくり!
行列ができてますねえ。
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この時はブリヂストン美術館との共同主催で、日本が持っているフランス絵画の特集。
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今回は、私はカフェでお昼を食べるだけですから~。と係員にカフェの場所を尋ねると・・・。
前はチケットなしでカフェに行けたけど、今はカフェの位置が変わったので、予約していないんだったらチケット買ってくださいね、とのこと。
カフェはあきらめて、チケットなしで入れるギフトショップで蜂蜜とお稽古先に持っていくお土産(クッキーの缶詰)を買いました。

お昼はとりあえず食べなくちゃ。それにどこかに座って次に行くところも考えたい。
でも、こういうのはどうなのかなあ。
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一昨年以来、地下鉄銀座駅地下でもこういう姿をたまに見ましたが、銀座では何らかの取り組みがあったのでしょう。いまは見かけなくなりました。
もちろん、立ち食い座り食いOKのパリだと思います。だから、やるならもっとオシャレにやってほしいものです。


そんなこんなで前日よりも、地元感が強いカフェにフラっと入りました。外観は撮り忘れました(あはは)。
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フランス語はできないのですが・・・と(カタコトフランス語」で)言ったら、ギャルソンさんが大丈夫ですよ、と。
生ハムとルッコラと焼いたチーズのサラダを頼みました。パンもついているから、完食したらおなか一杯。
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食事が来るまでに地図を見る。
よし!次はクリュニー中世美術館へ行こう!
バスに乗るよりも歩いたほうが早いかも・・・ということで、ここで曲がる、というところだけ頭に入れる。

まあ!と思わず足を止めてしまったお店。子供用の靴のお店です。
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よちよち歩きの子供向けの靴も。
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さすがフランス!ピアノの発表会の時に履いた靴に似たものもあり、懐かしい思いがよみがえってきました。
いま、日本ではこういう靴を履く子供はいるのかしら?

続く建物は学校みたい。
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さらに歩くとおもちゃ屋さんがあったりして。
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ベルギーのコミックの主人公タンタンがスノーウィーと。
ヨットを持っているあたり、バカンス中のパリっ子を意識しているかしらん?

サンジェルマン・デ・プレにつきました。
バスで通りすぎたときには気が付かなかったけれど、教会があります。
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入り口の近くに大きなポスターが貼ってありました。
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あれ、パパ(教皇)?ちょっと違うよね?
ポスターのフランス語がわからないままに写真に収めていました。この記事を書くのに調べたところ、この方はルスティジェ枢機卿とおっしゃり、没後10年になることをしのんでのポスターだったのだそうです。ポーランドのユダヤ人家族のもとに生まれ、彼は戦争中フランス人家庭に預けられそこでカトリックに出会ったのだとか。
このポスターは聖金曜日にちなんだもの。彼がユダヤ人として生まれ育った事実を思うと、この写真が語り掛けてくるものは単に十字架を背負った枢機卿というだけではないことがわかります。

この教会は正面にイエスの像が。胸像という点も印象に残りました。
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サンジェルマン大通りへ。
寄り道したくなるイベント開催中。
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手作り市です。あー、ゆっくり見たい。
しばらく歩いていると、こんな素敵な女性を見かけました。
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パリジェンヌらしい装い、髪型ですよねー。スペインにも、ドイツにも、イギリスにもいないタイプの女性です。ああー、髪が豊かなのがうらやましい~。
とにかく美術館が優先・・・と必死に目的地へ向かいます。

しかし、1軒だけ、ショーウィンドウをマジマジと見てしまったお菓子屋さんが。
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帰りは必ずここへ行こう、と決めて、歩く歩く。

もうすぐ到着だわ!
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美術館に到着。
もともとは修道院があったところ。
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いま、修理中で作品を一部移動中のようです。2020年まで続くのね~。
この門へ至るまで、そのことを断っているデザインが続きます。ここはブロンズで出来ているロバにのった女性をせっせと運ぶ小人さんの絵。その前を日常のように自転車(しかも市の貸自転車)で軽やかに通り過ぎるパリジェンヌ。
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せっせ、せっせ
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うまいなあ。
日本だと、ヘンテコな「キャラクター」がこういう時描かれちゃうのだけど、ここは美術館としての立ち位置がしっかりしている!
修道会というよりもお城、って感じがします。
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中に入る前に、まずは身体検査、もとい、カバンチェック。テロが続いているパリならではのことです。
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テントが中世美術館の雰囲気をそぐわないようになっているのには感心しました。

さっと見終えるつもりでしたが・・・。クリュニーって私ですらコトバがスラっと出てくるほどだし。
母が買っていた奥様雑誌でおなじみになっているコトバだと思います。思い出すのは一角獣のタペストリー。
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タペストリーの部屋は圧巻でした!
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これだけ見たら、あとは駆け足で見終わるつもりでしたが・・・。
無理無理。この祭壇なんて、絵もすごいけれど、彫刻の部分はもっとすごい。
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ステンドグラスもすばらしすぎる。
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撮ってきた写真をみなさんと共有したい、と強く思いますが、加減ってものが大切ですもんね。
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このブログを書きながら「うーん、一押しじゃなくて全て押しだわ」と何度も思いました。展示のための空間の取り方も、色の使い方もすばらしい。
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作品の表だけではなく「ウラ」のすばらしさが伝わる作品
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それほど多くはないけれど、全くの一人ということもない、いい塩梅の、良い雰囲気の中で「中世」を楽しんできました。
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私は告解はしないほうのキリスト教になじみ深いのですが、入っちゃいたくなりましたよ!日々懺悔したくなることは山ほどしでかしていますから。
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カワイイとか、ステキなだけではありません。中世ならではの「リアル」なものも。(手ブレごめんなさい)
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そして、この修道院もまた「ヤコブ(ジャック)」つながりでした。
タペストリーに目が行き、
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日本で言えば脇侍(勢高くん)みたいなもの?と思って両脇の像をそれぞれカメラに残そうとしてびっくり!
あら、ま。頭にホタテがついている!
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ヤコブじゃん!(←そんな友達みたいに軽々しく言うのは失礼なのですが・・・)

壁にもホタテ貝が。
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ただし、巡礼の道とはかかわりはないそうです(と係員の方に英語で伺いました)。

入館するときは気が付かなかったのですが、外壁にもホタテがあちこちについていると、美術館から出て気づいた私。
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ああ、気づいてよかった・・・。
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当時は街にある修道院って扱いだったのかなあ?どんな人が入会していったんだろう、等々質問事項はあれこれ頭に浮かぶのですが、「ジュ・ヌ・パル・パ・フランセ」な私は自分の頭の中で一人質疑応答状態。
帰国したら本を探してみようと思ったのですが、このブログを書いている8か月後になっても放置状態。
ま、いつか縁があったら本が向こうからやってくることでしょう。

2020年が過ぎたら、また寄りたいなー。2021年かなあ(え?)。

本といえば・・・・。
帰りは、同じ通りを戻るにしても、行きとは反対の歩道(軒の下)を歩くことにしました。
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そして気が付いたのが、「本の山」。もっとたくさんあったところを写真に収めたかったのですが、ホームレスっぽい人が本をあさっていたので、カメラを向けることができず・・・。並びにあったモノプリをぐるっと1周して戻ってくるとこんな感じになっていました。

何の本だろう?
誰がこの根本に置いたのかしら?
何のために?
パフォーマンスなのかしら?

この木の前には本屋さんが。「もってけ、ドロボー!」みたいなものかしら?

みんな、チラと足をとめたり、実際に手に取るひともいましたが、いわゆる「人だかり」にはならない。

それがパリのお約束なのか。
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あー、気になるけれど、誰に尋ねることもできず・・・。

実は、ここは、サンジェルマン・デ・プレなだけでなく、カルチェラタンであったことを、帰宅して地図で自分の歩いたところを復習して気が付きました!

そして、行きに気になった焼き菓子屋さんへ。
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入り口のところに書いてあるもの何だろう?
これもこの記事を書くために、たった今ググったところですが・・・。
Meilleur Ouvrier de Franceって、M.O.Fと略されるそうで、その日本語訳は「フランス国家最優秀職人章」。まあ、そういうお店とは知りもせず・・・。でもおいしそう、と思って買いましたよ。ガイドブックも読まずに歩く(笑)。言葉がわからない分、心で見るしかありませーん(笑)。
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店員さんが箱詰めを作っていました。
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にっこりお兄さんが笑ってくれたので、勇気を振り絞って買ってきましたよ!アーモンド粉でできたバターケーキの上にシュガーペーストがかかっています。ペーストが違うと色も異なります。天然のものを使っているからですね。
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1つ1つはけっこう大きかったです。
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本当は冷蔵庫に入れて保存するべきものらしいのですが、これを食したのは帰国してから。ちょっとペーストはダレていましたが、でも、それでも、十分おいしかったです!

さらにテクテクあるいていると、何か気になるものが・・・。大通りからは少し奥まったところの、かつて市場だったのでは?という感じの場所に、リンゴのお店が!
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まっすぐ前を向いて歩いていなかったことがバレちゃいますね(笑)。
でも、パリは角っこのお店がすばらしい。足がとまり、シャッターを切っちゃいます。また、この写真のように、そこには必ず人がいる。生活感があるんですよねえ。
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どうやってこの竹のような素材をつけることができたのでしょうね。
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自転車屋さんがあったり。
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巴里の自転車は、日本の「ママチャリ」みたいな感じじゃないのだけど、カッコいいなあ。まあ、平らな道が多いから、でしょうねえ。
ってか、ママチャリ、電動自転車は日本のワンオペお母さんには本当になくてはならないものだけど、あんなのがあるために、父親がなにもしないんじゃないか、とフト思うことがあります。

この自転車なんて、ほんとーにシックよねえ。前につける籠を選ぶのも楽しいだろうなあ。
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そしてさらにテクテクと歩いて、ボン・マルシェへ。寄り道したから20分ぐらいは歩いたかな?
この日もお買い物。
こんな感じで商品が陳列されています。
ここはボンマルシェが作っているジャムのコーナー。いろんな種類がありました。
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フランス産の蜂蜜はこちら。上の黒い箱がパリ産の蜂蜜。
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粉ものお菓子。これもフランス産。
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ベージュの色味が多かったような気がします。一番下はクレープ。
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それからモンパルナス駅までさらに歩きます。
だって、サンジェルマン・デ・プレの場所がわかれば、そこから大通りを歩いてモンパルナスまで一直線だし。
そして、帰りにはまたまたモノプリへ。

で、この日一日の間に買ったものは、モノプリのPBものはこれ。カップケーキはちゃんと自分で味見して買いなおしたもの。
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ボン・マルシェで買い足したものはこれであったり。
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お稽古先には缶のデザインで選びました。
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夕飯を食べながら(日本から持ってきたものを夜は食べていました。持って来る量を間違えました)、
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テレビで見たのはこれ。
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これを見るために必死になってホテルに戻ったのです。
17-18シーズン開幕戦。バイヤンvsレバークーゼン。
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この日はフランスのスポーツ局でも放送がありました。リベリがいるからかしら?フランス語で聞くと、バイヤンというかブンデスもエレガントな感じ(ウソ)。バルセロナでのテロを受けて、喪章をつけることになったのでした。本当にあれは恐ろしい事件でした。
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しかし、フランス人の「リベリ愛」はしっかりと伝わってくるような気がしました。フランスを代表する選手ですものね。

そうそうZDFはコメンテーターとしてカーンがお約束通り出てきました!
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ふふふ。おなつかし~。

ZDFでは、どういう流れでこの字幕が出てきたか、今となっては憶えてません。なんでこの字幕を撮ったんでしょう。コイントスをバイヤンがとっただったかな。
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テレビのリモコンって、世界どこでも同じ仕組みなんだと思うのであちこちを押していたら、字幕が消えた!

もうラムたんいないんだなー、もういないんだなあ。開幕セレモニーの間はそればっかり思ってみていました。
ほかのチームにいるんじゃなくて、ピッチの上にはもういないなんて・・・。
日本にいたらダゾーンのせいで絶対に見られなったはずだぞーん。予定外でリアルタイムで開幕戦を見たことで、なんだか、ラムたんの永遠のピッチ上での不在(現役引退)を私は受け入れることにしたようです。ラムたんがいたらこうだっただろうに、とは思いませんでした。
でも、少し、チームに距離を覚えたのも事実です。
そして、この試合は3-1で勝ちました。いや、まあ、負けるわけにはいかないですよねえ。
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そして、今思えば、この時はアンチェロッティ監督だったんですよねえ~。


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by eastwind-335 | 2018-04-16 18:47 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(37)おお、シャンゼリゼー

朝はポールのパン。
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味は普通。駅買いだから仕方ない。朝、近くのパン屋へ行って焼きたてを買うということをなぜしなかったのか、いまとなっては軽い後悔。

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今回の旅はまったくのプライベート。とはいえ、パリは実は仕事ネタに関する場所でもあったので、ちょっぴりお仕事(突撃見学)をすることに。
その場所は凱旋門の近く。

凱旋門まで行くのにどうしようかなあー、とホテルの人に相談すると、あっさりと「地下鉄でしょ!」と。
実は私が泊っているホテル近くにもいくつかの小さな駅があるのです。
このホテルの朝の当番の人は私より年長の女性。私がやたらとバスに乗りたがるのを不思議に思っています。バスだったら車窓から街の様子を見ることができるでしょ?というと、「ま、そうだけど、凱旋門へは地下鉄よ!今日は雨だし!」と。

そこまで言われたら・・・と思い、地下鉄の駅へ。
郵便局がある!しかし、切手を買おうと中に入ったら「ここは大きな荷物だけ今は扱っていますから、ダゲール通りの郵便局に行ってください」とのこと。
その時は「ふーん」と思っただけでしたが、ダゲール通りはその後意外なことで伺うことに。

地下鉄の入り口には「暇そうに座っている」人もいます。
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暗いと嫌だなあーなんて思いながら階段を降りると・・・!
明るいです。

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車内の椅子も20年前に比べるとずっとキレイ。
このレインボーには何か主張があるのかなあ?
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さらに地下鉄の乗り換え駅には親切な駅員さんがいて、私が乗り換え先を確認していたら英語で「どうしましたか?」と。
私がパリへ行ったのは19年前。その頃は「パリで英語」はNGといわれていて、私も必死に数字と簡単なフランス語会話(買い物をキオスクでする時に備えて)を覚えていきました。しかし、パリ五輪も決まった2017年の夏は、パリジャンのほうから英語を使ってくる、という時代になっていました。
そして、全体に白いタイルなどの壁の通路になっていて(たまたま使った駅だけかもしれないけど)、タイル画も素敵でした。いろいろありましたが、その1枚。シャンゼリゼを模してるのかなあ?
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お、グランパレでは、雨に歌えばを上演するのね。英語なのかしら?英語よね?
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地上にあがると、雨もだいぶんやんでいました。フランス人やイギリス人だったら傘をささないレベル?
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雨の朝だからか、シャンゼリゼを歩く人は少ないと思ったのです。
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振り返るとこんな感じ。木立と建物の高さがあっているから、感じがよいよねえ。
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どこかのホテルで借りた傘かしら?カラフルだなあ。
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凱旋門により近づいたら、各国からの観光客がたくさーん!
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気が付いたら列が増えている。このラインは何のためだろう?凱旋門の屋上に行くために並んでいるようには思えない。
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横断歩道を通りきると、そこはシャルル・ドゴール広場。
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19年前もここに来た。あの時もこの案内板を見て「政治家の名前が付く広場かあ」と思ったのでした。成長ないな、わたし。

また、変わった感じの建物が。ちょっとシャンゼリゼ通りの建物としては、過剰な感じ?
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もとはホテルだった広告代理店。広告代理店の初代社長は、まず、この建物にフランス初のドラッグストアを作ったそうです。
東京でいえば、アメリカンファーマシーみたいな感じだったのでしょうね。

雑誌コーナー
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テイクアウト用のランチ
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カメラを向けたら怒られそうな(笑)ステキなカフェなども入っていました。
コソっと撮った写真じゃ通じないと思いますが、ソニプラと紀伊国屋を足して2で割ったかんじ?
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後日ググったら、この広告代理店、フランスの電通みたいなところ、らしいですよ!
さてさて、この周辺でお目当ての用事(またまたヨネスケよろしく「来ちゃいましたー」といって無理やり訪問)を無事にすませ、何をしようかなあーと。

裏通りへちょっと回ると、噴水のような銅像が。
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おお、ここの水は飲めるそうですよ!水の内容物も書いてある様子(フランス語ワカリマセ~ン)。eauが水だっていうのはわかってますけどね!

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どうやって水を出すんでしょうね~。
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あら、ステキなパリジャン・パリジェンヌ!ボン・シックとはこのことぞ!私には縁遠い装いですが、ついつい、彼女の履いている靴はどこの?どこのバックなんだろう?男性のコートも素敵~と気になって、思わずシャッターを押してしまいました。

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おっと、もうお昼近い・・・。
そうだった、オルセー美術館に行くのでありました。ふとシャンゼリゼを見るとバス停がある。しかも、オルセー美術館行と!でも普通の路線バスなのよー!
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よーし!これに乗ればいいんだわ。なんて運がよいこと!
次のバスまでしばらくあるようなので、急いで行けるところまで散策してみよう。

あら、Boss。まさかドイツ代表の写真?いえいえ。
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パリといえば、パリ・サンジェルマン(PSV)。父ちゃん保育園の筆頭園児、もといカピテンDことドラクスラーはここの選手のはず!
と、ショーウィンドウを見ると・・・いましたよ!って、マネキンが彼の番号のユニフォームを着ているだけですけれどもね!
若手の中で、確実に代表での部屋獲得をおこなっている、そして、思うに父ちゃん好みだなあ、という感じの未来のカピテン候補ですが、その当時のまだまだPSVではレギュラー定着には難しいところがある、という頃。

ここまで来て、バス停に戻ります。
もう少し観光客がいるのかな?と思ったのだけど、車内にはほとんどだれもいない。
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いても乗客は「日常の生活にシャンゼリゼがある」って感じの人ばかりでした。たまたま、かしら?
バリアフリーになっているバスです。
あまり「でかい!」って感じはないけれども、人が立つとやっぱり大きな建物なのねー。
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バスから、私でも知っているフランスのブランドメゾンが見えた。たくさんの人が入っていき、たくさんの人が出てきているのが歩道前で待っている間に見えました。私には今回も縁がないなあ。
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ここはマカロンで有名だったような?日本ではマカロンの色のような化粧品も売ってなかったっけ?
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あ、グランパレが見えた!思わず、急いで停車ボタンを押します。
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だいたい、こんな位置関係みたい。
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向かいは美術館。あの右手の橋の金色の天使が気になる・・・。
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グランパレは中は入れませんでした。
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あとでググって知りましたが展示会がないと入れてもらえないのですねー。近寄ってみたら、金色の手すりのついた階段があるのが見えました。また、中に車も!相当広いんですね~。
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(最近、パリ関係のサイトで知りましたが、今後は通り抜けができるよう一部改装するそうです。)
ここがパリ万博のメイン会場だったのねーとしみじみ。
当時、明治の日本から気負ってここまでやってきただろう明治政府の役人やら肝煎のみなさんのことに思いを馳せました。
ファサード前だって素敵。
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廊下の両側も大きなガラス窓が入っているのですが、そこから階段がくっきりと見えます。人が上り下りしていたから、まったくの無人ってわけじゃないのね。
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柱に寄り掛かりながら、地図をちらと見ると、遠く
左手にあるのがエリゼ宮らしいー。ってことは、マクロンくんやその奥様もそこにいるってことだわー。あの夏はバカンス返上でお仕事と、東京にいるときにフランス2のニュースで言ってたしねえ。
そして、初めて、Avenue des Champs-Élysées の綴りの意味がわかった。実はこの通りには「エリゼ宮」ありきなんだなーって気が付きました。

バス停に戻る前に、裏手の庭園でしばし休憩。バラの向こうの木立のさらに向こうがバス通り。
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東京のように車はかなり走るけれど、こうやって緑を植え、保っているから、景観も美しい。
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この看板のポスターも素敵!

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この緑を保つためにお仕事中の庭師さんたち発見!
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哀しい思いになったのが半旗になっている三色旗。エッフェル塔でのテロを悼んでだと思います。
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大都会パリの緑、美しい庭園を見ていると、どうしても東京の街づくりは理解しがたい。東京だと高層ビル、それも個性なしで、かつ視線を遮るものばっかり。
どうしても高層建築を作りたい(やりたい)というのだったら、どうして「高層特区」みたいな場所を作らないのかしら?そういう思いが強くなりました。

さ、次はオルセーに!またまたバスに乗り継ぎます。車窓から撮ったグランパレ。
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グランパレはセーヌ川の向こうからのほうが絵になるのかもしれません。このバス、車窓が割とキレイだった、と今更ながら気が付きました。
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やっぱり、バスは楽しいな。

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by eastwind-335 | 2018-04-15 07:28 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(36)散歩気分

私はバスで10分ぐらいのところだったら、歩くことがほとんどです。
出勤時は遅刻しないようにってわき目もふらず必死に歩いていますが、帰宅時はちがいまーす。
すごくうろうろしながら歩いています(笑)。

海外では「遅刻」という行為とはほとんど縁がないので(笑)、うろうろして歩いています。
サンジェルマン・ドゥ・プレをずーっと歩き「メダイ教会」へ。
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いや、実は自分がサンジェルマン・ドゥプレを歩いているとは思っていなかった。だけど、デジャブ感が沸き起こり、地図で思わず確認しちゃった。それで知ったわけです。そんなことが私の街歩きではよくあります。

どうも有名人が暮らしていた場所だったらしい。でも私の目に付いたのは隣のポスター。
ゴスペル、パリでも流行しているのでしょうか?
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私の手は指輪向きではないのが残念。デザインや色が素敵だった。
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こんなお店が入っているのは日本だったら「下駄箱マンション」といわれかねないアパートメントの1階。
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でも、街づくりに一本筋が通っているパリだとそれが気にならない。見えない線が一本引いてあるような気がする。

書店が多いのもうれしい限り。でも、それは「旅人目線」であって「住民目線」だとやっぱり減っているのかも。
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しかし、日本だとこんな感じで「住まいのそばの本屋」が成立していないから、やっぱりうらやましい。
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この写真を撮った時には気が付かなかったけれど(当然と思っていたけど)、ヨーロッパは「絵葉書」が豊富。
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私好みの、でも、私のタイプではない、花柄のワンピース。
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どんな流行があったとしても、この手のワンピースが当たり前のように扱われているのがパリ。
あとから思えば、試着ぐらいしておけばよかったなーって。日本では絶対に買えないもの。
こういうお店もね、勇気を出して入ってみたらよかったなあ~。
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こちらは、書店かな、と思ったら、わー、私でも知っているブランドを扱うお店だったわ。
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この時期だけのセッティングなのかしら?

カフェの写真。
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カメラを向けたのはカフェで楽しむ人を写したかったのではなく、彼らの足元であふれかえっている排水溝からの水。パリではこうやって水の加減をおこなっているらしい。にしても・・・。下水道が整備されていなかった時代のパリの公衆衛生問題を論じた本を学生時代に読んだことがあった。「衛生」観念があるようでない。こういう無造作なところも含めパリなのでしょうかねえ。

だいたい、この方向、というあたりをつけて歩いていると、Hで始まるブランド店が!義姉が還暦を迎える年だったので、空港の免税店で買って帰ろうとは思っていたのだけど・・・。面倒なこと(笑)はさっさと済ませるに限る。思い切って超普段着での入店。それでも良くしてもらいました。そして即決して買ったものがこれ。
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ブランド好きな人へのプレゼント選びは気楽。袋とタグさえ満足してもらえればいいのですから(笑)。おまけに今回は「還暦だから赤」という縛りがあるし(笑)。

さて、メダイ教会を目指したのは、カソリックの信者さんである知り合いへお土産にしようかな、と思ったから。しかし!ここは6時前にしまってしまう教会だったのでした!ほかの西洋人っぽい親子も「えー?もう閉まってる!」と門前で愕然としていました。

寄り道しないで歩くべきだったかなあ。

ちょっぴりがっかりしつつ、並びにあるボン・マルシェに移動。
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私は旅行先で必ず「地産」の蜂蜜を買います。パリに来る前に、衛星放送でパリの屋上を利用した生活のドキュメンタリーを見ました。そこで、パリでも屋上で養蜂を行っている、と紹介がありました。それらを扱っているお店の一つがボン・マルシェ。
お店の中、すごーく素敵でしたよ!しかし、誰もカメラを出していないので、撮影はしませんでした。

この日買ったものはこちら。「これだけ」ではなく、これらのものを複数ずつ、なんですけれどもね(笑)。
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上から、母から頼まれていた「父のためのジャム」。4回分ぐらいのジャムの詰め合わせ。好みの味があれば「また買ってきます」ということで。
私は自分用に「メロンのジャム」を買いました。←結果としては甘すぎて、私好みではなかった(笑)。
あとは、テレビで紹介されていたパリの養蜂による蜂蜜。ケースが素敵。上の写真でいえば、MOとなっているのがオルセー美術館のもの。その隣がパリ市内の蜂蜜。

この日は地下鉄でモンパルナス駅へ戻りました。駅に入っているPaulで朝食のパンを買い、ホテル近くのカルフールで夕飯用にお惣菜やら缶詰を買う。やっぱりボン・マルシェよりお安い。
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蓋を開けるとこんな感じ。
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お昼が遅く、それなりの量を食べたので、これでちょうどよかったです。

そして、何の気なくFrance 2に合わせると、日本のBSでも毎日放送されている夜のニュースが。あ、この頃見かけなくなったお兄さんだ!
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みんながヴァカンス中の担当なのかなあ?
中継のお姉さんのTシャツ姿も印象に残る。日本とは違うよねえ~。
彼を見るとNHKの高瀬耕造アナウンサーを思い出す。顔の作りというか、この顔ならではの声、というか。
そうだ、ZDFの定時のニュースも見てみよう・・・と思ってザッピングしたら、映画を放送中。
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これ、1年ぐらい前に国立近代美術館フィルムセンターで見た映画「ロストックの長い夜」だ!。
ロストックで起きた移民の多いアパートメントへの放火事件を主題にした映画。
選択したわけではないのですが、字幕つき。この映画は胸が痛くなるので、あえてここで見るのをやめました。

この日、実はバルセロナで自動車テロがあった日。上のお姉さんもバルセロナからの中継だったかも(いまや記憶があいまい)。BBCやCNNほかの英語圏のニュースで状況を知った夜にもなりました。

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by eastwind-335 | 2018-04-09 04:35 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(35)ドラクロワのアトリエに行く

さーて、次はどこへ行こう。そうだ、ルーブルのチケットにはドラクロワのアトリエのチケットもついていたのだった。
お料理が来る前に地図を広げてみると、比較的近くにそれはあるとわかりました。

頭の中に地図を入れ込んで(曲がるべき通りの名前と曲がる方向をなーんとなく覚えておく)、出発!
え?こちら?

え?え?普通のアパルトマンのようですけれども?!
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ここは正式には国立ウジェーヌ・ドラクロワ美術館と呼ばれています。
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こんにちはー。
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ドラクロワというと、三色旗を持つ女性のあの絵画(民衆を導く自由の女神)。
あとはどんな絵かなあ。頭の中をよぎるのは「大きいなあ」って感じの絵が多かった気がする。

彼が生活をした部屋には、小さい作品が。あれ?あれ?ちょっとイメージと違うわね。
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一つ一つ丁寧にみる方が多かったです。
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そして、裏庭にアトリエが。
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解体されるところを、彼の支持者が努力して美術館にしたのだそう。
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パレットとか、全く読めない手紙などもありました。
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デッサンも見ることができます。
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彼の作品以外の展示もありました。フランス語ができたら解説から推し量ることもできるのですが・・・。
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まあ、心の中で勝手翻訳をしたらいいのよねー。

モネの庭へはまだ行ったことがありませんが、たぶん、こうやって庭を花々で彩っていることでしょう。
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ほんと、この建物、残されてよかった・・・・。なんとなーく「大がかりな体躯」を描いている画家というイメージでとらえていたドラクロワですが、このアトリエはその割には案外こじんまりしていた、ということも知ることができたし、パリでも「なんでもかんでも大切に残す」わけではない、という事情も知ることができたし。

そして大作家のお庭で夏の午後を楽しむこともできるわけで!
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さ、次はお買い物!お土産を買いに行きましょう。






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by eastwind-335 | 2018-03-27 08:24 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(34)カフェ飯

同じころ、知り合いのお兄さんが出張でパリに来ていました。
中学の時からフランス語を勉強していたから、当然ながらフランス語はわかる。
フランス語ができない私は、彼にいろいろと移動手段について相談にのってもらっていた。

ずっと一人ご飯が続く日程だったらしく、私がパリに戻ってくる日に、夕食をどう?という話になりましたが、飛行機が何かで遅れちゃったら申し訳ないことになるし・・・と、見送ることにしました。

で、帰国してからみんなで食事をしたときに、彼が「いやあ、オレ、年をとったなあ、って思ったわ」と言い出した。
1年に1歳年を重ねるんだけどー?とお約束のツッコミで返したら、「食事の量が減った」と。

昼にカフェでお食事をしたら、もう夜は結構です、ってことになったそうです。

わかる、わかる!

私もカフェでお昼食べましたから~。
鴨料理を!

いや、もうこの辺でいいかな?と思って入ったお店。人も少ないし。で、お客さんの感じもいい。観光客っぽい人たちだけでなく地元の常連さんも入ってきた。
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テーブルの上はこんな感じ!たぶん、夜になるとテーブルクロスがかかるのでしょうね。
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で、メニューは各国語に対応。あ、このあたり、サンジェルマンなんだ。
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開くと、目が釘付け。
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鴨料理があると。


鴨好きなのです、私!
鴨南蛮うどん。鴨のハム。韓国でもオリ(鴨)料理を食べに行ったし。
一人旅ならば、昼をしっかり食べて夜を軽くしたほうが身体にも安全にもいいと私は思っているので、まよわず「カモください、シルブプレ」と言いましたよ!

まずは飲み物。記憶はあやふやだけど、レモンを入れてもらった炭酸水だったような気が・・・。
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そしてやってきた!鴨!
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パンもついてきます。
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ちょっとポテト(ポンフリ)が多かったカモ?コンフィにポンフリ・・・。もちろん付け合わせをポンフリにしたのは私です。
それに、普段、マックのフライドポテトぐらいしか食べませんから、おいしかった。

お隣には韓国女子のグループが。すごい勢いで写真を撮り、SNSで発信させた音をたてていました。
実は彼女たち1食分だけ頼んで3人で分けようとしていたみたい。お店のおばちゃんに「Non!」とそれぞれ注文をするよう言われていました。
まあ、一人で食べちゃうには多すぎるんですけどね、たしかに!

でも、この鴨は本当においしかった!
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by eastwind-335 | 2018-03-25 09:43 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(33)館詰系

パリに行ったら普通の女性は何をするのでしょう。

今回意気込んで「パリで過ごす!」ことにしたわけですが、実際には、それといってしたいことがあるわけではない。
もちろん、私だって、お店情報をうまくまとめた何冊もの本を図書館で借りて読んだりもしました。パリに特化した観光サイトも毎日のようにチェックしました。
でも、8月20日前後なんてまだまだバカンス中。どうせ、お休みでしょ、って思いがあるから、店情報は頭に入らない。

バカンスに関係なく役立つ本。それはパリで一生を過ごすと決めた日本人が綴るバスとパリをめぐるエッセー集でした。絶対にバスに乗ろう、と思ったのです。ずーっと乗って、終点でおりて、また戻ってきてもいいだよね、と日本を出る前は思いましたが、実際にパリへ行くと「次、いつ来られるかわからないから」という思いが出てしまい、この日の朝も「ま、ルーブルには行っておこうか」と(笑)。

そう、私は館詰系なのです。

フロントの女性にモンパルナスからルーブルへのバスの番号を尋ねる。即座に「え?地下鉄で行きなさいよ」という返事が。いやいや、バスがいいのよ、外が見えるでしょ?と返すと、ちょっと待って頂戴、と、バスの番号やどこから乗るかを調べて教えてくれました。
「雨だから、窓からの風景はあんまり見られないかもしれませんけどね!」というコメント付きで(笑)。

モンパルナス駅の向こうにバス乗り場があります。
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路線図はこんな感じ。95番に乗ります。


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さあ乗りましょう。雨が強くなってきました。

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車内はこんな感じ。朝10時過ぎだったからか、空いていました。

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それなりに緊張しましたが、通りの端には通りの名前が書いてある。だから、地図さえ読めたら問題なしなのです。ほら、もうセーヌ川ですよん!


バスの中なら小さくたたんだ地図を見るのは許されるから、頭の中にルーブル近くの地図を入れ込む。
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到着!
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部分的な記憶をたどる。ピラミッド型の入り口は私が卒業旅行で来た時にもあった。そして象徴的な外観だから、その後も何度も目にしていて、「久しぶり!」という感慨はなかった。
ピラミッド入り口そばにチケット売り場があった気がしたのだけど、地下へ行くように、と。
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新婚旅行で家人と訪れたときも、すでにチケット売り場は地下だったという記憶はある。あの時、すでに地下鉄の駅からチケット売り場までちょっとした商店街になっていたなあ。いまは、デパートの支店が入っていて、さらに整備されていた。
現金があればキオスクで、カードだとこちらで、と並ばされ、ようやくチケットを買いました。
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さて入場!と思ったら、「個人客は上から」と。
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チーコクの団体さんはワーワー言いながらすいすいと美術館に吸い込まれていくのを横目に上にあがる。
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お、空いているじゃない!
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と思いきや、入場口へまわると、ピラミッドの前には蛇行した行列が。
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チケットありでもまだ並ぶのかあ・・・。ようやくピラミッドの中へ。
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館内に入ると少しは人がばらけるのですが、でも、ある程度の流れはあります。
それといくつかの場所でできる澱みが「いわゆる名作」の場所を示す。
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他人と話を合わせるためにはニケとモナリザとミロのビーナスは見ておかなくちゃね。

ニケ。望遠をかけて撮った。たどり着く間に一瞬の人払いがあった(笑)。
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お、いないいない!
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正面から撮ろう、と回り込む間に右から左から団体さんが・・・。
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モナリザ。名作品近くにはこういう案内表示が出ますよ。
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えー?どこに?
まあ、みんな見たいですよね。名画ですもん。
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これはパンダと一緒で、小さな子は前のほうで見られるそうですよ!ただし、潜り抜けるという技術が必要。それから、親の手は放す必要がります。

少しずつ前に前にと進んでいきます。裸眼で見られるところまでだいぶ近づきましたが、身長157センチの私の前に見えるのは、スマホの画面を通した微笑みだけ。
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私は自分の「目」でみたいんですってばあああああ!
初詣のような状態で少しずつ前に進み(当然ながら、ルーブルには「DJ 博物館員」はいませんが、自撮りをしようとがんばる客には「NON!」ときつい声で注意する係員がいます)、やっと最前列で見られました。私の斜め後ろに小学生ぐらいの子がいたので、「ここで見たらいいわよ」と手招きをして、場所をバトンタッチ。

ミロのビーナスは比較的すいていたかしら?
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偶然だったかもしれませんけれど、モナリザほどの混み方ではない。後ろからもゆっくり眺めることができました。
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うらやましいなあ、平らなおなか。
上の3つの人だまりはすごかった!みんなスマホで自撮り。もちろん25年前に初めてルーブルに来た時だって、カメラを構えるひとはそれなりに多かった。でも、あの頃はフィルム時代で、何枚かシャッターを切ったら次の人に譲るのがお約束だったし、カメラを持っている人は一家に一人だった。だけど、いまや、スマホは一人一台。デジカメも撮ったものをすぐに確認できるから、気に入らなかったら撮りなおす。だから、すごく混むのよね。

記憶よりも記録。まあ、いつか、その写真を見返すのだったらいいのかな。

この3大名品へ向かう途中、25年前と同じように「これって本当にホンモノなのよね?」と半信半疑のような気分で歩きました。
雨の日だからか、人が多かったけれど、見ずらいということはほとんどありません。人とぶつからない、という身体能力(感覚)が保持されているからでしょう。日本やアジアの人はぶつかってくるよね。2020年問題の一つは、ぶつかった時に謝らない日本人(と東アジア各国出身者)だと思っている私。いや、マヂで考えたほうがいいと思う。これだけ人がいてもぶつからないのよ、フランスでは!
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私が感動したのは、フラ・アンジェリコが聖フランチェスコの生涯を描いた絵。
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私はフランチェスコの鳥への説教の逸話がとても好き。右下の鳥、つがいで描かれているのです!そういう発見もできるほど、多くの人の関心を惹かないので、ゆっくり見られる。
彫刻の間も人はいるけれど見学するには困らない。
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ルーブルにはいくつもの翼(展示棟)があり、そりゃ迷子になる人がいてもおかしくない。
特に観光サイトで紹介されていたこんな天井がを見ながら歩いていると、「あれ?私どこにいるんですっけ?」みたいなことになっちゃいます。
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25年前や19年前には気が付かなかったと思う。
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私は下調べなしゆえの偶然も楽しんだ。その一つが、素描を特集した翼。
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壁いっぱいのデカーっ!なものよりも、近くで、画家の熱い気持ちが伝わってくるような小さな素描を楽しむことができて、大満足。
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これは、実際にはこういう感じになりました。
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そしていかにも練習のための素描であっても、愛情が感じられる。。
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20年前との大きな違い。それは建物の中があたらしくなった、だの、みんなが両手を高く上げて写真を撮影するなど、ということではありません。

1年前のテロ以来、パリはこのような公共の場では彼らなしにはすまされない。いつか、また25年ほど前の時のような姿に戻るといいんですけれどねえ・・・。でもそれはもう無理な「昔話」になっちゃうのかなあ。
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そんなこんなで、「観光しました」程度には見たので(その時点で3時間はいた!)ルーブルでお昼を食べようかな、と思ったけれど、さっきの3大名作で遭遇した人たちも同じことを考えているはず。なので、ルーブルから脱出。小さな美術館へ移動しながらお昼の場所を考えようと思いました。



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by eastwind-335 | 2018-03-24 13:53 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(32)モンパルナス界隈を歩く

サン・ジャン・ピエ・ド・ポーへ出発する前に2泊したオーチャードホテルに戻ってきました。
今度のお部屋は内側。テラスから見えた風景。生活感があふれていました!
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出発前の部屋に比べてちょっと狭く、あまり日差しも入らず、風通しがあまりよくないお部屋となりました。
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というわけで、洗濯物がなかなか乾かなくて困ったのですが、パリのプチホテルとしてはめずらしくお風呂もあるし、私は「寝るだけのホテルライフ」ですから十分合格点。
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フロントの人も親切でよかったです。
モンパルナスに泊まるのだったら、またここにするかも。

この日は、荷物を置いて洗濯をしたらもう3時すぎ。モンパルナス駅近くを歩いてみることに。
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地図を開くと余計な人(またの名をスリ)を呼んじゃいそうだったので、頭の中で描くことができる範囲だけを歩くことに(笑)。
大通りには懐かしいお店NAFNAFが!私が大学生のころ、流行っていましたよ!日本にもありましたよ!厚手のジャージー生地の台形スカートとか、ポロシャツとか人気でしたよね!私は着なかったけれど、ここの服がとっても似合う同級生がいたのを思い出しました。
あれから25年。当時とあんまり変わらない感じなのが、新鮮でした。
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写真左に写っている女性があんまりにもパリジェンヌ~って感じでしたので、望遠をかけて撮っちゃいました。
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一本横道に入ると、あれ、貸し出し用自転車だわ!お料理教室の先生がブログで紹介されていたわ。いつか、私も利用してみたいです。
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日本にも上陸した(イオン系)冷凍食品会社「ピカード」の店舗がありました。
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中に入ると、がらーんとした感じ。ゆっくりショーケースの中を観察(!)することができました。
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店内には電子レンジがありました。温めてその場で食べることも可能みたい。

冷凍食品のお店だけあって、ヒエヒエ・・・。
外に出て、気が付きました。
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冷凍食品専用なのでしょうか、カートが売られていましたよ!いまや、日本ではすっかり見かけなくなったカートですが、こんなかわいかったら引っ張ってもいいかなあー(笑)。私だったらバーキンよりもこっちだな。パリから直で日本に戻るのだったら買ったかも。でも、日本ではどんなにおしゃれな奥様でいらしても持ってませんからねー。何か理由があるのかしら?(←だから、どうやってこれを持って帰るのか、って問題が・・・)。

さらにブラブラしていたら、かわいい色の壁が!
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モンパルナスに暮らす日本人の方のブログを長いコトこっそりと読んでいますが、彼女がここを紹介していたのを思い出しました。子供向けの劇場です。

次に目についたのが、「モノプリ」と書いてある看板。フランス語はまーったくわからないのに、どうして瞬時に「モノプリ」と書いてあるのかわかるのか、わたし・・・。
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ま、いうなれば、私の日々の生活には縁が薄い(近くにないゆえに)ダイエーとかイオンとか、そういう感じの大型スーパーです。
そうそう、モノプリといえばエコバッグも有名ですよね!

モンパルナス在住のブロガーさんがここのPB商品を紹介していたのを思い出し、店内をぐるっと散策。そうそう、グルメっていうのがおいしいんでしたっけ。
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蜂蜜がいっぱい。種類もいろいろ。たいていはあたりがついたのですが、これはわからなかったから、あとで調べようと思って撮ったのです。確かもみの木の蜂蜜。パンピデスに使う人もいるようですね。買って帰ろうと思ったのですが、忘れちゃった(とほ)。これだけ大きくて700円強。次は絶対に買って帰る!(←次っていつよ?!)
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そのほか、この日に買ったものはこちら。ほとんどコーヒー。下段の真ん中はレモン入りマフィン。上段右は個装のコーヒー。


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私はいつも旅行には個装のコーヒーを持っていきます。山のように持ってきてあったのですが(部屋で飲むのにわざわざ買いに出かけるのは面倒だし)、まずはモノプリのを飲んでみることに。
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うーん。日本から持ってきたほうがおいしかったかしら?

夕食はこんな感じ。えーっと、パイだったかな?
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日本から持ってきておいた無印良品のスープを飲みました。この器、本当に便利でした!
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食後のデザートは、買ったばかりのミニマフィン。ちゃんとレモンの切れ端が入っているんですよ!
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お風呂にゆっくりと浸かり、その後はテレビ三昧。ZDFが映るんですよ!おおおー。パリでブンデス開幕戦が見られるってことだわ!




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by eastwind-335 | 2018-03-23 18:21 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(31)パリへ帰ろう

*17年夏の思い出です*
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからパンプローナまでの道を自分の足で歩き、パンプローナでの休息を楽しみ、長距離バスでマドリ空港まで出る。これだけでも「大旅行」です、「ふつうは」(と同僚に力説されました)。
私はマドリからパリへは必ず戻ることにしていました。スーツケースを預けておけるホテルに泊るつもりでいたからです。
航空券を取った時には、パリは1泊のみの予定だったのです。しかし、ラムたんは16-17シーズンで引退となったので、ミュンヘンに急ぐ必要はなくなりました。
私はこのヤコブの道は数年かかって完結したいと考えているので、次の旅のゲートは多分マドリッド。となると、しばらくパリへ行く「理由」はないでしょう。

ということで、ラムたんの引退がきっかけで、19年ぶりに過ごすパリでの時間を増やすことに決定105.png

マドリの空港は15年ぶり。言葉ができない国の空港利用は若干の緊張を要しますから、早めに空港へ向かい、早めに搭乗口へ。それが私の旅のルールです。


朝ごはん付のプランだったので、朝早くに食堂へ。
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充実の朝ごはんです。
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始まりはスペイン人風に甘いものから。野菜不足解消にヨーグルトに青汁の粉を混ぜます。
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庭で食事をとることもできるようです。
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お替りにも向かいました。
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ホテルバスに乗って、空港に到着。
こんな大荷物!バックパッカー1年生です!お土産買っちゃったし!
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チェックインは意外とスイスイ。
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空港内は広い!
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そしてモニュメントがあちこちにおいてある。みんなスマホでパチリ。私はカメラでパチリ。
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搭乗口の近くに何軒か洋服屋さんが。
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同世代のアルバイトさんたちと洋服の色やスタイルが被ることが増え、ちょっとしたヒネリのある服を探していたのです。試着したら気易かったので思わずブラウスを買っちゃいました。
ブラウスだったら「失敗してもいいや」って思えますからね。

搭乗はとてもシステマティック。並ぶラインが決められています。日本の航空会社も早く取り入れたらいいのに・・・。
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こういう感じいいですね。
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空港の外観も素敵な空港でした!
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利用したのは、久しぶりのイベリア航空。日本への直行便が就航再開となってうれしいです。
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アディオス!スペイン!
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帰ってきたわよ、パリ!建物の色が違いますね~。
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初めてのオルセー空港。シャルル・ド・ゴール空港に比べると非常にあっさりしています。
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EU間の移動だからか、パスコントロールも気が抜けるくらい簡単だった。
最後の難関はロスバケしないこと。以前、ロンドンからフランクフルトに空路で入った時、入国審査もだけど荷物もなかなかターンテーブルに到着せず、という思い出がありました。だから、ザックが無事に出てくるのか心配でした。

モンパルナス駅行のリムジンバス乗り場はすぐにわかりました。隣の人が何事かに気づいたように窓にスマホを向けます。
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あ!ファルコだ!と思わず言ってしまいたくなった。出発前に予習代わりに読んでいた漫画『修道士ファルコ』に出てくるようなトンスラ頭の僧たち。
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あと賞味二日ほどパリで過ごします。



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by eastwind-335 | 2018-03-21 21:37 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(30)エアポートホテルに泊まる

マドリでエアポートホテルに宿泊することにしたのは、翌日の交通の便を考えてのこと。
基本的に一人旅の時には私は公共交通機関を使います。
しかし、マドリの公共交通機関、特に空港やバスターミナルへつながっている地下鉄路線は「スリ」の寝床のようなもので、私でも「モノを持っていないのに、いいカモになりそう」とみなされる可能性大。

そこで選んだホテルがこちら。
空港近くのホテルもピンからキリまである。ホテルと空港をバスがつないでくれるところにしました。
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ホテルにはアパートメントホテル(ホステル)も併設されているらしい。

フロントは静かで、とてもテキパキと、しかし、フレンドリーな感じでした。

翌日の搭乗情報を尋ねてきたので(バスの手配のため)、前日から何度もテレビで見た「どこかの空港で出国審査を受ける列が長く続いている」シーンについて尋ねました。出国審査の列のそばには兵士なのか武装警察なのか、とにかく、並んでいる人たちは「バカンス~」って感じなのに、対照的な感じの人々がいるのも気になっていたのです。
でも、外務省からは危機管理の情報は何もこないし。

あの映像はマドリの空港ではないということがわかりました。ただ、フロントの人たちはどこの空港ではないかも知らないとのこと。
「もし、マドリの空港だったら、私たちはお客様にご希望をうかがうのではなく、「明日は朝〇〇時のバスに乗ってください」って言ってますよ!」と。
確かに。
「何かあったら、すぐにお客様にお知らせしますね」と言われ一安心。

貸し出し用の自転車が置いてありました。(遠くに見えるのがフロントです)
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室内は広々としていました。
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施設はそれほど新しくないのですが、不便はありません。写真を見直して気づいたけれど、机の脚、曲がってますね!
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バスルームも広々。やったー!お風呂だ!
旅の疲れをようやくいやすことができました。
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ホテルの周りにはいくつかホテルがあるだけでなく、ここは王様レアルの練習場の最寄り駅の地下鉄駅からもさほど遠くない。でも、祝日に練習をしているとは思えず、近くのスーパーにでかけるだけに。

観光地から離れた住宅街の日曜ってこんな感じよね、と人の姿がない祝日の午後(スペイン時間でいえば「シエスタ時間」)をドキドキしながら歩きました。シエスタ時間って案外軽犯罪が多い時間なのです(私の知人数名もスリに遭いました)。よって写真はありません。記憶に残るのは日差しの強さとそれによって通りの2,3階建ての建物の壁の色が非常に強くでているなあ、と思ったこと。

しばらく歩くと、大きなスーパーがありました。
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いろいろ売ってます。買おうか迷ったのですが、ヨーロッパのスーパーで買えるヨーグルトは私には「甘すぎる」というか「香料が強すぎる」というか・・・。
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これは洗剤らしい。強烈すぎるイラストに思わずシャッターを切りました。いわゆる入道系が堂々とモデルになっているのがスゴい。迫力ありすぎて、本当にピカっとしそう。
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源氏パイみたいなのが売ってる!それとコーラを買って帰ります。お昼というかオヤツというか・・・。
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私は日本では年間を通してコーラを飲む気がめったに起きないのですが、なぜか、このヤコブの道の旅が終わってからは「コーラ!コーラ!」なことに。乾燥しているからでしょうかね。

お部屋で日記を書いたり、ゆっくりお風呂に入ったり。
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夕飯は山歩き用に持ってきておいたフリーズドライの味付けご飯。

静かな夕べでした。あーあ、本当にヤコブの道から離れてしまったんだなあ。次はいつ歩けるかなあ~。
なんてテレビをつけると・・・。クリロナのいつもの顔が。この手のニュース番組ってCNNのようになんども繰り返し流れるのね~。
見飽きた、なんてこの町で言っちゃいけないんだろうなー。
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だって、ここは王様レアルの足元。王様レアルテレビもあり、ユースのミニトーナメント試合を放送していましたよ。
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テレビは型は一つ前って感じがしますが、エアポートホテルだけに、世界各国(除・日本)のテレビが見られます。
ということで、ワタクシはZDFとかBBCとかをさんざんザッピング。似たようなチャンネル環境のパリのホテルでのテレビ視聴計画もじっくり立てられました(笑)。
そして、ようやく「バルセロナの空港で出入国管理官がのストが続いている」ことを知ったのでした。

追記:海外に行くときに備え、外務省に登録をしておいたものの、この「バルセロナ空港のスト」については何の情報も届きませんでした。出入国がむつかしいというのは「ある種の危機管理」にかかわることなんじゃなかろうか、と思うのですけれどねー。


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by eastwind-335 | 2018-02-28 04:51 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(29)バス移動

パンプローナにも空港があるそうですが、移動先が限定されるため、私はマドリッドに出ることにしました。
電車ではなくバスで移動します。スペインは長距離バスが整っているのは、16年ほど前にビルバオを訪れた時にも実感していました。

マドリまで予定通りに到着できないことを見越して(夏の大嵐だとか、事故があっただの、とかね!)、マドリに着いた日のうちにパリに戻ることはやめました。長距離バスはアトーチャバスターミナルに到着するのが一般的。日本語での交通案内もたいていはそう出てくる。そこで乗り換えて空港へ向かうつもりで東京のスペイン観光局に行き、相談をしました。
局員の方がご親切にも、時刻表やバスを調べてくださり、空港への直行便があることがわかりました。本当に助かりました。以前も書きましたが、やっぱり、有人観光局のほうがいい。どれだけネットで調べられるといっても、まだまだ非英語圏の国の交通機関サイトの英語サイトは情報が少ないし、検索用語の語彙が少ないと欲しい情報を得られない。

まあ、同僚たちに言わせれば、そんな「手間がかかる旅」をするのは私ぐらいだそうですが(笑)。

前置きが長くなりましたが、そんな移動の一日を振り返ります。

朝は夜明け前から目が覚めました。
24時間ニュースを流しているチャンネルで全国の天気をチェック。うわー、頭がぐるぐるしそうな暑さ。ということは、バスの中は冷房が効きすぎだろうなあ。それにしてもなんで、世界どこでもお天気お姉さんはこうも色っぽいんだろう・・・。
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身支度をすませ、バルコニーに出ます。この時6時45分ごろ。みんな歩きだす時間だけど、今日は人の声があまり聞こえない。
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ブエンカミーノ!私も今日から「都会への旅」だわ
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チェックアウトの時に、レセプションに教わった行き方にしてみることに。
ホテルからほんの2ブロックぐらい先を左折したらいいだけ。前日はこの辺りを歩かなかったから、ちょっとした観光気分でもあり・・・。
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あ、ポストがあった!夕方に書いた手紙を投函しようっと。
日本だったらありえない落書き。
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そして、日本では考えられない回収回数。一日一回なんですよー。
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パンプローナはまた来なくちゃ、と思っていたら、「あのう、あなたもカミーノ中?」と尋ねてくる人たちが。
「あー、私はもう今回は終わったの。レイナへ行くんだったら、もう一度街中に戻って、ホタテマークを見つけたほうがいいわよ!ブエンカミーノ!」

前日も通った道へ出てきました。でもここまでの道が違うからか、車も人通りも少ないからいろいろと見えるからでしょうか、気が付かなかった像が。
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平和のための像だとか。
この日は8月15日。日本では終戦記念日。二度と戦争をしないことを想起させるための日なのに、この日がいっこうに休日にならず、意味のない「山の日」なんかが11日にある。不思議な国だよね、ニホンは、と思いながらバスターミナルの入り口へ向かいます。

前日にチケットを買っておいてよかったー。チケット売り場に誰もいない!
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バスターミナルの全体図はこんな感じ。
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ぐるっと回ってみましたが、人の気配がない。
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バスはまだ到着していない様子。待合室には数名がいます。
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売店は1か所だけ開いていました。
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いかにも「手作り」っぽいデザインのシールなどを買いました。

一回りして、座ることに。さすがにこれらを持って歩き回るのは大変だから。
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ふと気が付くと、手すりにはこんなものが。
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待ち飽きた人々がきっと彫ったのでしょうね。

それなりに広さのあるパンプローナのターミナルなので、本当にココでいいのかしら?なんて思いながら座っていると、まだ高校生みたいな感じの男性が「マドリッド空港行きのバスを待ってます?」と声をかけてきました。
話しているうちに、彼はドイツから来た、とわかり、怪しげなドイツ語を交えながら会話を進めました。
彼もヤコブの道を歩く予定だったそうなのですが、結局、さほど歩かずに終わってしまったのだとか。
というのも、ドイツから飛行機でマドリの空港に着くまでに遅延があり、このパンプローナへの到着も結局深夜になってしまったのだとか。もうどうしていいんだか!って感じになったんだよ、と。
「また来たらいいしさ」と。帰国便が決まっているから、パンプローナで過ごしたそうです。
ヨーロッパは近いわよねーと思わず言ってしまいました。
お互いのバスチケットを見ているときに、「〇〇で乗り換えだよね」と言われ驚く私。え?直行じゃないの?
「だって、2枚チケットがあるでしょ?」
私はこれ、領収書かな、ぐらい思って、すべてを財布にしまったのでした。
わー、彼と一緒にいてよかった。危うくアタフタすることになりそうでした。

バスが来ました。
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ガラガラ。始発だもんね。
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ターミナルの上に出てきました。
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パンプローナは今日も晴。よい一日になることでしょう。
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高速道路を飛ばすバス。
もう私が歩く道とは方向が違うところを走っているのですが、私は名残惜しい感じでいました。
こんな風景を見ちゃうとね~。橋を渡っている間は気が付かないだろうと思うのですが、遠目からみると見えるものっていろいろありますね。
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それほど高くはないけれど、尾根が美しい。こんなところも歩いてみたかったなあ。
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やっぱり長距離バスは便利だなあー。
座席は広いし、静かだし、なんといっても「もうここで降りるのかしら?」という不安も不要だし。バスは乗り込むときにどこまで行く、といえば、運転手さんが気を付けてくれる奇特な公共交通機関だと思います。電車は乗り込むのにステップがあるから荷物が重いと悲惨なことになりますが、バスは下部に荷物をいれてくれるし。

窓ガラスが大きいので、ステキな風景を楽しみながら旅ができます。手前はびっちりとひまわりが植わっています。
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南下していることしかわかってませんが、ひまわりが枯れかかっている様子に、ひゃー、暑いんだろうなあと。
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さらにしばらく乗っていると空港の到着ロビー前に到着。みんな下車します。
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ドイツ人青年が「ドイツでも楽しんでね!気を付けて!Tschuss!」と握手を求めてきました。
こんなオバちゃんのカタコトドイツ語をつきあってくださってこちらこそありがとう!
私は一度建物の中に入ります。
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ホテルバスの場所を確認して、再びその道へ向かいます。
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あ、バスが駐車している!タイミングがいい!思っていたよりも早くホテルに到着できそうです。
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by eastwind-335 | 2018-02-24 11:57 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

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