万民の長城1:それはすでにはじまっていた
2015年 09月 21日
今回の夏の旅は出張後の休暇を過ごした北京です。
休暇申請のためには帰国日を決めなくてはなりません。中国の休日カレンダーを確認のうえ、帰国後のスケジュールほかも色々考えて実質3日間北京で楽しめるよう、9月3日を帰国日にしました。
日本のメディアで一斉に9月3日の軍事パレード実施の報道があった時、「えー?なんで?!」とびっくりしました。休日カレンダーに書いてないのは当然なのですが・・・。
私は8月15日と3月1日は絶対に韓国に行かないようにしています。日本人なんて見たくないという方もいらっしゃるかと思うからです。そして、浅はかなことに、中国の戦勝記念日も8月15日だろう、と勝手に思い込んでいました。まさかミズーリ―号での降伏文書署名を受けてだったとは!しかも、9月2日じゃなくて9月3日だったとは!さらにそれまでは記念日であっても休日(祝日)じゃなかったのに、戦勝70周年であるとして今年に限って休日(祝日)になろうとは!
でも、この時点では、職場の中国ツウのお兄さんたちや元北京っ子(といってももう25年以上日本で暮らしてますが)のお姉さんが「大丈夫だよ」というので、新聞にパレード関係の記事が出ると切り抜いていましたが、正直「ネタができたかも!」と思っていたのでした。
さて、私はANAの自動チェックインを利用しています。出発前日にその手続きをしたときに、ふと気が付いて、座席指定の状況を見ることに。すると、結構ギッチリ詰まってる。
うーん。もう少し前の方が通路側が空いていたら、移ろうかな、と思いながらカーソルを動かすと、前が空いてる。ただし、普段のエコノミーと配席が違う。3-4-3が2-4-2に。きっと、そこは通路だけが広いのかもね、とあまり考えもせず、空いているところに席に変更しました。
そうしたら、この席が、なんとプレミアムエコノミーの席だったのでした!
当日カウンターで「今日はエコノミーが満席ですので、プレミアムエコノミーを用意してあります」と言われびっくり。また席が変わるの?と頭の中でグルグル考えていたのですが、発券されたチケットを見ると前夜の手続きがそうだったのだとわかりました。
私の苦手なソバのない洋食!
そして今回はヨーグルトとか小さなお菓子ではなく、ヤクルト!
なぜにヤクルト?!と思ったのですが、どうも中国人に流行中らしいですよ!
食事はエコであっても、足元がゆったりしているのは助かります!
トイレに立つときに、本来私が座るはずだったところもチェックしたら、どなたかが座ってました。そして、エコノミーのほとんどが中国人の方々でした。数名は日本人のかたもいらしたのですが・・・。そして空いてる席は一つもナシ。プレミアムエコノミーも空きがなかったので、偶然とはいえ、席をチェックしておいてよかった、と思いました。
でも、出張の成果のほうが私には大切。ここで運を使ってしまったら困ります、と内心思ったのも事実でした。
そうこうするうちに北京国際空港に到着。
また、帰りにお世話になりまーす!
一番最初に目に入った広告はコレ。
え?父ちゃん一家をサポートしているのは日本人データ分析者(ケルン大学生)や日本人フィジカルスタッフだけじゃなくて、中国の企業もなの?
初めての空港はドキドキですよね!この空港は入国するまでに時間がかかるので、別料金を払ってVIPルートなる道を通って入国手続きを済ませることができるサービスがあるらしい(と宿泊するホテルのサイトで知った)。最初、このサービスの存在を知った時には、入管が面倒なのか?とやや覚悟をしてました。
せっかく前の方に移ったのだから、と速足になりかかったのですが、歩みを進めるだけにあれもこれも目に入ってくる!
このあたりまでは、どの国でも同じ雰囲気ですよね。
時はまさに世界陸上。ってことで、選手たちのポスターでお出迎え。
近代的な空港だとはわかっていましたが、一番気に入ったのは、ここ!
天井の採光です!
三角形なのか!とか竹をイメージさせる天井にびっくり。
ワクワク感に足取りも軽く。
検疫を抜けて、のこすは入国審査のみ・・・。
え?
こんなに?
わあ、帰国してきた中国人だけでもこれだけいるんだ?!
するとなんか大きな声が!
なんと、中国ではソウルのロッテデパートや香港ですっかりなじみになったイヤホンマイク使用の交通整理です。
そして外国人である私たちは、写真左手へ。
この蛇行しているような左手の列は入国審査官のブースに振り分けられる前のもの。まだ、私はこの列にもたどり着いてません・・・(汗)。
ブースは結構開けてるようだから、大丈夫、大丈夫・・・と思ったら、入国管理官のブース、電気はついていても人がいないところが結構あるんですよ!
どうなってるんだか?
とはいっても、20分も待たなくて済んだからよかった、よね?
そして、荷物をピックアップして(これがまたたくさんのターンテーブルがあってびっくり)、到着ロビーに専用モノレールで移動します。
最近はすっかり成田はご無沙汰ですが、同じ乗り物がありましたよね?!
市内へ出るための地下鉄乗り場へ向かいます。
ちゃんと掲示が出てるから迷わないと思いますよ。
ちょっと坂道なんですけどね!
っていうか、一人っ子政策なのか、甘やかしっ子なのか。スーツケースを押すだけでも大変でしょうに子どもまで載せて押してあげるのでしょうか?!
子供が甘やかされてますよねえ~。
公共交通機関である地下鉄を多用する休日となる予定でしたので、ICチケットを買わなくちゃと思いながらチケット売り場に並ぶことに。
ようやく順番がまわってくるか、と言う頃、ふと、売り場のガラスに貼ってある物を見てびっくり。
「ICカードはSold out」(写真を撮って怒られるといけない、と思って諦めました・・・)と。
え?ここ、空港駅だよね?
売り切れって?まだ現地時間1時ごろですよ~。メイヨ~!?
いま、世界陸上で、そのための取材クルーとかだって来るんじゃ?
・・・あ、地下鉄なんか乗らないわね(笑)。
ということで終点までのチケットを買いました。
カードは両面仕様。空港のターミナルをぐるっと回ることがわかります
どういう車両かが分かりますね!
さ、乗るんだけど!
乗るんだけれど。
この列は?
えーっと、ここでセキュリティーチェックですか?
(あとで、地球のスっ転び方をよく読んだら、どの駅でもセキュリティーチェックがある、と書いてありました)。
セキュリティーチェックのために乗り遅れることはありませんでしたが、これからの10数日。なんでも早めにしておかないと、想定外なことになるのかも、と思いながら地下鉄(機上線)に乗り込むワタクシでした。
休暇申請のためには帰国日を決めなくてはなりません。中国の休日カレンダーを確認のうえ、帰国後のスケジュールほかも色々考えて実質3日間北京で楽しめるよう、9月3日を帰国日にしました。
日本のメディアで一斉に9月3日の軍事パレード実施の報道があった時、「えー?なんで?!」とびっくりしました。休日カレンダーに書いてないのは当然なのですが・・・。
私は8月15日と3月1日は絶対に韓国に行かないようにしています。日本人なんて見たくないという方もいらっしゃるかと思うからです。そして、浅はかなことに、中国の戦勝記念日も8月15日だろう、と勝手に思い込んでいました。まさかミズーリ―号での降伏文書署名を受けてだったとは!しかも、9月2日じゃなくて9月3日だったとは!さらにそれまでは記念日であっても休日(祝日)じゃなかったのに、戦勝70周年であるとして今年に限って休日(祝日)になろうとは!
でも、この時点では、職場の中国ツウのお兄さんたちや元北京っ子(といってももう25年以上日本で暮らしてますが)のお姉さんが「大丈夫だよ」というので、新聞にパレード関係の記事が出ると切り抜いていましたが、正直「ネタができたかも!」と思っていたのでした。
さて、私はANAの自動チェックインを利用しています。出発前日にその手続きをしたときに、ふと気が付いて、座席指定の状況を見ることに。すると、結構ギッチリ詰まってる。
うーん。もう少し前の方が通路側が空いていたら、移ろうかな、と思いながらカーソルを動かすと、前が空いてる。ただし、普段のエコノミーと配席が違う。3-4-3が2-4-2に。きっと、そこは通路だけが広いのかもね、とあまり考えもせず、空いているところに席に変更しました。
そうしたら、この席が、なんとプレミアムエコノミーの席だったのでした!
当日カウンターで「今日はエコノミーが満席ですので、プレミアムエコノミーを用意してあります」と言われびっくり。また席が変わるの?と頭の中でグルグル考えていたのですが、発券されたチケットを見ると前夜の手続きがそうだったのだとわかりました。
私の苦手なソバのない洋食!
そして今回はヨーグルトとか小さなお菓子ではなく、ヤクルト!
なぜにヤクルト?!と思ったのですが、どうも中国人に流行中らしいですよ!
食事はエコであっても、足元がゆったりしているのは助かります!
トイレに立つときに、本来私が座るはずだったところもチェックしたら、どなたかが座ってました。そして、エコノミーのほとんどが中国人の方々でした。数名は日本人のかたもいらしたのですが・・・。そして空いてる席は一つもナシ。プレミアムエコノミーも空きがなかったので、偶然とはいえ、席をチェックしておいてよかった、と思いました。
でも、出張の成果のほうが私には大切。ここで運を使ってしまったら困ります、と内心思ったのも事実でした。
そうこうするうちに北京国際空港に到着。
また、帰りにお世話になりまーす!
一番最初に目に入った広告はコレ。
え?父ちゃん一家をサポートしているのは日本人データ分析者(ケルン大学生)や日本人フィジカルスタッフだけじゃなくて、中国の企業もなの?
初めての空港はドキドキですよね!この空港は入国するまでに時間がかかるので、別料金を払ってVIPルートなる道を通って入国手続きを済ませることができるサービスがあるらしい(と宿泊するホテルのサイトで知った)。最初、このサービスの存在を知った時には、入管が面倒なのか?とやや覚悟をしてました。
せっかく前の方に移ったのだから、と速足になりかかったのですが、歩みを進めるだけにあれもこれも目に入ってくる!
このあたりまでは、どの国でも同じ雰囲気ですよね。
時はまさに世界陸上。ってことで、選手たちのポスターでお出迎え。
近代的な空港だとはわかっていましたが、一番気に入ったのは、ここ!
天井の採光です!
三角形なのか!とか竹をイメージさせる天井にびっくり。
ワクワク感に足取りも軽く。
検疫を抜けて、のこすは入国審査のみ・・・。
え?
こんなに?
わあ、帰国してきた中国人だけでもこれだけいるんだ?!
するとなんか大きな声が!
なんと、中国ではソウルのロッテデパートや香港ですっかりなじみになったイヤホンマイク使用の交通整理です。
そして外国人である私たちは、写真左手へ。
この蛇行しているような左手の列は入国審査官のブースに振り分けられる前のもの。まだ、私はこの列にもたどり着いてません・・・(汗)。
ブースは結構開けてるようだから、大丈夫、大丈夫・・・と思ったら、入国管理官のブース、電気はついていても人がいないところが結構あるんですよ!
どうなってるんだか?
とはいっても、20分も待たなくて済んだからよかった、よね?
そして、荷物をピックアップして(これがまたたくさんのターンテーブルがあってびっくり)、到着ロビーに専用モノレールで移動します。
最近はすっかり成田はご無沙汰ですが、同じ乗り物がありましたよね?!
市内へ出るための地下鉄乗り場へ向かいます。
ちゃんと掲示が出てるから迷わないと思いますよ。
ちょっと坂道なんですけどね!
っていうか、一人っ子政策なのか、甘やかしっ子なのか。スーツケースを押すだけでも大変でしょうに子どもまで載せて押してあげるのでしょうか?!
子供が甘やかされてますよねえ~。
公共交通機関である地下鉄を多用する休日となる予定でしたので、ICチケットを買わなくちゃと思いながらチケット売り場に並ぶことに。
ようやく順番がまわってくるか、と言う頃、ふと、売り場のガラスに貼ってある物を見てびっくり。
「ICカードはSold out」(写真を撮って怒られるといけない、と思って諦めました・・・)と。
え?ここ、空港駅だよね?
売り切れって?まだ現地時間1時ごろですよ~。メイヨ~!?
いま、世界陸上で、そのための取材クルーとかだって来るんじゃ?
・・・あ、地下鉄なんか乗らないわね(笑)。
ということで終点までのチケットを買いました。
カードは両面仕様。空港のターミナルをぐるっと回ることがわかります
どういう車両かが分かりますね!
さ、乗るんだけど!
乗るんだけれど。
この列は?
えーっと、ここでセキュリティーチェックですか?
(あとで、地球のスっ転び方をよく読んだら、どの駅でもセキュリティーチェックがある、と書いてありました)。
セキュリティーチェックのために乗り遅れることはありませんでしたが、これからの10数日。なんでも早めにしておかないと、想定外なことになるのかも、と思いながら地下鉄(機上線)に乗り込むワタクシでした。
by eastwind-335
| 2015-09-21 22:21
| 旅の思い出15ドキドキ北京
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