!ncredible? !ndia?(14)デリー中を駆け巡れ!
2010年 11月 13日
一夜明けたデリーの朝は大雨でした。
でもそのうち止むだろうとも思いました。前日だって11時にデリーに到着したときは雨上がりって感じだったし・・・。
今日は家人の知り合いに紹介してもらった運転手(以下Jさんとします)のトゥクトゥク貸切でデリーを駆け巡ります。
彼が来るまで朝食をいただきまーす。
東南アジアのホテルでも見かけたけれど、インドにもあるヤクルト。もう何年も飲んでいないけど、置いてあるんだから飲まなくちゃ。
小雨も止みそうかな、という天気になったころ、約束の時間に。客引きの運ちゃんがしつこいので挨拶もそこそこにJさんのトゥクトゥクに乗り込ります。
デリーは首都だけど下水施設が不十分で、とにかくすぐに水たまりになってしまいます。カメラに水が被ると怖いので車窓(いや、トゥクトゥクにはほとんど窓はありません)からの撮影は一時中止。活き活きした街の空気は心のアルバムに残るだけです。
水たまりじゃないところもありますよー(念のため)。
きれいなリキシャーですよね!今回は乗れませんでした。
まずは赤い城とよばれる「ラール・キラー」へ。レッドフォードとも言います。時はラマダンのさなか、熱心なムスリム教徒であるJさん。私たちが名所を見学している間はモスクで礼拝してきたいとのこと。こちらもゆっくりできるので助かります、と1時間後にまた会いましょう、一旦別行動へ。
ガイドブックによりますと、タージマハルを作ったシャー・ジャハーンがアグラからデリーに遷都したときに9年かけて作ったそうですよ。そして今は軍の施設にもなってます。
観光地の一つらしく人が途切れることがありません。
犬までも・・・。
そしてここもボディーチェックがありました。男女別です。
かつてラホールと呼ばれていたパキスタンへ向かう門でもあったラホール門。ここはお土産屋さんが連なっています。私に「門で運転手さんが待ってるからキョロキョロ見ちゃだめだよ」と言いながらですよ、「こんにちは」「やすいですよ」「いらっしゃーい」という呼び子の日本語につい反応してるのは家人でした。うなづいちゃだめじゃん、ほらほら、「おきゃくさま、ニホンからですネ。買わないでいいから、見るだけだから」とシツコイじゃない~!
言い忘れておりましたが、こちらも世界遺産なのでした。
ということで観光客が集まるのでしょう。
上の写真の男性が撮っていたのはこの写真。
二つ上の写真の裏側にあたるわけですが、デザインが違うんですよね。中に入ってみたかったなあ・・・。
王様謁見所であったディーワーネアーム(二つ前の写真に遠く映っている建物)には王様の椅子があり、その前に金でできた鎖がかかってます。
そして奥にはディワーネカース(貴賓謁見所)が。
さらに行くと真珠モスクがあります。中は非公開となってますが、実は鍵をきちっとかけていないために(!)すこし隙間ができまして、中を覗くことができます。ゆるい、緩すぎる・・・。
次は「金曜モスク」と呼ばれるジャマーマスジットへ。私たちがレッドフォードを見学している間にJさんが礼拝してきたところです。私にとっては初めての「現役モスク」。とってもワクワクしました。
本当に大きなモスクですのでいくつか入口があるのですが、ここは駐車場のある入口。
実は、アグラでほんの2時間弱をフレンチスリーブのTシャツで歩いたら、両腕特に右上腕部が軽いやけど状態になってしまった私(たぶん、疲れもあったのでしょうけど)。ハイデラバードの会場に常駐していたお医者様から「薬を塗るほどではないけれど、空気に触れたら痛いはずだから必ず長袖を着てください」と言われ、以来、顔と手首以外は洋服の中、という恰好であった私。ですが入口のおじさんに「はい、これ着て」とマント型のレインコートを渡されました。宗教施設での服装規定にはできるだけ合わせたいと思う私ですが、あれを晴れている日に来たらちょっとした修行になりそう。
これは、帰りに出た口にあるマント貸出所。
完全にマント型ですので、カメラはカメラ用の口から取り出します。
ここは正面。
いやいや、広いところでした。ここに金曜になるとデリーからたくさんの信者が祈りのためにやってくるそうです。
白くかこってあるところは池。座って足を浸している男性多数。モスクは実は土足厳禁。なので、観光客はホテルにあるような薄い使い捨てスリッパを履き、インドの信者さんたちは裸足になります。
大理石の床にスリッパ履きで歩く人の足が。
モスクで祈る人たち。
こういった人の後ろではこんな風景が。
ここいっぱいに人が集まったらすごいだろうなあ・・・・。
シナゴーグも男女が別々になっていますけれど、モスクはどうなんだろう・・・。たぶん、別々でしょうねえ。あの時は見学だけで精いっぱいでしたが、今思うと、もっとモスクの構造とかあらかじめ勉強しておけばよかったと後悔しちゃいます。
親子連れは何で来たのかしら?
このモスクの反対側にはマーケットが。
うっわー、楽しそう!今日こそ、今日こそ、地元で買い物が~!!!と張り切った私でしたが、Jさんが「東風さん、買い物はナシだよ。見るだけだよ」と。
えっ?えー?ちょっとした物を買ってみたいのにー。価格交渉したいのにー。スパイスとか買いたいのにー。
こんな様子をまた「見るだけ」なの・・・・(涙)。
こんな魅力的なマーケットなのにぃ~!
門前町だけあって、礼拝用の帽子が売られているのが印象的でした。
まっすぐ続く道を歩かせてくれるのかと思いきや、人も多いし・・・ということでJさんは左折。
すると今度は家庭用品を扱うお店が。
圧力鍋は豆料理などに便利なのでしょうね。
一番びっくりだったのは同じ店にずらっと並んでいたアイロン。すごい、これぐらい大きなアイロンを使うんだー。中に焼いた石でも入れるのかしらん?
ボリウッド
揚げ物屋。サモサおいしいだろうなあ~。この下の細長いのはなんだろう。
ちょっとした隙間でも商売しちゃうんですねー。そして一日座るからなのか、インドの商店主ってこういう座り方してる人が多いよねー。ちなみにここで売られているのはシャンプーリンスでした。旅行にぴったりな小分け商品よ!(でも日本ではあんまり泡立たないと思う・・・ネパールで似たようなものを買った経験では。)
フリースクール。どんな学校なのでしょうねえ・・・。
この日は兄弟の日と呼ばれる祝日でした。なので学校はお休み。詳しくは後日!
トゥクトゥクの停めてある場所へ戻ることに。時は昼前。リクシャーの渋滞時間になってきたみたい・・・。
もとの場所に戻ってきました。こちら側の門前町は花火商店が続いてました。こんなところで火事があったら大変だろうになあ・・・。
私が帰国して1週間するかしないかで、まさにこの付近で台湾の報道関係者たちの乗った車が襲撃され、銃弾の被害により入院しているとの報道が出ました。何のための行為だったのか、このニュースの後追いをしていないので事情はわかりませんが、この国には住まないとわからない複雑なものがあるのだろうということは感じました。
でもそのうち止むだろうとも思いました。前日だって11時にデリーに到着したときは雨上がりって感じだったし・・・。
今日は家人の知り合いに紹介してもらった運転手(以下Jさんとします)のトゥクトゥク貸切でデリーを駆け巡ります。
彼が来るまで朝食をいただきまーす。
東南アジアのホテルでも見かけたけれど、インドにもあるヤクルト。もう何年も飲んでいないけど、置いてあるんだから飲まなくちゃ。
小雨も止みそうかな、という天気になったころ、約束の時間に。客引きの運ちゃんがしつこいので挨拶もそこそこにJさんのトゥクトゥクに乗り込ります。
デリーは首都だけど下水施設が不十分で、とにかくすぐに水たまりになってしまいます。カメラに水が被ると怖いので車窓(いや、トゥクトゥクにはほとんど窓はありません)からの撮影は一時中止。活き活きした街の空気は心のアルバムに残るだけです。
水たまりじゃないところもありますよー(念のため)。
きれいなリキシャーですよね!今回は乗れませんでした。
まずは赤い城とよばれる「ラール・キラー」へ。レッドフォードとも言います。時はラマダンのさなか、熱心なムスリム教徒であるJさん。私たちが名所を見学している間はモスクで礼拝してきたいとのこと。こちらもゆっくりできるので助かります、と1時間後にまた会いましょう、一旦別行動へ。
ガイドブックによりますと、タージマハルを作ったシャー・ジャハーンがアグラからデリーに遷都したときに9年かけて作ったそうですよ。そして今は軍の施設にもなってます。
観光地の一つらしく人が途切れることがありません。
犬までも・・・。
そしてここもボディーチェックがありました。男女別です。
かつてラホールと呼ばれていたパキスタンへ向かう門でもあったラホール門。ここはお土産屋さんが連なっています。私に「門で運転手さんが待ってるからキョロキョロ見ちゃだめだよ」と言いながらですよ、「こんにちは」「やすいですよ」「いらっしゃーい」という呼び子の日本語につい反応してるのは家人でした。うなづいちゃだめじゃん、ほらほら、「おきゃくさま、ニホンからですネ。買わないでいいから、見るだけだから」とシツコイじゃない~!
言い忘れておりましたが、こちらも世界遺産なのでした。
ということで観光客が集まるのでしょう。
上の写真の男性が撮っていたのはこの写真。
二つ上の写真の裏側にあたるわけですが、デザインが違うんですよね。中に入ってみたかったなあ・・・。
王様謁見所であったディーワーネアーム(二つ前の写真に遠く映っている建物)には王様の椅子があり、その前に金でできた鎖がかかってます。
そして奥にはディワーネカース(貴賓謁見所)が。
さらに行くと真珠モスクがあります。中は非公開となってますが、実は鍵をきちっとかけていないために(!)すこし隙間ができまして、中を覗くことができます。ゆるい、緩すぎる・・・。
次は「金曜モスク」と呼ばれるジャマーマスジットへ。私たちがレッドフォードを見学している間にJさんが礼拝してきたところです。私にとっては初めての「現役モスク」。とってもワクワクしました。
本当に大きなモスクですのでいくつか入口があるのですが、ここは駐車場のある入口。
実は、アグラでほんの2時間弱をフレンチスリーブのTシャツで歩いたら、両腕特に右上腕部が軽いやけど状態になってしまった私(たぶん、疲れもあったのでしょうけど)。ハイデラバードの会場に常駐していたお医者様から「薬を塗るほどではないけれど、空気に触れたら痛いはずだから必ず長袖を着てください」と言われ、以来、顔と手首以外は洋服の中、という恰好であった私。ですが入口のおじさんに「はい、これ着て」とマント型のレインコートを渡されました。宗教施設での服装規定にはできるだけ合わせたいと思う私ですが、あれを晴れている日に来たらちょっとした修行になりそう。
これは、帰りに出た口にあるマント貸出所。
完全にマント型ですので、カメラはカメラ用の口から取り出します。
ここは正面。
いやいや、広いところでした。ここに金曜になるとデリーからたくさんの信者が祈りのためにやってくるそうです。
白くかこってあるところは池。座って足を浸している男性多数。モスクは実は土足厳禁。なので、観光客はホテルにあるような薄い使い捨てスリッパを履き、インドの信者さんたちは裸足になります。
大理石の床にスリッパ履きで歩く人の足が。
モスクで祈る人たち。
こういった人の後ろではこんな風景が。
ここいっぱいに人が集まったらすごいだろうなあ・・・・。
シナゴーグも男女が別々になっていますけれど、モスクはどうなんだろう・・・。たぶん、別々でしょうねえ。あの時は見学だけで精いっぱいでしたが、今思うと、もっとモスクの構造とかあらかじめ勉強しておけばよかったと後悔しちゃいます。
親子連れは何で来たのかしら?
このモスクの反対側にはマーケットが。
うっわー、楽しそう!今日こそ、今日こそ、地元で買い物が~!!!と張り切った私でしたが、Jさんが「東風さん、買い物はナシだよ。見るだけだよ」と。
えっ?えー?ちょっとした物を買ってみたいのにー。価格交渉したいのにー。スパイスとか買いたいのにー。
こんな様子をまた「見るだけ」なの・・・・(涙)。
こんな魅力的なマーケットなのにぃ~!
門前町だけあって、礼拝用の帽子が売られているのが印象的でした。
まっすぐ続く道を歩かせてくれるのかと思いきや、人も多いし・・・ということでJさんは左折。
すると今度は家庭用品を扱うお店が。
圧力鍋は豆料理などに便利なのでしょうね。
一番びっくりだったのは同じ店にずらっと並んでいたアイロン。すごい、これぐらい大きなアイロンを使うんだー。中に焼いた石でも入れるのかしらん?
ボリウッド
揚げ物屋。サモサおいしいだろうなあ~。この下の細長いのはなんだろう。
ちょっとした隙間でも商売しちゃうんですねー。そして一日座るからなのか、インドの商店主ってこういう座り方してる人が多いよねー。ちなみにここで売られているのはシャンプーリンスでした。旅行にぴったりな小分け商品よ!(でも日本ではあんまり泡立たないと思う・・・ネパールで似たようなものを買った経験では。)
フリースクール。どんな学校なのでしょうねえ・・・。
この日は兄弟の日と呼ばれる祝日でした。なので学校はお休み。詳しくは後日!
トゥクトゥクの停めてある場所へ戻ることに。時は昼前。リクシャーの渋滞時間になってきたみたい・・・。
もとの場所に戻ってきました。こちら側の門前町は花火商店が続いてました。こんなところで火事があったら大変だろうになあ・・・。
私が帰国して1週間するかしないかで、まさにこの付近で台湾の報道関係者たちの乗った車が襲撃され、銃弾の被害により入院しているとの報道が出ました。何のための行為だったのか、このニュースの後追いをしていないので事情はわかりませんが、この国には住まないとわからない複雑なものがあるのだろうということは感じました。
by eastwind-335
| 2010-11-13 05:30
| 旅の思い出10インド
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