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いまごろ、きっと

仕事が無事に終わって、次の目的地に向かっているハズ。

今回の旅行先は、旧ソ連邦の一つ。
家人が旅行で知り合った方が、面白いイベントがあるから・・・ということで家人を誘ってくださったのです。
で、その直前に私が出張のためにヨーロッパにいるんだから、ついでに帰りに寄ってしまおう!となったわけです。

この国は第二次大戦中にソ連に侵攻されて以来、その時々にできる抵抗運動を重ねていました。
そういう時代を背景にした児童小説も翻訳が出ています。
先日、紀伊国屋の児童書売り場で見つけた本というのがこれ。
いまごろ、きっと_a0094449_6502164.jpg背表紙に記されたタイトルだけで手を伸ばした本。少しページをめくったら、今度訪れる街の名前が目次にあったりして。


児童書でも2100円する時代なのね~と思いながらもためらわずに購入。

あとがきを読むと、複雑な地理状況、国際関係ゆえに、この国が長いこと非常に緊張を強いられる国家であったこと、いま、自由化されているけれど、その強いられていた時を振り返るに、その方法が必ずしも一つではないことが記されていました。

児童書を通して、それまで訪れたことのない国を知ることができました。

そのリトアニア。
リトアニア共和国として独立したのに、1940年にソ連に占領。
私がはじめてヨーロッパへ行ったときはまだソ連邦の1か国だった。
その時は東欧だったけれど、独立回復後は中欧または中東欧(過去に東欧だった中欧という意味)という扱いになり、そして国連統計局では現在北欧の1か国に、日本外務省は西欧局扱いであるとwikiにあります。

もちろんこれまでもリトアニアに関心のある人は一定数いらしたと思います。無印良品でもリトアニア産の麻のランチョンマットやハンカチを扱っていた時期があります。我が家にも数枚あることが、先日、大掃除をしたときにわかりました。
しかし、ガイドブックも「地球の歩き方」か「るるぶ」が数年置きに更新というぐらいで、最近よく出版される小物を中心に編集したオシャレ本にはまだなっていません。
ところが!タイミングがいいことにこの初夏、フィガロ・ジャパンではいわゆる「バルト3国」の特集が。
すごくツイてる!

旅もツイてるといいなあ。どんな一日を、私は送ってるのかしら、いまごろ。
by eastwind-335 | 2013-09-02 06:48 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335