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最後の昼食はこんな感じ。前日と同じお店に行きました。
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おおっと、昼食の前には郵便局へ連れて行ってもらったのでした。
昔はここってガソリンスタンドだったのかしら・・と思えちゃう。でもこれ、ポストなんですよー。
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窓口は意外とふつう(!)でした。
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小包はこんな感じに郵便局員が改めて梱包してくれます。
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本当は家人の荷物を送るためにここに来たのですが結構な金額。Jさんが「東風さん、スーツケースに余裕はないの?お金もったいないよ」と言い出し、私が持って帰ることに。会議先でもらった紙資料に加え私の知らない間に買い集めていたらしいDVDなど、これを機内の荷物入れに持ち上げるのは大儀だなあ~と思いましたが、Jさんがやたらと「もったいない」という顔をするのでホテルに持ち帰ったのでした。
あとで、インドは国際郵便が届かないらしい・・・と知り(まあ、予想はできた反面、実家へ送ったはがきは届いたとそうだし・・・)、Jさんはそのことも心配してくれたのかも、と思います。

!ncredible? !ndia?(17)またいつか・・・_a0094449_12281857.jpgあと、私がどうしても欲しかったのが、インド産ラム。
インドは禁酒国家とはいいませんが、ムスリムは絶対禁酒だしヒンドゥーもそんなに飲むというわけでもなくて、日本みたいにそこいらでお酒を購入できるわけではないのです。

!ncredible? !ndia?(17)またいつか・・・_a0094449_12285896.jpgインド来てラムを買うなんて・・・相当の大馬鹿モノと自覚してますが、でも、これを使ってドライフルーツを漬けたらおいしいだろうな~と。
しかし、ラムっていうのは内容量+瓶の重さで結構なコトになってしまうのね・・・(汗)


この日の一大イベントは「ドルを下す」でした。家人の次の行先は外貨はドルしか通用しないらしく。でインドでおろせるだろうと思ってた家人。ホテルでもダメ。ATMのあるところには連れて行ってもらえない…等々でいよいよこの日にドルを手にしなければ・・・とあせっておりました。
結果としてはダメだったのでした。あー、かわいそう。しかし、どこの国だってATMはその国の紙幣しか下せないとおもうですけれど(汗)。
家人とJさんが銀行めぐりをしている間、トゥクトゥク番をしていた私の目に留まったみなさん。
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いよいよJさんとはお別れ。またデリーに行ったら会いましょう!Jさんは「次回はインドのどこへ行きたいですか?」とさっそくリサーチ。えーっと、まずは、デリーのもっとふつうの側面を見たいの。それからね、ムンバイにいってボリウッドの雰囲気を感じ、コルコタでイギリスの東インド会社があった時代を思い起こすような跡へ行ってみたいし・・・と次々に私の口から出てくるのには、Jさんもびっくり。Jさんの属する会社でもいろんな地方での旅行を手配してくれるそうで、それを知り、次はコルコタが先かな、ムンバイかな~と次の旅行のことを考え出す私・・・。

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インドのお金、結構あまっちゃったなあ・・・。

さて、空港までは私一人タクシーに乗って、です。というのも、旅行者以外は空港施設に入ることができないからです。ホテルのファサードにつけてくれたタクシーに乗りながら、送迎担当の旅行代理店さんに「この旅行鞄、重くありません?」と尋ねたら「重いです。20キロは超えてますね・・・」とちと渋い顔。私が家人にそのことを伝えたら、家人が私に託した荷物の優先順位を指示。全部一つのスーツケースに入れてあるから、機内にもちこむとしたらコレ、それでも重かったら…等々。空港が近づくにつれ、代理店のお兄さんが携帯でなにやらお話し中。てっきりお友達と、だと思っていたら、お友達はお友達でも空港勤務者を呼び出していたのでした。
「奥様、あとはこの男性についていってください」と言われ、事情がわからず勝手に空港内の会社の人なのだろうと思いカウンターへ。
あはは。27キロでしたよ。追加料金はおいくらなのか、捨てるものの順番は・・・と頭の中でシュミレーションをしていると、お兄さんがカウンターのお姉さんにナニヤラカニヤラ。

追加料金ナシでした。

こんなこと自慢しちゃいけないのでしょうけれど、私って20キロピッタリということもうまくできるのですが、その一方で、ドイツへ行くのに30キロとか37キロとかいう時もありました。でも今まで一度も追加料金はなし、なんです。なぜか。免税店で買い物はしないように、とかカウンターで言われたことはありましたけれど、見逃してもらってきたのです。ドイツからの帰国でも24キロって時があったのですが、お兄さんがウィンクして「いいって、いいって。一人なんでしょ」と。

今回、お兄さんの口利きで不問に付すだったのだ、と気づいたのは、搭乗手続きをして出国カードを書くのをお兄さんが見守りながら「友達に問題なかったって電話しておくね」と言った時でした。
私はカードを書くのに必死で「そう?お友達って?」と何の気なく尋ねたら「代理店のヤツだよ」と。「じゃあ、うちのオットにも大丈夫だったって言っておいてもらえる?彼、すごく気にしていたので」とこれまた考えもせず言ったら「うーん、ボクは君のご主人の電話番号はしらないからさ」と。
ふーん。
カードを書き終えた私に、「じゃあ、日本まで気を付けてね」と手を振って去っていきます。
「ありがとう、いろいろ」といいながら見送る私。
あれ?
ちょっと待ってー!こういう時にはチップを上げるのが世の中の常識?それともこの人はチップなんて不要な人?でもコーヒーでもこれで飲んでって渡すべき?え?いくら渡すの?
財布の中には約1000円相当のルピーがあるけど、200ルピーぐらいでいいのかな。
お兄さんを追いかけていきたかったのですが、搭乗用入口の手荷物検査所には銃をもったオジサンが立っていて「おくさーん、こっちこっち」と。

お兄さんすみません。せめて後姿を撮っておきたかったのですが、空港内は銃を持った空港警備の人がたくさん。空港は軍事基地の一つなわけだし、ここで面倒なことにはなりたくなーい。とオジサンのほうへ。
本当は搭乗手続きのカウンターで荷物札をもらわなければならないのに、みんなすっかり忘れていて、X線掛のオジサンに「おーい、手荷物札は?」とメッという顔で注意されてしまいました。ちゃんとチェック済ですよ、という意味だと思いますが、大きくバッテンがついている札が機内持ち込み荷物につけられました。
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次は出国審査。
出国管理官に絞られている極東男子2名(カードの書き方がよくなかった様で、どこから入国したのか、いくら持ってるのか等々いろいろ訊かれてました)を横に「おくさーん、インドはどうだったかい?」という質問のみ。「とってもよかったです。また来たいです」「そうかそうか、また来たいか。良いこと言うねー。気を付けて日本へかえるんだよ」と見送られて、後戻りできない所へ進むことに。
新しい空港だからきっと免税店もたくさんあるだろう~と微妙な期待をしてましたが、微妙な期待通りに「まだ出来上がっていません」でした。でも、インド産のオシャレdutyfreeはありました。ほとんどのものは、デリーにいる間にすでに購入したもの、もしくは私の好みにはあわないもの。しかもオシャレ御土産屋はルピーは使えないのです。ヒドーい。国策なのかしら。時間はかなりあるので雑誌などを売っている様子のお店へ行ってみると・・・。

オシャレ御土産屋と同じ商品なのに安い!なのでコーヒーを買いましたよ。
あはは、インドでコーヒー?インドじゃチャイでしょ?だと思うのですが、ワタクシはコーヒーと蜂蜜を大抵の国で自分へのお土産として買うのです。まだ飲んでませんが楽しみ~。

免税店がないとすることがないので、もう搭乗口へ向かいゆっくり過ごすことにしました。途中で見かけたのがこの仏頭。
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うーん、しかし、今回もっと「仏教」って感じの見学になるかと思いきや、ムガールな毎日となったなあ・・・と歩いたあちこちを思い出しながら、朝、こっそりホテルから持ち出したバナナケーキをいただきます。
!ncredible? !ndia?(17)またいつか・・・_a0094449_1327445.jpgペットボトルに入っているのはインドのスプライト、というべき炭酸飲料水。ガイドブックに載っていたので一度飲みたいと思っていたのでした。
非常に甘かったです・・・。

!ncredible? !ndia?(17)またいつか・・・_a0094449_13291030.jpg機内食はベジタリアンをチョイス。行きのベジタリアンは「?」という感じでしたが、帰りは本場が作るからかメインは美味しかった。でも、デザートなどはもう夜だし、と思って一口いただいただけ。

朝はあっさりしたものでした。
!ncredible? !ndia?(17)またいつか・・・_a0094449_13312871.jpg機内では紅茶をお願いしましたが、うーん・・・。これまでの飛行機の中ではNo.1かもしれないけれど・・・もっと濃い紅茶が出たらいいのになあ(私は味のはっきりした濃い紅茶が好き)。あー、インドの濃いチャイ飲みたかったな~。
この頃思います。沸騰したお湯さえいただければ、あとは私、コーヒー豆や茶葉は持参しますので・・・って。


一番涼しかったのは機内で、成田についたら暑い!インドとは質の違う暑さだからか、疲れていたからか指の腹の皮がボロボロ剥けてしまいました。9月半ば過ぎてようやく暑さが引いてその症状も収まったのですが・・・。うーん、あれはなんだったのかしら(今はもう何ともありません)。
インドのせいなのか、それともたまたまなのか。もう一度インドから帰国しなくちゃわからないよねー、と言い、周りをドン引きさせた私でした(笑)。

ところで東京スパイス番長ってグループご存知ですか?
東京カリー番長ってグループのことは知っていたのですが、スパイス番長のことは知りませんでした。

インドでのある種のフラストレーション・・・・つまり、普通の人がふつうに食べているカレーについぞ出会えなかったこと、を思いながら、東京カリー番長をググっていたら、スパイス番長(たち)が出したという本の宣伝を目にしました。

スパイス番長(たち)のブログには次のような文章が掲載されていました。

インドで人生観は変わりません。
 自分を見つめ直すこともありません。
 イライラすることもスッタモンダもありません。
 もちろん、嫌いにはなりません。
 かと言って、住みたいほど好きにもなりません。
 でも、湧き上がる好奇心は止められません。
 帰国後も旅の興奮はおさまりません。
 だから、また行きたくてたまりません。

イライラやスッタモンダはありましたけれど、でも嫌いにはならなかった、むしろ、もっともっと知りたいと思ったインド。湧き上がる好奇心、まさにその通り!という気持ちでいっぱいです。
by eastwind-335 | 2010-12-11 17:16 | 旅の思い出10インド | Trackback | Comments(0)

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