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なでしこ、がんばれ!

なでしこの大舞台、対アルゼンチン戦。生中継ですよ、みなさん。

ボンバー荒川が 膝を痛めたようで、今日はスターティングメンバーに入ってません。
前2枚、中盤5枚。DFは三人。サイドはダブルボランチとなっているそうで、攻撃にはよいのですが、守備がどうしても手薄になるし、体力が必要となります。自分のポジションに攻撃、守備とわけて戻る必要があるから、大変なフォーメーションです。

一度目のピンチには、澤がグーっと戻ってきて体を張ってボールを取り戻しました。

FIFA的にはアルゼンチンは格下になるのですが、解説の元日本代表川上直子さんが「4年前と体つきが全く違う」と言ってます。ほんとに、鋭いし、体が強いし、横から足を廻しボールをいじる。身長差ではなく、腰周りの差(脚の長さ)が問題だと。
川上さんの解説はナデシコの問題点を冷静に指摘しています。いつか彼女もNeidカントクのようになでしこのために働く日がくるような気がします。

ところで、19番FWアルメイダはなんだか長髪のマラドーナみたいに見えるんですけれども!コワいんですけれども。

南米特有のスライディングなどもあり、そう簡単な相手ではないアルゼンチン相手に彼女たちはどう闘っていくのか。澤はすでにマークが厳しい感じ。クレバーなサッカー女子小僧(by川上さん)、正確なパス、視野が広くていつも冷静な点、そして背番号まで一緒の日本のうさラムたん(by東風)こと宮間ももっと本来の仕事ができないよう。

あー、今日は時間が経つのが何だか遅い・・・。

30分。ファールからFKをもらえたのですが、今回は宮間は外してしまいました。

ところで、フジテレビのアナウンサーさん、川渕キャプテンをはじめとする日本サッカー協会役員が観戦しているのを、上海に観戦に「いらっしゃっています」というのはおかしいんではないでしょうか?彼ら、関係者ですよー、一応。
そしてこのアナウンサーさん、サッカーのこと、わかっていらっしゃらないのではないか?それとも川上さんに解説をしてもらいたいと思ってのサービスでしょうか?川上さんはエラいなあ。私だったら「は?何を言ってるんですか?」ってきっと言っちゃうな。




ハーフタイムにFIFAのフェアプレーをしましょう!のCMが流れました。うーん、金太郎カットのロナウドとか、チョット前のベッカムだったりなのですけれどォ。

そして、スタジオ。日本のほうが圧倒的に強いって、アナウンサーとゲストの「モー娘。のリーダー」が言ってます。ホントかい?そんな中、風間さんが「中盤のミスが多すぎ。相手のいるところをちゃんと探す、これができたら日本らしい試合ができる」と。圧倒的に強いっていうのは、こういう試合展開の時には使わないほうがいいんじゃないかなーと、素人ですがチラと思いました。アルゼンチンの選手のほうが体力があるのに!

すぽるとの時は「大物びいき」の三×アナに気を遣う風間さんがアナウンサー二人とモー娘。リーダーを見る目がなんだか冷ややかなのですけれど・・・。でも、日本のサッカー界はきっとこれからはサッカー好きな極東女子が支えることになると思うのですよ。

後半12分。日本は再びピーンチ!
そこを押さえると同時に、ボンバー荒川が!

荒川が入って、ちょっとリズムが変わってきた。すごいよー、彼女一人がいるだけで、イキイキした感じになるんですもの。けっこう相手チームの選手を掴んでふりまわしてました。おいおい・・・フェアプレーでよろしくおねがいしますね。

しかし、そっからが苦しかったー。なかなか決まらない。ゴールに嫌われたということもあるけれど、なんだか、ボール回しが悪くて、はあー。なんだか、体が重いし・・・。サイドからの攻撃に弱いといわれているアルゼンチンに積極的にサイドから崩せない。
30分すぎからは、私は何度も何度も立っては座り立っては座り。

選手交代も三人まで使いました。サイドに強い近賀が入ってまたまたリズムが変わってきました。もう少し早くに近賀が入っても良かったかも・・・と思うくらい。
で、近賀が右からねらったのですが、惜しい、ゴールライン内側に入ったのですけれど、ボールがワンバウンドして外へ・・・。あーっ!

もう、アルメイダがすごいんですよー。なんだか日本人選手をひきずって走っているような感じ。いやあ、日本のゴール前でヒヤヒヤ。
そうこうするうちに、アナウンサーが「なでしこはどんな花を咲かせるでしょうか、それとも咲かせることなく終わるのでしょうか」ですと!で、40分ぐらいになると、「前戦ではもう負けると思ったのに、最後同点に追いつきましたよね、川上さん?」と。川上さんは「2度もそんな調子のいいことはありませんよ。自分たちでどうにかしなくちゃいけません」とピシリ。
そしてそして、もうロスタイム(4分)になっていた47分、近賀蹴ったシュートをキーパーがキャッチしきれず前に出たのを、W杯初出場、今大会初スタメンだった永里が押し込む!

ありがとう、永里!ボンバー荒川の喜び方がよかったです!

ジーンときちゃいました。引き分けは許されない試合。永里の一蹴りにはその思いが伝わってきました。

アナウンサーは「あと1分半のガマンです」と興奮気味でしたが、川上さんは間髪いれずに「この前、2分の間に2点入れられたんです」とピシリ。そして「だから、2分あれば日本はあと2点入れられんですよ!」と発破をかけていました。

そうなんです。この試合、負けられないのはもちろんなのですが、複数点を取る必要のある試合だったのです。なぜならば、次にあたるドイツにそうそう簡単に勝てません。ライバルであるアルゼンチンは今日の負けで4位は決定。イングランドはドイツ戦には勝てないでしょうけれど、アルゼンチンには大量得点で勝てるかもしれない・・・と。そうなると、得失点差で日本が決勝リーグに出場できない可能性も出てくるのです。川上さんもそのことを再三指摘してました。澤選手はそのことがわかっているはずだ、とも。

澤は厳しい表情でインタビューを受けてました。

あと一つ、ドイツに勝てとは言いません。でも引き分ける、つまりドイツの猛攻を押さえることができるといいんだけれどなあー・
Commented by nyf1403 at 2007-09-14 22:18
ドイツ相手…勝てるとは思いませんが、もし、ドイツがなめてかかって来たら得点チャンスはあります。一度ピッチにあがってしまったら、「なめてかかった」その気持ちを切り替えるのは難しいですから。
ドイツにしたら、大差で勝って当然の相手、であるから、そこからくる油断の瞬間を日本は突いていくべきです。
Commented by nyf1403 at 2007-09-15 03:44
連続です。
ドイツ、日本相手に絶対勝たないと、という状況のようです。やばいです・・。
Commented by eastwind-335 at 2007-09-15 07:56
nyfさん、こんにちは。
この記事を書いた時はまだドイツーイングランドが終わってなかったのですが、昨晩寝る前にチェックして「ひゃーつ」と思いました。心の中では、決勝リーグに出られる!と思っているのですけれど。なんていったって、しなやかにたおやかに生きるナデシコですもの!踏まれそうになって花びらが散りそうになったり、葉の部分が傷ついたり、茎が折れるかもしれないけれど・・・。
確かにドイツは楽勝とはいかなかったので、次の試合、総力戦で来そうですね。まずはナデシコたちは、雰囲気に飲み込まれないようにすることでしょうね。
Commented by nyf1403 at 2007-09-17 14:39 x
禁を破っての朝コメント〜。
ドイツ、撫子相手引き分けでもオッケーなんだそうです。そうなると両国とも勝ち点4、イングランドが相手チームに勝ったらこれも勝ち点4なんで、得点数で決まるんですよね。
Commented by eastwind-335 at 2007-09-17 23:24
nyfさん、こんにちは。
得失点差が影響する試合展開になりそうで・・・あー。こうなると、引き分けでも1:1とか得点が必要になりそうですね。もうすぐ日本では放送が始まります。ネットではテレビ局との関係があるのでしょうけれど、まだ結果がupされてないようです・・・。ドキドキ。結果を知らないままにテレビ観戦をしたいと思ってます。
Commented by nyf1403 at 2007-09-18 01:54 x
0−2で負けてしまいましたね・・。でもっ!ドイツ相手に2失点だけですよ。これは悪くないですよ。アルゼンチンはイングランド相手に1−6で負けたようです。
by eastwind-335 | 2007-09-14 18:28 | なでしこたち | Trackback | Comments(6)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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