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ちょっとした言葉遣い

私の周りは「コトバ」に煩い。ら抜きはもちろん、言いまちがい、本来の意味から外れた言葉の使用など、やんわりとではありますが、注意をうけることがあります。

ダメ出しの対象には私も含まれています。
もう、若者じゃないんだからな!って注意されることも(汗)。

気を付けているつもりでも、会話の中で知らぬ間に使うことがあります。

先日、お兄さんに注意されたのが「関係性」。
「その案件と〇〇とには関係性はないですよぉ」と言ったところ、
「あー、キミ、関係性って今言ったな?」と。

私、思いつきでモノをいうことはないようにしていますけれど、とはいえ、直前に言ったセリフを一つ一つ覚えていない(単にメモリーが小さいから、なのですけれど)。
言ったかな?言っちゃったかな?言わなかったとは言い切れない。

「この前もセミナーで若いのがさ、関係性、関係性っていうんだよ」
「はあ」
「関係性はおかしいだろ?」
「関係だけでいいです」
「そうそう。ま、若いんだな」

あー、きっとどこかで「関係性」って言葉を目にしたはずだし、あちこちで音声として聞いているように思うのだけど、その「無意識のうちに」がいけないのよねえ~。

と、久しぶりにお兄さんに注意を受けて、ぼんやりとした日々に対しても「今のままでいいの?」と注意されているような気持になりました。ありがとう、お兄さん。

このところ抱えているレポートの文章に「関係性」と書いていないかしら?と見直したところです。今の時点では「〇〇性」という言葉は使っていない。「馬から落馬する」のような表現が多い、と若いころには注意を受けたり、私は母語への意識が(非常に)低いと反省することが、10年に一度はあります。

私は、自分の年齢に見合った言葉を用いたいと思っています。しかし、語彙は少なく(増やす努力も少ない)、そのわずかな語彙さえ、民放の番組を見ることはないのに、いつの間にか「若い人」の言葉遣いに侵食されている。
いけないわ。
本当に。
Commented by shion2010 at 2016-06-10 11:10
今わたしが気になる言葉遣いは「〜してあげる」と「〜感」です。

テレビを見ていて料理の工程説明で「ここで〇〇を入れて香りづけしてあげる」というな説明が出てくると、すかさず「(〜して)あげなくていいからッ!」と叫んでいるわたしは未熟者でしょうか。

昨日も仕事でお客様から受け取ったメールに「御社の製品の価格『感』が知りたく…」みたいなことが書かれていて、「そこは〜感じゃなくてもいいだろー」と思ってしまいました。
Commented at 2016-06-10 11:12
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by eastwind-335 at 2016-06-13 05:01
shionさん、こんにちは!
私も料理番組の「〇〇してあげる」には、イヌネコの餌づくりじゃあるまいし、と思ってみています。そして職場の若い人たちの〇〇させていただきますの濫用には辟易しています。この前はついに「させていただく」って不遜な言い方だから、と「いたします」とか、言葉のバリエーションを作りなさい!と注意したところです。
まだ「~感」は私の目と耳には違和感があるので、それほど私の周囲では使っていないのでしょう。そう願いたいです。
Commented by eastwind-335 at 2016-06-13 05:02
鍵コメさん、こんにちは!
わかりました~!ご連絡をありがとうございました。
by eastwind-335 | 2016-06-09 06:11 | 日常 | Trackback | Comments(4)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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