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トゥミョン(二人)もいいdeジュセヨ(2):還暦のお母さま

初秋の旅行で、小さな大冒険になった水原市遠足
正祖(イ・サン)が密やかなブームになりつつある私。

いよいよ12月に入り、旅行の準備を!と思ったところに、あの長期の体調不良。
ネットをする時間もぐーんと減っていたのですが、ある日、ソウル市観光局のサイトに偶然アクセス。
ややや?!

トゥミョン(二人)もいいdeジュセヨ(2):還暦のお母さま_a0094449_1871072.jpgそこに、国楽院で年末特別演奏会、しかもイ・サンのお母さんの還暦祝いを再現と紹介がありました。ネットでも予約可、とありましたが、実際には、韓国の住民登録番号を入れないと先へ進まないことが判明。相談した観光局で、電話での予約を勧められました。普段だったら当日でもチケットがあるところですが、私たちが到着の日が1週間連続公演の最終日。念のため、電話で予約をしておきました。
前回は、某ソウル観光サイトに紹介されていたように「歩いて」行ったのですが、実は、国楽院のサイトにはバス利用の方法が、しかも駅の出口番号付きで丁寧に紹介されていました。ソウル市内の地下鉄はたくさんの出口を持つのが特徴で、出る場所を間違えたら大変なことになります。助かりましたー。
(バス停の場所までは書いていないけれど、それはちょっと見回したらわかります)


予約窓口で名前を告げ、チケットを受け取ります。ロビーは、演目にあわせた装飾になっていました。
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トゥミョン(二人)もいいdeジュセヨ(2):還暦のお母さま_a0094449_1893442.jpg後ろの屏風に合わせた宴が行われました。
高い席は予約できなかったのですが、ちょうど、ミキサーさん並び、舞台の真ん中あたり、と全体を見るにはとても素晴らしい場所でした。





私は視力が悪く、仕事中はコンタクト、それ以外は眼鏡を必要としています。ただし、眼鏡は読書用といってもよくて、コンタクトほど視力がでない。
体調不良のせいもあり、演奏前に久しぶりにつけたコンタクト、やっぱり良く見えるなーと感動していたのもつかの間、着席してしばらくしたら乾燥のためか目に違和感を覚えました。普段は乾燥しないのですが、エアコンのためか劇場のようなところだとわりと起こりがち。がまんできなくなり、暗闇の中でコンタクトを外したとき、コンタクトが手のひらからフ・・・・となくなりました。

急いで身体の回りなどを指で探ったものの、見つからず。全く見えないわけじゃないけれど、コンタクトよりは断然見え方が悪いわけで、英語字幕もわかったような、演者の表情もわかったような・・・。
この演奏会は休憩ナシだったので、上演後に探したのですがみつかりませんでした。隣の人の何かについていっちゃったかな?あーあ。

そんなアクシデントはありましたが、舞台そのものは、本当によかった!
還暦の宴の説明(これは韓国語)が舞台の端であり(英語字幕も出る)、それからいくつかの作法が行われます。母后が入ってくるときには、観客も起立して迎えるのです。その主役でもある母親役は韓国の有名な女性や著名人の奥さんが日替わりで担当。私たちの時は、伝統韓国料理研究所の代表の方でした。
チャングムの「なんとかサングン」たちの髪型ってどうやってつくるのかなー、と思いながらテレビを見ていましたが、当時もカツラだったそうだ、と聞いたんですけれど、本当かしら。
トゥミョン(二人)もいいdeジュセヨ(2):還暦のお母さま_a0094449_18135537.jpgしかも、そのカツラが異常に重かったんですって。
国立古宮博物館を見たときに、こりゃ重たかろうと思いました。

トゥミョン(二人)もいいdeジュセヨ(2):還暦のお母さま_a0094449_1814276.jpgこんなステキなキレイな髪飾りも沢山あたまに乗っかったら重いだろうな。

トゥミョン(二人)もいいdeジュセヨ(2):還暦のお母さま_a0094449_18162870.jpg手先が器用な人が見たら、チャチャっと作れるかも・・・?
(以上3点、国立古宮博物館にて撮影)

今回、母后を演じた人も、入場するときは後ろに控えの女性が二人たち、肘をささえていました。宴の席に着席するとそのカツラ(被り物?)を脱ぎ、宴を楽しみ、退場するとき、また被るのです。一人で立ち上がるのはムリみたいで、両脇からひっぱりあげてましたよ。
女舞は「ファン・ジニ」で見たような足の使い方や腕の使い方に、ほほーと思ったり。おめでたい舞台を観られてよかった・・・。
英語字幕がとっても細かくてよかったので、その解説がもらえたらよかったのになーというのがたった一つの残念なことでした。
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上演終了後、扉が開いていたのでチラと覗いたら、記念撮影中でした。

さて、この日はクリスマスイブ。地下鉄も街中も若者はデートモード全開。
一度もクリスマスイブに盛り上がったことのない私たちは、演奏が済んで、何を食べたいということもなく。かといって、何も食べないわけにもいかなかろう、と、日本でもMとLだったらMを選ぶ(サイズじゃないですよ)私たちですが、「国を代表するファストフード」と信じてLッテリアへいったんですけれどね・・・・。
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トゥミョン(二人)もいいdeジュセヨ(2):還暦のお母さま_a0094449_18301592.jpg二人で何がプルコギバーガーなんだ!と言いながら食べるわびしい夕餉でした。
by eastwind-335 | 2010-01-11 08:45 | 旅の思い出09冬のソウル | Trackback | Comments(0)

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