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どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・

お昼をまだ食べていなかった私達。
ロカンタと呼ばれるトルコ式定食屋へ向かいます。
家人、あまりロカンタに対して思い入れはないようです。で、女子向けガイドブックに掲載されているようなオシャレロカンタに行きたーいと思っていたのですが、私を待っている間に家人は地球のスっ転び方に掲載されていた店に行きたい、と。夜、グルグル回るダンスを見に行くことになっていてそこからも近いから、というのが理由です。

ブルーモスクから離れ旧市街へ向かいます。このあたりも博物館やお土産物屋さんが林立しています。
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少し歩くとトラムの駅が見えてきます。
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暑いんだから乗るんでしょ?と思いきや・・・。
家人、歩いて移動。歩いても知れてる、と。えええー?と思いながらもついて行くしかありません。写真を撮りながらになるので、ついつい遅れ気味になるワタクシ。家人には見慣れた風景でも私にはお初ですし、そんなことでもしなくちゃ歩く意味がありません029.gif
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とはいえ、歩道が狭いのでシャッターチャンスがなくて、この程度の写真しかありませんでしたけど。
さてロカンタに到着したら1組の日本人カップルが。その方もスっ転び方をご覧の様子。軽く会釈したものの返事なしでした。家人が「あー、日本人が来ちゃったよ」ぐらい思ってるかも、と後で言ってましたが、仕方ないよね。情報源は一緒なんだから。
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この風景にかなり期待したのですが、「舞台を見ている間に眠くなるといけないから」と家人が選ぶメニューが・・・(涙)。一応、「もっと食べたかったら頼んでいいんだよ」とは言いますが、焼き物とかは「高いな」なんて言ってたしねえ。夜に期待することにしましょう。
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個人的には世界各国でスっ転び方掲載のお店で「よかった」なんてところ、出会ったことないのだけれど。ここも感動するほどのこともなく・・・。少しずつだって頼めた、と後でガイドブックを読み直すと書いてあったので、次への課題かな。
どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・_a0094449_7103684.jpgこんなにメニューがたくさんあったのにね~

でも、通りの雰囲気はばっちり。
どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・_a0094449_715547.jpg最初は日差しの関係もあって傘に隠れて気がつかなかったのですが。

どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・_a0094449_7164850.jpg実は葡萄の木でお店はおおわれているという通りだったのでした。
パンを持って歩くおじさんや泉にモスク前の足を掛ける姿さえ絵になるのですから葡萄の枝って不思議です。
ひょっとしてここの葉を使って料理を作っていたりして?

全般に、イスタンブールでの食事は、少し美味しいところだったらよかったのに。もしくはもう食べられない!というぐらい食べたかった、と悔やむ、そんな感じですが、レストランが林立している通りの雰囲気はバッチリでした!

食事を終え、私は「お茶したい、お茶したい」とわめき、途中でみかけたステキなカフェへ入りたかったのですが、満席の様子。
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しかもまたもや家人「高そうだし」とかのたまう。また、お茶をしていたら家人が連れて行きたいと思っているところが回れないとかで、公演の後にお茶にしましょう、ということになりました。
家人が連れて行きたかったのは、イスタンブールの駅。アガサ・クリスティーの小説にも出てくることから、彼女の写真が飾ってある間があると知ったのは帰国してから(家人はクリスティーを読んだ経験がありません)。
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港の近くにあるんです!
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Garとは駅というトルコ語みたいですね!古い蒸気機関車を飾るあたり、日本でいえば新橋みたいなところなのでしょう。
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外観もステキ。こちらが駅正面なのでしょう。
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ホント、ステキだね!と二人で写真を撮っていたら民族衣装を着た男性が出てきて何やら後片付け。
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ダンスを踊っていたそうです。時間が合わなくて残念だねーといいながら、彼の肩越しに見えた電車が気になります。家人が「大した車両じゃないと思うけどね」というのを私が強引に世界の車窓からを歌いながら近づくと・・・。
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「これ、オリエンタル急行じゃ?!」と二人でびっくり。
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テレビ撮影用ビデオカメラを持っている人もいました。え?映画?ドラマ?ドキュメンタリー?
すると車内から乗務員の人が顔をだしてきました。ホンモノのオリエンタル急行なのだそうです。このたびは撮影はないけれど、最近、新しい旅行シリーズの撮影があって、それは日本でも放映されるはずだよ!とのこと。要チェックです。(多分、私たちがみかけた撮影クルーは、乗車した人のためのものだったのではないか、と思います)
私たちは先頭車両まで歩いてみました。
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駅構内はまさに「世界の車窓から」。
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トルコ内の電車移動はどんな感じかな?男社会なのでちょっとそこまで勇気がでませんが、家人が一緒だったら一度ぜひ体験したいものです。
駅から少し歩くと大きな歩道橋があり、そこからは向こう岸がよく見えます!
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それから、イェニー・ジャーミーと呼ばれるモスクの前庭でちょっと休憩しました。
この前庭がまたまたステキなんです!
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隣接するスパイスバザールと呼ばれるエジプシャンバザールへ。
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時間限定の買い物タイムを設け、私はドライフルーツを(これを買うのが楽しみだった)、家人は家人実家へのお土産を買いに、と二手に分かれます。
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これだけ甘いものを見ていても、家人が不思議がるほど、私たち二人には甘い声がかかりません。
若い時からどんな日本人でもモテモテと言われるところですらモテたことのない私。ですから私自身はあまり気にならないけれど、さすがに家人に「いや、ここまでセールストークがないのって初めて」と言われると「すみません、きっと私のせいよ」と・・・(汗)。買わせたい、と思わせないオーラがあるのでしょうか・・・。
どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・_a0094449_15252260.jpgこちらには積極的なお誘いが・・・(笑)。

どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・_a0094449_15302435.jpgイチジク好きな私、こちらで買ったのですが・・。

いやいやびっくり!
どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・_a0094449_15312431.jpg半生で持ち上げるとほとんど元の形に!帰国して数日はこれができましたよ!冷蔵庫にいれたらできなくなっちゃいましたが・・・。


そして急いでクルクル回るトルコのメヴレヴィ教団のセマーの施舞を見に行くことに。
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これって「少佐ネタ」にもなったクルクル回る踊り。といってもダンスというより宗教儀式なのです。
どこまでいってもインペリアル27:くるくる・くるくる・・・_a0094449_15361692.jpg写真撮影はもちろん、拍手までが禁止されているので、ただ「見た」だけになりましたが・・・。

宗教儀式なので最初の踊りがとっても遅くて。そして暗く涼しい(寒い?)舞台で上演される上、息をひそめてみてなくちゃいけない気分になってしまい、眠たくなってしまいました。家人が危うくなると起こしてくれたのでどうにか見ることができました。目が冴えてくると、正直「え?これでおしまい?」みたいな。ほんとそれぐらいあっけなく終わりました(号泣)。お客さんたちもどうリアクションしていいのかわからない感じ。でも、やっぱりクルクル回るのは一度見たかったので楽しかったです。
結局、9時近くなってしまったのでお茶はやめ、とぼとぼ30分近く歩いて(家人曰く散歩だそうですが)、ホテル近くのチャイハネでご飯。
いや、男の世界です。チャイ、水パイプ、バックギャモン・・・。
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女性は観光客だけ。そしてがっちり食べることもなく、家人は隣の席の水パイプの煙にやられてしまい、早々に失礼を・・・。
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なんか、食べ物には恵まれてなかったけど、ま、いいか。
そしてホテルに戻ってつけたテレビにいきなり現れたのはこの人。
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サッカーの番組らしいし、たぶんこの人有名選手だったんだろうけれど・・・。わかんないYO!
帰宅して地図をみたら、大きく一周していたようです(笑)。そういう意味でもクルクルな一日でした。
Commented by mimilani at 2011-11-09 05:56
わたしもドライフルーツが大好きです!!
一番好きなのがいちぢくなので
とってもご立派ないちぢくのお写真に目が釘付けでございます~~。
ソウルでロッテマートに行った時に
時々、催事のようなドライフルーツ売り場があって
よくいちぢくを買いますが
こんなに立派じゃないです(苦笑)
もっとこぶりな感じで・・・
これをヨーグルトに入れて食べるのが大好きで!!

お店のお写真でアボガドや生姜のドライフルーツも
あってビックリ!!想像しただけで美味しそうです~(*^_^*)
Commented by eastwind-335 at 2011-11-11 07:31
mimiさん、こんにちは。
おお、ロッテマートでドライフルーツ売り場が出るときがあるとは。私も注意して見てみようと思います。韓国ならではのフルーツはあるのでしょうか?
トルコのイチジクは有名ですよね。日本でもよくお店にも出ています。でも、私もこんなに大きいのは初めてで、しかも半生で・・・とびっくりすることだらけ。
アボガドは試食しなかったのですが、このほかにレモンなどもありました。パイナップルも買ったのですが、普通はパイナップルは砂糖をまぶして乾燥させるのだそうです。でもそうじゃないのだったので、案外さっぱりとした甘さでした。
ヨーグルトにドライフルーツ、いいですよね!水分を吸ってくれるのでフルーツの食感も少し変わるし、味もつきますし。
mimiさんもトルコにお出かけになる機会ができたらぜひぜひ!そうそう、トルコのヨーグルトは日本のよりも味が濃い気がします。
by eastwind-335 | 2011-11-07 15:45 | 旅の思い出11東西ローマ帝国 | Trackback | Comments(2)

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