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現地集合現地解散de Yes, We can!(20)首都の交通機関

ついた早々、ちょっとした遠足です。
途中までは、多分楽勝。でも不安要素のある遠足。

ホテルはある二つの駅の間にあります(ちょうど真ん中ではなく、3対2ぐらいの割合かな)。探索も兼ねて、いきたい方向上にある駅へ向かいます。そこは地図上だとジョージワシントン(GW)大学を突き抜ける感じ。
しかし、なんだか、地図上で予想したよりも遠い感じが・・・。私、普段はそういうことってほとんどないのです。
もちろん、読み間違えはしょっちゅうですが、地図の縮尺から、到着までの予測時間を外れることはないのです。
確かに、かかった時間はほぼ想像通りでしたが、うーん、ちょっと地図と実際の道の雰囲気が違うかな?と。
でも、GW大学の学生さんらしき若い人たちは気分良く、駅までの道を教えてくれましたし、周辺も大学らしい爽やかな感じ雰囲気を感じます。駅は大学病院に隣接する形でありました。

駅に着いて最初に買いたかったのがオイスターカード。
スイカのようなもの。しかし、ここでは買えないのだそう・・・。確かに、郊外の駅や空港駅で売っていると書いてあったなあー。
えー、でも、ここ、大学の最寄駅なのに・・・。仕方ないので、切符を買って乗り込みます。



大江戸線も、地中の隙間(!)に駅を作ったためか、かなり地中深くまで降りてホームへたどり着く感じがしますが、DCの地下鉄もふーーーと思うほど深いのでした。

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車内はシカゴやNYに比べるとずっと安全で明るい感じ。
現地集合現地解散de Yes, We can!(20)首都の交通機関_a0094449_20283297.jpg車体もきれいですよねー。
地下鉄なのに遅延が多いということや、旅行の前に脱線事故があったりだったのですが、地下鉄、いろいろお世話になりました。


本日の向かう先はロナルドレーガン国際空港に近いスミソニアン宇宙博物館別館。
ここがですね、まあ、遠いんですよね。
しかも、空港からシャトルバスが出ているけれど、その時刻表はモールにあるほうのスミソニアンで聞くように、と「転び方」に書いてあったし、ネットで検索してもバスの時刻表が出てこない!
まあ、空港から車で15分ぐらい、とあったので、いざとなったらタクシーかな、と。
「転び方」は面白いことに、空港までの安い行きかたは書くんですよね(市バスで行ける)。でも、ワタクシは空港リムジンバスを使う方法にしました。
というのも、その最寄駅GW大学そばの地下鉄の路線上にリムジンバスが停まる駅があるからです。
そこの駅に降りると、カード券売機がある!ということでカードを発券してもらおうと思ったら、1台はクレジットカードを読み込まない。機械自体は動くのに、なんでだろう・・・と思いつつ隣の機械を試すとスムーズ・・・。やーれやれ、とリムジンバスの乗り場へ向かいましたが・・・
あー、行っちゃったー。

あとからわかったのですが、アメリカ人はそういう時、強引にもバスを停めて乗り込むんですね。
私は、なんだか疲れていたのと、30分待っている間に、ワシントンの予習ができるし・・・とこの待ち時間をわりとポジティブに捉え、次の便に乗りました。

現地集合現地解散de Yes, We can!(20)首都の交通機関_a0094449_20355587.jpgいやあ、高速って本当に飛ばすんですねー。
空港まではスムーズに到着。
バスを降りる際にチケットを売っているバス会社の人に博物館行きのバス停を尋ねたら、すぐ近く。
そこは市内に戻る市バスのバス停でもありました。
さあて、何分ぐらい待つのかな?
ところが、博物館までのシャトルバスの時刻表がありません。
ばくち打ちのように首都を移動しなくちゃならないなんて・・・。とほほ。いや、アメリカは車社会で、持たざるものはこうやって耐えるしかないのでしょう。DCの初日、つくづく思ったのは、ああ、これがアメリカなんだなってこと。
45分ぐらいに1本とガイドブックにはありました。空港内のインフォメーションあたりに聞けば時刻がわかるかも。でも、尋ねに行っている間に乗り過ごしたら・・・(涙)。ああ、待ちましょう、待ちましょう。あそこの中年夫婦もさっきからいるなあー。きっと、この人たちも博物館に行きたいんだろうな、タクシーに乗りませんか?といって見ようかな、あれ?どっか行っちゃう。あ、戻ってきた。

あら、今度はカップルも来た。何か持ってる?
彼女の方が彼氏に「もうすぐ、バスは来るから」と言っているのが聞こえてきました。
DCの午後2時半過ぎ、9月1日だっていうのに日差しはガンガン。
もうすぐか・・・と心の中でつぶやく私。

10分すぎても来ません。
もうすぐねー。二人、待ち人が増えました。

さらに15分たってやっと1台バスが来ました。みな一斉にバスへ寄ります。おばちゃん運転手から
「あ、これ、博物館にはいかないルートだから。もうすぐ、同僚のバスがくるから、それに乗って!」と言われてしまいます。増えた待ち人はこのバスのルートらしく乗りこみます。

もうすぐって・・・。私達5人は別に何か話すわけではないけれど、でも、もう待ちくたびれた感じ。しかし、ケチケチ旅行をしようとするのは、私だけじゃないんだなーって妙な安心感。

来たー!!!私たちはこれを待っていたんですってばー!!!!
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バスの運転手に「ずいぶんと待たされたんだよな」と苦情をいうカップル。無視するターバンを巻いたバス運転手。小さいバスなのに、えらいスピードで高速を飛ばします。あ、見えてきた!見えてきた!
現地集合現地解散de Yes, We can!(20)首都の交通機関_a0094449_20415037.jpg降りる時にみんなで「で、このバスが博物館から出るのはいつ?」と尋ねます。すると、おっそろしいアクセントで1時間後と。もう、みんな信用してないから、この時点で「本当?」「また、待たされるんじゃないの?」と運転手に非難ごうごう。おばさんが「1時間後のあとは?」と聞くと、これまたスゴいアクセントで「5時、最後は5時半!それでおしまい!」ですって。

みんなうんざりした顔になっていましたが、多分、暑さもあったと思うのです。だって、建物に入ったらみんなスッキリした顔になってましたもん。
by eastwind-335 | 2009-09-25 15:33 | 旅の思い出09西風にのって | Trackback | Comments(0)

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