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雑誌あれこれ

(日本で)20日といえば、生活系雑誌の日と私の頭の中のカレンダーに書いてあります。
1年くらい前までは、毎月、「天然生活」と極東エコノミー新聞社の出版局が出している「リアルシンプル」を買っていました(後者は年間割引率のよさに惹かれて2年契約してました)。
隔月では「クーネル」3ヶ月に一度でしたか「アルネ」も買っていました。

今は、「クーネル」だけになりました。
徐々に買うものを整理し始めたのは、まずは純粋にスペースの問題があったから。

で、最初にやめたのは「アルネ」。3ヶ月に一度のものだから、まずは辞めやすい。創刊号以来を、病院勤めの知り合いに引き取ってもらい、待合室においてもらいました。患者さんたちに評判がいいんですって。よかった。

それから「天然生活」をやめました。毎月発行なので、スペースをとるので、これをやめるのが問題解決としては一番効果がありました。図書館に入っているのを知ったし。でも、それだけじゃない理由がありました。
この雑誌はとてもキレイな写真、丁寧な記事、レシピ(私でもできるかも、という前向きな気持ちになる)がたくさん載っているので、毎月楽しみでした。だけど、三年も続けて買うようになっていた私の中でオリジナル感が薄れてきたんですよね。ああ、1年前も似たような話だったんじゃないかな?って
雑誌的にもオリジナル感がなくなってきたと思います。似たような生活系雑誌がでてきて、1ヶ月するかしないかで、別の雑誌に同じ人が似たような内容で出ているのを見て、なんだかなあ、と思ったのも一因です。

次はこちらがやめたのではなく先方の都合でやめることになった「リアルシンプル」。
いや、この出版局って、エコノミーがウリなだけあって、儲からないと思ったらすぐに切る。
心配だったんですよね。私が子どもの時も海外の雑誌の日本語版(たしかgood house keepingだったはず)をあんがいあっさりとすぐに廃刊しちゃったし(思えばあの頃から私は生活系雑誌が好きだった)。
2年間契約だとものすごく安くなるし、配達もしてくれるし、ちょっと視点も違っていたし(あまり日本向けと思えないものもあったけれど)、毎月楽しみにしてました。おまけに廃刊前まで配信されていたネットニュースは「雑誌より充実した内容」と思っていたぐらいでした(いろいろ、生活面で応用させてもらえるネタ満載だったし)。
でも「廃刊することになりました」という手紙が。先月には、すでに払ってあった年間購読料の払い戻しのための用紙も届きました。
予想通りの展開とはいえ、次に女性向け生活系雑誌をやるときは、新聞社がもっているエコノミー研究所でもっともっとマーケティングしておいてもらいたいものです。

で、いまは「クーネル」だけ。
これは隔月刊でスペースの問題も深刻にならないし、テーマも独特。
日本と海外の話題がうまいぐあいに、それから生活系有名人とそうじゃない人の割合も私には丁度いい。直接的なレシピはなくても、文章をよんでいるうちに、こういう感じかな?と想像ができるのもいい。なんせ、日本のとある地域でよくやっていることだ、と書いてあったら、材料さえ揃えば私だってできるかもしれない、って思えません?

あ、今月はクーネルの出る月だったので、それだけでもウフウフでしたが、なんと「旅」はベルリン特集。買っちゃいましたよ。帰りの電車でじっくり読みましたよ。あー、ベルリンにも行ってみたい。huetteさんやsandoさんはこんなところで毎日を送ってるのね、とか、そしてakberlinさんも懐かしい~と思うのではないかしらん、と。

でも、本当にふしぎなのは、ドイツの「オシャレ」雑貨ってどこで売ってるんですか~?のみの市以外でも売ってるらしい、私好みのドイツ産の文房具。こうやって雑誌では見るけれど、現地で見たことないんですぅ。別に私はバイヤーじゃないからいいけれど、でも、一度で良いから実際に見てみたい!え?見てるはずなのに、見逃してる?
Commented by akberlin at 2009-01-21 12:09
あ、私も昨日、電車の中吊り広告でこの「旅」、買おうと思ったところ
でした。中吊りで見る限りは何も「ベルリン」でなくとも買えそうな
ものも・・・。オーガニックコスメはどこのドラッグストアチェーンでも
置いてる気もするし。

ドイツのオシャレ雑貨は多分、ベルリンなら「プレンツラウアーベルク」
のあたりのお店がそれに一番近い気も。代官山と下北沢を合わせた
雰囲気のあるところだと私は思うんですけどね、あの辺・・・。

ドイツの文具はそれこそ、ちょっとしたスーパーでも買えるし、
学校の購買でも・・・。いや、そりゃ高級文具はないですが。
Commented by nyf1403 at 2009-01-21 17:05
秋にちょびびさんと文具屋さんで1時間、過ごしました。
この「旅」、父にお願いしました。ベルリン、いきたいなぁ。

クーネルは、うちにも届きます。定期的に創刊号から読み返したりできますよね、この雑誌は。
それから、リアルシンプル、廃刊になっちゃったんですか。創刊から2年くらい、父が送ってくれました。おもしろかったのになぁ。レシピとか今も使っている物もありますし。なんか、残念。
Commented by himekagura at 2009-01-22 13:28 x
ミュンヘンにもありましたよ、高級文房具の専門店。なかなか敷居が高かったですが、、。オリジナルの便せんとかだしてました。かなりの老舗だったと思います。
Commented by eastwind-335 at 2009-01-24 08:55
akberlinさん、こんにちは。
ドイツの学校の購買部は未体験ゾーン!次はそこへ潜入しよう、と決心しました。
スーパーで見ると、ふうん、なのに、雑誌だと「うわぁ、ステキ」に思えるのって一体どういうことでしょうね。ああ、写真がいいからか・・・。
もう、中身、ご覧になりました?テレビ塔やブランデンブルク門のクッキー型に「ほ、ほしいー」って思わず声をあげてしまった私です。でも、型抜きクッキーって私が苦手にしてる分野だった・・・(笑)。
Commented by eastwind-335 at 2009-01-24 08:59
nyfさん、こんにちは。
うわあー、ちょびびさんと二人で1時間も文具店に・・・いいですね!

そう、リアルシンプルは廃刊になってしまいました。最後は冊子よりサイトのほうがもっと面白いと思っていた私ですが、それにしても・・・。あまりにアメリカ的な感じだったのがいけなかったのかな、と思ってみたり。
Commented by eastwind-335 at 2009-01-24 09:01
himekaguraさん、こんにちは。
あー、そこ、教わっておけばよかったです。ひょっとして、最近Itoyaに入っているあそこ(名前失念)でしょうか?
himekaguraさんに教わったセミコロンもなかなか良かったですよ!
Commented by akberlin at 2009-01-24 15:24
買っちゃいましたよ〜、ベルリン特集。
ウチがウェディングケーキを頼んだお店も最後の方に出てました。
クッキー型はクリスマス前が一番、売れる時期じゃないかな〜。
ドイツ人がクッキー焼きたがるのはその時期なので。おせちの準備、
じゃないけどクッキーを焼いて、缶に入れてクリスマスまでちびちび、
食べる習慣があるらしいんですよね。もっともちびちびじゃなくて
あっという間に食べて何度でも焼き直し、太る時期でもあるらしい
ですけど・・・。年末年始に食べて太るのは万国共通?
Commented by eastwind-335 at 2009-01-25 11:07
akberlinさん、こんにちは。
あー、そんなステキなお店でウェディングケーキを頼まれたのですね!

年末年始太るのは仕方ないよね~と同僚と慰めつつ、目下、旧暦の年末年始だから・・・と謎の言い訳をしているところです。
ドイツやオーストリアはそうだ、クリスマスシーズンにクッキーをたくさん食べますよね。
いつぞや、クリスマスシーズンにドイツへいった時に買った雑誌にもレシピが満載でした。そういえば、アメリカの雑誌でもその時期はクッキーレシピが良く載っています。
by eastwind-335 | 2009-01-21 07:41 | Books | Trackback | Comments(8)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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