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泣きたいのはこっちです!

後輩ちゃんのチューターも仕事の一部であるワタクシ。
後輩ちゃんのチューターといっても私の場合は完全新人ちゃん対応なので、数年でもっと優秀な人がチューターを引き受けてくれます。つまり、私はつなぎの役をしているので、次の段階でのチューターに「東風色」をつけないようにしてつないでいくことを信条としています。

家人や実家の面々からは「あなたがチューターをできるとは思えない・・・」と心配されてます。だって、自信なし、計画性なし、目的値なし、という、社会人としての三重苦を背負ったタイプだからです。

こうありたい、と自分の中で考えて努力することは、私だってもちろん私なりにしていますよ(039.gif)。でも、絶対こうあるべき!というのはない。いつかこうありたい、なのです。そういう意味では持続力あり、なのかな。あと、好奇心あり、でもあるかな。

前もブログでボヤいた気がしますが、今の若い人たちって、何年後にはこうあるべき!というのがすごーくはっきりしていて、「そんな計画、前世紀のバブル期の遺物じゃん」と思う私はついていけません。

こうあるべき、のために「なんでもやる」んじゃなくて、こうあるべき、のために「自分に役立つことだけやる」というスタンス。自分はこう評価されるべきだ、という妙な自信。高次のチューターに取扱い注意タグをつけてつないだハズの後輩ちゃんたち数名を再び私が面倒を見ることになりました。

後輩ちゃんたち、高次のチューターの要求にこたえられないことがきっかけで、ツラくなっちゃったんだそうです。高次のチューターはレベルを落とすことができない人なので(つまり相手に合わせられない)、私が再び「つなぎ」として登場することになったのです。

状況確認をするために話を聞いていたら泣き出す後輩ちゃんズ。
いかん、女は職場で泣いちゃだめ!と私が必死になだめます。どんなことがあっても仕事のことで職場で泣いちゃいけない、というのは母の教え。私がこれまで職場で涙したのは、訃報に接した時と、がんの手術から無事に復帰した知り合いの最初の通勤日の時だけ。どんなにイヤミを言われても涙を見せないために「可愛げない」と言われたこともあるけれど、母の教えに従ってます。
泣いたところで解決することはないんだし、泣き疲れて翌日もグッタリじゃどうしようもありませんからね。
ところが、今の若い子ったら、すぐに泣くんですよね~。
知らない人が見たら「また東風が後輩を泣かせてる!」と言われかねません。「上司泣かせのスットコドッコイ社会人のワタクシですが、後輩は泣かせるんじゃなくて、後輩が勝手に泣くんです!」と部署のお兄さんやお姉さんにぼやいたことがありますが、ほんと、泣きたいのはこっちだってば。

糸が固結びになってしまうと、切ってしまうしかない(もう使えない)、という場合が多いけれど、細いピンセットで丁寧にほぐしていけば1本の糸に戻すこともできます。不器用なのでなかなかうまくいかないのですが、なんせ、耐久心だけは人一倍ある私(打たれ強い)。持久力もあるので、後輩ちゃんの結び目をほぐしたいと思いますが・・・

どーして、年末のこの忙しいときに・・・?!風邪だってぶり返しているのに(軽い風邪だから、薬を飲むと逆に眠くて仕事にならない・・・)。

ま、私もそうやって先輩たちに世話になってきたんだし。「順番こ」だよね。
by eastwind-335 | 2012-12-11 07:31 | 日常 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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