カテゴリ:旅の思い出17ヤコブの道( 54 )

日はまた昇る!(44)朝のフランクフルト

DBのチケットは「早割り」なるものが設定されている。日本から予約できるのが助かります。
今回は、もう少し早くにフランクフルトを離れるつもりだったのだけど、気が付いたら、午後1時前のチケットが一番安値になっていました。

ホテルでゆっくりするのも「あり」なのですが、今回は朝ごはんをいただいたら、フランクフルトを散策することに。
安定の朝ごはん。

旅の間のヨーグルトといえば、青汁が欠かせない。日本では絶対にこういう食べ方はしない。
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ハム、チーズ・・・おいしかった。
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月曜日。もう出勤の人はいないかな?
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ゲーテさん、おはよう!
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あらら?ここって、よく通るキオスクだけど、こんな看板出ていたかしら?
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(帰国後、NHK衛星放送で再放送していた「世界ふれあい街歩き」のフランクフルト編(2015年初回放送)でも紹介されていました)
いまは、日本人より中国人のほうがお金を持っていそうですけれどねー。ただ、どの国にいても確かに自分が嫌な思いをしないように気を張ることは大切なこと。

Kaufhofのあたり、すっかり舗装されちゃって・・・。
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必ず行く本屋さんを1周。
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日本料理ブームらしいですよ。
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読み切るわけではないのだけれど、気になる本が見つかってしまう。ジャケ買いではないんですよー。一応、後ろを見て買うんですよー。
いつか、読む日が来ることを願って。
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この本は、ドイツ人男性がトルコ女性と知り合ってから・・・のシリーズの3冊目とのこと。

いつも行くKleine Markt。ああ、暮らしていたらあのお野菜、あのハム、あの果物を・・・と買いたいものがたくさん。
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入り口には新しいお店の紹介が!
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マイン川のMainとmeinをひっかけた命名に加えメインって意味もひっかけているかしら?
私(にとって)のグルメか~。確かに少し高そうかな?
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マイン川沿いの町で採れた食材などもあるのかな?
また次の機会に、ってことで、お昼用のタルトをいつものお店で買いました。
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いつものようにKaufhofへ。
この旅で欲しかったのはケーキケース。しかし!ドイツでケーキといえば大きくたくさん、なのでしょう。私が欲しいサイズ(パウンドケーキや18センチの丸形用)のものはありませんでした。(持ち運び用のケース、日本でも見つかりません。みんな持ち寄りの時にはどうやって運ぶのかしら?)
この手の恰好が秋になると登場するようになりましたねー。
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ホテルへ戻ります。(ホテルへはホーム真ん中から北へ向かいます)
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よっちらおっちらと荷物を背負い引っ張りながら構内へ。
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ドイツは乗るホームもどのあたりに自分の車両があるかもはっきりとわかっているのがよくわかるのでラクです。ドイツの鉄道が面倒、っていう人は、フランスやイギリスは「メチャクチャ不便」とか言いそう。実際に言う人がいるのだけど、フランスやイギリスだって「自分が余裕をもっていれば」全く怖いものなし。ドイツは便利、ってことですね。
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おっと、これはパリに行くTGV。
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乗り込む時には段差がないのですが、このあと、2階に上がるには急な階段があるのがわかりますよね!
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電車を待っているホームで、ふと振り返ったら、こんな若者がいました。青春だなー。
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ミュンヘン行はそこそこ混んでいました。
私は4人掛けの席の1画を予約していました。
さてお昼を食べましょうっと。チーズケーキです。
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この相席にはおばあちゃまと孫ふたりが乗っていました。とても人懐こくて、私の頼りないドイツ語も「汲んでくれる」二人。ドルトムントからの帰りとのこと。

あれ?落としたものを拾おうと床に体を傾けると、こんなもの発見!
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パンダがとっても好きなんですって。
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おばあちゃまに伺うと、孫二人、ではなく、一人はお友達のお子さんなのだそう。ミュンヘンの2つ手前の駅で一人が降りると「子供二人をつれての旅行は本当に大変よ」とウィンクしていました。二人もミュンヘンの1つ手前の駅で降りました。

ミュンヘン到着!今回は以前も宿泊した駅前のホテルにしました。1年前に比べると、やっぱりいろんな民族の人たちが駅近辺をたむろしているなーと思います。良くも悪くも、気を引き締めつつ、いまのミュンヘンを楽しまなくちゃ、と思いホテルに向かいます。


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by eastwind-335 | 2018-06-14 15:57 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(43)定点観測


この夏の旅行のことが決まっているのに、まだ昨夏の思い出にすがっている(笑)ワタクシです。

ドイツにいよいよ入国し、フランクフルトに到着しました。
フランクフルトに来たら必ず行くのが、レーマー広場裏手にあたる歴史博物館付近。
ホテルに荷物をおいて、早速、GO!
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ホテルはシングル。湯沸かしは到着早々に借りておきました。


天気の良い日曜日の午後です!もちろん、歩きます!Sバーンに乗るより早いかも?
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最近、治安がよくなったのかなあ。駅前から伸びている歩行者天国、人通りがない、ってことはないですね。
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レーマーへ向かう途中、広場ではイベントが催されていました。
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Hauptwache前でみかけたお二人、ステキでした。民族衣装でしょうか。
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さ、レーマーに到着です!
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大道芸人も出ています!
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いくら払ってくれるのか、じっと奥様の手元を見つめていますねー。「小銭じゃなくて、札をくれー」っていう心の声が聞こえます(笑)。

まずは、ルターの宗教改革500年祭を一人祝うということで、レーマーでいつも気になっていた小さな教会アルテ・ニコライ教会に入りました。
礼拝堂にも「ルターが歩いた道」の紹介がありました。
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が、ものすごく盛り上がってます、って感じではありません。まあ、フランクフルトとルターというのはほんの一瞬、ってことらしいので仕方ないですね。

日曜学校の生徒たちの「こんにちはルターさん」(byワタクシ)展覧会は見ごたえがありました。
まだ6歳ぐらいのお子さんから

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何かを移したのでしょうけれど、9歳の子にしてはシック。
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本当だったら「思春期・宗教への反発の時」さなかのような13歳までもが描くルター。
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Mangaで描くルターさん。
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見ごたえというよりも愛情というか、彼らなりにルターをよくよく理解しての作品のように思います。
日本はどうだったのかなあ?ルーテル教会などでもこういう感じだったのかしら?

そしていつもの定点観察地へ。あ、だいぶんかわってきた!
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とはいっても、まだまだ工事中。空襲に遭う前のような街並みに戻すというプロジェクトなのだそうです。(なお、先週のZDFで、長らく工事中だったこの辺りも一般公開となったと報道がありました。安普請な感じがする、という意見も紹介されていましたが、一般的には「観光資源」扱いで前向きでした)
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歴史博物館に向かいます。
あれあれ?覆いがなくなった!こういう建物ができるとは思いませんでしたYO!
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ふと、後ろを見ると、まぶしい。
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鏡面ガラスのように向かいの建物が美しく窓に映っています。こういう建物ってあったかしら?ちょっとしゃれた格好をした人が出たり入ったりしています。
カフェでもあるのかなあ?と近づき尋ねると新しい建物のオープニングとのこと。「中に入ってもいいですよ。めったに入れないところですからね。上に飲み物やちょっとした食べ物もありますから、どうぞどうぞ」とご親切にみなさんが誘ってくださるので、じゃあ、お言葉に甘えて・・・と入れてもらいました。
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しかし、ここは何だろう?市役所に近いけれど、市の施設なのかしら?
近くにいる人に尋ねると、驚くべき答えが!
「神学者のための施設」なのだそうです。フランクフルト神学部、ヘッセンの神学者たちの団体の建物だそうですよ!
そりゃ、めったに入れません。確かに。

ちょっと気まずかったのが、ある方から「あなたも神学の勉強をしているんでしょうか?フランクフルト大学に留学中?うちの娘は日本に行ったことがあるんですけどね」と話しかけられた時でした。自分の職業などを説明しながら旅行中であることを話していると「ここからの風景を撮って帰るといいですよ」とアドバイスをしてくれました。
で撮ったのがこれ。
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ハイジが山を見たくて、教会の塔に上がりますが、ここだったのかしら?手前左手はまだ工事中ですね。
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そして歴史博物館へ。ここもいつも興味深い展示をしています。今回は小規模展示が3つ。しかも、入り口が前と変わり新しい建物の中に。カフェが下にあるようです。向かいも何かの建物のようです。
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暑い日だったのでアイスを食べている人が結構いました。これ、正面から見るとわからないのだけど、ちょっと遠目にみれば「M」の字。am MainのMですね!
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ところが、チケットを買った時に「まだ全館オープンじゃないんだけれど、いいかしら?」と。チケット代は変わらずらしいので、文句を言われる時があるらしい。新しい建物は「青少年向け」の歴史博物館だということがわかりました。
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まずはカフェで一休み。天気が良いので外でいただきました。
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わー、かわいいカップ。ケーキは「黒い森ケーキ」。コーヒーには2種類のお菓子がついてきました。
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特別展は1つのようですが、昨年とはまたちがった常設展になっていたので、次の3つを見ました。
色付き陶器コレクション
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お皿とか、壺とか、お皿とか(ふふ)。ホワイトアンドブルー。中国からのものもありました!
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ジュリアス・ヘイマンという銀行家の収集品。
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ここもブルーアンドホワイトのものが。生活に用いられたものでしょうね。
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そうそう、こういう小さな絵画を集めた部屋もありました。
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この絵を見たとき、「あ、私も一晩中、本に指をはさんで「あいたた、」って目を覚ますことがあるのよねー」と思いました。
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人類学者の収蔵品の部屋
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アフリカでの足取り。
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収集したもの。
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これが、この時期の歴史博物館の目玉。
現代のフランクフルトのホームレスの絵(これが特別展)
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前にいた人、背が高くて足が長い人だったなー。じっくり見ている姿に好感を抱きました。

そして、歴史博物館の変遷も写真で、しかも階段の壁に、サラっと展示されていました。
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螺旋階段の壁に写真があるっていうのが、歴史を追っていく感じが伝わってきて、私はひとりで見入ってしまいました。
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フランクフルトの空襲は博物館も襲った。
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ここに開設されたことも。どこかしら?
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いまは、ここはユダヤ博物館になっています。もともとユダヤ人商人の家だった。そこにフランクフルト市歴史博物館があった時があったのね。
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そして、ここ。なつかしい!
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20世紀が終わる数年前、私がフランクフルトのゲーテに通った2週間の間に、先生から「あなた、絶対にここに行くべきよ!」と勧められ、コースが終わった翌日に訪れた歴史博物館はこの形だった。入り口に空襲前・空襲後のフランクフルト市の模型があったのを覚えている。
そして、うろうろと歩いているうちに、研究部門の部屋にたどり着いてしまったのでした。その時、博物館員さんはむしろ「よく来たねー」と手招きをしてうれて、親切にも「いま、ぼくが見ているのは、スポーツフェスティバルの写真なんだよ」と、戦前のスポーツフェスティバル(日本の国民体育大会のモデル)の白黒写真を引き出しから見せてくれたのです。

この博物館のすごいところは、体験ができる仕組みが「さりげなく」あるところ。
ホビットごっこができるんです(違っ!)。トールキンの『ホビットの冒険』で鎖帷子をビルボがトーリンからもらうシーンがありますよね。
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本当に重いんですよ!子供がよろめいていた。
いつもながら、興味深い展示でした。次にはお向かいにもゆっくりと行きたいです。
が、外観はなあー。いや、まあ、「時」がこの建物に威厳を加えていくのだろうと思うのだけど、ちょっとねー、あれだけ時間をかけていた割には安普請な感じがするのよねー。色とかねー。いや、色あせることを想定してのものなのよねえ?

そしてこの開発で発掘されたものなどは、いずれ歴史博物館で展示してくれるのでしょうか?(期待!)
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いつもと同じ橋(ロシア語が書いてある)を渡りマイン川を越えてみました。
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鍵を売る人も!
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鍵を取り付けている人、みっけ!
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もう美術館を見学する時間もなかったので、ふらふらと歩いておしまい。
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たった2週間余りの滞在だったけど、毎日この付近に来ていたことを懐かしく思い出します。

自転車に乗ってる若者。電動自転車、見かけなかった。
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まだ明るいのでホテルまで歩いて戻ります。
ここのケーキ屋さん、今回も入らなかったなあ。
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次は絶対に!(このケーキが入れられる大きさのタッパーを見つけたい)

中央駅からまっすぐ伸びている通りは、その昔は危ないからさっさと歩くように、って語学学校で同じクラスだったイタリア人のおじちゃんたちに地図にまで色を塗られて注意されていたけれど。いまや金融街に近い通りとして朝はお高めスーツを着る人たちが良く歩く。比較的お安く泊まれるホテルも多くなり(とはいえ、さすがの私もここからは選ぼうとは思わないけど)、宿泊客や金融街に勤める人たちに役立つちょこっと洒落たスーパーなんかもできているのね。
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しかも日曜だっていうのに開店してるし!
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生鮮食品もあります
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イートインもあります。
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ドイツ語は母音を省いて表記するのが、流行り?しかも英語だし!
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中央駅にて。
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駅の雑誌屋さんで絵本と来年(18年)のRidoの手帳を購入。
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そして、フランクフルトの夜の定番(笑)、駅に入っているバーガーキングでセットを購入してホテルに戻ります。

まだ明るいけれど、時間はHeuteの放送の頃。
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平日だけかと思っていたのだけど、日曜もこのお姉さんが出るときがあるのねー。このあたり、日本やフランスとは違うなー。

なぜかポ王子がジェットスキーを楽しむシーンが。映画Die Mannschaftの1シーンです。
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本当にポ王子が神戸に決まったのよねえ。驚いたのなんのって。
(この記事を下書きしていた頃には、なんと「イニエスタが神戸に」というニュースが。ホントかなあ?バランス取れるのかしら?っていうか、イニエスタ、神戸の選手のレベルに我慢できるのかしら?と、日曜の最終戦の再放送をみながらイニエスタといっしょに涙を流していたワタクシです。ラムたんの時は泣かなかったのに、なんでイニエスタだと自然と涙が出て気持ちが昂るのか・・・)

そして、日曜日といえば「ロザムンド・ピッチャー劇場」ですよ!
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この日は元カレとの再会に揺れるりんご農場のカップルの話。クラス会がキーになる話。
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あいかわらず、舞台はイギリスはコーンウォル、セリフはドイツ語、演じる人の一部はイギリス人というもう口と顎の形と音声が合わない三叉神経グルングルンなシーン、そういうことが許されるわけなの?ってなシーンが何度もあったりするのだけど、予定調和ですので、みんながめでたしめでたし。
そんなドラマを愛するヨメが毎週見るので辟易している警部が出てくる「方言警察小説」である『大鎌殺人と収穫の秋』をちょうど持ち合わせていたので、テレビの前に置いて記念撮影(笑)。

翌日は昼前の出発なので、ゆっくり過ごせます!これまた「いつものあそこ」に行く予定です!



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by eastwind-335 | 2018-05-28 21:17 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(42)電車で国境越え

もともと、「ラムたんのラストシーズンだから、ミュンヘンで絶対に試合を見る!」と、ピレネー越えの後はそれほどパリにいないで、ミュンヘンに行くつもりだった。だからミュンヘン発の飛行機で東京に戻ることにしていた私。
しかし、彼が予定よりも1年早く現役引退を発表しちゃったために、「ミュンヘンから帰国する理由は?」と誰からも尋ねられることに。
これからの日々はミュンヘンへの道となります。

いきなりミュンヘンにはいかず、まず「土地勘のある」フランクフルトで1泊することに。
フランクフルトーパリ間の通行が始まったと数年前にZDFで見て以来の念願を実行することに。
列車で東へ行くにはパリ東駅へ向かう必要があります。すべてが「東京駅」で済ませられる生活に慣れている分、新鮮でもありました。
ホテルのフロントの人に、前夜、東駅までの交通手段を相談したら、「地下鉄でしょ」と。タクシーは高いから勧めない、と。
ホテル近くの地下鉄駅からモンパルナス駅に出て…と言われたのですが、モンパルナス駅までは歩いていくことに。というのも、地下鉄駅に降りるために階段がある(笑)。スーツケースと山用リュックの人には辛すぎます・・・。

朝ごはんを食べながら、天気予報を見ようとしたら、あららーん、子供番組しかやってない!
ヨーロッパの日曜の朝は、日本とちがってニュースではないのだった!
この日見たのは「ニルスの不思議な冒険」
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すごいっ!
ニルス、ボーダーTシャツ着てる!21世紀のニルスはちがーう!ズボンもイマドキの子供たちのようなもの。そしてスニーカーだよ!!!最後のクレジットで「ベルギー産」のアニメとわかりました。

朝ごはんがわりに前夜とっておいたケーキをパクリ。フランスのお菓子も今日でさようならー。
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おなじみになったモンパルナス駅。
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地下鉄駅へ向かうまでは楽勝!エレベータ、スロープを使ってどうにか地下鉄駅入り口へ。焦らない焦らない。
地下鉄の路線が多いのがよくわかりますねー。
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焦ってなかったから、こんな写真も撮っちゃったりして・・・。
私たちはそれぞれ出身が違います!子供たちは多様な文化の中にいますってことでしょうね。子供の年齢を書いているというのは、たぶん、急激に右傾化保守化する団体に対するアンチかなあ、と。


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日本だったらどの鉄道会社も認めないだろうなー。

これはなんだろう?ワインフェスティバルのお知らせのよう。素敵だなあ。
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と楽しそうにスーツケースを転がしていたのですが・・・。最後の最後、4番線のホームへ行くには階段が・・・。
振り返ると、若い男性がやってきた。英語ができる人で、「あ、いいっすよ、ホームまでもっていきますよ」と。
メルシーボクー!(ということで、私も先日、東京駅で「もちまーす」と乳母車を持ち上げました)

4番線はなんだか工事中の駅もあるようですね。まるで博物館の案内パンフレットのような作りのポスター。

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地下鉄が来るまで少し待ちました。人は少なめ。
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ああ、こういう人が「私の思うある種のパリジャン」だなあー。少し小柄で。こんな帽子のかぶり方で。

東駅に到着!
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予定よりもずっと早く着いた!けれど、バタバタよりはずっといい。
地下鉄駅から鉄道駅までもエスカレータ完備で楽でした!
ここは予習なしで来たし、東駅は北駅ほどではないにせよ、治安が・・・なんて文章を目にもしていたので、ちょっぴりドキドキしていました。そのため、ワタクシ、珍しく手ブレの写真ばかり。

上に上がると、ピアノがあったり、息抜きできそうな椅子があったり。
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しばらくするとライブが始まりました。
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イギリスと同じく、フランスも「決まったホーム」から乗り込めるようではなさそう。
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その案内が出たときにすぐに移動できるよう、人通りの多い明るい駅舎内で待ちました。
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オシャレだよなあー。
土曜の夜のライブを終えた後のなのかしら?ミュージシャンがハグしあいながら分かれていくときも。この人も「じゃあなー」って何度も言ってましたよ。
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日曜日の駅は人が少ないのかと思いきや、ハイキングに行くためなのか、待ち合わせの人たちが多い。このグループは犬連れ。
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子供キャンプの出発日らしく、子供たちをつれた親も集まってきた。
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少しずつ朝日の色が変わってきた。
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さ、そろそろ出発です。
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私は2階席を予約しておいた。しかも通路側。風景が良いだろうと思って。
それは日本的な発想だった。2階席への階段の狭さ、傾斜がわかっていなかったから。ピレネー越えのためにTGVに乗った時に、まず思ったのが「うわー、フランクフルトまでも2階席にしちゃったのよねえ」と未来へ軽く後悔していたのでした。その時想定していたよりもスーツケースが重くなっていたので(本当だったらパリから送るはずだった荷物が入っているんだもん)、2階のスーツケース入れに入れ込む自信なし。っていうか、私がグズグズすると後ろが詰まるので、1階のスーツケース入れに収めて2階へあがりました(あとで覗いてみたら余裕がまだあったので、ホッとしました)。

席はこんな感じ。2等でもゆったりしています。
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Wi-Fiも無料で使えます、という案内の書いてある紙。わかりやすい。
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やれやれ、と座っているとお見送りに来ている家族の姿が見えました。
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若い大統領が選出されたばかりで期待に満ちている様子を日本のニュースでみながら、旅行を計画していたのに、実際に到着すればテロが直後のパリ。怖いと思ったことはありませんでしたが、どの博物館でも銃を持った兵士がいる。日本では考えられない風景が日常的になっている。のちに振り返ってみれば歴史の分岐点になっているのじゃないか、と思う夏かもしれないと思ったのでした。
マクロン大統領はエリート過ぎる。そして、対右派ということで一致して選出されただけであって、彼の政策は言うほど実行されないだろうなあとは思っていた。自由・平等・博愛という精神はどこへ向かうだろうか、と。そんなパリでの時間の最後の最後に彼らを車窓から見かけたとき、まだまだこの街は大丈夫だと思いました。

TGVにはカフェがついています。こんな感じ。
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メニューです。
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海外へ向かうTGVということで、窓に運行時間が書いてある。これはフランス語。フランクフルトってこう書くのねー。向かいはドイツ語でした。
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フランス語の人が多い気がしますが、ドイツ語も時々聞こえます。

数日書いていなかった日記を書こうと思っていたのですが、お隣が日本の方でして、ついぞノートを広げられなかった。パリで働くこと、という話を時折聞いているうちに、国境の駅であるザールブリュッケンを通り過ぎ、フランクフルトに到着!
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いつものホテルに向かいます。


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by eastwind-335 | 2018-05-21 08:03 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(41)せっかくモンパルナスにいるんだから

基本的に日が暮れてからの「おでかけ」は一人だったら絶対にしない。これは初めて海外一人旅をした21歳の時からずっと守っていること。夏は日没までの時間があります!ということで、最後の晩は、外で夕食としました。
モンパルナスといえば、クレープとシードル。クレープが並ぶ通りへでかけます。
モンパルナスの歓楽街?みたいなところを通り抜ける、とガイドブックには書いてありましたので、その通りの写真はなし。ただし、まだ明るいので、危ないという感じはなかったし、家族連れの人通りもそれなりにあった。まあ、観光客かもしれませんけれどね。

ついた!
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で、よくよく調べたわけではないのだけど。
けっこう向こうのほうまで歩いてみて、それなりに人のいるところに・・・と。
(お客が一人もいないお店もあったんですよ!)
通りの入り口にあたるところが一番人がいた感じ。
通りの左がこちら。
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右はここ。
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ぐるっと1周してきたところで、もう一度顔をだしたら、いまは席が空いてます、ってことで、このジョスリンというお店に・・・。
店内はこんな感じ。
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赤いボーダーシャツの人がギャルソンさんたち。
隣との間の間隔が狭いけれど、でも悪い気はしない、そんな感じ。多くの観光客の人たちが。加えて「フランス語圏」の人たちが地元の人なのかはわかりませんが、わいわいがやがや。
ペンダント式の照明にかかるレースがかわいい。
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すぐにテーブルにシードル用のカップが届きます。
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シードルは陶器の容器に入ってきます。
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そば粉のクレープはとってもおいしかったです。しょっぱいハムと甘いリンゴ。
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ナイフをいれてみると、リンゴが隠れていました!
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シードルもおいしかった!。酔っぱらうかなあと心配だったけれども、大丈夫でしたー!

まだまだ明るい時間
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翌日のこともあるので、ホテルに戻りました。
明日はフランクフルトに向かうので、名残惜しい気持ちでいっぱいです。よく見かけて気になっていた建物を撮影しておきました。
こちらは幼稚園らしい。
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こちらは教会なのかなあ?なんとなく修道会っぽい作りですよね。
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そしてホテルに戻って荷造りを始めるために、テレビをつけた私。
荷造りの手を止め、翌朝のパリ東駅までの行き方を案ずるのもやめてしまったほど、目が離せない番組に出会いました。
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二人のカップルの日常を、二人だけで描くシットコム。「女と男」?
いくつかスケッチがあるのですが、その一つが、ついちょっと前にしていた「トレッキング」。
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歩き疲れてヒッチハイクすることになって・・・。男と女とどっちがヒッチハイクしやすいかを競い合う。色気仕掛けで迫る・・・が行き過ぎて、男性が女装してみるのだけれど・・・(笑)。
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ほかにも朝ごはんをめぐる攻防とか。
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フランス語は全くわかりませんが、画面を見てケタケタ笑ってしまいました。ああ、日本でも放送されたらいいのになあー、これ。

ちなみに、日本でググったところ、この男性俳優は、アカデミー賞を21世紀なのに白黒映画で獲った(笑)The Artistの主演男優だそうですよ!そして、このシットコムって、2003年までが本放送でそのあとは(つまり14年後も)再放送されているんだそうです。
色褪せない面白さ。ひょっとしたら「古い」小物もあったのかもしれないけれど、流行で生きないパリジャン・パリジェンヌというものを見せつけられた気がします。

今回、スペインでも思ったのですが、自分が子供時代に着ていた、という服を着ている子供たちに何人あったことでしょう。
服も、特にパリの男性は夏になるとギンガムチェックシャツを着る人が多いのかしら?日本にはないサイズのチェック(小さめ)を目にして、思わず私も欲しい!と思ったほどです。

もちろん、今回のスケッチでは一つとして携帯電話が出てこなかったので、10年以上前の作品だ、と気づくことがなかったのかもしれません。いずれにしても、日本は服・小物の流行が毎年あって困っちゃう。

小腹が空いてきた。
そうだそうだ、私はクロワッサンを買ったお店でケーキも買ったのだった!
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この包み方、芸術的ですよねー。ささっと包んでくれた店員さんを思い出します。箱がなくてもつぶれないんですよ!
(もちろん潰さないように袋に入れて歩きましたが、午後の間ずっと持ち歩いていたのに型崩れしなかったことに感動!)

裏にお店の名前が印刷されていました。ダゲール通りのお店は支店のようです。
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二つ一度に食べず、夜のデザートにはエクレアを。
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お料理教室のナカ先生がエクレアを食べ比べていたのを思い出して、買える時はエクレアも買ってみた。
いちばんおいしかったのは、ココでした!クロワッサンもここ。

モンパルナス駅ではできるだけエスカレータやエレベータを使うことにして・・・とシュミレーションをしていて思い出した!「あー、2か所ぐらい階段があったような・・・」。少し早めにホテルをでるようにしましょう。

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by eastwind-335 | 2018-05-14 22:38 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(40)パリでの最後の観光

ヤコブの道を歩く、ということが目的だっただけに、それ以外のことについては「着いてから考えよう」という、計画ナシな旅行も、いよいよフランス最後の日の午後となりました。

午後に訪れたのは、旅行出発前に見た「パリの屋根から見るパリ」を趣旨とするドキュメンタリーで知った「アンヴァリッド
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」。日本語訳で言えば、国立廃兵院。
軍事博物館も併設されているらしい。

地下鉄を降りると、広い広い公園があり、立派な建物が見えてきました。

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王冠の上は十字のようですね
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振り返るとパレロワイヤルが!
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軍事博物館があるから、なのか、戦地で傷ついた人々が暮らす場所だからなのか、大砲が並ぶ入り口から入ります。

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回廊式の建物の一画に、軍事博物館があります。
紙で出来た「ナポレオン風」をもらう人もいました。
館内でみかけた人。
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時間が限られているので、駆け足になりましたが、日本語ガイドレコーダーのおかげで、
鎧兜の時代から
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20世紀までの
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フランスの「軍事」の歴史を知ることができました。
ただし、時間の都合で1945年以降の展示は見ませんでした。


また、テレビでも紹介されていた廃兵用の礼拝堂(サン・ルイ教会)と王室用礼拝堂(ドーム教会)も割と人数の少ない時間に見ることができました。
こちらがサン・ルイ教会(脱帽を求められます)
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壁一枚、というか、ガラスによる仕切り一枚で、社会階層に従った区分をされてしまうとは・・・。
こちらはサン・ルイ教会のほう。
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座席はこんな感じ!
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こちらはドーム教会。
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向こうが見える。キンキラキンですよ!
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貴族が廃兵院に入ることはなかった、ってことなのかしら?それとも、貴族でも廃兵ということでサン・ルイ教会でミサに出たのかしら?
そういうことを思う人などあまりいないことでしょうから、当然、説明はありません。

ドーム教会に入るためには、ナポレオンの棺の横を通らねばなりません。本当の遺体はどこにあるのかなあ?(←それとも、この棺の中にあるの?)
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いろいろと疑問に思うことはありますが、ツレがいないし、フランス語はカラキシですので、疑問に思うだけ。いずれ、そういうことがわかる書物に出会えるだろう、とものすごく前向きな気持ちで、軍事博物館の続き、に向かいます。

19世紀から20世紀にかけてのところをじっくり見るためです。
フランス軍の近代化がどう行われていったのかがよくわかりました。第一次世界大戦って、フランス軍に与えた影響が大きいのね。
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アメリカ軍参戦により、装備品がガラっと変わるんですよ!
こんなものもあったり!バイクを運ぶためのものみたい・・・。
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さてさて。ドームが美しいだの、教会が二つあるだのと、ドキュメンタリーでかじった程度以外にはまったく予備知識なく向かったアンヴァリッド。ナポレオンの廟を見て、回廊の2階を歩いているとき、ふと気が付きました。

あれ、ナポレオンの像じゃん!って。
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正面から入った時は全然気づかなかった。小さな子を連れた親が、ある建物の方向で写真を撮っていたのは憶えていたけど、そうかナポレオンの像があるからなのかー。
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そして、カメラを向けている時にもう一度気が付きました。

半旗になっている、と。
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エッフェル塔のテロ事件を想ってのことでしょう。
20世紀の終わりの10年の間に2度だけ来たパリ。スリに気を付けて、が経験者からかけられたアドバイスでした。
21世紀のヨーロッパでのテロが「日常化」しつつある時に来たパリ。自分が気を付けたところで避けられないことがある、と思う旅になりました。むしろ、出くわしたときに自分がどう行動できるのか。
次にいつパリに来ることができるのか、わからない。けれど、次は半旗ではないように、と願います。

次はどこへいこうかなあ?ふと、「あ、私はノートルダム大聖堂に行ったことがないんだった」と思い出しました。
どうやって行こうかしら?と思っていたらバス停がありました。
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どこへ行くのかなあ。

おっと!ノートルダム大聖堂にいくじゃないの!バスに乗れるなんて!とウキウキ。
スマホなんかなくたって、こうやって、つながっていく。
セーヌ川を越え、
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右岸に向かい、
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再びセーヌ川を越えることに。
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どこで降りたらよいかは、バスの中でガイドブックを見ながらあたりをつけます。
自分の足で歩いて行ける、とわかる地点で降りたらいいのです。

ということで、今回は右岸で降りて、橋を越えて歩きます。
もう夕方だし、混んでないよねー、でもミサの時間にかさなったらどうしよう・・・と思っていたのですが・・・。

混んでた!
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並んでた!
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塔に上る人たちなのかと思って、列の最後尾の方に伺ったら「ただ教会に入るだけよ」と。
もう15分は待っていると。

教会から出てくる人数を考えると、中も混んでいることでしょう。
ノートルダム大聖堂が急に形を変えることはなかろう、と思い、「次のパリ」で一番最初に行こう、と決めました。

そして、ノートルダムからふらふらと歩いてモンパルナスのホテルまで。

いったん、休憩をして、「パリでの最後の晩餐」にでかけます。



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by eastwind-335 | 2018-05-09 23:18 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(39)ドゥミへの道

モンパルナスにお住まいらしいあるブロガーさんの記事からアニエス・ヴァルダの事務所がモンパルナスの近く、ダゲール通りにある、と知ったのでした。でもその時は、無事にピレネー越えができるのか、が先決でしたから、かなり深層に押し込まれていた。

ホテル近くの郵便局で切手はダゲール通りの郵便局で買えると聞いた時には「変わった名前の通りだなあ」と思ったぐらいだったのですが、その晩、地図をつらつら見ていて、ふとこの通りの名前が目に入った。あら、割と近いところにあるじゃないの。次いで、ググってみたら件の女性ブロガーさんの記事がヒットしたのでした。でもその時は「日が暮れる前に歩いてみようかな」ぐらいの気持ち。

翌朝、私は2週間ほどの間に買ったもの、山の道具を日本に先に送ることにしていました。もうバックパックを背負う必要はないので、バックパックも送る予定でした。
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リュックを背負ってえっちらおっちら地下鉄に乗り、オペラ座のヤマトのお店に向かう。
が、休日だった。通常は土曜日も営業しているヤマトだけど、8月は隔週で土曜が休みなんですって!日本で調べた時にはそんなこと書いてなかったはず!すくなくともいわゆる「トップページ」にはなかったよ(あとで見たら、柱のところにさりげなく書いてあった)。
すぐに出せるようにと書類まで用意してあったというのに!
「こんな杜撰な計画あるのか」と注意をしてくれていた父のことが、ふっと思い出されました。

ふと窓に映る自分の姿は、とても「パリ・オペラ」というニホン人が素敵な恰好をして歩く場所には似つかわしくなく。まだ10時前で観光客のいなかったことが幸い、と自分を慰め、落胆という重みがさらに加わったリュックをまるで自分の子供のように背負いなおし、再びホテルに戻りました。一瞬ベッドに座り込みがっかりし、次の瞬間、「ダゲール通りに先に行こう」と。

途中でbioの市場が立っていたので、ちょっぴり寄り道。
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日本では今や見られなくなった買い物カート。さすがフランス、おしゃれです!
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ダゲール通りはモンパルナス墓地に平行するような通り。
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本当に普通の通りです。
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うーん、どこにヴァルダの事務所があるのかなあ?とりあえず一周してみることに。
お隣の水色の家もそうですが、いかにも「フランス」っぽい色ですね。
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壁の絵も素敵。このピスタチオグリーンも好き。
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土曜の昼間ですが、人通りが少ない気が。
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ショーウィンドウに「いつか着てみたい」オール花柄のドレスが!
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途中おいしそうなパン屋さんを発見!
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扉を覗くと、清潔感あふれるお店の様子がみえてきました。
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クロワッサンと焼き菓子を買いました。クロワッサンはお店から出たらすぐにおなかの中へ。
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おいしい!おいしすぎる!

午後、どうしても行きたいところがあるからあまりゆっくりできなくて残念。地下鉄の駅に戻ろうと、来た道を戻る時、道にテーブルが出ている。すると、みんながカワイイパンを食べている。
ブリオッシュですって。

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ここもカフェというよりはベーカリーみたい。
中で買えるよ、みたいな顔をして、指をお店の入り口に向けてくれた。
店内はこういう感じです。
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素直にお店に入ります。
フランス語はできないのです~というと、息子さんなのかな、英語ができる人を奥から呼んでくれた。
日本で食べるブリオッシュよりはずっとあっさりしていた。
彼にヴァルダの事務所のことを尋ねると「ここだと思う」と連れて行ってくれました。
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ヴァカンスだし誰もいなかったです。
でも、ドアのところには彼女の写真シールが貼ってありました。図地反転が起こりやすいかも(笑)。
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モンパルナス墓地も入り口だけ、行ってみました。
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著名人もたくさん眠っているので、そういう人だけ用のマップもあるみたい。
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帰国してからググったら、通りもずっと先へ行くとまた違った雰囲気になるみたい。
また、いつか、ゆっくりこの通りを歩いてみたいです。
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by eastwind-335 | 2018-04-30 21:50 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(38)並べないオンナ

世間では世界中「夏休み」。
だからパリに人が集まる。

オルセー美術館に到着してびっくり!
行列ができてますねえ。
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この時はブリヂストン美術館との共同主催で、日本が持っているフランス絵画の特集。
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今回は、私はカフェでお昼を食べるだけですから~。と係員にカフェの場所を尋ねると・・・。
前はチケットなしでカフェに行けたけど、今はカフェの位置が変わったので、予約していないんだったらチケット買ってくださいね、とのこと。
カフェはあきらめて、チケットなしで入れるギフトショップで蜂蜜とお稽古先に持っていくお土産(クッキーの缶詰)を買いました。

お昼はとりあえず食べなくちゃ。それにどこかに座って次に行くところも考えたい。
でも、こういうのはどうなのかなあ。
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一昨年以来、地下鉄銀座駅地下でもこういう姿をたまに見ましたが、銀座では何らかの取り組みがあったのでしょう。いまは見かけなくなりました。
もちろん、立ち食い座り食いOKのパリだと思います。だから、やるならもっとオシャレにやってほしいものです。


そんなこんなで前日よりも、地元感が強いカフェにフラっと入りました。外観は撮り忘れました(あはは)。
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フランス語はできないのですが・・・と(カタコトフランス語」で)言ったら、ギャルソンさんが大丈夫ですよ、と。
生ハムとルッコラと焼いたチーズのサラダを頼みました。パンもついているから、完食したらおなか一杯。
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食事が来るまでに地図を見る。
よし!次はクリュニー中世美術館へ行こう!
バスに乗るよりも歩いたほうが早いかも・・・ということで、ここで曲がる、というところだけ頭に入れる。

まあ!と思わず足を止めてしまったお店。子供用の靴のお店です。
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よちよち歩きの子供向けの靴も。
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さすがフランス!ピアノの発表会の時に履いた靴に似たものもあり、懐かしい思いがよみがえってきました。
いま、日本ではこういう靴を履く子供はいるのかしら?

続く建物は学校みたい。
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さらに歩くとおもちゃ屋さんがあったりして。
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ベルギーのコミックの主人公タンタンがスノーウィーと。
ヨットを持っているあたり、バカンス中のパリっ子を意識しているかしらん?

サンジェルマン・デ・プレにつきました。
バスで通りすぎたときには気が付かなかったけれど、教会があります。
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入り口の近くに大きなポスターが貼ってありました。
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あれ、パパ(教皇)?ちょっと違うよね?
ポスターのフランス語がわからないままに写真に収めていました。この記事を書くのに調べたところ、この方はルスティジェ枢機卿とおっしゃり、没後10年になることをしのんでのポスターだったのだそうです。ポーランドのユダヤ人家族のもとに生まれ、彼は戦争中フランス人家庭に預けられそこでカトリックに出会ったのだとか。
このポスターは聖金曜日にちなんだもの。彼がユダヤ人として生まれ育った事実を思うと、この写真が語り掛けてくるものは単に十字架を背負った枢機卿というだけではないことがわかります。

この教会は正面にイエスの像が。胸像という点も印象に残りました。
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サンジェルマン大通りへ。
寄り道したくなるイベント開催中。
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手作り市です。あー、ゆっくり見たい。
しばらく歩いていると、こんな素敵な女性を見かけました。
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パリジェンヌらしい装い、髪型ですよねー。スペインにも、ドイツにも、イギリスにもいないタイプの女性です。ああー、髪が豊かなのがうらやましい~。
とにかく美術館が優先・・・と必死に目的地へ向かいます。

しかし、1軒だけ、ショーウィンドウをマジマジと見てしまったお菓子屋さんが。
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帰りは必ずここへ行こう、と決めて、歩く歩く。

もうすぐ到着だわ!
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美術館に到着。
もともとは修道院があったところ。
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いま、修理中で作品を一部移動中のようです。2020年まで続くのね~。
この門へ至るまで、そのことを断っているデザインが続きます。ここはブロンズで出来ているロバにのった女性をせっせと運ぶ小人さんの絵。その前を日常のように自転車(しかも市の貸自転車)で軽やかに通り過ぎるパリジェンヌ。
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せっせ、せっせ
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うまいなあ。
日本だと、ヘンテコな「キャラクター」がこういう時描かれちゃうのだけど、ここは美術館としての立ち位置がしっかりしている!
修道会というよりもお城、って感じがします。
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中に入る前に、まずは身体検査、もとい、カバンチェック。テロが続いているパリならではのことです。
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テントが中世美術館の雰囲気をそぐわないようになっているのには感心しました。

さっと見終えるつもりでしたが・・・。クリュニーって私ですらコトバがスラっと出てくるほどだし。
母が買っていた奥様雑誌でおなじみになっているコトバだと思います。思い出すのは一角獣のタペストリー。
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タペストリーの部屋は圧巻でした!
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これだけ見たら、あとは駆け足で見終わるつもりでしたが・・・。
無理無理。この祭壇なんて、絵もすごいけれど、彫刻の部分はもっとすごい。
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ステンドグラスもすばらしすぎる。
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撮ってきた写真をみなさんと共有したい、と強く思いますが、加減ってものが大切ですもんね。
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このブログを書きながら「うーん、一押しじゃなくて全て押しだわ」と何度も思いました。展示のための空間の取り方も、色の使い方もすばらしい。
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作品の表だけではなく「ウラ」のすばらしさが伝わる作品
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それほど多くはないけれど、全くの一人ということもない、いい塩梅の、良い雰囲気の中で「中世」を楽しんできました。
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私は告解はしないほうのキリスト教になじみ深いのですが、入っちゃいたくなりましたよ!日々懺悔したくなることは山ほどしでかしていますから。
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カワイイとか、ステキなだけではありません。中世ならではの「リアル」なものも。(手ブレごめんなさい)
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そして、この修道院もまた「ヤコブ(ジャック)」つながりでした。
タペストリーに目が行き、
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日本で言えば脇侍(勢高くん)みたいなもの?と思って両脇の像をそれぞれカメラに残そうとしてびっくり!
あら、ま。頭にホタテがついている!
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ヤコブじゃん!(←そんな友達みたいに軽々しく言うのは失礼なのですが・・・)

壁にもホタテ貝が。
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ただし、巡礼の道とはかかわりはないそうです(と係員の方に英語で伺いました)。

入館するときは気が付かなかったのですが、外壁にもホタテがあちこちについていると、美術館から出て気づいた私。
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ああ、気づいてよかった・・・。
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当時は街にある修道院って扱いだったのかなあ?どんな人が入会していったんだろう、等々質問事項はあれこれ頭に浮かぶのですが、「ジュ・ヌ・パル・パ・フランセ」な私は自分の頭の中で一人質疑応答状態。
帰国したら本を探してみようと思ったのですが、このブログを書いている8か月後になっても放置状態。
ま、いつか縁があったら本が向こうからやってくることでしょう。

2020年が過ぎたら、また寄りたいなー。2021年かなあ(え?)。

本といえば・・・・。
帰りは、同じ通りを戻るにしても、行きとは反対の歩道(軒の下)を歩くことにしました。
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そして気が付いたのが、「本の山」。もっとたくさんあったところを写真に収めたかったのですが、ホームレスっぽい人が本をあさっていたので、カメラを向けることができず・・・。並びにあったモノプリをぐるっと1周して戻ってくるとこんな感じになっていました。

何の本だろう?
誰がこの根本に置いたのかしら?
何のために?
パフォーマンスなのかしら?

この木の前には本屋さんが。「もってけ、ドロボー!」みたいなものかしら?

みんな、チラと足をとめたり、実際に手に取るひともいましたが、いわゆる「人だかり」にはならない。

それがパリのお約束なのか。
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あー、気になるけれど、誰に尋ねることもできず・・・。

実は、ここは、サンジェルマン・デ・プレなだけでなく、カルチェラタンであったことを、帰宅して地図で自分の歩いたところを復習して気が付きました!

そして、行きに気になった焼き菓子屋さんへ。
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入り口のところに書いてあるもの何だろう?
これもこの記事を書くために、たった今ググったところですが・・・。
Meilleur Ouvrier de Franceって、M.O.Fと略されるそうで、その日本語訳は「フランス国家最優秀職人章」。まあ、そういうお店とは知りもせず・・・。でもおいしそう、と思って買いましたよ。ガイドブックも読まずに歩く(笑)。言葉がわからない分、心で見るしかありませーん(笑)。
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店員さんが箱詰めを作っていました。
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にっこりお兄さんが笑ってくれたので、勇気を振り絞って買ってきましたよ!アーモンド粉でできたバターケーキの上にシュガーペーストがかかっています。ペーストが違うと色も異なります。天然のものを使っているからですね。
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1つ1つはけっこう大きかったです。
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本当は冷蔵庫に入れて保存するべきものらしいのですが、これを食したのは帰国してから。ちょっとペーストはダレていましたが、でも、それでも、十分おいしかったです!

さらにテクテクあるいていると、何か気になるものが・・・。大通りからは少し奥まったところの、かつて市場だったのでは?という感じの場所に、リンゴのお店が!
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まっすぐ前を向いて歩いていなかったことがバレちゃいますね(笑)。
でも、パリは角っこのお店がすばらしい。足がとまり、シャッターを切っちゃいます。また、この写真のように、そこには必ず人がいる。生活感があるんですよねえ。
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どうやってこの竹のような素材をつけることができたのでしょうね。
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自転車屋さんがあったり。
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巴里の自転車は、日本の「ママチャリ」みたいな感じじゃないのだけど、カッコいいなあ。まあ、平らな道が多いから、でしょうねえ。
ってか、ママチャリ、電動自転車は日本のワンオペお母さんには本当になくてはならないものだけど、あんなのがあるために、父親がなにもしないんじゃないか、とフト思うことがあります。

この自転車なんて、ほんとーにシックよねえ。前につける籠を選ぶのも楽しいだろうなあ。
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そしてさらにテクテクと歩いて、ボン・マルシェへ。寄り道したから20分ぐらいは歩いたかな?
この日もお買い物。
こんな感じで商品が陳列されています。
ここはボンマルシェが作っているジャムのコーナー。いろんな種類がありました。
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フランス産の蜂蜜はこちら。上の黒い箱がパリ産の蜂蜜。
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粉ものお菓子。これもフランス産。
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ベージュの色味が多かったような気がします。一番下はクレープ。
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それからモンパルナス駅までさらに歩きます。
だって、サンジェルマン・デ・プレの場所がわかれば、そこから大通りを歩いてモンパルナスまで一直線だし。
そして、帰りにはまたまたモノプリへ。

で、この日一日の間に買ったものは、モノプリのPBものはこれ。カップケーキはちゃんと自分で味見して買いなおしたもの。
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ボン・マルシェで買い足したものはこれであったり。
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お稽古先には缶のデザインで選びました。
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夕飯を食べながら(日本から持ってきたものを夜は食べていました。持って来る量を間違えました)、
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テレビで見たのはこれ。
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これを見るために必死になってホテルに戻ったのです。
17-18シーズン開幕戦。バイヤンvsレバークーゼン。
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この日はフランスのスポーツ局でも放送がありました。リベリがいるからかしら?フランス語で聞くと、バイヤンというかブンデスもエレガントな感じ(ウソ)。バルセロナでのテロを受けて、喪章をつけることになったのでした。本当にあれは恐ろしい事件でした。
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しかし、フランス人の「リベリ愛」はしっかりと伝わってくるような気がしました。フランスを代表する選手ですものね。

そうそうZDFはコメンテーターとしてカーンがお約束通り出てきました!
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ふふふ。おなつかし~。

ZDFでは、どういう流れでこの字幕が出てきたか、今となっては憶えてません。なんでこの字幕を撮ったんでしょう。コイントスをバイヤンがとっただったかな。
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テレビのリモコンって、世界どこでも同じ仕組みなんだと思うのであちこちを押していたら、字幕が消えた!

もうラムたんいないんだなー、もういないんだなあ。開幕セレモニーの間はそればっかり思ってみていました。
ほかのチームにいるんじゃなくて、ピッチの上にはもういないなんて・・・。
日本にいたらダゾーンのせいで絶対に見られなったはずだぞーん。予定外でリアルタイムで開幕戦を見たことで、なんだか、ラムたんの永遠のピッチ上での不在(現役引退)を私は受け入れることにしたようです。ラムたんがいたらこうだっただろうに、とは思いませんでした。
でも、少し、チームに距離を覚えたのも事実です。
そして、この試合は3-1で勝ちました。いや、まあ、負けるわけにはいかないですよねえ。
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そして、今思えば、この時はアンチェロッティ監督だったんですよねえ~。


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by eastwind-335 | 2018-04-16 18:47 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(37)おお、シャンゼリゼー

朝はポールのパン。
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味は普通。駅買いだから仕方ない。朝、近くのパン屋へ行って焼きたてを買うということをなぜしなかったのか、いまとなっては軽い後悔。

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今回の旅はまったくのプライベート。とはいえ、パリは実は仕事ネタに関する場所でもあったので、ちょっぴりお仕事(突撃見学)をすることに。
その場所は凱旋門の近く。

凱旋門まで行くのにどうしようかなあー、とホテルの人に相談すると、あっさりと「地下鉄でしょ!」と。
実は私が泊っているホテル近くにもいくつかの小さな駅があるのです。
このホテルの朝の当番の人は私より年長の女性。私がやたらとバスに乗りたがるのを不思議に思っています。バスだったら車窓から街の様子を見ることができるでしょ?というと、「ま、そうだけど、凱旋門へは地下鉄よ!今日は雨だし!」と。

そこまで言われたら・・・と思い、地下鉄の駅へ。
郵便局がある!しかし、切手を買おうと中に入ったら「ここは大きな荷物だけ今は扱っていますから、ダゲール通りの郵便局に行ってください」とのこと。
その時は「ふーん」と思っただけでしたが、ダゲール通りはその後意外なことで伺うことに。

地下鉄の入り口には「暇そうに座っている」人もいます。
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暗いと嫌だなあーなんて思いながら階段を降りると・・・!
明るいです。

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車内の椅子も20年前に比べるとずっとキレイ。
このレインボーには何か主張があるのかなあ?
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さらに地下鉄の乗り換え駅には親切な駅員さんがいて、私が乗り換え先を確認していたら英語で「どうしましたか?」と。
私がパリへ行ったのは19年前。その頃は「パリで英語」はNGといわれていて、私も必死に数字と簡単なフランス語会話(買い物をキオスクでする時に備えて)を覚えていきました。しかし、パリ五輪も決まった2017年の夏は、パリジャンのほうから英語を使ってくる、という時代になっていました。
そして、全体に白いタイルなどの壁の通路になっていて(たまたま使った駅だけかもしれないけど)、タイル画も素敵でした。いろいろありましたが、その1枚。シャンゼリゼを模してるのかなあ?
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お、グランパレでは、雨に歌えばを上演するのね。英語なのかしら?英語よね?
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地上にあがると、雨もだいぶんやんでいました。フランス人やイギリス人だったら傘をささないレベル?
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雨の朝だからか、シャンゼリゼを歩く人は少ないと思ったのです。
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振り返るとこんな感じ。木立と建物の高さがあっているから、感じがよいよねえ。
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どこかのホテルで借りた傘かしら?カラフルだなあ。
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凱旋門により近づいたら、各国からの観光客がたくさーん!
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気が付いたら列が増えている。このラインは何のためだろう?凱旋門の屋上に行くために並んでいるようには思えない。
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横断歩道を通りきると、そこはシャルル・ドゴール広場。
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19年前もここに来た。あの時もこの案内板を見て「政治家の名前が付く広場かあ」と思ったのでした。成長ないな、わたし。

また、変わった感じの建物が。ちょっとシャンゼリゼ通りの建物としては、過剰な感じ?
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もとはホテルだった広告代理店。広告代理店の初代社長は、まず、この建物にフランス初のドラッグストアを作ったそうです。
東京でいえば、アメリカンファーマシーみたいな感じだったのでしょうね。

雑誌コーナー
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テイクアウト用のランチ
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カメラを向けたら怒られそうな(笑)ステキなカフェなども入っていました。
コソっと撮った写真じゃ通じないと思いますが、ソニプラと紀伊国屋を足して2で割ったかんじ?
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後日ググったら、この広告代理店、フランスの電通みたいなところ、らしいですよ!
さてさて、この周辺でお目当ての用事(またまたヨネスケよろしく「来ちゃいましたー」といって無理やり訪問)を無事にすませ、何をしようかなあーと。

裏通りへちょっと回ると、噴水のような銅像が。
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おお、ここの水は飲めるそうですよ!水の内容物も書いてある様子(フランス語ワカリマセ~ン)。eauが水だっていうのはわかってますけどね!

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どうやって水を出すんでしょうね~。
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あら、ステキなパリジャン・パリジェンヌ!ボン・シックとはこのことぞ!私には縁遠い装いですが、ついつい、彼女の履いている靴はどこの?どこのバックなんだろう?男性のコートも素敵~と気になって、思わずシャッターを押してしまいました。

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おっと、もうお昼近い・・・。
そうだった、オルセー美術館に行くのでありました。ふとシャンゼリゼを見るとバス停がある。しかも、オルセー美術館行と!でも普通の路線バスなのよー!
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よーし!これに乗ればいいんだわ。なんて運がよいこと!
次のバスまでしばらくあるようなので、急いで行けるところまで散策してみよう。

あら、Boss。まさかドイツ代表の写真?いえいえ。
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パリといえば、パリ・サンジェルマン(PSV)。父ちゃん保育園の筆頭園児、もといカピテンDことドラクスラーはここの選手のはず!
と、ショーウィンドウを見ると・・・いましたよ!って、マネキンが彼の番号のユニフォームを着ているだけですけれどもね!
若手の中で、確実に代表での部屋獲得をおこなっている、そして、思うに父ちゃん好みだなあ、という感じの未来のカピテン候補ですが、その当時のまだまだPSVではレギュラー定着には難しいところがある、という頃。

ここまで来て、バス停に戻ります。
もう少し観光客がいるのかな?と思ったのだけど、車内にはほとんどだれもいない。
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いても乗客は「日常の生活にシャンゼリゼがある」って感じの人ばかりでした。たまたま、かしら?
バリアフリーになっているバスです。
あまり「でかい!」って感じはないけれども、人が立つとやっぱり大きな建物なのねー。
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バスから、私でも知っているフランスのブランドメゾンが見えた。たくさんの人が入っていき、たくさんの人が出てきているのが歩道前で待っている間に見えました。私には今回も縁がないなあ。
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ここはマカロンで有名だったような?日本ではマカロンの色のような化粧品も売ってなかったっけ?
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あ、グランパレが見えた!思わず、急いで停車ボタンを押します。
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だいたい、こんな位置関係みたい。
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向かいは美術館。あの右手の橋の金色の天使が気になる・・・。
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グランパレは中は入れませんでした。
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あとでググって知りましたが展示会がないと入れてもらえないのですねー。近寄ってみたら、金色の手すりのついた階段があるのが見えました。また、中に車も!相当広いんですね~。
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(最近、パリ関係のサイトで知りましたが、今後は通り抜けができるよう一部改装するそうです。)
ここがパリ万博のメイン会場だったのねーとしみじみ。
当時、明治の日本から気負ってここまでやってきただろう明治政府の役人やら肝煎のみなさんのことに思いを馳せました。
ファサード前だって素敵。
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廊下の両側も大きなガラス窓が入っているのですが、そこから階段がくっきりと見えます。人が上り下りしていたから、まったくの無人ってわけじゃないのね。
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柱に寄り掛かりながら、地図をちらと見ると、遠く
左手にあるのがエリゼ宮らしいー。ってことは、マクロンくんやその奥様もそこにいるってことだわー。あの夏はバカンス返上でお仕事と、東京にいるときにフランス2のニュースで言ってたしねえ。
そして、初めて、Avenue des Champs-Élysées の綴りの意味がわかった。実はこの通りには「エリゼ宮」ありきなんだなーって気が付きました。

バス停に戻る前に、裏手の庭園でしばし休憩。バラの向こうの木立のさらに向こうがバス通り。
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東京のように車はかなり走るけれど、こうやって緑を植え、保っているから、景観も美しい。
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この看板のポスターも素敵!

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この緑を保つためにお仕事中の庭師さんたち発見!
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哀しい思いになったのが半旗になっている三色旗。エッフェル塔でのテロを悼んでだと思います。
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大都会パリの緑、美しい庭園を見ていると、どうしても東京の街づくりは理解しがたい。東京だと高層ビル、それも個性なしで、かつ視線を遮るものばっかり。
どうしても高層建築を作りたい(やりたい)というのだったら、どうして「高層特区」みたいな場所を作らないのかしら?そういう思いが強くなりました。

さ、次はオルセーに!またまたバスに乗り継ぎます。車窓から撮ったグランパレ。
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グランパレはセーヌ川の向こうからのほうが絵になるのかもしれません。このバス、車窓が割とキレイだった、と今更ながら気が付きました。
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やっぱり、バスは楽しいな。

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by eastwind-335 | 2018-04-15 07:28 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(36)散歩気分

私はバスで10分ぐらいのところだったら、歩くことがほとんどです。
出勤時は遅刻しないようにってわき目もふらず必死に歩いていますが、帰宅時はちがいまーす。
すごくうろうろしながら歩いています(笑)。

海外では「遅刻」という行為とはほとんど縁がないので(笑)、うろうろして歩いています。
サンジェルマン・ドゥ・プレをずーっと歩き「メダイ教会」へ。
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いや、実は自分がサンジェルマン・ドゥプレを歩いているとは思っていなかった。だけど、デジャブ感が沸き起こり、地図で思わず確認しちゃった。それで知ったわけです。そんなことが私の街歩きではよくあります。

どうも有名人が暮らしていた場所だったらしい。でも私の目に付いたのは隣のポスター。
ゴスペル、パリでも流行しているのでしょうか?
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私の手は指輪向きではないのが残念。デザインや色が素敵だった。
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こんなお店が入っているのは日本だったら「下駄箱マンション」といわれかねないアパートメントの1階。
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でも、街づくりに一本筋が通っているパリだとそれが気にならない。見えない線が一本引いてあるような気がする。

書店が多いのもうれしい限り。でも、それは「旅人目線」であって「住民目線」だとやっぱり減っているのかも。
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しかし、日本だとこんな感じで「住まいのそばの本屋」が成立していないから、やっぱりうらやましい。
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この写真を撮った時には気が付かなかったけれど(当然と思っていたけど)、ヨーロッパは「絵葉書」が豊富。
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私好みの、でも、私のタイプではない、花柄のワンピース。
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どんな流行があったとしても、この手のワンピースが当たり前のように扱われているのがパリ。
あとから思えば、試着ぐらいしておけばよかったなーって。日本では絶対に買えないもの。
こういうお店もね、勇気を出して入ってみたらよかったなあ~。
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こちらは、書店かな、と思ったら、わー、私でも知っているブランドを扱うお店だったわ。
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この時期だけのセッティングなのかしら?

カフェの写真。
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カメラを向けたのはカフェで楽しむ人を写したかったのではなく、彼らの足元であふれかえっている排水溝からの水。パリではこうやって水の加減をおこなっているらしい。にしても・・・。下水道が整備されていなかった時代のパリの公衆衛生問題を論じた本を学生時代に読んだことがあった。「衛生」観念があるようでない。こういう無造作なところも含めパリなのでしょうかねえ。

だいたい、この方向、というあたりをつけて歩いていると、Hで始まるブランド店が!義姉が還暦を迎える年だったので、空港の免税店で買って帰ろうとは思っていたのだけど・・・。面倒なこと(笑)はさっさと済ませるに限る。思い切って超普段着での入店。それでも良くしてもらいました。そして即決して買ったものがこれ。
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ブランド好きな人へのプレゼント選びは気楽。袋とタグさえ満足してもらえればいいのですから(笑)。おまけに今回は「還暦だから赤」という縛りがあるし(笑)。

さて、メダイ教会を目指したのは、カソリックの信者さんである知り合いへお土産にしようかな、と思ったから。しかし!ここは6時前にしまってしまう教会だったのでした!ほかの西洋人っぽい親子も「えー?もう閉まってる!」と門前で愕然としていました。

寄り道しないで歩くべきだったかなあ。

ちょっぴりがっかりしつつ、並びにあるボン・マルシェに移動。
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私は旅行先で必ず「地産」の蜂蜜を買います。パリに来る前に、衛星放送でパリの屋上を利用した生活のドキュメンタリーを見ました。そこで、パリでも屋上で養蜂を行っている、と紹介がありました。それらを扱っているお店の一つがボン・マルシェ。
お店の中、すごーく素敵でしたよ!しかし、誰もカメラを出していないので、撮影はしませんでした。

この日買ったものはこちら。「これだけ」ではなく、これらのものを複数ずつ、なんですけれどもね(笑)。
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上から、母から頼まれていた「父のためのジャム」。4回分ぐらいのジャムの詰め合わせ。好みの味があれば「また買ってきます」ということで。
私は自分用に「メロンのジャム」を買いました。←結果としては甘すぎて、私好みではなかった(笑)。
あとは、テレビで紹介されていたパリの養蜂による蜂蜜。ケースが素敵。上の写真でいえば、MOとなっているのがオルセー美術館のもの。その隣がパリ市内の蜂蜜。

この日は地下鉄でモンパルナス駅へ戻りました。駅に入っているPaulで朝食のパンを買い、ホテル近くのカルフールで夕飯用にお惣菜やら缶詰を買う。やっぱりボン・マルシェよりお安い。
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蓋を開けるとこんな感じ。
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お昼が遅く、それなりの量を食べたので、これでちょうどよかったです。

そして、何の気なくFrance 2に合わせると、日本のBSでも毎日放送されている夜のニュースが。あ、この頃見かけなくなったお兄さんだ!
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みんながヴァカンス中の担当なのかなあ?
中継のお姉さんのTシャツ姿も印象に残る。日本とは違うよねえ~。
彼を見るとNHKの高瀬耕造アナウンサーを思い出す。顔の作りというか、この顔ならではの声、というか。
そうだ、ZDFの定時のニュースも見てみよう・・・と思ってザッピングしたら、映画を放送中。
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これ、1年ぐらい前に国立近代美術館フィルムセンターで見た映画「ロストックの長い夜」だ!。
ロストックで起きた移民の多いアパートメントへの放火事件を主題にした映画。
選択したわけではないのですが、字幕つき。この映画は胸が痛くなるので、あえてここで見るのをやめました。

この日、実はバルセロナで自動車テロがあった日。上のお姉さんもバルセロナからの中継だったかも(いまや記憶があいまい)。BBCやCNNほかの英語圏のニュースで状況を知った夜にもなりました。

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by eastwind-335 | 2018-04-09 04:35 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(35)ドラクロワのアトリエに行く

さーて、次はどこへ行こう。そうだ、ルーブルのチケットにはドラクロワのアトリエのチケットもついていたのだった。
お料理が来る前に地図を広げてみると、比較的近くにそれはあるとわかりました。

頭の中に地図を入れ込んで(曲がるべき通りの名前と曲がる方向をなーんとなく覚えておく)、出発!
え?こちら?

え?え?普通のアパルトマンのようですけれども?!
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ここは正式には国立ウジェーヌ・ドラクロワ美術館と呼ばれています。
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こんにちはー。
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ドラクロワというと、三色旗を持つ女性のあの絵画(民衆を導く自由の女神)。
あとはどんな絵かなあ。頭の中をよぎるのは「大きいなあ」って感じの絵が多かった気がする。

彼が生活をした部屋には、小さい作品が。あれ?あれ?ちょっとイメージと違うわね。
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一つ一つ丁寧にみる方が多かったです。
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そして、裏庭にアトリエが。
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解体されるところを、彼の支持者が努力して美術館にしたのだそう。
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パレットとか、全く読めない手紙などもありました。
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デッサンも見ることができます。
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彼の作品以外の展示もありました。フランス語ができたら解説から推し量ることもできるのですが・・・。
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まあ、心の中で勝手翻訳をしたらいいのよねー。

モネの庭へはまだ行ったことがありませんが、たぶん、こうやって庭を花々で彩っていることでしょう。
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ほんと、この建物、残されてよかった・・・・。なんとなーく「大がかりな体躯」を描いている画家というイメージでとらえていたドラクロワですが、このアトリエはその割には案外こじんまりしていた、ということも知ることができたし、パリでも「なんでもかんでも大切に残す」わけではない、という事情も知ることができたし。

そして大作家のお庭で夏の午後を楽しむこともできるわけで!
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さ、次はお買い物!お土産を買いに行きましょう。






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by eastwind-335 | 2018-03-27 08:24 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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