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今度こそa vitória(35)みた!

*私はブログを書いたらそのままupすることが多いのですが、今朝は途中、あんまりにもヤな気分のことを描いたので、どうしよう、upしようかどうしようかと悩んで出勤しました。そうしたら、やっぱりネットでも取り上げられてた。いまさら書き足す気もしないので、朝のままでupします。

昨日はZDFの朝のニュースで、父ちゃんたちの帰国の様子やファンマイルの一部が放送されていましたね。
録画しておいてよかった!

で、帰宅したところZDFでは50分弱の特番にまとめておいてくれていた。たぶん、ファンマイルはノーカットだと思う。さすが、ZDF!見習ってよ、NHK衛星放送、とつぶやきながら、お1人夕食だったので簡単に用意して食卓にパソコンを置きます。

ブランデンブルク門の旧西ドイツ側にファンマイルってできるのね。
ここ、バスで通ったなあ、とか、自分の知っているベルリンを見つけては、1人にっこりしてしまいます。

写真の時にはわからなかったけど、ファンマイルはこういう状態だったらしい。
ZDFとARDのアナウンサーが黒のヨギシャツを着て登場して開会を宣言!

まずは父ちゃん、ハンジ、ケプケ、ビア保父の登場。
父ちゃん、恥ずかしそう。本質的にはこの人は前に出たがらないよね?さっさと一つ後ろに下がっているのを押し出されるようにしてファンマイルの一番前に。インタビューが終わると、ハンジ、ケプケの元にすぐに戻ります。
そして、ビア保父が出たがりだってことを、再確認させるような言動。インタビューされたら長々と話してましたよ絵。何を言ってるのか正確にはわからなかったけど、きっと自分が選手だったWM02のことから12年を振り返ったのではないでしょうか?「あーあ、ミュラーに通じるものがあるんだよね」とため息。

続いてWGごとにかくし芸があります(って言ったわけじゃないけれど)。
まずはメルテ君が班長のグループから。
特に何をしたってわけじゃないんですけれど、旗を振って歩くだけでしたけど、でも、メルテ君が嬉しそうに大きな体を折りたたんで、旗を振りながら本来の身長に伸ばしていくところや、いるだけで目が行ってしまうポ王子(本当に、彼は人をそらさない)の歩き方、若い人たちもすごくイイ感じで、ワーワーと観客も盛り上がります。

そして、次は班長はクローゼだけど、裏門、もとい、第2GKとしてスタベン連中をまとめていた、ハンジよりもスタッフらしい雰囲気をベンチから醸し出していたヴァイデンフェラーたちの登場。
が、これは、非常に盛り下がることに。
ZDFの朝のニュースで見たときは一瞬だったから「あれ?あれ?」でしたけど、彼らのパフォーマンスは酷かった。決勝の相手であったアルゼンチンたちを「ガウチョ」と呼び、彼らの気落ちした雰囲気で登場し、自分たちは優勝してこんなに気分が良いんだ、という歩き方になっていく、というもの。クローゼとゲッツェが歌ってそれに合わせて彼らが腰をかがめて出てくる。
サイテーだった。盛り上げようとステージで彼らがパフォーマンスをするほど、なんか距離がでてきたような。
あんなこと、よくぞ思いついたものだわ。クローゼ、恥ずかしくないのかな。もし、逆の立場であって、アルゼンチンでドイツ選手たちをあざ笑うようなパフォーマンスを代表選手がしたとしたら?
思ったほど盛り上らないので盛り上げようとゲッツェやトニクロが必死に歌うのを見て、もともと彼に対して辛口なワタクシですが、本当に残念な気持ちに。入団記者会見に自分のスポンサーの商品で身を固めたようなヤツでその程度だったんだから、やりかねない、と思うべきなのでしょうか。ヴァイデンフェラーにもガッカリだけど、ほんと、ゲッツェは「応援しているチームの正念場で変数的にゴールを決めるときもある」程度の価値しかないような選手になりそうな。

私が父ちゃん一家が好きだったのは、どんな相手にもリスペクトしていたから。相手を悪く言わなかったから。それは長男次男がちゃぶ台を上げ下げしていた時からそうだった。ラムたんたち4ワ”カも絶対にしない(と思いたい)。

私は優勝が決まった朝、通勤をしながら「ああ、大変だな、父ちゃん一家は。これから彼らは社会的にふさわしくないことをしでかしたら「WM14優勝選手である」という枕詞が付くんだな」と思ったのでした。子供たちの見本に、サッカーを愛する人たちに一生愛されるべき存在でいなければならないのです。
リスペクトされる存在である、ということは他者をリスペクトするということ。

以前、EM12で決勝でスペインに負けたとき、落ち込むコブタちゃんの後ろを電車ごっこで通り過ぎたスペイン選手の様子が放映されました。また、今回、準決勝、決勝のあと、相手の国を慮って自分たちばかりが大騒ぎして勝利を喜ばなかったことが一部のメディアで褒められました。

なのに、最後にそれ?私は今回の優勝はホントにどっちがなってもおかしくなかった、そういう試合だったと思うのです。最後にゲッツェが決めただけで、両チームともに足は止まり始めていて、気合だけで動いていたんですから。いい試合だった。ほんとうに。だからこそ、ガウチョはないだろうに、と見た瞬間に思いました。
わかってるよね、多くのドイツファンは。
今朝、ドイツの新聞媒体でもあのパフォーマンスはヒドい、と指摘しているものがあったようで、ホッとしてます。
DFBいいの?コメントなしで?
父ちゃん、あそこで止めたらよかったのに。雰囲気悪くなる?

おっと、熱く書きすぎました。
続いては、コブタちゃんを班長とするグループ。こちらはひょっとしたら準決勝に当たったブラジルをイメージしたのかもしれないけれど、みんな肩に手を置いて入場。
一つのチームとして、だったら許す。他意のないパフォーマンスでありますように。
まあ、ああいうシンプルなことをやっているほうが、愚直なドイツ人は喜ぶんだってば。謳うこともないのに、異常なほど盛り上がったのは、やっぱりコブタちゃんがいたから?

そして、最後はラムたんを班長とするグループ。もうネタはわかっているから「わかってるってば」と何度も思いました(笑)。
後ろからとか上から映さないで~、ネタを知ってるクセして「ネタバレしないで」と思う私。

ブルースブラザースの真似なんだそうですが。
ミュラー、ホントにあーた、ダンスが酷い。

そのあとはミュラーがフンバ。悪くはないけど、私はポ王子のほうがいいな。盛り上がれるな。なんか品があるなって思いました。ホント、ミュラーってば人の美味しいところを・・・。ここはポとコブタちゃんとが・・・。
テーマソングを歌うきれいなお姉さんが出てきて、みんなで歌い始めます。
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そしてラムたんはカピテンなのにどんどん後ろに行っちゃう。映らなくなってしまって。

でも、私はWM06全試合DVD(ああ、知り合いに貸したら何年も帰ってこないまま、異動になってるんですけど。そしてもう取り寄せができないと先日わかってショック!)の3位決定戦の最後に「うさラムたんはただ一人全試合に出ました!4年後の南アフリカ大会は26歳、その次だって30歳ですよっ!」と中継アナが言っていたことを思い出します。
あの時はカピテンになるとは思ってなかったけれど、カピテンになってからも、コブタちゃんの裏カピテンあってのドイツ代表って思うことは何度もあったけど、ラムたんは名参謀だっていつも思うけど、でも本当にうれしかった。ラムたんがWMポカールを一番最初に掲げるのを見られて。
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ラムたん、コブタちゃん、気づいてないかもしれないけど、今年もトリプレだね!
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Commented at 2014-07-18 08:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by eastwind-335 at 2014-07-19 19:46
鍵コメさん、こんにちは。慰めてくださってありがとうございます!

たぶん、この人のブースのどっかにあるはず!個室状態の職場ですので(笑)大掃除をすることがあったら手伝いに押しかけます。

子どもの頃から両親に「貸すのではなくあげなさい」と言われていたので(もちろん、借りたら速攻返す、とも躾けられました。貸した人から「返さなくちゃいけないんだけどね~」と言われた時にも「また買いますからいいですよ」と言った気がするし(ただし飲んでる時でしたけど)。私自身も3月の時も現金販売のお店で夏メルを見つけたのに現金の持ち合わせがなく(汗)
WM14優勝記念の再販があればなあ~。
WM14のDVDは絶対に手放しませんよ!

ところで日本では「ドイツは優勝候補」とだけ言って(または書いて)おけばコトが済む、と思って取材をしてたな、って感じがします~。
日本のメディアと今回のWMについては、言いたいことがたーくさんありますから、また改めて記事にしますね!
by eastwind-335 | 2014-07-17 06:41 | WM14 | Trackback | Comments(2)

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