あの時は二つの国だった(24)雨の朝、ベルリン
2012年 12月 01日
今日でベルリンの滞在はおしまい。午後から移動です。
前日までの好天と打って変わって、朝から雨。
どうしても行きたいところがあったので、バスにのっておでかけです。
Zoo駅から一般路線バスながらベルリンの観光名所を実は回ってくれるというバスに乗って・・・
晴れていたらバスからの眺めも良かったことでしょう。
それでも、窓から通りを見ていると、街並みもですが、時々目にする看板に大声を上げそうに。
CDUの本部とか!うわーうわーうっわー!メルちゃんいないかな~。(と一人でワクワクしてシャッターを切り損ねた)
「ベルリン天使の詩」のオープニングね!
みんなが降りるのでつられるように降りたのが、議事堂前。
ZDFのニュースで時々見ていましたが、ほんと、ガラス張りなんだ~。内部も見学できるそうですが、時間がなくて断念。日本の国会議事堂も小学生の時に見学したっきり。次はぜひガラスの内側に入り、ZDFの記者よろしくポーズを取って写真を撮ってみたいわ!!
議会の裏側はオーソドックスな建物です。すでに早起きチーコク人のご一行が観光中。
メルちゃんち?大統領府?雨なのでガイドブックを広げることができません。
日本でいったら霞ヶ関のようなところを歩いているわけですが、さすが21世紀に向かって作っただけあって重厚というよりもモダン。
いわゆる議員会館のようです。
目的地の一つARDにむかったものの、カスタマーセンターはまだ開いていないというので、先に「22年前をもう一度」企画を一人催行。
22年前、西ベルリンで訪れた美術館。なんでここへ行ったのか、よく思い出せないのですが、たぶん「地球のすっころび方」に紹介されていたのでしょう。その時の特別展が「第三帝国から排除された絵画」つまり退廃絵画展だったのでした。
・・・・があの時どうやってここへたどり着いたのかわからない私。
とにかく、22年前のアルバムを実家で見て、ここに行ってみよう、と思ったのでした。
でポツダム広場へ向かうために地下鉄へ・・・と思ったら「あらら、そうか、ここ、ブランデンブルク門だ!」と。
ヌッテラ仕様の車の向こうにブランデンブルク門が見えますよ!
まだまだ観光客の少ない時間のために、こんな姿まで見ちゃいましたよ!サンタはいない、と知ったときと同じぐらい私にはショックでした(笑)。
チーコク人団体さんと一緒になってしまい、写真を撮るのによい地点はすべて彼らが占領(笑)。それでも穴場的な良い場所を見つけてカメラを構えようとすると、数名が写真に入ってくる~!!しかもカップルで!あれこれポーズを取る彼女のために一生懸命シャッターを切る彼氏。昔の日本人もこういう感じだったのかなあ・・・。きっとそうなんだろうな。
地下鉄でポツダム駅へ。DBポツダム駅の近代的な内装にびっくりしながら地上へ。
ソニービルですね。レゴで作ったキリンがお出迎えです。雨も止んでいたし、バスの乗るほどのこともなかろう、と目的地まで歩きます。
あら、子供向け番組の回顧展?これって「月に向かっておしおきよ!」のアニメじゃ?
ベルリンフィルを通り抜け、向かったneue nationalgalerie。
まだ、あの頃のドイツは全面ガラス張りのような建物は少なかった気がします。そして非常に静かな日曜の朝だったにもかかわらず、この地では朝からローラースケートを履いた若者が(あの頃世界的にミュージカル「スターライト・エクスプレス」が流行っていたからかな?)階段を飛び越えたりしてたのも印象的でした。思い出のままの形でしたが・・・。周辺は思い出と違う。22年前は意識してなかったけれど、思えば、東ベルリンとの境、といってもいいところだったのですね。
時間がなかったので、中には入らず、来た道を戻ります。再びブランデンブルク門駅へ。
階段が印象的でした。
そしていよいよARDへ。
ショーウィンドには子供に人気の番組グッズが並んでます。
大人向けにはドイツで人気の刑事モノドラマのDVD
そして、カスタマーセンターに入ると、ドイツの物言わぬアイドル「Maus」が。
残念ながら、人気グッズらしくて、Maus関係のものはまーったくなし。お姉さんが「ごめんなさいねー。日本から来たんでしょ?お土産屋さんのほうがあるかも」とのこと。
いい年してキャラクターグッズを買うのはやめなさい、ってことなのかもしれません(笑)。
ARDの近くにも川が流れています。橋からは国会議事堂も見えます。
・・・・?!
ここはソウルか、湘南平か?
あちこちにキーホルダーが結び付けられていました。
ハート形もけっこうありましたよ!
橋の向こうには若者に人気(に思われる)RTL。中央駅からZDFとかも見えた気がするのだけれど、このあたりってことなのかしら?
もう一つの目的地のために再び地下鉄駅へ・・・・
あれ?さっきのブランデンブルク門とは雰囲気が違う。
えーっとドイツ版「スタハチ」?白バイ野郎の集まり?カメラ向けちゃいけないかな?と思いながらもシャッターを切ると、気づいた一人から手招きされました。
うわー、叱られるのかなあ・・・。
「もっと近くで撮ってもいいんですよ!」なんともフレンドリーな警察のみなさんです。でも調子にのって撮りませんでした。
パトカーも出ているし、何事なのかなあ。今日は通行止めなのでしょうか?お祭りでもあるのかしら?と尋ねたら、なんと、ギリシャの財務大臣が来独中で、これから大統領に会うんだそうで・・・。
「ほら、財政問題があるだろ」と。
しばらく待てばそこのホテルから出てくるよ、とのこと。
いいのか、こんなユルい感じで!?
しかし、これから向かう場所があるので、残念ながら夜のニュースを見ることにしました。
ちょっと緊張して移動です。
前日までの好天と打って変わって、朝から雨。
どうしても行きたいところがあったので、バスにのっておでかけです。
Zoo駅から一般路線バスながらベルリンの観光名所を実は回ってくれるというバスに乗って・・・
晴れていたらバスからの眺めも良かったことでしょう。
それでも、窓から通りを見ていると、街並みもですが、時々目にする看板に大声を上げそうに。
CDUの本部とか!うわーうわーうっわー!メルちゃんいないかな~。(と一人でワクワクしてシャッターを切り損ねた)
「ベルリン天使の詩」のオープニングね!
みんなが降りるのでつられるように降りたのが、議事堂前。
ZDFのニュースで時々見ていましたが、ほんと、ガラス張りなんだ~。内部も見学できるそうですが、時間がなくて断念。日本の国会議事堂も小学生の時に見学したっきり。次はぜひガラスの内側に入り、ZDFの記者よろしくポーズを取って写真を撮ってみたいわ!!
議会の裏側はオーソドックスな建物です。すでに早起きチーコク人のご一行が観光中。
メルちゃんち?大統領府?雨なのでガイドブックを広げることができません。
日本でいったら霞ヶ関のようなところを歩いているわけですが、さすが21世紀に向かって作っただけあって重厚というよりもモダン。
いわゆる議員会館のようです。
目的地の一つARDにむかったものの、カスタマーセンターはまだ開いていないというので、先に「22年前をもう一度」企画を一人催行。
22年前、西ベルリンで訪れた美術館。なんでここへ行ったのか、よく思い出せないのですが、たぶん「地球のすっころび方」に紹介されていたのでしょう。その時の特別展が「第三帝国から排除された絵画」つまり退廃絵画展だったのでした。
・・・・があの時どうやってここへたどり着いたのかわからない私。
とにかく、22年前のアルバムを実家で見て、ここに行ってみよう、と思ったのでした。
でポツダム広場へ向かうために地下鉄へ・・・と思ったら「あらら、そうか、ここ、ブランデンブルク門だ!」と。
ヌッテラ仕様の車の向こうにブランデンブルク門が見えますよ!
まだまだ観光客の少ない時間のために、こんな姿まで見ちゃいましたよ!サンタはいない、と知ったときと同じぐらい私にはショックでした(笑)。
チーコク人団体さんと一緒になってしまい、写真を撮るのによい地点はすべて彼らが占領(笑)。それでも穴場的な良い場所を見つけてカメラを構えようとすると、数名が写真に入ってくる~!!しかもカップルで!あれこれポーズを取る彼女のために一生懸命シャッターを切る彼氏。昔の日本人もこういう感じだったのかなあ・・・。きっとそうなんだろうな。
地下鉄でポツダム駅へ。DBポツダム駅の近代的な内装にびっくりしながら地上へ。
ソニービルですね。レゴで作ったキリンがお出迎えです。雨も止んでいたし、バスの乗るほどのこともなかろう、と目的地まで歩きます。
あら、子供向け番組の回顧展?これって「月に向かっておしおきよ!」のアニメじゃ?
ベルリンフィルを通り抜け、向かったneue nationalgalerie。
まだ、あの頃のドイツは全面ガラス張りのような建物は少なかった気がします。そして非常に静かな日曜の朝だったにもかかわらず、この地では朝からローラースケートを履いた若者が(あの頃世界的にミュージカル「スターライト・エクスプレス」が流行っていたからかな?)階段を飛び越えたりしてたのも印象的でした。思い出のままの形でしたが・・・。周辺は思い出と違う。22年前は意識してなかったけれど、思えば、東ベルリンとの境、といってもいいところだったのですね。
時間がなかったので、中には入らず、来た道を戻ります。再びブランデンブルク門駅へ。
階段が印象的でした。
そしていよいよARDへ。
ショーウィンドには子供に人気の番組グッズが並んでます。
大人向けにはドイツで人気の刑事モノドラマのDVD
そして、カスタマーセンターに入ると、ドイツの物言わぬアイドル「Maus」が。
残念ながら、人気グッズらしくて、Maus関係のものはまーったくなし。お姉さんが「ごめんなさいねー。日本から来たんでしょ?お土産屋さんのほうがあるかも」とのこと。
いい年してキャラクターグッズを買うのはやめなさい、ってことなのかもしれません(笑)。
ARDの近くにも川が流れています。橋からは国会議事堂も見えます。
・・・・?!
ここはソウルか、湘南平か?
あちこちにキーホルダーが結び付けられていました。
ハート形もけっこうありましたよ!
橋の向こうには若者に人気(に思われる)RTL。中央駅からZDFとかも見えた気がするのだけれど、このあたりってことなのかしら?
もう一つの目的地のために再び地下鉄駅へ・・・・
あれ?さっきのブランデンブルク門とは雰囲気が違う。
えーっとドイツ版「スタハチ」?白バイ野郎の集まり?カメラ向けちゃいけないかな?と思いながらもシャッターを切ると、気づいた一人から手招きされました。
うわー、叱られるのかなあ・・・。
「もっと近くで撮ってもいいんですよ!」なんともフレンドリーな警察のみなさんです。でも調子にのって撮りませんでした。
パトカーも出ているし、何事なのかなあ。今日は通行止めなのでしょうか?お祭りでもあるのかしら?と尋ねたら、なんと、ギリシャの財務大臣が来独中で、これから大統領に会うんだそうで・・・。
「ほら、財政問題があるだろ」と。
しばらく待てばそこのホテルから出てくるよ、とのこと。
いいのか、こんなユルい感じで!?
しかし、これから向かう場所があるので、残念ながら夜のニュースを見ることにしました。
ちょっと緊張して移動です。
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takanao32 at 2012-12-01 22:24
ああ、私も少しショックー
可愛いクマに隠れてたのが可愛く無いオッサンだなんて(涙)
南京錠ドイツの欄干にされてるのは可愛い!
赤の♡なんて、日本ではみないです。
可愛いクマに隠れてたのが可愛く無いオッサンだなんて(涙)
南京錠ドイツの欄干にされてるのは可愛い!
赤の♡なんて、日本ではみないです。
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eastwind-335 at 2012-12-04 18:49
takanaoさん、こんにちは。
ほんと、私もびっくりして、思わずシャッターを切っていたのでした・・・。
体力仕事とは思ってましたけれどね・・。
南京錠はこの後に向かった町ではもっとスゴいことに!ソウルタワー状態でしたよ!ドイツは数年ぶりでしたが、欄干に南京錠というブームがあったとは知りませんでした。昔は落書きで相合傘にハートでしたよね!
ほんと、私もびっくりして、思わずシャッターを切っていたのでした・・・。
体力仕事とは思ってましたけれどね・・。
南京錠はこの後に向かった町ではもっとスゴいことに!ソウルタワー状態でしたよ!ドイツは数年ぶりでしたが、欄干に南京錠というブームがあったとは知りませんでした。昔は落書きで相合傘にハートでしたよね!
by eastwind-335
| 2012-12-01 08:35
| 旅の思い出12朝帰りde欧州旅行
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