カテゴリ:旅の思い出17受難節のイギリス( 27 )

レントな旅(21)またね、ロンドン!

*2017年3月のイギリス旅行の記録です*

今回は、「レント」というキリスト教暦でいうところの「受難節」の始まりに日本を出発した旅でした。
いつもと違って、体調ばっちり、というわけではなかったため、せっかく二人での旅行だったのだからレストランで楽しめるはずだったのに、「あれが食べたい」「これが食べたい」とはりきることがなく。
体調がイマイチの旅は2016年2月のソウル旅行以来。これが私の「受難」だったなーと。

で、私たち夫婦の最後のランチは地元っ子みたいなことに(笑)。
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ぐるっと一周して、いただいたのがこちら。
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ケバブですよ!
でも野菜がたっぷりでおいしかったです。
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次は素敵レストランで美味しくなったイギリスの食事を!と半年前の夏は思ったんですけどねー。
しかし、多くの人が集まって食事をしているわけだからおいしい事にはまちがいなく。
そして、外で食べても「寒い!」なんてことがない、あたたかな春の日であり。
こんな素敵な人だって食べに来てるんだし~。
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食後、家人と「プレステ」の本店を訪問。ホットチョコレートでお口直しをしようと思って。
本店はプリンセスアーケードという洒落たアーケードにありました。ここはイートインの場所がありません。
日本人が多く来るお店の一つなのでしょう。日本人店員の方がいらっしゃいましたが、足元を見られた感じがなきにしもあらず。
早々にお店を後にしました。
家人とはここでお別れ。テムズ川を家人は散策するとのこと。

私はスローンスクエアでみかけた洋服屋さん(brora)でスカートとブラウスを購入。どちらもシルク素材のもの。この春から夏にかけて愛用しました。スコットランドのメーカーだそうで、ロンドンはここだけと。お店の写真を撮り忘れてしまったのですが、帰国してググってみてびっくり。
キャサリン妃もここを利用しているらしいと(ま、ピアスだそうですが)。
知らなかった。ほんとーに知らなかった。

そして、プレステへ。
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しかし、時計を見ると、そろそろホテルに戻って荷物をピックアップした方がよさそうな時間。ということで、ホットチョコレートをテイクアウトにしてもらいました。
待っている間、おじいちゃまと孫がチョコレートを買いに来ました。気さくなおじい様で、簡単な算数のテスト(暗算)をクリアーしたら甘い物を選べるという約束で来たと私に説明をしてくれました。
選ぶのに、すごく悩んでいる様子。
お店の写真を撮っていたら、彼らが出てきた!
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坊やが「あ、ハロー!」とお愛想よく話しかけてきました。あれ?チョコだけじゃなかったのでは?というと、おじいちゃまが「いやあ、この子はクッキーモンスターでして」と。彼も「そう、ボクはクッキーが好きなんだ~」と。甘いお店であまいおじいちゃまとご一緒できた幸せを、この坊やずっと覚えていることでしょうね。
ホットチョコ、おいしかったですよ!絶対にまた飲みに行きたいです。

再びアールズコートへ。そしてスーツケースを引っ張って地下鉄に。この駅は、空港駅へ向かう地下鉄のホームにエレベータで移動できるので楽です!また次の旅もここだろうなあ・・・。
なんて名残惜しい気持ちでいたら、この団体が。
サッカーを見に行く人たちみたい。
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もう一日いられたら、バイヤンとアーセナルの試合をテレビで見ることができたんだけどなあ~。

帰国して「あ!忘れてた!」と思ったのは、イースター用の焼き菓子型。私は羊はもっているのでウサギの立体焼き型を買いたいなーと思っているのです。イギリスでも絶対に売っていたと思うのだけど、家庭用品専門のお店すら行かず・・・。失敗したー。

イギリスは、EU離脱に向けて色々な制度変更があるのだろうなあ。その前にご縁があってもう一度でいいので、大英図書館で過ごせる時間があるといいなあ(できれば大英図書館利用証が有効の間に!)。

途中、挫折しそうになりましたが、2017年3月の旅行記はこれにておしまい。



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by eastwind-335 | 2017-08-28 17:36 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(20)ぶらぶら街歩き

いよいよ帰国の朝。家人はまだ数日ロンドンに滞在。彼は、ホテルより「ホステル」が好きという人なので、残りの数日は宿泊先を移動。
ということで家人が新しい宿泊先に荷物を置きに行く間、私は、ロンドン中心地ピカデリーサーカス周辺をふらふらとすることに。
待ち合わせはフォートナム&メイソンで。私はハロッズよりもこっちのほうが落ち着きます。
ハロッズも、初めて行った頃はおのぼりさんよろしく楽しめたのですが、いつの間にか経営者が代わり(変わったばかりのころに一緒に行った母は、なぜイギリスを代表するデパートなのにスフィンクス像があるのかわからない、と「気づいていた」のですけどね)、妙にギラギラした感じになってしまいすっかり遠くになってしまいました。

オクスフォードサーカス駅の背の高いポリスマンにびっくり!
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まずはリバティへ。
と角をまがろうとしたら、こんな風景を目にしましたよ!
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あら、撮影中の様子。
日本だったら通行止めとかになるのでしょうけれど、特段、みなさん気にしない。観光客丸出しのワタクシはこっそり後ろから撮影(笑)。
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自然な表情というよりも、やっぱり「作った顔」になるのね、と思いました。
何の撮影だったのかなー。カタログかな?とにかく「そんな有名なモデル」じゃないのは間違いありません(笑)。
個人的にはカメラマンのお隣の助手さんが持つ反射板が気になりましたねー。こんな小さなのがあるのねー、と。あと、どういうお約束なのか、みんな新品の白い靴と黒い短めのパンツ。

リバティ周辺を歩く「たぶんロンドンっ子」っていうのは、なんとまあ、しゃれた人が多いのだろうと思いながらシャッターを切ったのがこの2枚。
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普通の服なんですけれどねー。特にスタイルがいいわけでも何でもないんですけどねー。
サングラスを外したら「え?」な顔つきかもしれませんけどねー。
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リバティではこんなものも見つけました!
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リバティープリントで作った壁の飾り物。
たぶん、鹿の角は本物なのではないか、と。いや、木かな?我が家が賃貸でなかったら買ったかも(笑)。
リバティは、半年前に寄ったばかり。そのときブラウスを2枚も買ってしまったため(そしてうち1枚はこの時点ではまだ着てなかった)、今回は「見るだけ~」と思ったのですが、義妹ちゃんへの誕生日お祝いを選んだついでに私もお買い物用のバッグを買ってしまいました。(←このブログを書いていて、「まだ使ってない!」としまい込んでいることに気が付きました・・・)
ショーウィンドも素敵。身体が貧相な日本人には大きすぎると思いますが、柄はやっぱり素敵です!
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そしてハムレイズ。
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ここも中に入ったら出られなくなるお店の一つ。温かい(ホテルの人に「あなたたちがロンドンにいる間は好天ですね!」と言われるほど、春めいた一日でした)日差しのなか、こんなかわいらしいお迎えが!
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お姉さんが「ちょっと若作りしすぎ?」と思えなくもないのですが、でもねー。ふふふ。
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3月のはじめというのは、ロンドンは曇天が多いらしいのですが、この旅では曇っていたのは到着日だけ。あとは本当に天気が良くて・・・。家人と訪問した方から「いい天気も日本から運んでくださったのですね」といわれたほどです。おかげで、歩いてロンドン探検ができたわけです。
さらに道なりにぐんぐんと坂を下りていきます。すると、こんな感じになります。
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クリーム色の弧を描く建物の上階部、住宅のように見えるのですが違うんですって。リージェントストリートって一度も「住宅」として使われていないそうです。そして家主はなんと女王陛下とのこと!


イギリス紳士なのかな?とにかく、みなさん姿勢がよい。何でもない色合わせなのだけど、小物(帽子とか眼鏡とか)が効いている!
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さらに右折するとピカデリーとなります。東京でいえば日本橋みたいな感じかな。良い意味で「老舗」ばかり。
特にこの通りが好きなのは、本屋さんが素敵なのです!
まずはWaterstones。
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ショーウィンドが素敵なんですよねー。
アメリカ大統領トランプの暴言やりたい放題が問題になっていたとき。
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ま、イギリスだって「EU離脱問題」はどうするのさー、と私は内心心配しているんですけれどね。
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これだけ長いショーウィンドにビッチリアメリカを揶揄する飾りつけが。でもちゃんと本だって紹介してある。
で、大型書店なだけに、入口を境に反対側にもショーウィンドが。こちらは子供向け。
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あああー。時間があったら2階へ行きたい。でも、家人との約束の時間は間近!(笑)。SNSで「ボク、もうグリーンパーク駅についてるから」ともらったし(とほ)。
日本の書店みたいな「これ売りたい」じゃなくて「こういうのはどう?」って感じの飾りつけなのが嬉しい。

教会の庭ではなにか出店が!いい匂いもする~。しかし、先へ進まねば・・・。
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ここは、半年前の夏に、ご親切にも楽譜店の場所を探してくれた店員さんがいる本屋さん。
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丸善本店がなんというか「軽いビル」になってしまって、残念に思っている私。あれ、ゼネコンが三菱地所なのか、三井不動産なのか知らないけど、なんで日本の近現代文化を引っ張ってきた丸善の歴史が感じられるような作りにできないのかな。東京駅前の丸善のビルはもっと酷い。日本では書籍文化の軽視を建物からも伺える。
本と雑誌を区別している国と、雑誌で儲けている本屋の国との違いかしら?
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パソコンとか使わなくても本の場所をスラっといえる若手店員がいるのが海外老舗書店の強さ、としみじみ感じます。日本の大型書店では店員との「本をめぐる会話」が成立しない。売る、コンピュータで本の所在を調べることはできても、自分で本を並べないからなのか、「パソコンじゃここにあるって出てたんですけどね。データは少し時間差があるので売れてしまったのかもしれません。すみません。取り寄せします?」と探しきれない店員が多すぎる。あるじゃん、そこに!と私はいわんばかりに「これ、ですけど」と手を伸ばすと「あれ?ありましたか?」ですって。
これが、海外の本屋だと、著者の名前とか、欲しい本のジャンルを言えば、すぐに「あ、ついてきて」ですからね~。
日本の書籍文化は、店員の知性をあげることで少しは救われるのではないか、と思います。店員のかた、みんな本は好きなハズ。売らんかな、な文庫本の前に似たような手書きポップを立てて「頑張っている」気分になっちゃいけないですよー。そんなの、小学生の社会体験でもできることですから!(きっぱり)

店員とごひいき客の会話のようでした。
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寄り道せずにフォートナム&メイソンにたどり着き、お買い物もすませ、家人とも無事に合流。
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本当はここのカフェでランチを、と思ったのですが、「ボク、ちょっとここは気が重い」と。通りかかった公園でいろいろな屋台が出ていたのを思い出し、そちらへ向かいます。



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by eastwind-335 | 2017-08-28 09:56 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(19)スローンスタイル

*2017年3月のイギリス旅行の続きです*

おとぎ話の終わりは「いつまでも幸せに暮らしました」がお約束ですが、世界に「そんな甘いことはない」と知らしめた一例が、英国皇太子の結婚だったのではないでしょうか。
皇太子妃となったダイアナ妃は世界中に取り上げられ、極東に暮らす私までが「スローン・スクエア」という地名を知ることとなりました。お嬢様ファッションはここから、とロンドンのガイドブックには軒並み記されていたのを記憶しています。一度「ロンドンのお嬢さん」なるものを見てみたいと思っていました。

とはいえ、なかなかこの街へ来る機会がなく。
地下鉄地図を見ていたら「あら、案外近くじゃないの」ということに気が付き、カンタベリーから戻って、いったん荷物をホテルにおいて、すぐに地下鉄ででかけます。
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地上に上がるまで「どんなところなのかしら」とえらく期待しすぎていたので、ちょっぴりがっかり。
田園調布駅のような感じかしら?と思っていたのですけど。
普通だった。あ、お嬢さんは地下鉄になど乗らないかしら(笑)。
普通とはいえ、おしゃれな自転車などについつい目が行ってしまいます・・。
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駅前にはルイスというデパートがありました。「あれ?オクスフォードストリートのデパートに似た名前だなあ」と思いつつ、まずは、エリザベス女王のお好みの蜂蜜を売っている超高級グロッサリーに向かいます。

途中に新しくできたばかりのような2階建ての建物が。その端にはこんな銅像が。ついつい、ポール・ギャリコの『ハリスおばさん』(掃除婦ハリスおばさんを主人公とするシリーズもの。長谷川町子の『いぢわるばあさん』を彷彿させる物語)を思い出しました。スローンスクエアのお屋敷にお勤めだったのでしょうか?
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こちらは元気な少年の銅像。
こういうお坊ちゃん、いそうですね~。
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どんな感じなのだろう。入る時に服装チェックとか持ち物チェックとかあって、ノーブランドのバッグじゃダメとかいわれたらどうしよう、などと思っていたのですが・・・。
案外普通のグロッサリーでした。
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お店の名前はパートリッジ。そとでお茶をいただけます。
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麻布ナショナル、とか元町ユニオンとか、紀ノ国屋とか、そういう感じですね。
安心して、私もこの中に入れます!
実は、ここへ来たのは、はちみつが目当てだったのですが、「チェルシーフラワーフェスティバル関連の紅茶もある」と書いてあったので、かつて母が一人でこのフェスティバルに行ったことを思い出し、母へのお土産はそれにしよう、と思ったのでした。
ロンドンの有名店のものは、東京でも(お金を出せば)どれだけでも買えるこのご時世。もうハロッズとかフォートナムメイソンの紅茶は伊勢丹で済ませれば、と。せっかくだったら新しいお店にチャレンジ!と思ったのです。
しかし。
残念!フラワーフェスティバル関連の紅茶はありませんでした。あと3か月もしたら次のショーだもの。あるはずないか。

目的のはちみつ・ジャムの棚。
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女王様もお気に入りとあってお高いのかもしれませんが、ほら、思い出だし。まったく手が出ない金額ではありません。ええ。でも、結局自分用に買ったものは、お世話になった方へお礼でお送りすることになり。ま、また次回、行ったらいいんですものね。
あと、とりあえずティーバッグ。お歳暮カタログで見たことあったけれど、そのときはまさか御用達だとは思わなったわ(笑)。
日本のお菓子もありまーす!
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で、店内を見回すと、いかにも「ご近所のみなさん」か観光客である少数の日本人観光客、しかいないような店内でした。
きちんとした洋服を着た子が選びに選んで、ママに頼んで一本だけ飴を買ってもらっている風景などを見ていると、なんだか自分の子供時代を思い出してしまいました。今、日本のスーパーで、親子で選んでいるだの、これが欲しいから勝手とねだるシーンなんてみないですもん。

次の店に向かう前に、ちょこっと寄り道。こういう本屋さん、素敵だなあー。
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幅広いジャンルの古本屋さんかしら?
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しかし、入ったら出られそうもないので、グッとがまん。次にロンドンに来る時には(たぶん、そう遠くないうちにチャンスがありそう)、絶対にここに入ってみよう、と思いました。

そして、もう一か所、ダックスのHPで紹介されていたお菓子屋さん。
これは母からもここのチョコを家人系親戚のみなさんにお土産にしたら?と言われていたお店でもありまして。
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カンタベリーで大味のケーキでお茶をしたリベンジをここで・・・と。しかし、あいにく席は満席。
もう夕方なので、お土産だけ買ってホテルに戻ることに。

駅前に戻る途中、気になる洋服屋さんを発見。カタログだけもらい、翌日出直すことに。
そして駅前のルイスに入って見ます。1階は布ばかり。そういう点でも、なんか、あっちのルイスに似てるんだけどな~。春の新しい生地が入ってきたばかりなのか。手芸が好きな方だったら、出られないかも。
上から見た風景も壮観。
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これぐらい空間に余裕がないと、本当はデパートじゃない、って気がするのは私だけでしょうか?
良いものを、さらにすばらしく見せるためには、高さという空間が必要だと思うのですけれども。

おっと、家人との約束の時間が迫ってる!ということで急ぎ足でホテルに戻ると、爆睡してるし!

このあと、嫌々起きた家人が行ってみたいといっていたインド料理を食べに、地下鉄に乗ってでかけたのですが・・・。このとき、家人と雰囲気が悪くなる一件が。
もう暗くなっているというのに、道がわからないと歩きスマホを始めたのです。
いやいや、私は駅の地図で「こういってああ行けばいいのだ」といったのに、地上に出た家人が「通りの名前がどうのこうの」と。
どうして、どうして?!駅の地図通りになってるじゃん!
そして、家人はスマホ画面に夢中で、私を置いて歩いていく。
いや、私は、その次の道を右に曲がってすぐ左折したらいいのだ、とわかっているのだけど、いちいちグーグル先生に確認(しかも音声入力で!)。
家人は振り返り「そんなグズグズしていると悪事に巻き込まれるよ」というのですが、私が「アータのその歩きスマホのほうが絶対に巻き込まれるわよっ!」と言い返す迫力に、悪いことをしたい人たちも寄ってこられません(笑)。
この迫力、スローンな人たちには絶対に出せないハズ。おほほ。
お食事はおいしかったです。ちょっとお高めですけどね!
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by eastwind-335 | 2017-08-26 22:07 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(18)カンタベリーは古くて新しい

ロンドンに戻る朝、すばらしい天候に恵まれました。カンタベリー大聖堂見学へでかけます。

The Britishな朝食をこの次はいつ楽しめるかな~?
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ホテルは古くからあるため、床がふかふかしているところがあったけれど、食堂もお部屋も素敵でした。
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値段も高すぎず、だし。駅前から近いし、便利でした。また利用したいです。

そして家人と再び、カンタベリー大聖堂へ。
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朝、まだ10時前でしたから、観光客は少ない時間。

家人がボートで運河めぐりをしたい、とのことで、聖堂に入る前にボート乗り場を下見。
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到着した日に夕食を食べたレストランもこの運河沿い(手前左)。
ボート乗り場は下の写真の右手白い壁の入り口をくぐります。たぶん、NHK衛星放送の旅番組で紹介されていた「500年前からある家を直しながら生活している」人たちのシーンって、こういうあたりだったのでは?
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くぐると、こんな感じ。窓の一部を巧く活かしています。
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前日の雨でたまった水を掻き出す若者たち。っていうか、この「コップで掻き出す」のって、ボーイスカウトじゃあるまいし・・・。
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結局、時間が合わないことがわかり、今回は断念。

再び私たちは大聖堂へ。
家人は「大聖堂って飽きるんだよね」とボートに乗りたそうに言いますが、カンタベリーに来て大聖堂を見ずに帰国するわけにはいきません。

もちろん、私だってこういう風景を目にしたら、運河からみるカンタベリーへの関心は高まるけれども・・・。
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さあ、大聖堂へ!
3度も4度も同じ道を歩いたけれど、歩いただけ新しい発見があるのが、街歩きの楽しいところ。
何度もお世話になったインフォメーションセンター。
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天気によっても違ったイメージになりますよね。これまで曇っていたり雨が降っていたり・・だっただけに、あらためて春の陽の下で見ると、建物の美しさが伝わってきました。

逆光に目がくらみそうになったベケット大主教の像。
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今回の新しい発見はコレ。すごいなー。イエス様も今の「パパ」も、ボブ・マリーも、同格!(笑)
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まだ人が少ないので、門の写真を色々と撮ることができました。
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すごいよねー。デザインも工法も。
今回は「観光」なので、大聖堂へは入場料がかかります。
今は修繕中だから、私たちの入場料がそれに役立つのね。
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(私たちより数か月前に知り合いが訪れた時も大聖堂は修繕中だったのですが、この方は「修繕してるんだから安くしてくれたらいいのにね」と宣った!)

一人だったらゆっくりできるけれど、家人が一緒だとテンポがなあ・・・。
帰国したら、あれあれ?見逃しちゃったかも・・・と後悔することばかりでしたが、写真を見ると、案外撮ってあった。

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柱、どうやってこの長さまで仕上げられたのかしら・・・。
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帝国主義化していくイギリスにおいて、郷土で有志が志願し大隊を組む時代があったのですが、そこで亡くなった人たちを偲ぶ石碑が教会内にありました。隊の旗が飾られてていました。
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トマス・ベケットが刺殺された場所。
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礼拝堂は前日の主日礼拝と違ったイメージ。
昨日は緊張していて全く周りが見えてなかったことに気が付きました。
ここをくぐると礼拝堂。
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昨日は電気がついていたのですが、自然光だけもまた素敵。
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ここまでは誰でも入れます。
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式文が書いてあるのかな?
ステンドグラスもすばらしい。
順不同でご紹介。
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地下の部分は写真撮影は禁止。大声も出してはいけません。ということで、その風景はもはや思い出のかなたに引っ込んだ感じがしますが、歴史が作り出してきた信仰の在り方を考えるひと時になりました。

びっくりしたのは、教会グッズ。いや、まあ、観光資源だしねー。
でも、大主教グッズまであるんですよー!気のせいか、大主教のところにライトが当たっている気が・・・。
ちなみに、私はハトの飾りを買って帰りました。
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クマになった大主教も!あやうく買っちゃうところでした!
いやいや、大主教って、宮中次席が人臣では第一位なんですってよー。エラい人なのに・・・。「観光で来た人たちは」親しみを持っちゃいますねー。
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ガイドブックも買わずに駆け足で見学したのが悔やまれます。またロンドンに来ることがあったら見学に来ようっと。十分日帰りで来られるのが分かったし!

そして、いよいよ、クリームティーを楽しむことに。
到着した金曜の午後、日曜日、ともにカフェに行く時間がなくて・・・。なーんと、日曜日は5時にはお店が閉まっちゃうらしいです。

あちこちにフライヤーが置いてあったティールームに入りました。
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ガラス越しにもおいしそうなお菓子が。しかし、大ぶりなこと。
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素敵なお部屋。
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春を告げる水仙の黄色に心が和みます。
どなたも座っていないテーブルを写しましたが、私たちのテーブルの後ろは、あっという間に埋まってしまい・・・。

お十一時(くまのパディントンで、定番の言葉)だー!とうきうき待っていたのですが・・・。
ケーキの味が大ぶりすぎる・・・。
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トイレは3階にあります。
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古い建物であるいわれが。ここは旅籠だったそうですよ!
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修繕して使っているのがよくわかります。
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こういう建物を知っちゃうと、トマス・ハーディやディケンズの小説を読むのが楽しくなりそう。
急な階段を、荷物をもって登ったり下がったりした人々の足音が聞こえてきそうです。
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厨房は2階。さりげなくポットや茶筒が飾ってありますね。ここから甘いものもしょっぱいものも出てくるのです。
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ちょうど下へお料理を持って降りるところでした!
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アフタヌーンティの時間じゃないけれど、もうスタンドで提供されるものもあるのね。
お客さんが途絶えることがなかったこのお店。イギリス人であれば、十分納得OKな味なのだろうと思います。
ま、この旅行の間、体調が不調だったから、もっと元気な時にいただいたら、また違う味に思えたかも・・。

体調って大切よね!(家人は、だからイギリスはおいしくないんだよ、というのですけれど。でも、ウェールズでのお茶はバッチリすばらしかった!)

現代も生き抜く古い歴史のある町とはお別れです。

列車に乗ってロンドンへ向かいます。
再び同じホテルへ。離れはウルサイから、本館にしてください、とはお願いしてあったけれど、でもでも・・・。
すごーく残念なお部屋へ・・・。(残念すぎて写真がない)

まあ、私は「アールズコートでこの値段だもんね」と思いましたけど。家人は安宿のほうが好きらしく。最初は「ホステルに泊まるのはどう?」でしたからねー。前に泊まったアールズコートのホテルに泊まれたらよかったのになあー。ま、私たちは1泊だけだから、がまんしたけれど(笑)。

そして、家人はお部屋でまったりと。私は一度行ってみたかった「スローン・スクエア」へ。地下鉄で数駅だもん、行かなくちゃ!ね!


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by eastwind-335 | 2017-08-05 09:12 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(17)ここが、イングランドのキリスト教の礎

*3月に行ったイギリス旅行の続きです*
お昼を食べてから向かった先は、カンタベリーの観光名所の一つ(のはずの)聖アウグスティヌス修道院(跡)とセント・マーティン教会。
街の中心地から歩いて10分もしません。食事中、雨が降っていたので道が濡れています。ここの時計塔も観光名所の一つなのだそうです。
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アウグスティヌスは、フランスからキリスト教宣教のためにやってきた司教。私はいわゆる神学者であるアウスグティヌスと混同していたのです(笑)。カンタベリーに来る前は、てっきり、神学者であったアウグスティヌスにちなんだ名前なんだろう、と思い込んでいました。このカンタベリーのアウグスティヌスとは生まれた年も活動の場所も違う、と前夜、ググっているうちにわかってびっくり!(すみません、モノを知らないもので・・・)

街の城壁を超えたところ、10分もしないところに修道院があります。修道院と城壁の間には大きな循環道路が走っています。通りの向こうに見えた家がこれまた私のツボをつきました。
なんか、「良識ある人たちの家」って感じがしませんか?
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ここは昔、旅籠だったのでは?と思いたくなる門。馬車が通った感じがします。写真を撮った時は、形が目についただけだったのですが、こうやって見直すと、ドアの色が印象的・・・。どんな人が暮らしているのかしら?一人だったらブラブラするのですが、家人と一緒だとなかなかね・・・。
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さ、到着です!ここもナショナルトラストの一つ。前日のドーヴァー城見学で買ったパスポートがここでも利用できます。
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カンタベリーの聖アウグスティヌスは6世紀後半の人で、初代カンタベリー大司教です。この聖アウグスティヌス修道院は598年から建造が始まったとのこと。
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ヘンリー8世が修道院解散令を出したのちは荒れ果ててしまったのですが、現在は「観光資源」として、人々の記憶に残る場となっています。
素敵なタイルだな~。
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まったく予備知識なしで来たので、「え?遺跡なわけ?」とちょっぴり驚きもしましたが、逆に自由に歩くことができ、その広さを体感しました。

また、どのように拡大したのか、どのあたりに何があるのか、などの解説板が充実していましたし、イヤホンガイド(日本語版)もありましたから、私のような手ぶらででかけても十分楽しめます。
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前日にドーヴァーへ行ったため、フランスとの距離が体感できていたこともあり、この地がイギリスのキリスト教の礎なのか、ということは十分納得できました。一方で、あれあれ?積読化されつつある「フィデルマ」シリーズの舞台はいつの時代の話だったんだろう?あれは7世紀のアイルランドだったはずだけど・・・。帰国して、ちょっくら図書館でその手の辞典を引き、大雑把に把握したことをまとめると、古代ローマ帝国の侵攻により、ブリテンにはキリスト教が入っていた。しかし、ローマが撤退し、アングロサクソンが入植することでキリスト教は一時的に衰退。再びのキリスト教布教を担ったのがカンタベリーのアウグスティヌス。「フィデルマ」の舞台はアイルランドで、そこはケルト系住民によって受容されたキリスト教が展開されていた、ということらしい。

つまり、アングロサクソンとしてのイングランドでのキリスト教布教を担った中心が、カンタベリーの聖アウグスティヌスを中心とするグループ。

こんな大雑把なことすら知らずに行った修道院跡。見学者も少なくて、ゆっくり、過ぎ去った日を想像しながら歩きました。なんといっても、朝の雨が嘘のようにあがり、晴れて春の空が広がる、というすばらしい日曜の午後だったのでした。もちろん、ちょっぴり寒かったですが、「すごく寒い」わけでもなく。


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近くに寮付きの学校かスポーツクラブがあるようで、少年たちがサッカーをしていました。
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寒いのに半そで半ズボン・・・。なんか、懐かしい丈のズボンだわ。
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ビジターセンターには、ナショナルトラストの売店があります。
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ここケント州はイギリスの農業を支えている州の一つ、ということで、特産物も扱ってます!私たちもジャムと甘いワインを数本買いました。
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そこからさらに10分ぐらい歩いたところにあるセント・マーティン教会へ向かいます。
後で気づいたのですが、私たち、留置所の前を歩いていたみたい。その塀沿いに埋め込まれていたポスト。日本の郵便制度の祖であるイングランドの郵便制度ですが、いまや、一日一度しか回収しない。東京では日に何度も集めてくれることに感謝します。たとえ、インターネットが日本どころか世界中に網の目を広げても、やっぱり、郵便物のもつ温かさにはかなわない。そしてその温かさを感じることができる感性だけは保っていたい。
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門が堅く閉まっていたので隙間から撮ってみました。
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さて、道なりにあるいていくと、こんな感じの門が見えてきます。
なんかどっかで見たな~こんな雰囲気。
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とここまで来て思い出しました。五反田のドイツ語教会の入り口になーんとなく似てる気がします。
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ここは4世紀半ばに建造されたイギリス最古の教会なのだそうです。つまり、古代ローマ帝国の影響で広まったキリスト教の流れでできたもの。中に入って見たかったのですが、残念、しまっていました。カトリックだといつも扉が開いているものですが、プロテスタント教会って礼拝前後のみということもありますよねー。
ぐるっと教会の周りを一周しました。
屋根が美しいなー。こういう石積みの教会って素敵です。
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帰国して、知ったのですが、内部も素敵なのだそうですよ。ステンドグラスも小さいながら良質のものがあるそうです。
外からじゃわからないけれど、この向こうから見たら素敵だっただろうなあー。
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あー、行きたかったなー。第一日曜日には音楽会もあるんだとか。えー、私たちがいたのは、第一日曜日だったんですけどー(涙)。
私と家人はまったくの不勉強ででかけたので、「お墓の形いろいろあるねー」なんて言いながら歩いたのですが、歴史的著名人の墓もあるそうです。
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再び街の壁の中に戻ると、2時間は経っていた!
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時計のあたりが素敵なんですよ!この時計を支えているのは誰?戦争で一度崩れた塔ですが、再現されたのだそうです。
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また明日出直すのだけれど、天気が良いので夕刻のカンタベリー大聖堂を写したいという家人の希望があり、ちょっぴり外側だけ見学。
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この日の見学の終わりは、ホテル前にある城壁。
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どうやって石を積み上げていったのか。当時の人たちの地道な努力と、経験と心と頭とで計算されつくした建築を目の当たりにすると、「防災」目的にパソコンで数字を入れて作り上げている日本各地の防波堤は空しくみえてきます・・・。

こちら側が、私たちのホテルから見える風景。
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ちなみに、城壁から見える私たちの宿泊したホテルはこちら。
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ホテルの向こうにある公園にも足を延ばしてみました。物見塔があるんですよん。
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ヨーロッパの各都市に残る「街を区切る城壁」を視点に街を見るのも面白そう。
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反対側は先ほど歩いていた旧市街。
頭一つ飛び出ているのが大聖堂です。
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公園の周りには大小さまざまな、しかしいかにも「イングランドっぽい」家があるようです。芝の緑と建物の白さが印象に残りました。
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上の写真の裏側はこんな感じ。
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夕焼けが美しい日曜のひと時を楽しみました。
素敵なパブもみつけたのですが・・・。
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夜は・・・お昼でお腹がいっぱいになったので、お部屋で日本から持ってきたアルファー米などを食べて過ごしました。イギリスで3食外食はやっぱり無理だなー。

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by eastwind-335 | 2017-08-04 05:59 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(16)憧れのサンデーロースト

翻訳家中村妙子さん。
彼女を通してロザムンド・ピルチャー、ミス・リードといったイギリスの女性作家を知り、本来だったら10代のうちに知っておくべき「家庭小説」ともいうべきジャンルに大学を卒業してから近づいていったのでした。
これらの家庭小説の中でしばしば描かれていたのが「サンデーロースト」。
教会に行く前にオーブンに羊や豚肉の塊を突っ込み、礼拝に行き、帰宅したら焼きあがっている、というロースト。
イギリス料理は高くてまずい、というイメージを覆すこれらのシーンに、いつの日か、食べてみたい!と思っていたのです。
家庭料理のイメージの強いサンデーローストですが、パブやレストランでも食べられる、とこの数年のイギリス旅行の旅に、あちこちのサイトやら現地在住日本人のインスタなどで紹介されていたこともあり、気になる気になる。

ということで、今回、家人に無理を言って、「サンデーロースト」を体験することにしました。

表通りよりも裏通りのほうが素敵なお店があったのかもしれないけれど、午後は観光したいところがあったので、もういいや、ここで、って感じで入ったお店。留学中なのか、それとも観光で来たのか、日本人女子大生の一団もいました。スッ転び方を机の上に載せていたので、紹介されているお店かもしれません。
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もともと家人はイギリスの食事にまったく期待をしていない(19年前、うどん?って言いたくなるようなパスタをビクトリア駅の上で食べたよねー、と盛り上がるほど)。

私はラム、家人は豚肉で!
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記憶違いでなければ、ラム、ヨークシャープディング、ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリー、赤キャベツを焼いたもの。
焼き加減はこんな感じ!
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そこそこ人が入っているから大丈夫かな?と思ったのですが、あ、そうなんだ、って感じの味でした。
憧れすぎてしまったのでしょうか?(笑)。
グレービーソースの量がもう少し少ない方が私好みかも!(爆)。やっぱり、家庭料理は家で食べるのが一番おいしいのでしょうね。

お肉の焼き加減は私にはちょうどよかったです。オーブンに入れるだけでよいはずですが、絶対にコツがあるはず!ということで、いつかサンデーローストの作り方、習ってみたいなーと思っています。

では、世界遺産巡りにでかけましょうか!雨もすっかり上がって、春の空が見えてきましたよ!







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by eastwind-335 | 2017-07-26 07:13 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(2)

レントな旅(15)カンタベリー大聖堂での礼拝

一度、日本の聖公会の女子修道院で宿泊をしたことがありました。この宿泊は、まさに「百聞は一見に如かず」というか、イギリス史の1ページの理解を深めるきっかけとなりました。
「学校のキリスト教」しか知らなかったとはいえ、一応は「いわゆるプロテスタント教会」の礼拝の進行はわかっているつもりでした。しかし!むしろ、あの日の聖公会での朝の礼拝で一番イキイキしていたのはカトリック信者のおば様がたでした。
教派の違いを具体的に言葉で伝えることはできませんが、旅の体験を通して、違いがあるのだ、ということだけはわかるようになりました。

今回、キリスト教の暦の上では、レント。せっかくだったら、イギリス国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂での礼拝に参加したいと思ったのです。
女子修道院の体験を思い返すと、受洗していない身でも、陪餐をうけずも祝福をしていただくことはできるはず。
知り合いに相談したところ、総本山なので「カジュアルな恰好」で参加しなければいいのでは?と。
日曜の朝、いそいそと一人身支度を始め、食事のためにダイニングへ向かいます。
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メニューです。
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人は少なくてすぐに頼んだものがきました。スモールブレックファストです。
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フルーツもヨーグルトも食べた。
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雨が降っていて、ああ、ドーヴァーは前日にしておいてよかったなーとしみじみ。

聖公会は一日の間に何度か礼拝があります。私はレントの1回目の礼拝だし、月のはじめの礼拝なので聖餐式があるだろうし、こじんまりとしているように思える朝いちばんの礼拝に参加し、そのころには起床するだろう家人と今日の観光をしよう、と思ったのでした。

大聖堂に到着。
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入口で礼拝に来たと言ったら、親切に迎えてくれました。
朝いちばんの礼拝は大聖堂の一番入口に近いところで行われました。
聖書朗読とお祈り、そして讃美歌だけでした。
30分もしないうちに終了しました。あっさりとみなさん、礼拝堂を出ていきます(だから写真は撮れなかったし、なんとなく撮るのもはばかられた)。

11時過ぎからの礼拝は聖歌隊のコーラスもあるので参加したらどうでしょうか?と誘われました。少し時間があったので、近くのスーパーで水を買い、部屋に戻り、家人との待ち合わせの時間や場所を決めて、再び大聖堂へ。
お世話係の方が、「この人の隣がいいですよ」とある女性信徒の方の横に導いてくれました。カタコトよりもレベルの低い英語しか話せないワタクシ、やや緊張しつつ自己紹介。雨の日だからやってくる人もいると思いますよ、と意外な話も(笑)。

独特の節をつけて聖句を読んだり、讃美歌を途中まで歌って、司祭の聖句を聞いて、続きを謳ったり、と口も回らないけれど、気も回らず、英語の説教は聞き取れずと、なんでこの場にいるのかな、と多くの人は思うでしょうけれど、私は参加できてとても嬉しかったです。

レントのために、自分たちも何かをだれかのためにしましょう、という話がありました。レントが終わったらお食事会があるので、誰かのためにチケット代分を払う、など、教会員のみなさんはそれぞれしていることがあるようです。

礼拝が始まって、いくつか、自分の準備が足りなかったことを発見。
まず。教会用語を下調べしておくべきでした。電子辞書も持っていったので、始まる前に式次第内の単語はあれこれ調べておきましたが、日本語訳があっても「どんなことをするんだっけ?」みたいな(笑)。

それから、コンタクトの度が落ちていて、遠くが見えずらいということ。特に雨の日の大聖堂は電気がついているとはいっても光が弱いこともあって。
せっかくのレントの第1週目の礼拝だから、カンタベリー大主教が説教なのかと思いこみ、この人なのかーと思っていたのですが、ホテルに戻りHPで確認してびっくり。あ、違う人が説教だったんだなーって。

礼拝が終わったあと、お世話をしてくれた人が「日本に帰るのでしょう?ここの写真を撮ってもいいのよ」というので、数枚、写真に収めました。
聖書や讃美歌は備え付け。礼拝の次第(上部が青い紙)は持って帰ることもできます。
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説教台はこんな感じ。赤いカーペットを挟んだ椅子には、聖職者や信徒の役職者が座ります。
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日本だと、聖餐台に向かって椅子があるものですが、ここは、信徒同士が向かい合わせの着席とは。議会みたいですよね。
当時カンタベリー大聖堂は外も中も修繕中でした。
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以上、写真おわり(笑)。
もともと、礼拝のために来たときには教会内は撮影しない(礼拝を優先したい)。特に、日曜のこの時間は「礼拝に来た人のみ」中に入れるのですから、余計に非常に消極的な撮影に。
11時の礼拝に誘われて、その招きに応えることができたことに感謝する気持ちでいっぱいになって、大聖堂を後にしました。

携帯の電源を入れると、おっと、家人からのSNS!「待ちくたびれた」ですって。ごめーん。待ち合わせ場所に急ぎます。


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by eastwind-335 | 2017-07-12 05:44 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(14)カンタベリーのスーパーで

ドーヴァーの駅からカンタベリーに戻ろうとした時、ハガキを出し忘れていたことに気が付き、駅員さんにポストの場所を尋ねたら、駅の外にありました。
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写真を整理していて気が付いたのですが(なんせ、急いでホームに戻らねばなりませんでしたので)、後ろにステキなポスターがあったのね・・・。
昨夏のスウォンジーの滞在の時にも気が付きましたが、週7日の郵便の集荷があるのは日本だけなのかも・・・。
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次は月曜日、となっています。でも、せっかくドーヴァーに来たので、両親にはここからドーヴァーの絵葉書を出したい(カンタベリーからも別に出すので)。

往復チケットです。
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車内はこんな感じ。
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お父さんと子供が楽しく過ごしていました。

家人が私に「こんなのが来た!」とSNSを見せてくれました。ドーヴァーにいるのに(正確には離れていくのに)、welcome to France.ってねえ・・・。
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カンタベリーの駅に近づくにつれ、車窓からも素敵な夕焼けが見えてきたのですが、車窓がそれこそ汚れていて・・・。
カンタベリーの駅から撮った夕焼けです。
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夕飯をどうしようか、という話になりました。

どこかへ食べに行く、というにはちょっと疲れた。
東京から持ってきてあったアルファー米と、スープと、ちょっとしたハムがあればいい、と家人も言うので、スーパーへ寄ってからホテルに戻りました。

お安めのスーパーが駅の近くにあります。
その途中でみかけた素敵なお店。
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ヒートデザインという名前のお店。
こんなのとか
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あんなのとか
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こういうオーブンからラムステーキとか出してサーブしてみたい!

さてさて、スーパーのなか。
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ずらっとお安めの商品が並んでます。

イギリスもジャガイモの国であった。
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レントの最初の日曜を迎えようとしているのに、すでにスーパーはイースター商戦一直線。
最初、ネスカフェのカプセルか、と思いました。
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(鶉の?)たまごのチョコなのねー。

間違いを探せ!みたいな並び方の、まるでリンツのチョコのような、でも違うメーカーのもの。
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ウサギの形のチョコらしい。なんとなく味が想像できたので買いませんでした。
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このスーパーで一番感動したのはここ。薬売り場。
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鎮痛剤はスーパーでも買えるのですね・・。そして、視覚障碍者のために大きく点字が打ってある!
日本も薬局で並んでいる商品に点字が打ってあればいいのにね。シャンプー、リンスは区別のために点字をつけてある容器が増えました。
日常のなかで、このようなサービスさえあれば、自活が可能な人たちがいるってことなのですよね。
ただ、これらの商品が、もう少し低いところにあると、いいんじゃないかしら?

お部屋でテレビをみながらお夕食。
なんか迫力のある人だったなー。お笑い女優なのかな?
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リネカーが司会のサッカー関連番組も!
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そして、気づいたら寝てた・・・。

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by eastwind-335 | 2017-07-09 21:53 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(13)白い崖の上を歩く

今回の旅行は家人の都合の旅行。ずっとロンドンにいてもいいのだけれど、家人がロンドンが苦手。ということで、家人の希望優先の旅行計画です。「セブンシスターズに行くには遠いけれど、ここにも白い崖があるらしい」とドーヴァーに関心を持った様子。

私はそうなると、崖の上をトレッキングね、とワクワク。イギリスの家庭小説には、一本の道をただただ歩いていく、というシーンがあり、一人で「雨が降っても傘をささずに歩くのね~」なんて小説の挿絵のような風景を頭の中に描きました。
しかし、家人から「雨がふったら行かないよ」だの「ちょっと見えたらいいから」だのと。
幸い、ドーヴァー城を出るころには空から日が差してきた。
城から崖の連なる場所まで歩いていくのか、とワクワクしていたのですが、家人が「疲れたからタクシーで行きたい」と早々にタクシーの手配をしちゃった。
到着!
本当はこの崖の一番奥に灯台があるそうですが、帰りの電車も決めてあったので、時間を決めて歩くことに。
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ここもナショナルトラストとなっています。
自然によって木も形作られます。
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あれ?入口は扉になっているんだ・・・。
この扉を開ければ、様々なオリジンの人との出会いが待っている。
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ここに扉があるのは馬がいるからなのだそうです。飼育されているようですが、放し飼い。犬はリードをつけてください、とのこと。
確かこのご一家もリードをつけてたはず。
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ふと、横を見ると、馬が走ってる!迫力がある!
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あっという間に通り過ぎちゃった。カメラを構え直したら、もう後ろ姿!
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何頭もいました。夜はどうしているのかしら?なぜここで馬が飼育されているのかしら?等々疑問はつきません。
帰り際には馬の近くまで行って写真を撮っている人たちもいました。写真よりももっと近づいている人たちもいました。
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振り返ると、ドーヴァー城が。絵心があれば!と自分の才の足りなさを残念に思った時でもありました。スケッチのしがいがありそう。
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このあたりはまだ道がよい。そしてご親切にも撮影向きとか、自転車はいけないだの、とピクトグラムを使って利用者に注意を促してくれます。

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パブリックフットパスとしてできた道なのですねー。
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お、白い崖が見えてきた!
イギリス独特の曇ってるような晴れているような空模様。
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砂利道もそろそろ終わります。
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前日、雨がふったこともあり、やや道がぬかるんでいるところも。しかし、一般には時折砂利道が出てくるときもあったりで、歩きやすい道でした。どんな靴で歩くのか見ていましたが、3月だったこともありサンダル組はいませんでした。

要所要所にこんな柵がありました。
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ここから先はすごく急な下り道にあるから、馬が落ちたりしないように、かもしれませんね。
いや、馬だけでなく、人間も。
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高いところから見るとこんな感じ。
人が歩き、地を固め、だんだんと道が作られていったのがわかります。先達の歩みって偉大。
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何所を見ても素晴らしい風景だったのですが、白い崖の写真の一番のお気に入りはこれかな?ちょうどうまく晴れてきたし。向こうにも道があるのがわかりますよねー。
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キミの好きなイギリスのミステリードラマの舞台みたいだな、と家人にからかわれましたが、確かにここで事件が起きてもおかしくないかも。

かなり下に降りて振り返ったら、こういう風景が待っていました!
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海からみたらどんな感じでしょうね・・・。

韓国から留学中というお嬢さんたちは崖っぷちに座って撮影中。
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やんちゃな男の子がいたり。お父さんが注意することもなかったので、これぐらいへっちゃらなのでしょう。日本だったらどうだろう?
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もうすこし降りてみた。海が一層近くなる。
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そんなところでたたずむ人も。私が思うイギリス、という感じでもありました。なので、こっそりシャッターを切ったのでした。
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花の名前はわかりませんが、茶色っぽい場が続くなかで、この黄色は印象にのこりました。
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ウサギ穴なのか、モグラ穴なのか。地面のあちこちにこんな穴もあったり。
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そろそろ帰りましょう。
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お茶を飲んで、一息つきます。
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ナショナルトラストのカフェなので若干期待したのですが・・・。
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いろんなケーキが用意されていました。
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けれど、お味はちょっぴり残念でした。パサッとしすぎてた。
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店内はいい感じですよー。
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タクシーを呼んで駅へ向かいます。
気が付いたら、城の外壁を回ってた。
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今度はフランスからフェリーでドーヴァーへっていうのを体験してみたいなー。


終わりよければすべてよし、な、崖をめぐる話(余談です)。
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by eastwind-335 | 2017-07-09 09:30 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

レントな旅(12)私と家人とつなぐもの

*3月のイギリス旅行記の続きです*
昨日だったか、ドーヴァー海峡でタンカーがフェリーに衝突したとのニュースが一瞬流れましたが、その後どうだったのでしょうか。
子どものころから、ドーヴァー海峡という名前はよく耳にしました。具体的には、この海峡を泳いで渡る人のニュースです。私が子供時代だったか、ティーンエイジャーだったか、記憶はあやふやですが、女性が単独で泳ぎ渡ったというニュースを目にし、父に「遠泳」という競技というか体験を戦後の子供たちの多くは夏に行ったという話を聞きました。

枕が長くなりましたが、ドーヴァー城はドーヴァー海峡の崖の上に建てられた城です。
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19世紀になるまでドーヴァーはイギリスとフランスは軍事的対立の象徴ともいうべき場所でもあったわけです。ドーヴァー城が要塞として用いられたのは、第二次世界大戦の時。ダンケルクの戦いの際に、フランスから撤退するイギリス兵を収容するための作戦基地となりました。ダンケルクからの撤退作戦を指揮したのがこのラムジー提督。
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私はダンケルクの戦いを、ポール・ギャリコの短編『スノーグース』で知りました。大学の頃、なんともいえないやるせない気持ちになることが多かった年頃、ギャリコの作品を本屋で知りました。『スノーグース』と『雪のひとひら』は矢川澄子さんの日本語の美しさもあって、とてもお気に入りになって、何度も立ち読みしたものです(ドイツ語学校の学費を捻出するのにせいいっぱいで、ハードカバーの本を買う余裕がなかった)。数年後、就職し、本代に悩むことがなくなった時には、この本を出していた出版社が倒産し、店頭からいつの間にか消えていました。新潮社によって文庫本化されたときには、わが目を疑ったほどです。
家人との結婚前の数少ない共通点は『スノーグース』。家人はこれにインスパイアされた音楽を気に入って原作(しかもハードカバーを!)を買っていた。良い人なのかもしれない、と思ったのはこの時。その後なにかあっても家人のことを「良い人なのだ」と思い直すときには『スノーグース』を思い出す。

そんな思いをもってこの将軍の像を眺めていました。
が、家人は、楽曲が好きなのであって、原作には思い入れはない、と像の前で言い切りました。いいの、いいの。「良い人なのだ」。

ここから見られる風景は、まさにイギリスの海の玄関口であるドーヴァー港。
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ここは無料地域なので、結構散歩の人も多いようです。犬連れの人もちらほらと。
この女性が見つめている先もドーヴァー海峡です。
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要塞だけあって、丘の中腹に軍事施設もあったそうです。当時のままで保存されている部分が多いのにはびっくり。
説明係の人に従って中へ入るため、人数が揃うまでまたなければなりません。ここは、ダイナモ作戦と名付けられたダンケルクからの撤退作戦の作戦ルームへの入り口。

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この親子はお家から持ってきたサンドイッチを食べて待っていました。寒い一日だったのが、子供の恰好(カワイイ)で分かりますよね!でも手袋はいらなかった。
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こちらは病院。手術もこの中でしたそうです。
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dressing stationってどういう意味かわからないままで中へ入場。後ほど「応急手当所」という日本語訳があることを知りました。仮包帯所と書くこともあるみたい。ダンケルクから帰国した負傷兵の手当てをした場所です。RAMCは国際赤十字という意味です。

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どちらも、最新の技術を使って、当時の場所でそれを感覚的に追体験できる仕組みになっています。見学のしがいがありました。洞窟は匂いがこもるところです。当時のにおいまでは体験できませんでしたが、かび臭いし、余計な明かりをつけていないので1945年以前を21世紀の人々も体験できる。日本では「怖いものを展示すると見学者が減る」という理由で広島の原爆記念館もリニューアルしたそうです。私は小学生の頃に弟や従妹と見学に行きました。甘えん坊の従妹がギャン泣きして途中から出たいというので戻ったのですが、私はひとりで再入館(あとから弟が追ってきた・笑)。館内展示の疑問を口にする私をみて従妹の父親(つまり叔母のつれあい)は「あんたは、こどもらしくないなあ。かわいげないなあ」と呆れていましたっけ。

なお、両者ともに見学の際、施設内の写真撮影は禁止となっています。ナショナルトラストではあるけれど、有事にはふたたびここは要塞の一つになるのでしょう。また、入国に厳しいイギリスにおいて、沿岸の施設情報というのは機密事項の一つなのかも、と思います。

それぞれ、見学が終わると、「ご褒美のように」小さいながらもなかなか面白いものを扱っている売店に到達します。「ダイナモ作戦指令室」めぐりのあとに出てきた売店はこんな感じでシャレたものが置いてました。
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商品はいくつかの種類に大別できるのですが、私と家人の関心を引いたのがこれ。
Dad's Army。

白黒のカバー写真を見るに、60年代ごろの映画だかテレビドラマだか、舞台だか、なのだろうとあたりをつけました。
Home Guardとあるので、銃後のおじさんたちによる町内会モノ(今でいえば「火の用心」と言って歩くような)?。お涙頂戴、じゃなくて、きっとモンティー・パイソンみたいにニヤっと笑いたくなるような内容なんだろうなーと想像。
DVDも出ているので1枚買ってみることにしました(我が家には全世界対応のブルーレイデッキがあるのです)。

ここはダイナモ作戦にかかわった人たちが陸上から海辺を見た場所らしいです。
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時代なのかもしれませんが、女性に焦点をあてた展示もありました。
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「刑事フォイル」がそうでしたけれど、第二次大戦中、イギリスでは女性が代行として軍部で勤務する例が多かったようですね。

さらに奥へ進むと、いわゆる「お城」の展示に。
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ここがドーヴァーで一番古い教会(礼拝堂)。いまもここで礼拝が守られているようです。
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中はこんな感じです。
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椅子にはクッションが置かれています。ボストンでもみたけれど、刺繍がすばらしい。座るのがもったいない感じ。
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続いては居住区へ。手前の門の上にはナショナルトラストの旗がたなびき、奥の建物の上にはユニオンジャックが。なんでもない自転車を引いて歩くカップルがとても素敵でした。
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居住区も素敵でした。
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台所。
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子どもたちが楽しそうに当時の鍋の中身をかき混ぜていました。
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このシーンを目にしたときも、そして写真を撮ってからも、なぜか私の頭のなかではリュートの音が流れてしまいます・・・。

こんなところから見える風景って、こんな感じ。

高いところから失礼しまーす。
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次は、ドーヴァーの白い崖のある地域へ。そこまではタクシーを用います。

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by eastwind-335 | 2017-07-07 21:51 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

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