日はまた昇る!(53)最後の一瞬まで楽しもう
2018年 09月 30日
*17年夏の思い出です*
ヤコブの道を歩き、パリを歩き、そしてミュンヘンを歩く、そんな夏も終わりになりました。
日本に帰る時間となりました。
前回の記録に書き忘れていたことを一つ。
私が初めてミュンヘンに来た時から、いつもお世話になっていた(読めもしないのに)ドイツの本屋さん。
昨年は工事中。
今年も、お店の前を覆っていたので、最初はまだかしら?と思ったのですが、
横を通ったら「あ、やっている!」。
前は1階から書店でしたが、新しいビルは2階から?
まだオープンして間もないのだそうです。受付のお姉さんが「まだどこも新しいですよ」ですって。
エレベータ横の標語、旅行の最後の日に見たからでしょうか。いまなお心に残ります。
そう人生は美しい。
店内は、いままでとそれほど変わっていない様子?フランクフルトのHugendubelもこんな感じだから、ひょっとしたらコンセプトなのかも。
日本も座りながら本を選ぶことができる書店が出てきましたが、基本的にはコーヒーショップと一緒。
私はコーヒーが好きなのだけど、コーヒーショップ頼みのそのコンセプトはどうかなあ、と思わなくもなく・・・。
だから、コーヒー抜きのこちらのほうがいいなーと思います。
この本屋さんの好きなところは、ここ!
そう、店内から見える旧市庁舎です!
すばらしい。こんなお家(アパートメントか)があったらなー。ミュンヘンの歴史のなかでは、きっと誰かが生活のなかでこの眺めを楽しんだことでしょうね。
今回もミュンヘン空港には空港バスを利用します。
バスは荷物の心配がいらないし、アリアンツの横も通るし、ぐっすり寝てしまっても乗り過ごすことはないし・・・と私にとってはいいことづくめ。
次は絶対にアリアンツに行くぞー!
一度、電車で空港に行っていようとも思っていますけれど、電車によってはスーツケースを持ち上げて乗車しなくてはいけないのでは?と案じていまして・・・。バスはいいわねー。
空港に到着!
前年同様、ちょっぴり早く到着。
チェックインはまだ。
雑誌店でサッカー雑誌を物色。11Freundeだけでなく、新しい「読ませる」サッカー雑誌を発見!ソクラテスという雑誌だそうです。
アドラー?このイラストが?
で、手に取って、最初に開いたページには・・・・
オットルくん!
表紙に名前がでていないオットルくん!
どこで何をしているんだか?と私たち(たち?)を心配させていた、あのオットルくんですよー!!!
タイトルは私たちが知りたかった「その後の生活」・・・。編集者さんありがとう!やっぱり気になるよねー。
荷物を預け身軽になり、空港のインフォメーションに醸造所の場所を尋ねると、一度外にでる必要があるという。
1杯さっと飲んで戻ってくるには十分。今回、早めに来たのはこのため!
天気が良く、夕刻の良い時間だったので人が多かったけれど、ちょうど席が1つあった。
いろいろな種類があるのね・・・。
みんなはいろいろお食事も頼んでいる。わいわいがやがや。
私はこれ一杯だけ。食事を食べるだけの時間があるのかわからなかったので。
「小さいのを」といってこの大きさ。
全天候型で、ちゃんと天井もあります!
空港内に戻ると、お約束のバイヤンのショップが。
もうラムたんのグッズはありません。やっぱりね。
美しい夕焼けで私の今回のヤコブの道の旅は終わりました。
機内ではこのお酒のせいもあってか、ゆっくりと寝入ることができました。
ご飯も最初のサービスはスキップしました。
着陸前のサービスはこういう感じ。
いろいろ、ツッコミたい機内食ですが、私のバッグのなかにはこんなものが入っていたので(笑)気にならない。
市場で買ったパン。
みっちり!
裏をひっくり返すとこんな感じ。
こういうのも買いました!
ゼンメルも買いましたよー。翌日、サンドイッチにして通勤。
焼きたてのパリっと感はちょっとなくなってたけどね!
蜂蜜もミュンヘンで1つだけ買いました。キームガウのものだから。私の思い出の地、Chiemseeに近いところで採れたのかと思うとうれしいなあ。
羽田に無事について、一年以上が経ちました。
今回のヤコブの道、終点の地まではまだまだ。5分の1ぐらいしか歩いていません。次も荷物をその日の宿泊先へ送って、軽いリュックだけで歩いていくスタイルになるかもしれません。本当の巡礼とは違うのかもしれない。でも、私は一歩一歩ちゃんと歩きとおしたいと思っています。
いま振り返っても40代最後の旅行は素晴らしい毎日でした。長い日程の旅行に見合った長い長い旅行記となりました。
しかし、早々に旅行記にまとめられなかったのは、私の想定外の体調のため。
秋には腰を痛め、春には50肩になり・・・と体調的には「よーし!」な日がない。
そんなこともあり、体調は依然としてイマイチですが、私としては近いうちに歩き始めなくては・・・と思っています。
人生は美しいのだから。
ヤコブの道は続きます。
by eastwind-335
| 2018-09-30 07:49
| 旅の思い出17ヤコブの道
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