ポ王子とコブタちゃん
2013年 07月 08日
朝日新聞の日曜別冊Globe。小さな別刷りですが結構中身が濃い。記名記事だから、責任ある記事になるのかな?
いつも、私はインデックスを見ないで読みます。今週の特集は「ハワイに誘われて」。ハワイ旅行記が終わったばかりのところで、この特集!ということで、一人勝手に「つながり」を感じて読み始めます。
2月のハワイ旅行は、初めてのハワイなのに観光よりも見学がメインで、そのために何冊もハワイの歴史に関する本を読みました。だから、特集自体に対しては、「そうそう」と再確認することはあっても「へー。そうなんだ?」というところまでは行かず・・・。
取材に当たった記者による〆のコラム。ハワイで「アメリカ文化」の香りを味わえると(まあ、「」で括っているけど)しているのには、違和感が。ま、私はハワイもアメリカも超初心者ですので、何をもって「アメリカ文化」と言うのかよく理解できないというのもあります(笑)。けど、アメリカ文化って大きく括るのはいかがなもの?
で、さらにページをめくってみたらコブタちゃんの写真!
「欧州サッカーで進む統計データの活用 独代表の無敗支える」と。この記事は朝日新聞のスポーツ欄でもサッカーの記事をよく書いている編集委員Chu鉢さんの記事。
むむむ・・・これってちょっと若かった時の写真では?キャプションには「ドイツ代表の司令塔」。
何のことだろう?と読み進めると、サッカーもデータ収集と分析が大切だ、という話。欧米ではデータ提供会社が増えているんだとか。ほかの国でもやっていることなはずなのに、なぜかChu鉢さんはドイツを取り上げてます。ドイツファンなのか、大学の第二外国語がドイツ語なのか?
父ちゃんちのデータ分析を担当しているケルン体育大学のユルゲン・ブシュマン教授にどうやってそれを利用するのかを取材したわけです。
で、このデータサッカーのハシリは、クリンシーだと。
WM06のドイツ快進撃にはデータ分析があったから、と。そうそう、なんてったって「レーマンメモ」までありましたもんね!
代表の場合はこのデータ分析報告書をまず「チーフスカウトとコーチが読みこみ、監督のレーウに要点を伝える」んだそうです。ここでいうチーフスカウトとコーチって誰のことなんだろう?ハンジじゃないってことなのよね?
で、父ちゃんはもっと詳しく知りたいと思うところがあると夜中でも電話してくるんですって。
あー、もし私がブシュマンの奥さんだったら「いったい何時だと思ってるのっ!」と聞こえるように言ってしまうかもしれません(笑)。父ちゃん、どーみても夜型ですもんね~。
でも、こんな細かいデータを選手に全部伝えるのは、選手によってはラインを越えて決壊しちゃうらしい。「情報を与えすぎると混乱する選手や、荷が重いと感じて重圧を受ける選手もいる」んですって。
それに続く例がポ王子。ポ王子にはマークする相手の基礎的データ、ポ王子自身の攻め方守り方のポイントだけが伝えられるんですって。
一方コブタちゃんには「勝負所でのプレーの責任が大きいので、試合運び全体に関係するもっと多くの情報を理解させなければならない」んだそうで。
大丈夫かな、二人とも。っていうか、ポ王子は混乱する選手の代表例?ポ王子のところでアリャリャとなれば、それはデータ説明がうまくなかったか、理解ができなかったか、ということになるのでしょうか・・・。
メルテくんとか、さそりんといった「Abi」持ちは報告書のまま欲しい~とか言って読み込んでいそう・・。
データの数値化だけではダメで、意味を持ったデータにまで磨けなくてはならない・・・という一文に、私思わず「定年退職したらケルン体育大学に留学しようかなあ?」と思いました。
ま、私が定年を迎えるまであと20年余り。日本の大学でもそういう講座ができてることでしょう・・・。
・・・ってよく読んだら、実際にサッカー経験を持ってなくちゃいけないんですって(しかも上位の)。
この「上位の」っていうのは、ブンデスリーガ1部や2部、ってことなのかな?年齢別で代表だったことがあるってことなのかな?
よくわからなかったんだけど!Chu鉢さん!ちなみにこの忠鉢さんはu-19代表だったそうですよ!しかもDF。ということでなのか、父ちゃん一家の秘密を一つご紹介してくれてますよ!レーウ監督には「DF同士の間隔は8メートル」って原則があるんですって。
DF間隔8メートルって・・・(笑)。その8メートル作戦で成功した例とか挙げてくれたらいいのになあ。
この記事のヤヤヤ・・・なところは、うーん、肝心なことの具体例が少ないような。いや、私が知りたいことなんて、フツーの人にはどうでもよいことで、だから具体性が欠けているってことなのか。
試合ごとに細かい分析をするそうで、「後半30分から右サイドバックが右に開きすぎていた」という評価なんかもあるそうな。いつの試合かしりませんが、ここんところラムたんが右サイドのことが多いから、ラムたんがいけなかった試合なのかな?
ちなみに、EM12の準決勝(イタリア戦)ではDFが並ぶ位置がデータ上望ましいとされたラインより自分たちのゴールに近すぎたんですって。バロテッリとノイヤーの対決シーンなのですが、そこに小さな水色のアディダスのシューズが映っていて・・・。とほほほ、ラムたんなんですよね~。2点目のシーンのハズ。
日本でも岡ちゃん時代以来、企業に頼んでデータ収集と分析をしているそうです。が、分析内容に対して監督(含むザック)が必ずしも納得できなかったりすると(弱点指摘が特に)、採用されないそうです。
採用されなかったデータであっても、選手たちが自主的に気付いて軌道修正することがある、という例としてWM10で岡ちゃんのではなく自分たちの判断でデータに近い切り替えをしたんだとか。
なんか、文章としては、日本はまだデータ分析が利用できてないって言いたいようだけど、私のブンデスの師匠曰く(師匠はアマチュアですがサッカーの指導歴があります)、「練習ではいろんな作戦を教え込むけど、その通りに何か行かないんだから、自分たちで頭使って応用せい!」といってピッチに送り出してたんだそうです。
わかるわかる・・・。サッカーの面白さはそういうピッチ上の縦横無尽の人の動きの相互作用だし!
それにしても、それにしても、忠鉢さん。「レーウ」じゃなくて「レーヴ」なんじゃ?それこそ現地の人たちの発音をきっちり分析してもらいたいです。え?オピニオンの記事だから、主観に重きがおかれてる?(笑)。
いつも、私はインデックスを見ないで読みます。今週の特集は「ハワイに誘われて」。ハワイ旅行記が終わったばかりのところで、この特集!ということで、一人勝手に「つながり」を感じて読み始めます。
2月のハワイ旅行は、初めてのハワイなのに観光よりも見学がメインで、そのために何冊もハワイの歴史に関する本を読みました。だから、特集自体に対しては、「そうそう」と再確認することはあっても「へー。そうなんだ?」というところまでは行かず・・・。
取材に当たった記者による〆のコラム。ハワイで「アメリカ文化」の香りを味わえると(まあ、「」で括っているけど)しているのには、違和感が。ま、私はハワイもアメリカも超初心者ですので、何をもって「アメリカ文化」と言うのかよく理解できないというのもあります(笑)。けど、アメリカ文化って大きく括るのはいかがなもの?
で、さらにページをめくってみたらコブタちゃんの写真!
「欧州サッカーで進む統計データの活用 独代表の無敗支える」と。この記事は朝日新聞のスポーツ欄でもサッカーの記事をよく書いている編集委員Chu鉢さんの記事。
むむむ・・・これってちょっと若かった時の写真では?キャプションには「ドイツ代表の司令塔」。
何のことだろう?と読み進めると、サッカーもデータ収集と分析が大切だ、という話。欧米ではデータ提供会社が増えているんだとか。ほかの国でもやっていることなはずなのに、なぜかChu鉢さんはドイツを取り上げてます。ドイツファンなのか、大学の第二外国語がドイツ語なのか?
父ちゃんちのデータ分析を担当しているケルン体育大学のユルゲン・ブシュマン教授にどうやってそれを利用するのかを取材したわけです。
で、このデータサッカーのハシリは、クリンシーだと。
WM06のドイツ快進撃にはデータ分析があったから、と。そうそう、なんてったって「レーマンメモ」までありましたもんね!
代表の場合はこのデータ分析報告書をまず「チーフスカウトとコーチが読みこみ、監督のレーウに要点を伝える」んだそうです。ここでいうチーフスカウトとコーチって誰のことなんだろう?ハンジじゃないってことなのよね?
で、父ちゃんはもっと詳しく知りたいと思うところがあると夜中でも電話してくるんですって。
あー、もし私がブシュマンの奥さんだったら「いったい何時だと思ってるのっ!」と聞こえるように言ってしまうかもしれません(笑)。父ちゃん、どーみても夜型ですもんね~。
でも、こんな細かいデータを選手に全部伝えるのは、選手によってはラインを越えて決壊しちゃうらしい。「情報を与えすぎると混乱する選手や、荷が重いと感じて重圧を受ける選手もいる」んですって。
それに続く例がポ王子。ポ王子にはマークする相手の基礎的データ、ポ王子自身の攻め方守り方のポイントだけが伝えられるんですって。
一方コブタちゃんには「勝負所でのプレーの責任が大きいので、試合運び全体に関係するもっと多くの情報を理解させなければならない」んだそうで。
大丈夫かな、二人とも。っていうか、ポ王子は混乱する選手の代表例?ポ王子のところでアリャリャとなれば、それはデータ説明がうまくなかったか、理解ができなかったか、ということになるのでしょうか・・・。
メルテくんとか、さそりんといった「Abi」持ちは報告書のまま欲しい~とか言って読み込んでいそう・・。
データの数値化だけではダメで、意味を持ったデータにまで磨けなくてはならない・・・という一文に、私思わず「定年退職したらケルン体育大学に留学しようかなあ?」と思いました。
ま、私が定年を迎えるまであと20年余り。日本の大学でもそういう講座ができてることでしょう・・・。
・・・ってよく読んだら、実際にサッカー経験を持ってなくちゃいけないんですって(しかも上位の)。
この「上位の」っていうのは、ブンデスリーガ1部や2部、ってことなのかな?年齢別で代表だったことがあるってことなのかな?
よくわからなかったんだけど!Chu鉢さん!ちなみにこの忠鉢さんはu-19代表だったそうですよ!しかもDF。ということでなのか、父ちゃん一家の秘密を一つご紹介してくれてますよ!レーウ監督には「DF同士の間隔は8メートル」って原則があるんですって。
DF間隔8メートルって・・・(笑)。その8メートル作戦で成功した例とか挙げてくれたらいいのになあ。
この記事のヤヤヤ・・・なところは、うーん、肝心なことの具体例が少ないような。いや、私が知りたいことなんて、フツーの人にはどうでもよいことで、だから具体性が欠けているってことなのか。
試合ごとに細かい分析をするそうで、「後半30分から右サイドバックが右に開きすぎていた」という評価なんかもあるそうな。いつの試合かしりませんが、ここんところラムたんが右サイドのことが多いから、ラムたんがいけなかった試合なのかな?
ちなみに、EM12の準決勝(イタリア戦)ではDFが並ぶ位置がデータ上望ましいとされたラインより自分たちのゴールに近すぎたんですって。バロテッリとノイヤーの対決シーンなのですが、そこに小さな水色のアディダスのシューズが映っていて・・・。とほほほ、ラムたんなんですよね~。2点目のシーンのハズ。
日本でも岡ちゃん時代以来、企業に頼んでデータ収集と分析をしているそうです。が、分析内容に対して監督(含むザック)が必ずしも納得できなかったりすると(弱点指摘が特に)、採用されないそうです。
採用されなかったデータであっても、選手たちが自主的に気付いて軌道修正することがある、という例としてWM10で岡ちゃんのではなく自分たちの判断でデータに近い切り替えをしたんだとか。
なんか、文章としては、日本はまだデータ分析が利用できてないって言いたいようだけど、私のブンデスの師匠曰く(師匠はアマチュアですがサッカーの指導歴があります)、「練習ではいろんな作戦を教え込むけど、その通りに何か行かないんだから、自分たちで頭使って応用せい!」といってピッチに送り出してたんだそうです。
わかるわかる・・・。サッカーの面白さはそういうピッチ上の縦横無尽の人の動きの相互作用だし!
それにしても、それにしても、忠鉢さん。「レーウ」じゃなくて「レーヴ」なんじゃ?それこそ現地の人たちの発音をきっちり分析してもらいたいです。え?オピニオンの記事だから、主観に重きがおかれてる?(笑)。
by eastwind-335
| 2013-07-08 19:32
| ドイツ・サッカー
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