かくて我ら急ぎて澳門・香港17:香港でも市場
2015年 05月 13日
香港に寄ってみたかったのは、単にセンチメンタルジャーニー。
あのツアーは私にとって初めての海外旅行だったから、色々思い出があるけれど、なぜか、私はその後25年以上香港を旅する機会がなかったのです。だいたい、香港だって覚えていることはいろいろあっても、例えばそれが、ちょっとどこかの通りを歩いている時に見かけたこと(例えば、道一杯にナンチャッテ物を売るリヤカーがずらーっと並んでいたのが、警察の見回りがきたら、一斉に店をたたみ、リヤカーを走って引っ張ってどっかに行っちゃった、とかね)で、その通りの名前を覚えていないわけで・・・(とほ)。
さて、起床したところ、家人は「まだ寝ていたい」と。
私は青果市場へ行ってみることにしました。青果市場の近くには台所道具をうる通りがあるのです。
まずは香港ドルに両替。ホテルよりは両替商のほうがレートがよいんだろうけど・・・。二人で使うにしてもあと1万円分あったら足りるし・・・と地下鉄駅に向かって歩いて行くうちに気が付いたビルに入ってみました。
あんまり奥に行くと怖そうだなあ、と思いながら両替。
すごく暗い感じでびっくり。前の日は1階も明るかった気がしたのだけど・・・。
地下鉄駅へ降り、交通カードを買いました。
有人窓口ですぐに購入できました。
地下鉄駅での万引きなどが多いようで、注意を促す看板がありました。
しかし、一人当たりの声の大きさがある種「騒音」に近い感もあるこの街で、「ドロボー」って叫んでも聞こえないんじゃないか?と思ったりするワタクシでありました。
油麻池駅到着!
上にあがると、雑多な雰囲気。
お、ここにも雨傘革命に関わるチラシらしきものが!
市場の場所はすぐにわかりました。
市場の隣には高層新築マンションが。
きっとマンションは返還後にできたんだろうな。こういう雰囲気は、地図ではわからない。やっぱり歩いてみないとね。
その近くには質屋さんもあったりして。
質屋さんのマークだそうですよ!
あ、なんか、かわいい塗装の建物がある!
しかし、よく見てみると・・・、ベッドがたくさん並んでいる。
ぐるっと1周してわかったのですが、簡易宿泊所でした。トラックなどで運搬に来た人とか、季節労働者の方とかが利用しているのかしら?
競りがあるのかな?と思ったのですが、市場というよりも場外っぽい感じ。
あんまり奥へ行ってしまって、一旅行者が迷惑をかけてしまうといけないので、表通りを歩きました。いろんな果物があるんだなあ~ときょろきょろしてしまいます。
どうもワタクシ、果物の部門をウロウロしていたようです。
そして、日本産の果物も扱っているそうですよ!
こうやってカゴに盛ってあるのを見ると、日本と違うなあ~と思います。
築地だとターレがウロウロしてるわけですが、ここは台車。いろいろあります。押して、引っ張って、運転して・・・って感じでしょうかね。
通りをはさんで石造りの建物とテントの建物とがあるんですよ!
うだつとも違うのだけど。ネコちゃんたちがゆっくりしてきた。
上の写真にあるように、犬もうろうろしてます。
そろそろ買い物客が出てきたので、私は退散。続く道は、合羽橋みたいな感じの台所用品店が並びます。
あ、かっこいいなって思ってカメラに収めたお店は、刃物がメインのお店らしく・・・。
じゃーん!
中華包丁が~!色々な持ち手、サイズのものがあるんだな~と感心していたら、写真を撮ってもいいですよ、と。
さらに!店頭には、小さなナイフがいっぱい。
これってドイツでもよく見かけるけれど、ドイツより安い?
実は、初めての香港旅行では、「結婚する時に備えて食器を買う」と言う友達に同行して、母から頼まれていたウェッジウッドのティーカップとケーキ皿を6客買いました。今も実家で現役。もう一つは裁ちばさみ。これも実家にまだあるのです。
母には「えー?香港で裁ちばさみ?」と驚かれたのだけど、双子のゾーリンゲンのはさみを買ったわけです。
そして、今回も再び刃物を。この小さなナイフ。刃の長さをかえて2本買いました。
よく切れるから、とお店の人に言われたけれど、ほんと、帰国して使ってみたら、すごいんですよ!違うメーカーの刃の薄いナイフは、以前、フランクフルトでも購入したことがある。同じように愛用しているのだけど、それは持ち手が木製。こちらのほうが、もっともっと気楽に使えるので、使っちゃうかも。
こちらはガイドブックにも出ているお店。
しかし、ホントに右を見て、ってあったら右を見るのよね、と感心していたのだけど、見なくちゃ危ないってことなのです!スピードがねえ~(汗)。
店内に入ったけど、日本へ持って帰りたいと思うようなものはなかった(とほ)。
ギネスに挑戦!って感じの時に使いそうな大きさ・・・。
道を渡ると、またまたワタクシの興味をひくお店が!
すごいなあ~。合羽橋にはないですよね~(笑)。若い男の子がいろいろ整理をしていました。
写真の採光の関係で明るく撮れていますが、写真のほうがもっとハッとするような赤。いいですよね~(笑)。
最後に、日本語媒体によく紹介されている片抜き屋さんへ。
そしてこの香港版合羽橋の終わりには美味しそうなパン屋さんが!
粉は日本とドイツから取り寄せているところだそうです。ここで家人の朝食用のパンを買いました。
(なんて優しいヨメでしょう、って自画自賛)。
しっかし、日本で買うのと変わらないお値段にはびっくり。むかし、むかしの香港の価格しか知らないから・・・。
そして、バス停に向かって歩いていると、どのガイドブックにももれなく載っている、香港を代表するローカル喫茶店「美都餐室」が。
マカオのローカル喫茶店のことを思い出し、ここで、香港風紅茶としてしられるコンデンスミルク入りの紅茶である奶茶を飲むことにしました。
だって、女子向けガイドブックに紹介されている奶茶のお店はみんな駅から遠かったりしていて、家人と一緒だったら難しそうだから。
外から見るだけでも70年近い歴史を持つ餐室だというのがわかります。
中に入ったら、これまたすごくレトロ。
二階から席を埋めていくらしく、2階へ。
混んでいるのかな?と思ったら、開店早々だったらしく、いわゆる観光客しかいませんでした。
マカオだと紅茶だけでOKだったけれど、ここはちゃんと最低金額が決められています。
じゃないと、世界中の観光客に紅茶一杯で一日中居すわられちゃいますもんね。
ふふふ。このカップ、他のお店でも使われているそうですが、練乳会社の名前が入っているんです。
奶油多とは、練乳のかかった厚切り食パン。普段は、私は食パンにバターは塗らないので(溶けるチーズを乗せて焼く)、子どもの頃のようで懐かしい感じがしました。
さあ、バスに乗って帰りましょう。
とバスに乗ってびっくり!
韓流アイドルグループが、韓国へいらっしゃーい、という紹介ビデオにでていました。
このグループ、なんていうのかしら?
上から見るネイサンロードも面白かったです。
ペニンシュラホテルにも寄り道してみました。
アフタヌーンティをその昔友達とした(まだハタチそこそこだったのに!)ことを懐かしく思い出しました。家人を誘ってみようかな?
あのツアーは私にとって初めての海外旅行だったから、色々思い出があるけれど、なぜか、私はその後25年以上香港を旅する機会がなかったのです。だいたい、香港だって覚えていることはいろいろあっても、例えばそれが、ちょっとどこかの通りを歩いている時に見かけたこと(例えば、道一杯にナンチャッテ物を売るリヤカーがずらーっと並んでいたのが、警察の見回りがきたら、一斉に店をたたみ、リヤカーを走って引っ張ってどっかに行っちゃった、とかね)で、その通りの名前を覚えていないわけで・・・(とほ)。
さて、起床したところ、家人は「まだ寝ていたい」と。
私は青果市場へ行ってみることにしました。青果市場の近くには台所道具をうる通りがあるのです。
まずは香港ドルに両替。ホテルよりは両替商のほうがレートがよいんだろうけど・・・。二人で使うにしてもあと1万円分あったら足りるし・・・と地下鉄駅に向かって歩いて行くうちに気が付いたビルに入ってみました。
あんまり奥に行くと怖そうだなあ、と思いながら両替。
すごく暗い感じでびっくり。前の日は1階も明るかった気がしたのだけど・・・。
地下鉄駅へ降り、交通カードを買いました。
有人窓口ですぐに購入できました。
地下鉄駅での万引きなどが多いようで、注意を促す看板がありました。
しかし、一人当たりの声の大きさがある種「騒音」に近い感もあるこの街で、「ドロボー」って叫んでも聞こえないんじゃないか?と思ったりするワタクシでありました。
油麻池駅到着!
上にあがると、雑多な雰囲気。
お、ここにも雨傘革命に関わるチラシらしきものが!
市場の場所はすぐにわかりました。
市場の隣には高層新築マンションが。
きっとマンションは返還後にできたんだろうな。こういう雰囲気は、地図ではわからない。やっぱり歩いてみないとね。
その近くには質屋さんもあったりして。
質屋さんのマークだそうですよ!
あ、なんか、かわいい塗装の建物がある!
しかし、よく見てみると・・・、ベッドがたくさん並んでいる。
ぐるっと1周してわかったのですが、簡易宿泊所でした。トラックなどで運搬に来た人とか、季節労働者の方とかが利用しているのかしら?
競りがあるのかな?と思ったのですが、市場というよりも場外っぽい感じ。
あんまり奥へ行ってしまって、一旅行者が迷惑をかけてしまうといけないので、表通りを歩きました。いろんな果物があるんだなあ~ときょろきょろしてしまいます。
どうもワタクシ、果物の部門をウロウロしていたようです。
そして、日本産の果物も扱っているそうですよ!
こうやってカゴに盛ってあるのを見ると、日本と違うなあ~と思います。
築地だとターレがウロウロしてるわけですが、ここは台車。いろいろあります。押して、引っ張って、運転して・・・って感じでしょうかね。
通りをはさんで石造りの建物とテントの建物とがあるんですよ!
うだつとも違うのだけど。ネコちゃんたちがゆっくりしてきた。
上の写真にあるように、犬もうろうろしてます。
そろそろ買い物客が出てきたので、私は退散。続く道は、合羽橋みたいな感じの台所用品店が並びます。
あ、かっこいいなって思ってカメラに収めたお店は、刃物がメインのお店らしく・・・。
じゃーん!
中華包丁が~!色々な持ち手、サイズのものがあるんだな~と感心していたら、写真を撮ってもいいですよ、と。
さらに!店頭には、小さなナイフがいっぱい。
これってドイツでもよく見かけるけれど、ドイツより安い?
実は、初めての香港旅行では、「結婚する時に備えて食器を買う」と言う友達に同行して、母から頼まれていたウェッジウッドのティーカップとケーキ皿を6客買いました。今も実家で現役。もう一つは裁ちばさみ。これも実家にまだあるのです。
母には「えー?香港で裁ちばさみ?」と驚かれたのだけど、双子のゾーリンゲンのはさみを買ったわけです。
そして、今回も再び刃物を。この小さなナイフ。刃の長さをかえて2本買いました。
よく切れるから、とお店の人に言われたけれど、ほんと、帰国して使ってみたら、すごいんですよ!違うメーカーの刃の薄いナイフは、以前、フランクフルトでも購入したことがある。同じように愛用しているのだけど、それは持ち手が木製。こちらのほうが、もっともっと気楽に使えるので、使っちゃうかも。
こちらはガイドブックにも出ているお店。
しかし、ホントに右を見て、ってあったら右を見るのよね、と感心していたのだけど、見なくちゃ危ないってことなのです!スピードがねえ~(汗)。
店内に入ったけど、日本へ持って帰りたいと思うようなものはなかった(とほ)。
ギネスに挑戦!って感じの時に使いそうな大きさ・・・。
道を渡ると、またまたワタクシの興味をひくお店が!
すごいなあ~。合羽橋にはないですよね~(笑)。若い男の子がいろいろ整理をしていました。
写真の採光の関係で明るく撮れていますが、写真のほうがもっとハッとするような赤。いいですよね~(笑)。
最後に、日本語媒体によく紹介されている片抜き屋さんへ。
そしてこの香港版合羽橋の終わりには美味しそうなパン屋さんが!
粉は日本とドイツから取り寄せているところだそうです。ここで家人の朝食用のパンを買いました。
(なんて優しいヨメでしょう、って自画自賛)。
しっかし、日本で買うのと変わらないお値段にはびっくり。むかし、むかしの香港の価格しか知らないから・・・。
そして、バス停に向かって歩いていると、どのガイドブックにももれなく載っている、香港を代表するローカル喫茶店「美都餐室」が。
マカオのローカル喫茶店のことを思い出し、ここで、香港風紅茶としてしられるコンデンスミルク入りの紅茶である奶茶を飲むことにしました。
だって、女子向けガイドブックに紹介されている奶茶のお店はみんな駅から遠かったりしていて、家人と一緒だったら難しそうだから。
外から見るだけでも70年近い歴史を持つ餐室だというのがわかります。
中に入ったら、これまたすごくレトロ。
二階から席を埋めていくらしく、2階へ。
混んでいるのかな?と思ったら、開店早々だったらしく、いわゆる観光客しかいませんでした。
マカオだと紅茶だけでOKだったけれど、ここはちゃんと最低金額が決められています。
じゃないと、世界中の観光客に紅茶一杯で一日中居すわられちゃいますもんね。
ふふふ。このカップ、他のお店でも使われているそうですが、練乳会社の名前が入っているんです。
奶油多とは、練乳のかかった厚切り食パン。普段は、私は食パンにバターは塗らないので(溶けるチーズを乗せて焼く)、子どもの頃のようで懐かしい感じがしました。
さあ、バスに乗って帰りましょう。
とバスに乗ってびっくり!
韓流アイドルグループが、韓国へいらっしゃーい、という紹介ビデオにでていました。
このグループ、なんていうのかしら?
上から見るネイサンロードも面白かったです。
ペニンシュラホテルにも寄り道してみました。
アフタヌーンティをその昔友達とした(まだハタチそこそこだったのに!)ことを懐かしく思い出しました。家人を誘ってみようかな?
by eastwind-335
| 2015-05-13 22:35
| 旅の思い出14唔該!澳門・香港
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