<   2009年 12月 ( 31 )   > この月の画像一覧

みなさま、よいお年を!

今年もやってきました、修行の日。

今回は新年はどこかお店に出かけて食べると聞き、気楽に構えていたのですが、ソウルで家人から「お母さんが自分で作るとか言い出してさ」と衝撃の告白が!
そして、家から1時間半かかる家人宅へ2時に集合がかかっているらしいのですが、実家へ帰るとなると起きられない家人のため、何時に出発になるのやら。一足先にでかけてご機嫌伺いしておこうかな。>コワいもの知らず。

いやいや、年の最後ぐらい楽しい話題で終わりにしましょう。
今年最後の最後、私が目にしたサッカーグッズはこれでした。
a0094449_12251762.jpg

なんか、よい終わり方って感じがしません?Teamgeistばんざーい!
これに出会った旅行記は、年明けに!

今年もたくさんのブロガーさんやコメントを寄せてくださる方々とネット上で、または実際にお目にかかって、楽しい時を過ごすことができ、感謝しています。来年はいよいよWM10(とヤコブ)の年、ますます、楽しい出会い、交流ができますことを願っています。

みなさま、どうぞよいお年を!
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-31 12:31 | あいさつ | Trackback

ご贈答に刃物?

スーパーに久しぶりに行ったら、すっかりお正月値段になっていて・・・。
多分、明日あさってのほうがポイント倍出しなどの特典があるのでしょうけれど、生鮮食品の値段も上がっていそうなので、御節に使うものを少し買いました。お餅は明日にします(29日の今日買うと、苦餅になってしまうから。花などの飾りも明日まとめて買います。)
別に御節って言っても、いつもと同じで、煎り鳥と叩きごぼうぐらいですけれど。
実家では「今年は栗きんとん作らないのかしら?」と淡く期待してくれていたようですけれど、家人の評価が毎年低いので、今年はやめることに。イモを裏ごししてテリが出るまで練るって結構体力がいりますしね。

さて、スーパーで見かけたのが、お正月用のパン。
私が小学生の頃は、3が日はお休みでしたから、お正月用の(つまり長期保存用)のパンが売りに出ていました。1斤じゃなくて2斤半ぐらいの長さだったような。
それを思い出させるような箱入り食パンがP社から発売されていました。祇園が発祥ともいわれるデニッシュ系の食パンのように見受けられます。
この商品の販売用ポスターのコピーは「ご贈答に!」でした。で、ポスターを注意してみると、「パン切りナイフもついています」

うーん、刃物をお年始で渡されたら?私はいやだなー。
プレゼントに刃物って、日本はいいのだっけ?欧米がいけないんだっけ?
いやはや、不思議な気分で帰ってきました。
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-29 18:00 | 日常 | Trackback | Comments(11)

これが伝統ってものです

ラムたんのFacebook、冬休み中は更新がないのかな、と思ったけれど、ありましたよー。
クリスマスは家族で過ごすこと、午前中はお父さんとスキーに行くことは「伝統」なんだよ、と嬉しそう。
というのも、「In der Zeit bereiteten die Frauen alles vor. 」だそうです。その間に女性陣が全部準備するんだ、と書いてますが、私は、「オトコがいると準備にジャマだから」と意訳したくなりました。
多分、これって、いつもキレイにしているドイツでは一家総出で大掃除っていう必要がないんでしょうね。むしろ、クリスマスの料理作りのほうが大変そう・・・。
うちの母親も年末になると、父に「ダルマさんを新しくしてもらってきて」と父がいつもダルマを買いに行く市(電車で小一時間)へ行かせたり、デパートにしかない物を買いに行ってもらったりしていました。
というのも、一人で黙々と掃除ができるような男性じゃないですからねえー(笑)。弟も父につれて行かれて、何か美味しいものを食べさせてもらってたらしいのです。その間、私は母の手足になって・・・(笑)。

きっとラムたんのお父さんも「ママ、これ、どうしよう?」「ママ、これ、買ってある?」「ママ、お腹すいた、お昼まだ?」とか言っていて、あのお母さんから「ちょっと、パパ!私は忙しいんですっ、フィリップとスキーに言ってきてちょうだい!」と両手を腰にあてて言われていそう・・・。ラムたんに窓拭きを頼んでも、手の届くところまでしか拭けそうもないし・・・。かといって、居間にWiiで遊ばれたら、ムカっとくるでしょうし。

うちは大掃除をしたくても、平面があるとそこにものを置いていく、という悪癖が家人にあり、居間をきれいにしてもすぐに占領されてしまいます。あんまりにも腹がたつので、もう何年も、自分の部屋と台所や洗面所だけ掃除をすることに。もっと広いところに移りたいと思いつつも、結局おなじことの繰り返しになるから、と諦めて、2年ごとに契約を更新してます。

さて、お食事時にはフォンデュがでるんですって。これは「ボクがいつもこれがいい、って譲らないんだ」ですって。ラムたんママも「ラムたんの大好物ですよ」と言いながら準備していそう。
25日はおばあちゃんの鴨料理っていうのも定番なんですって。
私も鴨が好きなんだけど、どんな料理だったのかしら?
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-28 20:11 | バイヤン | Trackback | Comments(0)

帰ってきました!

帰国日になって雪が降りやまず(しかも朝は晴れていたのに昼過ぎから急に!)、零下9度以下となったソウルから帰ってきました。VIVA!ウニクロ!

いや、國楽はよかった、本当によかったです。行ってよかった!
美味しいモノも食べたし。一人じゃなかったから念願の焼肉も、鍋も!
博物館も相変わらず感動モノで。

そして、街角やホテルのテレビでは、顔なじみのサッカー関係者が・・・!!
街を歩いていると、あちこちから「ヨギ、ヨギ」(ここ、ここの意味)と聞こえるし。
ルカトニの出稼ぎポスターに、なんだか涙目になりそうになったり。
テレビのスポーツチャンネルでは、来るWM10に向けて、でしょうか。これまでのWMの名ゴールシーンを朝、晩と流していて・・・。偶然つけたら、バラックがWM02で決めた豪快ヘディングシュートのシーンだったり、翌日もWM06のカントク&コーチのシーンに「きゃー、ヨギだよ!クリンシーだよ!うわー」と一人テレビの前でつぶやいていたら、家人から「うるさいなー、なんだ、東京にいる時と一緒じゃないか!」と注意を受けました。
あはは・・・。韓国のサッカー熱は、海外にもちゃんと目が向いているのがよーくわかりましたよ。日本はねえ、日本人のいる外国チームしか関心がないから、いつまでたっても、代表が・・・(ごにょごにょ)。
あと、ユース代表を率いる洪カントクの年末ボランティア関係報道が多かったなー。韓国サッカーの良心なのでしょうね。

帰りの金浦空港に隣接しているビルのスポーツ用品売場では・・・!!!!
Teamgeist、ばんざーい!

では、乞うご期待!
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-28 11:43 | あいさつ | Trackback | Comments(0)

今年最後の現地集合現地解散deジュセヨ

みなさま、良いクリスマスを!
クリスマスが近づくと、学校では、「天には栄光、地に平和」という説教が増えました。近年、私はそれを思い出しながら「家庭には安穏」とこっそり付け加えています。

本当は私一人で行くはずだった、初秋の旅行の続き、どういうわけだか家人も同行する事に。
今年のクリスマスはどういうことになるのでしょう?!

ということで、しばらく、東風にのってきます。

追記:留守中、ずっと書き溜めたままになっていた、秋の台湾旅行記をお楽しみいただけたら幸いです。
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-24 05:47 | あいさつ

くいきゃん!りーほー!臺北!1:しょっぱなからリベンジ

秋に休みがとれるとわかり、中途半端に残っていたマイルをうまく使えないかな~と思っていたところ、新聞に「中国の故宮の所蔵品を台北の故宮で公開!」という新聞記事を見かけました。

台北だったら時差の問題はないし、12000マイルが電子マイルだと18000マイルに相当するので、実質的には国内旅行に行くよりもずっと安くすむ(ちなみに台北行きの無料搭乗券は半年前からでもなかなか取れないのだとか・・・)。
こんな歴史的な企画を見られるなんて、とホイホイ予定を立てていくことに。
出発前からこの旅行記のタイトルを考えました。今回は「久見!你好!台北!(お久しぶり!こんにちは!台北!)」です。

いま、東京にある台湾観光局では、利用飛行機の便名ほかを申請すると、観光年記念ということで故宮の無料鑑賞券を配布中。もう、台北が私を呼んでいる、としか言いようがありません。
それから、どうしても行きたかったのが孔子廟。前回は工事中でしたが、去年、孔子廟の修復が完成。
旅行の予定といっても、この二つだけ。いたってシンプル。

出発の朝、前日、あまりにも疲れ、荷物も作らないままで就寝。
本当は3時ごろ起きるつもりだったのに、目が覚めたら4時すぎ!!!家人と私のおにぎりをつくるためにご飯を炊き、持っていくものをじゃんじゃんカバンに詰め・・・。
といっても着替え1回分とサンプルで集めてある化粧品と瓶などを買った時につかう梱包材をいれるだけ。

台湾は雨が降るとあったので、大きなゴミ袋の底に一本の切り込みをいれて簡易スーツケースカバーもつくりました。昨夏のドイツでも同じようなものを作ったのですが、案外役立つんですよ。今回も最後の最後、ホテルからバスターミナル(信号待ちを含めて徒歩10分足らず)まで結構雨脚が強かったので、役立ちました。

おにぎりをつくって、急いで飛び出し、駅へ走りこみ希望の電車に間に合いました。これに乗り遅れるとN'EXに乗らねばならない。ケチな私は成田エクスプレス代がもったいない(だって、物価が安い国にいくんだもの!)と、エアポート成田(ようするに総武線成田空港行)を愛用してます。東京駅をスーツケースを引きながらダッシュ。無事に目的の電車へ。しかも通路側の席が結構あいていた。この時間はまだ通勤時間ではないのと、なんといっても下りであるので、荷物も通路においてもそれほど迷惑にならないのです。空港では、すでにネットでチェックインしてあるので、スイスイ。
a0094449_18423515.jpg機内食を食べて、ガイドブックを読んでるうちに台北までもスイスイ。スーツケースは機内もちこみだし、エコノミーながら席は前方だったので入国審査もスイスイ。

a0094449_18433374.jpg
桃園空港から市内への空港バスもすぐに来て、しかもそれほど混んでいなくてスイスイ。

a0094449_18434910.jpg女王穴ってなんだろう?
と、向こうの窓をみたら「安全窓」とありました。なーるほど。

台北駅前のホテルもすぐにわかってスイスイ。チェックインもスイスイ。
a0094449_1844117.jpg←これは台北駅


孔子廟までもスイスイ。
a0094449_18472660.jpg地下街では新型インフルエンザへの注意をよびかける看板が。日本はこういうのはないですよね。


憧れの・・・!
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-24 03:58 | 旅の思い出09台北 | Trackback | Comments(2)

くいきゃん!りーほー!臺北!2:食べ物もリベンジ!

もともと、こころゆくまで、と思っていましたが、ハタと気付くと2時間も孔子廟にいました。

曇り気味の一日だったからか、5時前ですが日が沈もうとしていく時間に。今回は、孔子廟に献上するために作られたという墨の形をしたパイナップルケーキ購入も密かなミッションでした。
私はこういうことに疎いのですが、台湾といえばパイナップルケーキなのだそうですね。ネットでここの商品が紹介されていたので、一本、試しに買ってみました。あと、シンプルなパイナップルケーキも。

それから、中国特有のサテン地の小物を売っているお店へ移動。ここもネットで知りました。可愛らしいクマのぬいぐるみなどを紹介されたのですが、買う気にはならず・・・。
そして、ここを通らないと駅に行けない大龍夜市。行きは単なる道路なのに、5時ごろから屋台が出るんですよねー。寄らないつもりでしたが、ネットでココには「アヒルの肉」の店があることを思い出しました。
a0094449_1832678.jpgところで、通りの入口には前回食べはぐった「胡椒餅」が。これも名店(!)があるそうですが、ブランドにこだわらない私の胃袋が「ここで食べるべし!」とダンスを始めました。

a0094449_18325443.jpgなんと、お店では焼く前の状態のものが並べてあります。言ったら焼いてくれるのかな?
「1こくださいな」
「はいよ」
あはは、おばさんが取り出したのは釜からではなく、発泡スチロールの箱から。

a0094449_19324671.jpgそれでも十分熱い。ハフハフいいながら食べる私に、住人なのか老夫婦が私に「あんた、日本人?」「ここの、おいしいだろ?」「観光?住んでるの?」「一人?みんなで?」と日本語で質問攻め。一人です、って言ったら「すごいねー。一人は少ないよっ」と。首からかけていたカメラに気付いたおじさんが「撮るか?」と焼く前の餅の最後の仕上げを始めました。

a0094449_20513393.jpg油を塗って、ゴマをつけて

a0094449_20523361.jpg釜に打ち付けるようにして下から埋めていく。

蓋をしてしばらくするとアーラ不思議。(上の写真に戻る)

おじさんたちにお別れしてアヒル肉を捜しながら屋台をフラフラ。
a0094449_20535986.jpg果物屋さんから聞いたことがある声が。実家の街にある八百屋のおじちゃんの声みたい。八百屋って世の東西を問わず、なんであんなにしゃがれた声なのでしょうね。

アヒル肉のお店は見つからず、もう駅へ向かおうとしたら・・・・
a0094449_20553932.jpgあ、ここだ!
なんてことない、胡椒餅のすぐナナメ後ろにお店でした。屋台じゃなくて店を構えてるとネットでも紹介されてましたが、なるほどー。お兄ちゃんの包丁捌きに見とれていたら、「喰うか?」といわんばかりの表情。
うなづくと、部位はどこにするか?大きさはどうするか?と身振りで尋ねます。

a0094449_20561086.jpgと、とん、とん、とん、といい音が中華まな板からします。

a0094449_21344346.jpgあー美味しかった。もやしが具の麺を食べているひとが多かったけれど、私はアヒル肉だけで十分。


暗くなってしまったので、駅へ急ぎます。この晩は女子度を上げる小物を買う予定にしていたのです。
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-24 03:55 | 旅の思い出09台北 | Trackback | Comments(0)

くいきゃん!りーほー!臺北!3:ちょっと違うかな?

今回、せっかくなので大好きな珊瑚、または、Bonesのペンテランスがつけているようなアジアンテイストの大振りの石のネックレスがあればいいなー・・・なんて思い、ネットで紹介されていたお店へMRTを乗り継いで行ってきました。
お店の門構えからしておしゃれな感じでした。商品もステキなものがいっぱい。でも、でも、私が欲しいような値段のものはない。それにbones風(!)のものもあったのだけれど、家人の「地味な顔には似合わないんじゃないの?」という声がどこかから聞こえてきた(注 家人は同行していません)。いいなーというか、似合う!と思ったものは予算オーバー。旅の思い出というには、勇気が必要すぎる・・・。
お店の人が「携帯ストラップはどうですか?」と。私の干支のものがいいかなーと思ったら、干支のものを買うのではなく、健康や愛情、財産を支える干支の形の石をつなげたものを勧められました。私の場合は、健康は午年の人が、愛情は猪(中国では豚)、財産は兎なのだとか。母は午年、父は兎年。ふむふむ。なんか、わからないわけでもない。しかし、愛情は猪年の人だったのか・・・・ふーむ。

さて、乗換駅は駅前にそごうが何軒もあるちょっとした繁華街。そこに、ヘアアクセサリーのお店がある、と私ぐらいの年齢の人がHPで紹介していました。が、竹下通りに集まる若い子が身につけているようなものばかり。もう、そういうものは似合わないからなーと早々の退散。

台北は地下街がかなり充実しているところでもあり、台北駅も縦横無尽に地下街ができています。今回はここをブラっとするのも楽しみの一つにしてありました。
小さな、いかにも地下街っぽいお店も面白かったのですが、私の目に留まったのは・・・

地下活動?
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-24 03:53 | 旅の思い出09台北 | Trackback | Comments(0)

くいきゃん!りーほー!臺北!4:市場へGo!

前回、台北でいけなかった場所の一つは「市場」。
前に泊まったホテルの近くにも、庶民的なものがあったらしいのですが、気付いたのは帰国寸前。
今回、再訪にあたり、台北のポータルをアレコレ見ていたら、市場紹介があって、それぞれに特徴がある様子。
ということで、今回はわざわざ地下鉄にのって有名な南門市場へ行ってきました。

a0094449_10453481.jpgここは駅の出口からすぐのビルのなか。

一歩入り込んで、すぐに思いました。
「那覇の市場みたいだ!」と。
a0094449_10461295.jpg



日本では見られない食文化
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-24 03:50 | 旅の思い出09台北 | Trackback | Comments(0)

くいきゃん!りーほー!臺北!5:法律の壁

再びやってきました!
a0094449_16162541.jpg

今回の旅行の目的はコレ

a0094449_1619105.jpg雨が降っている朝でした

a0094449_1520864.jpg


故宮で「雍正帝展」を見ることです。ある旅行サイトで、美術「館」や博物「館」などに「詰」めて(行って)貴重な展示物に触れることで、知的好奇心を満たす旅を望む男子と女子を「館詰系」と称する造語が紹介されていました。私は知的というよりも単に物見遊山に好奇心だけを満たしてますが、私の周りのフットワークが軽い人たちは本格的な「館詰」が多いかも。
さて、今回の展示は、北京の故宮からも雍正帝関連の物品を借り出すことができた、という、歴史的なものです。写真を撮ることは禁じられていますので、一生懸命メモをして忘れないようにしなくては(笑)。

この企画、故宮の歴史を考えると、感慨深いものが両国の関係者の間にはあった様子。台湾の法律では北京からもものを借り受けることができるそうですが、中華人民共和国側では法律のために台湾の故宮のものを借りることができないのだとか、その法律ゆえにこれまで台湾の私立の美術館では中国(大陸)から貸借したことがあったそうですけれど、国立施設としては今回の故宮が初めてだとか、モルゲンターク新聞に書いてあったのでした。↓も北京から来た作品で、雍正帝の全身図です。このネックレスは珠が108あるんですって。珊瑚をつまんでいる構図の意味については、昔何かで読んだ気がしたけれど、ナンだったっけ?
a0094449_15425091.jpg

中国語での解説ツアー開始時間ということもあり、平日の午前10時前だというのにたっくさんの観光客が。団体が多かったです。個人客も結構多く、エントランスはごったがえしていました。そして、特別展にみな向かって歩いています。
本館の「特別展室」は1階に2室、2階も企画展用に2室ほど用意してありました。アジアの博物館にありがちな、真っ暗ななかで展示物を見る、という展示方法。壁もそれほど高くないところですので、人が多く集まるとなんとも威圧感があります。それだけでもちょっと疲れちゃうのですが、まあ、室内のざわついていること、いること。
私が中国語がわからないから、その分、耳につくのかしらと思いながら展示物を見ていてわかりました。
「中国語は朗読のための言葉だ」と。
漢詩を朗読するように、行政文書すら読み上げる国民性なのです。
しかも、一人が朗読するのを聞くのではなく、声を重ねたり、それに対して、あーだのこーだの、とコメントをつけたり・・・。
a0094449_1624286.jpg>これだけ台湾(または香港?大陸?)人がいたら、そりゃ、賑やかにもなることでしょう・・・。


日本だったらお静かに~と館員が飛び込んで競うなものですが、そんなことはなく・・・。

あれ?日本語も聞こえてくる?見ると、ツアー御一行さまらしい。みなさん、ガイドさんの声はヘッドホンから聞こえるようにしてあるみたい。でも、館の公式ガイドブックにはない話をするガイドさんの声はヘッドホンがなくても十分聞こえてくるので、私、その恩恵をちゃっかり甘受してせっせとメモをとっていました。

この時代、清には西欧の宣教師が入国し、一部は国王の顧問格でそのまま清に骨を埋めた人も。その中で、郎世寧(Giuseppe Castiglione)の絵画が紹介されていました。中国の教科書には必ず出ている(これもツアコンさんの大声解説による)「百駿図」。
a0094449_15292999.jpg

あ、これじゃわかりにくいかも。
a0094449_15303483.jpgということで、一部拡大の図を御覧ください(って、故宮のサイトからこっそり拝借なんですけれどね)。

最初、私は郎世寧という清代の画家と思っていたので、そのイキイキとした描写に「うわー、清代は西欧の関係はあったと習ったけれど、こんなに影響をうけた作品を描く画家がいたとは!」と思いました。しかし、別の部屋で、彼の解説を読み、合点。イタリア人かぁ~。
と、彼の描く写実的な絵画は清の絵画の空間や立体感の描き方に大きな影響を与えます。
一番の影響は「影をつける」ということだったんですね!これは、英語圏の観光客3人連れが「おお、見ろよ、影があるぞ!」と言っていて、なーるほど!と。
a0094449_15391843.jpg影響を受けたの作品はこちら。

「当時からこの国にはコピーライトなんぞない」といわれそうですが、この時期というか、こういう作品についていえば、それは違うなー。「学ぶはまねぶ」という言葉がありますし、やっぱり型を学んでこその応用(個性)なんじゃないかな、とお習字を習うようになった今、つくづく思います。

雍正帝という皇帝は、清代の中でも、その即位にも、そして自分の息子を即位させるためにも、色々なことを「した」ようですが、一方でこういう文化、それから政治に対して成果を残した人でもある、というのがよくわかる展覧会でした。清3代皇帝でもある雍正帝。大体3代目っていうのはどこの国でも文化が政治体制が落ち着くからか、文化のシーンも見ごたえが出てくる傾向がありますが、まさに雍正帝の時代、西欧文化を取り入れた新しい絵画技法が出てくるわけで、それが日本にもある意味で影響を与えてくるわけですし・・・。
会場そのものはそれほど広くないのですが、1日目はほぼ一日、二日目は特別展を見直すことを目的に3時間余りぐらい、と、なんと私は二日続けて観にいったのでした。この時は、先の「館詰系」なる言葉を知らなかったのですが、今思えば、私もちょっとした「館詰系」に足を突っ込み始めたのかも(笑)。二日かけて「特別展→通常展→特別展」とみる機会を設けたのは、後々思えば、自分でも誉めてあげたいことに。
いやあ、一日目には気付かなかったものがあったのでした。「うわー、この場所にあって、どうして昨日はこれを見逃したのか!」と自分でもびっくりしちゃうほど(笑)。展示されている作品には、名や廟号、親王名、もちろん諡号が記されていて、頭がゴチャゴチャすることもありましたが(そして作品展示は中国語または英語表記のみ)、二日目には1日目にもらったパンフレットをよく読んだこともあり、なーるほど、という気分に。

まあ、今回は一日分は、東京にある台北観光局で(所定の手続きの上)無料入館券を頂いたのでした。時々、観光局では「観光年推進キャンペーン」のために、びっくりすることをしてくれるのですが、今回、私もその恩恵にあずかりました。韓国でもタダで入館できたのですけれど(これは100周年記念)、やっぱり、東博もなんかやったほうがいいってばー、という気分に。通常展はタダの日を設けるべきだな、うん(シツコイ)。
[PR]
by eastwind-335 | 2009-12-24 03:45 | 旅の思い出09台北 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335
プロフィールを見る