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酔ってる?寄ってる!

こんな面白いカードになるとは、たぶん誰も思っていなかっただろうから、仕方ないけれども・・・。
クロアチアvsイングランドのカード。
「なんでこれを居酒屋中継にするのか?!」と昨晩しみじみ思いました。

今回、今の時点で「ニワカ」さんはもうほとんどワールドカップの中継は見ていないらしい。タナボタジャパンの試合が終わるとワールドカップも終わった、と思うらしい。もしくはせいぜい「日本に勝った」という枕詞つきのベルギー戦までは気になったとか。
(あのチームに負けたのは仕方ないよね、という人が多すぎて、喉元過ぎれば熱さを忘れるってこのことよね、と思いました。誰が監督になるにせよ、日本代表は4年後また同じことになっていそう)
いま、世間はウィンブルドンらしいからさ(遠い目)。

そしてこんな面白いカードでしたが、私は今朝4時から見るつもりでした。
布団で書類を見ているうちに寝落ち。起きたら5時過ぎ。あわててしかし恐る恐るテレビをつけると延長前半8分でした。
たぶん、解説者が違う人だったら、どんな解説をするかなーとワクワクしながら3時には起床し観戦したことでしょう。でもでも・・・。

フジはチンタオという陶酔アナが、テレ朝には松木という酔狂解説者がいる。

正直こんないいカードを起きてみる努力をしなかったのは、松木が解説だから。
クロアチアvsイングランドを、居酒屋解説で見る気はしなかった。言うことが想像できたから。「だよな。すげーな。やるなあ。いやーあ、まいったね」の組み合わせだろうと。それからイングランド推しだろうし。
翌日のBSNHKの短縮放送(あーあ、延長だって前後半ともにロスタイムになったから、なおのことズッタズタに切るだろうなあ)で山本さんの常識ある解説をきちんとみよう、と、私は4時から修行を始める予定だったのです。

が、先に書いたように起きたら延長前半が始まっていた。
そして、松木は夜通し飲んでいるおっちゃん(想定通り)のような感じで、明らかに「イングランド、勝つよなっ。だろ?カウンターがすごいんだしねっ。セットプレーひとつもらえばイングランドはすげーんだからよっ。あー、クロアチアはさ、攻撃はまあ、そりゃさ、でも、モドリッチがミスばっかりでねっ、守備弱いから無理だよなっ」という一徹の思いで(爆)一晩中語っていた感じが・・・。
最後の最後まで松木はイングランドがひっくり返すと思っていただろうなという発言オンパレードだった!

クロアチアの守備が弱いってどういうことなのよ?うちには(←「うちの子扱い」)すごいGKがいるんだから!それにみんなが守備をするんだから。饅頭の献身っぷりもだし、モドリッチがDFに守備のプレッシャーを与えないようにボールを取っちゃうし、なんてったってパルチザンの血がながれてるんだから、作戦通りじゃないと動けないイングランドとはちがうのよお~!

と、松木くんの地理歴史感覚の鈍さにイライラしているワタクシでした。

もっとパルチザンなのはユーゴとかアルメニアかもしれませんが、いずれにしても旧ユーゴは世界史では「弾薬庫」って言われていたこともある熱い国だったんだって、松木くん忘れちゃいけないよ。
そりゃ、サウスゲート先輩のような三つ揃いを着てはいないけど、選手全体がやや「哀しみ」を漂わせるような表情かもしれないけど(←同僚が「あの国の選手の顔が暗すぎて気が滅入る」といったのでムカーっとしたワタクシです)、クロアチアの監督がふかわりょうってうちの職場で呼ばれているかもしれないけど、「ッチッチッチッチ」って剣山並みの鋭さだの熱さだのを持ってる選手たちの集まりなんだからー。

しかし、饅頭、熱かったなあー。膝が痛かったんじゃなかったんじゃ?と逆転ゴールを決めたときにグっと来ました。
饅頭を含め、主力3人が32歳超えということで「おっさん」扱いされているクロアチア3人組ですが、これぞベテランの円熟味。

諸事情があったし、その後の饅頭の活躍を思えば、バイヤンに居続ける選手じゃなかったのかもしれないけれど、バイヤン公式は元バイヤン選手ががんばっていて、そこの国のコーチの一人は、やっぱり長いことバイヤンの勝ち試合で活躍をしていたオリッチなんだから、頑張ってほしいとかコメントをだせばいいのになー。
と思っていたのです
でも無理なのかな?バイヤンにはリベリ以外にもフランス人選手がいるらしい(←ほら、昨シーズンから日本語放送は非常に限られていたからねー)。そっちに肩入れする様子。

でも、バイヤンにいたときと同じように見るからに熱くピッチを駆け回る饅頭と静かに熱くベンチにいるオリッチ。やっぱり一言でいいから健闘を願うコメントを公式で上げてほしいなー。

by eastwind-335 | 2018-07-12 06:35 | WM18 | Trackback | Comments(0)

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