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新しい園名はマンシャフト

父ちゃんち、だったのが、父ちゃんはお子が巣立ち始めたので、開いた部屋で幼稚園をはじめました、って感じと思ってます。大丈夫かなあ、ジブラルタル戦。

で、門札の形を替えました、と思ったら、これ、形(マーク)よりDie Mannschaftって言葉の方が大切だったとはKickerの日本語の記事を見るまで(つまりDFBの記事を見たときには)気が付かなかった。Die Mannschaftという愛称決定なんですって?!

うーん。Die Mannschaftかあ。
Die Jungeじゃなかったんですね~。

あの日本ではDVD化されない、あの幻のドキュメンタリー(え?)映画のタイトルも、この日の予告篇だったってこと?!
そしてそれに、どーも、あのビア保父がからんでいるらしく・・・。
A-Mannschaft, A-Team, DFB-Auswahl, Deutschland-Elf って歴代のメディアの使う総称はビア保父には気に食わなかったらしい。

きっと、父ちゃんは、別に愛称なんて欲しくなかったと思うのよね。
でもビア保父は、彼自身代表選手だったから、きっと、試合に行った時に、「いいなあ、フランスは」「いいな、イタリアは」「いいなあブラジルは」なんて思っていたんでしょうね~。きっと、「サムライブルー」っていうのだって羨ましかったに違いない(笑)。
時々いるよね。満たされなかった思いを、突然ついた地位を利用して果しちゃえっていう人が(うちの職場の人事担当役員みたいなのが)。

ま、A-Teamなんて英語を使うよりはいいけどね!ひょっとして、クリンシーがA Teamはアメリカに提案済で、気を使ったのかしら?(ドイツ語ではAでも英語だと単なる不定冠詞になるから意味が違うけど)。
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私も、英語よりは、ドイツのチームなんだから当然ドイツ語だと思う。ほら、Die Prinzenだって、「be cool speak Deutsch 」って歌ってるし。
いや、Kickerの日本語版でDie Mannschaftが愛称だって知った時以来、どうも、Die Prinzenのその曲が頭の中をグルンぐるんと廻ってしまって。

Die Mannschaftって、ドイツ人には言いやすいでしょうけれど、非ドイツ語文化圏だとどうなのかなあ?
それより、ドイツ語圏のオーストリアとかスイスだって本当はDie Mannschaftって使いたかったでしょうにねえ~。

私はビア保父が落ち着かないと思っていた(らしい)Deutschland-Elf が好きだったなあ。字ずらでみても音でも。Elfなんて、不死長命の妖精みたいなもので(ってところでなぜか「さそりん」って思ったワタクシ)。ポ王子やコブタちゃんのようなちょっといたずらっ子な妖精がいたり。
あの、ワタクシ、ドイツ語でElfは妖精じゃなくて「11」だってこと、知ってますからね!(力説)。

そうだ!ELFにしたらよかったのに!Die Elf。短くて愛称っぽくてどこの国の人にも発音しやすくてよかったのに!サッカーの特質をすぐに表現できるのにね~。

なにかでDie Mannschaftって連呼しなくちゃいけなくなったら、結構面倒じゃない?ドイツ人にとっても、そうじゃないのかなあ?

だって、「ヨギぃ、ディ、まんしゃふとぉ」って、繰り返すのがねえ・・・(←べつに父ちゃんの名前を入れなくてもいいんだけどね)

いちばん楽なのは「とうちゃんち」でしょ、やっぱり
と極東から異論をさしはさみつつ(笑)、DFBの記事を拾い読み。

ビアホフは父ちゃんち(どうにもマンシャフトとはまだまだかけない)はこういう幼稚園 チームですよってこともイメージ付けしたそうです。
unsere Mannschaft steht: Kreativität, Spielstärke, Respekt, Fairplay - und daneben für Zusammenhalt, Teamgeist und Geschlossenheit.

DFBによれば、定冠詞を変えれば気楽に各国メディアにも口にしてもらえる「世界対応愛称」だそうですよっ!日本でもマンシャフトって呼ぶのかな?国会で了承してもらわないと変更できないのかな(違)。

いや、もうこんなこと考えてるヒマあったら、さっさとEM16の予選を勝ち抜けてほしいものです。
ほんと、不安よ、この幼稚園。園児が突然骨折したり、ねんざしたり、妙に落ち着きが無かったりだったりして・・・。この頃、肝心の運動会の日に元気なのは、園長と副園長、保父だけな感じがするんですけど?

そしてDFBは、選手たちだって、Die Mannschaftという愛称を気に入ってますって文章も掲載!
"Die Mannschaft zeichnet ihr Zusammenhalt aus. Wir sind immer füreinander da, wir gehen respektvoll miteinander um, und natürlich stehen wir für den Erfolg", sagt Mesut Özil. Benedikt Höwedes pflichtet seinem Weltmeister-Kollegen bei. "Das wir in aller Welt als 'Die Mannschaft' bezeichnet werden, ist echt etwas Besonders", sagt er. "Es geht bei uns nicht um einzelne Spieler, es geht bei uns um die ganze Mannschaft. Das zeichnet uns aus, das ist unser Markenzeichen", sagt Toni Kroos. Und Mario Götze unterstreicht: "Wir verkörpern 'Die Mannschaft'. Zusammen spielen, kämpfen, gewinnen und verlieren wir. Als richtiges Team kann man alles erreichen – das haben wir bewiesen."
ここで「ださッ」なんて誰が言えるんでしょう?SNSと一緒で「イイね!」とするしかないでしょう?

そして、すみません。私はどーにも、この頃、ゲッツェにビア保父と同じ匂いを感じるのですけれど。いや、謝ることはないのか。しかし、日本のサッカーメディアはゲッツェ好きだし、ゲッツェのああいう顔が好きな人多そうだし、いちおう、まあ、WM14優勝の立役者だし、謝っておきます(棒読み)。

追記:愛称っていうのはそれにしか使えない名前のほうがいいのにね、と今朝がた目覚める時に思いました。うん、Die Mannschaftはどのスポーツにでも使えるから、独占禁止法に抵触しないかな?って(笑)。
by eastwind-335 | 2015-06-12 22:15 | ドイツ・サッカー | Trackback | Comments(0)

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