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たんぽぽちゃん、ハマってます

肝心の回を録り忘れてたりしてますが、それでもなお、どうにかこうにか付いていってる「ミン・ドゥルレ(たんぽぽちゃん)」。KBSのHPから察するに折り返し点まできたようです!
ストーリーは、60話台で「はあ、」みたいな展開に。録り忘れた肝心の2回がわからないからますます強く感じられるのかもしれませんが・・・。しかし、観なくともどうにかついていけるのが朝ドラ(笑)。
彼女をめぐる、シン・テオ、ヨンス、スチュルのそれぞれの思いが、ユニーク、かつ、せつなく展開されています。そこを邪魔するのがセヨン役の女優さん。すごーく痩せたなあぁ。女子高校生役の時が一番老けて見えたけど。
とにかく、若い登場人物はそれぞれ「言えないコト」を最低一つは抱えてるって感じで、そのためにストーリーがギリギリの展開となるのです。。
60話台になると、もうビックリ!なのが、スチョルが急にドゥルレに接近し、婚約→結婚式へ!と。
しかし、そうそう簡単に結婚はできない状況に!。そういう状況を作り出す時に韓流お得意の「突然の人」を登場させるのではなく、すでに1週間は過去に出ていた人を上手く使う!
これはスゴいことだわ!この脚本を書いている人、巧い!
70話台になると、いよいよ、ドゥルレは本当のお父さんのことを知るシーンがメインになるのですが、視聴者にはもうわかってる話なので、ここまでよくぞ引っ張ってきた!と脚本家を褒めたくなる(笑)。そしてそこに一緒にいるのはテオだった!

想像するに、間違いなく、ドゥルレとテオはちゃんとメデタシメデタシとなると踏んでますが、ここ数作の作品みたいに、無理やりな事情を作って別れさせる!なんてことになったら許しませーん。前の朝ドラもなんかよくわからない感じになってたし、前の前もだし。

それにしても、話的にはようやく半分となろうかということなのに、すでにテオがドゥルレに近すぎてびっくり!これまでのKBSの朝ドラにはないほど、こちらが見ていてドキっとしてしまいそうなシーンが多くて。家人が「キミが赤面してどーする?」と突っ込まれたこともあります(汗)。
「清く正しい」朝ドラというよりも、朝ドラ的にはギリギリいっぱいの恋愛ドラマなのではないか?って。女性主人公の成長物語じゃなくて、テオの恋愛ドラマじゃないのでは?!と。
テオの少年時代を演じていた子役が本当に巧くて(簡単に人に心を見せないところ、逆に、心開いた時の表情とか)、今のテオを演じている役者に代わった時にどうなるのかな?って思ったけれど、そんなことはなくて、すんなり繋がっていたからでしょうか?それに比べたら、ドゥルレは子役と大人の役に大きな差がありすぎ。
ストーリーも、最初は西洋のおとぎ話が背景にあったのに、いまはどうなんだろうなあ。

じつは、テオ役の俳優さん、私の年長のお友達にそっくりなのです!容姿が似てるから声が似てるのは不思議でないのだけれど、さらに、役柄同様に誰に対しても丁寧で親切でスマート、ってところまでそっくり。カッコつけすぎなんじゃ?と言いたくなるほどスマートすぎて。最初から怪獣級の妹分として気が合った私としては(笑)、テオの一挙手一投足に20年前を思い出しています。

いわゆる「韓国スター」とは顔つきの違う、つまり地味そうな、地黒顔なのに、どうして目が行くのかなあ~って思ったけど、そうか、思い出すからなのね。そうそう!90年代のサラリーマンなのに、彼ときたら会社帰りに会う時はいつもスリーピースの背広姿で、遊び仲間である私たちに「おっさんくさーい。もったいない」ともからかわれていたのであった!

しかし、70年代を舞台にするドラマは、韓国トリビアが累積されていくので、面白いです!テオはどうも「ラーメン事業」の部門に就くことになったらしく、ドゥルレと別れて(その理由がわかる回2回分を録画しそこねた)8か月の「提携先の日本企業での研修」に向かうことに。
製粉業としてラーメンを作っているとしたら、日清かなあ?とか

ドゥルレを養い育てる女性とドゥルレの目がそっくりでびっくり。
テオと(母親として慕っている義母)の目つきがそっくりでびっくり。
という点で「母性」というのがこのドラマの裏テーマなのかな?と。血の繋がりではなく、心のつながり。

韓国ドラマでは珍しく「パジャマ」文化でもあるのです!私が観察するかぎり、いわゆる「ハイソサエティ」でないとパジャマやネグリジェを着て寝ません。洋服のままお布団に入ってるシーンが多いですよね!先日、韓国生活の長い方に思い切って質問したところ、韓国にはパジャマ文化はない!と。そして、あの、よくドラマで布団に入る恰好は「外に着て行く服じゃない、部屋着だ」と。
・・・うーん、部屋着?

で、このドゥルレと部屋を一緒に使っている食堂の長女、粉屋の一人娘はパジャマなのですよ!パジャマ!
ドゥルレのパジャマ姿はないのですけれどね(笑)。セヨンも服着て寝てるなあ~(笑)
テオはパジャマだっていうのに!(爆)

それにしても、朝ドラは服装にいろいろな仕組みがあって、わかりやすい(笑)。女性主人公の成長を化粧とか、服装の質を上げるとかで上にあげていくんですね(笑)。
・・・てことでいえば、チンピラ・ヨンスは全く変わってないんだよね。

テオの義母役をしている女優さんは、私が見通した週末ドラマ『ソル薬局の息子たち』の長男の初恋の相手で、女性主人公の義姉を演じたので印象に残ってます。たしか、赤ちゃんが生まれることになって、割と早くに降板になったとどこかのサイトで読んだことがあります。その時も「困ったわ」って表情が印象に残っていた。
正直初めて彼女の演技を見るようなものですが、奥様の役がよく似合っているし、「専業主婦」から「起業家」へと変化していく時に服装や髪形がガラッとではなく、さりげなくなのだけど、本当に巧く変化していて・・・。

自分の若いときのような状況が養女にも起きてしまって、苦しむシーンが続いてますが、このお母さんはドラマの天秤になりそうな・・・。自分のためで起きたことに心苦しむだけでなく、セヨンが本当に可愛いんだと思うのです。浮気ばかりする夫へのあてつけとして夫が遠因で死んだ者の娘を引き取ったけれど、でも、そうであったとしても、やっぱり自分と同じ哀しみなどを感じてひきとったに違いなく・・・。

あと60話近くあるので、まだまだセヨンが大暴れするだろうと予想。ジュノはセヨンへの想いをどうするのかな?って。ジュノは子供時代にも出ていたのだけど、まさか、ドラマをこうやって支えるって、最初の時は思わなかったなあ~。
このドラマは行き当たりばったりな展開じゃないのね?
by eastwind-335 | 2015-02-28 15:02 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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