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ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々

先日、龍の国に越冬しにくる鶴(オグロツル 世界に5000羽しかいないのだそう)のために電線を引いていない龍の国西部の村落(ポプジカ)で、電気をとるかツルをとるか、という決断にせまられつつあるというニュースを公共サテライト放送でやっていました。
国をあげての保護地区であり、それゆえにこの地では越冬する鶴を観察するツアーが欧米人に人気。そのおかげで観光収入が入るようになったそうです。でも電線を引いたら、ツルがそれにひっかかる可能性もあります。ツルも学習してこの村に来なくなるかもしれません。ということで、この地域は太陽光による発電も計画中。ただし、費用がかかりますので、すぐに村をあげてというわけにいかないと、バターランプに火をともして小学生が本を読むという報道でした。

さてさて、このように、龍の国ではツルは大切な鳥で、トゥントゥンと呼び、天国の鳥として大切にしてきたのだとか。
ダンスにも取り入れられています。



9年前は国立舞踏団の踊りを見た(というか、それしかなかったハズ)のですが、今回は、クジュ・ルヤン(ナイチンゲールの歌と節)という舞踏グループを見学しました。

ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_208514.jpg地下にスタジオがあります。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20101230.jpg日本でも昔むかし、「歌垣」という風習があったそうで(ま、最近ハヤリの「婚活」というべきかな)、それを再現したもの。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20135317.jpgこんな激しいダンスもあれば


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_2014294.jpgゆったりしたものもあります。特に女子のダンスは彼女たち自身も歌を歌います。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20162358.jpgライオンキング?


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20174251.jpgエトワールはボクだ!


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20185531.jpgこんなかわいいポーズもあったり


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20193671.jpgで、これがツルのダンスなのです!
ポプジカでは、小学生がツルの格好(本当にツルのくちばしを模した仮面などを着用)をして踊るダンスをしていました(笑)。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20301976.jpgハイジっぽいなあ、と思いません?


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_2031127.jpgどーもぉ・・・!
この国では男子は着物の丈が短くなったような衣が民族衣装ですが、この民族はパンツ型の民族衣装であることと、帽子から毛を撚ったようなものが特徴なのだとか。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20331627.jpgサフランライスとバタ茶が振舞われました。サフランライスは甘かったです。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_2034071.jpg控え室も見学させてくれます。
太鼓は男性の持ち物です。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_20344296.jpg踊りに使う仮面です。ちょっとナマハゲみたいなものも・・・。


ナメサメ(とっても)龍の国(6)踊る龍の人々_a0094449_2043048.jpg整理整頓が行き届いていますね!


このあと、団員のみなさんと写真撮影が続きました。
ダンチョーは前に見た国立民族団のほうが良かった、とおっしゃってましたが、あの時は屋外ステージで、音楽は風に流れて余り聞こえてこなかった印象が。それよりは、今回はコンクリ打ちっぱなしの舞台で寒かったけれど、その分、音がよく響いて、声明のような歌に感動していた私でした。
by eastwind-335 | 2009-01-18 20:05 | 旅の思い出08龍の国 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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