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カテゴリ:旅の思い出16僥倖旅行( 37 )

計画は疎をもって良しとす?(27)日帰り旅行

オペラを見ない日が何日かありましたが、その一日をダルムシュタット旅行にあてました。
普通だと、近くのニュルンベルクだとかヴュルツブルクとかに行くのだと思うのですが、ご一緒だったみなさんはすでにそこを寄っていたからだったのです。
私はバイロイト近郊をフラっと歩いてもよいかな?と思ったのですが、ダルムシュタットに御用がある方がいるそうで、ご一緒させてもらうことにしたのでした。

ダルムシュタットは、初めての町。誘われた夜に地図を見てみると・・・思いのほかフランクフルトに近い。
(つまりここからちょっと遠いのね)
これまでフランクフルト中央駅でSバーンを待っているとダルムシュタット経由のものがあるので名前はなじみがあるけれど、勝手に、湘南新宿ラインのように思い込んでいたのでした。つまり、大宮とか小金井とか。離れているより「近い」ことに気が付きました。
もう一つの思い込みは、ダルムシュタットといえば、工業都市というイメージがあったのだけれど。
到着して、ご一緒した方とその方をアテンドしてくださる方のお話から、工業は工業でも「工業デザイン」で有名な街だったということを知ったのです。いまは製薬会社の工場があることでも有名みたいですが、一般にダルムシュタットといえばユーゲントスティールで有名な街だったのです。
まず駅からしてユーゲントスティールだったようです。そんなことに気が付かず、待ち合わせをしている間に一枚、二枚とカメラに収めていました。
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もっと遠くから撮影すると全体像がよく分かったようなのですが・・・。
そしてこの駅の屋根に
マチルダの丘というユーゲントスティールの建物やデザインを担当したデザイナーの博物館に連れて行っていただきました。
これは帰りに撮った写真。
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まずは、「結婚の塔」へ。
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時計台のように見えたのはこれだったのです。
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塔の頂きにまで上ることも可能なのですが、今回は入口だけ。
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この反対側にはこういうモザイクが。
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このマチルダの丘、つまりユーゲントスティールのデザイナーを援助したエルンスト・ルードヴィヒ大公の妃の名をつけた丘を代表する博物館(芸術家コロニー)へ向かう前に、ちょっとした散策を。
エルンスト・ルードヴィヒ大公の娘がロシアに嫁いだことから、ロシア正教会も敷地に作られています。

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裏は水辺になっていました!
芸術家コロニー博物館になっているエルンスト・ルードヴィヒ邸へ向かいます。
道の落書きもユーゲントスティール。
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撮影禁止だったので写真がないのですが(しかも一人でなかったので、なかなかシャッターを切るチャンスに恵まれず・・・)。
裏手の写真はばっちり撮りましたよ!
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中の作品も素晴らしかったです。
この芸術家コロニーにかかわったアーティストたちの家がまだ保存されています。
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この3人のひまわりの女性たち(?)は何の意味があるのでしょう?道路の白線もユーゲントスティールを模しています。
大公の招聘をうけてダルムシュタットにやってきたユーゲントスティール作家のひとり、ベーレンスの邸宅。いまは学生たちがシェアハウスして使っています。
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オルブリッヒ邸
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オルブリッヒが設計した家の正面。この曲線はオメガ曲線というそうですよ。確かにΩの形ですね!
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マチルダの丘へ向かう坂道に沿って建っていた家の扉も素敵だった!ふつうのお宅なのですけれどもね!
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この街を代表するもう一つの建物が、日本でも「百水」という雅号を持っている「フンデルトヴァッサー」の住宅「森の渦巻き Waldspirale」。私はウィーンで見たことがあったのですが、ダルムシュタットにもあったのですね!
一般住宅になっていますので、静かに見学をします。
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キノコの山、じゃありません(笑)。
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高さが様々なのです。宮崎駿のアニメに出てきてもおかしくないのではないか、と思われる建物(←宮崎アニメ超初心者なもので、想像で言ってみた)。
曲線嫌いの百水さんらしい建物です。

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窓の形、大きさ、何一つ一緒ではない様子。設計した百水さんもですが、それを実現した建築関係のみなさん、お疲れ様でした!
ウィーンの百水ハウス同様にここも公営住宅なのだそう。内装も見てみたいものです。

往復に時間がかかるため、半日といっても「数時間」の滞在となりましたが、アテンドをしてくださった方のおかげでダルムシュタットビギナーが見ておくべきものはちゃんと見られました。
天気にも恵まれ、よかったなあー。

残念だったのは、この駅の「屋根に立つ男」を見逃したこと。まるで浜松町の小便小僧や高尾駅の天狗像を見逃したときのようなくやしさ(笑)。
ちなみに、帰りは駅裏手(つまり改装したほう)から入りました。駅舎内はこんな感じでした。

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いわゆる21世紀のDB的な駅舎ですね。それでも、こういう風景に、どこかにユーゲントスティールの影響を見つけたいと思う私。
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行きは、待ち合わせのことで頭がいっぱいで駅構内のことまで目が行かなかったことが惜しまれます!また機会があったら、今度はフランクフルトから日帰りで行ってみようと思います。

追記:この旅行の時はまだフリンクサーが久しぶりに1部に上がってきたダルムシュタットの監督にはなってませんでした(彼が監督になったのは16年12月末より)。1部に上がったことは私の頭にありましたが、「サッカー」とは縁のない生活の方々とご一緒でしたので、一言もそのことに触れませんでした。駅にも特段ダルムシュタットの応援ポスターとか、なかったんですけどね(その週からブンデスが始まるというのに!)。

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by eastwind-335 | 2017-02-19 11:57 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(4)

計画は疎をもって良しとす?(26)オペラ以外で楽しんだこと

2016年8月。夏は終わった、と言われるほど寒い時もあったようです。初めてヨーロッパで夏をすごした25年ぐらい前もそうだった。ちょうど15日ごろまで雨が続きヤッケやセーターが必要(以来、私は夏でも1枚カシミアのカーディガンを、そしてヒートテックが世の中で一般的になってからはその上下を入れておくようにしています)。しかし20日すぎになると、太陽が戻ってきて、私は体験的に八月後半のドイツは「暑い」と思います。ま、そのためやら、観劇のためやらで、この年の夏のスーツケースは「行き」から重たかったのですが・・・。

ということで、天気に恵まれて、オペラ以外の日も探索に楽しむことができました。

街には、ワーグナーおじさんがいっぱいです!ちなみに、愛犬Russと一緒の像もありました。
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フランクフルトのゲーテおじさんもそうだったけれど、偉人さんの像を作るのがドイツは流行っているのかしら?
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ただダラダラと街中を歩いた日もあれば
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ワーグナーおじさんが建てた家(博物館になってます)を見に行った日もあり、

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子どもたちも、そして音楽好きな人にも楽しめる仕組みもたくさん!
同じ曲であっても指揮者によってスピードや音が違うのだ、ということを体験できます。またあるパートのところだけの音をより響かせるようにして聴くこともできます。
スピードというのは時代の味付けなのでしょうか。それにしても、音楽は作曲家のすばらしさだけでなく、演奏者の技術だけでなく、平面に描かれる楽譜を立体的に耳に届ける指揮者に拠るところも大きいんですよねー。私が中学のころ、マーラーを聞き比べてはこの指揮者がいい、と言っている男子たちがいました。まだレコードの時代です。いまは、タッチパネルでそれを体験できます。
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また、映画音楽やBGMで使われたワーグナーというものも。これは、ワーグナーのオペラを子供向けアニメにしたもの(アメリカ製)。ものすごくコミカルに描いていて、実は、見ている人たち全員で大笑いをしていました。どこかでDVDがでていたら取り寄せたいな~。
ちなみにそこにいた人々(英語圏の人がそのときは多かった)の多くから、映画「地獄の黙示録」にワーグナーが使われているのはけしからん!という声も。
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ワーグナー博物館の裏には彼と愛犬Russのお墓があります。
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日曜には礼拝に行き(私にとってはなじみのある教派に近い感じで、偶然にも讃美歌も歌いなれていた曲だった!)
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教会員の方々からの質問(留学生なのか?なんで讃美歌を歌えるのか?いつまでいるのか?等々)に怪しげなドイツ語で必死に答えているうちに、少年たちがわさわさ入ってきました。

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日曜学校が終わったのかな?でもふつう、献金の時間あたりに大人の礼拝と一緒になるよね、女の子はいないのかな?なんて思っていたら、教会の方が、ウクライナから「遠足」にやってきた少年合唱団であると教えてくれ、時間があるなら座っていてください、と。
そして彼らの歌の奉仕が始まりました。
東方教会の讃美歌をここで聴こうとは!彼らは「遠足」の間、行く先々の教会で歌の奉仕を行っているそうです。実は、教会の世話をしている方はウクライナ語(ロシア語)ができず、彼らもドイツ語ができず、なのですが、間に立つ人がいるようで、少年たちは日曜の奉仕をこの教会で無事に果たせたとか(ワタクシの脳内勝手通訳器がガタガタ音を立てて、のことなので超勝手訳になってます)。少年たち、よかったね!

王宮博物館を楽しみ、
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庭園の美しさに時間を忘れ、

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リンゴがたわたと生る様子に「一つとってもいいですか?」と尋ねたくなったほど。

そうそう、週末の土曜日は商店街(といっても差し支えないでしょう・笑)主催「秋のファッションショー」が昼前、午後とオープンエアで行われていたのでした。


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テーマは旅
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歴史博物館も興味深い場所でした。時間が足りなくて残念だった・・・。
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水を運ぶ「革製」のかご。水が漏れないようになっているこの籠。見るからに重たそう・・・。
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この地方で使われたり作られた工芸品も素晴らしい。

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聖人かな?
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ツンフト(職業同盟)の印になったマークも。
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伝統衣装の時に身に着ける女性用の帽子もとの刺繍糸の色は銀色だったのかしら?細かい刺繍から目が離せません。
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時代が進むと装飾も変わってきます。
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バイロイトの周辺にはガラス細工の町でもあったようで、ガラスビーズ、そして、キラキラしたガラス粉末の生産にかかわっていたようです。
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アドベントカレンダーのキラキラパウダーもここで作られたものみたい。
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そして、子供たち!
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すごい真顔で次の一手を考えているふたり。
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その昔、子供たちがいたところはこんな感じだったそうです。
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かつてガス灯であった場所にはメイポールが立っています。ここはバイエルン(州)ですからねー。

その前を駆け抜ける、むかし子供だったひとたち。
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セグウェイで観光する様子をドイツのあちこちで見かけましたが、運転に気を取られて、おちおち見学できない気がするんだけれど。どんくさい私だけ?


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by eastwind-335 | 2017-02-14 07:10 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(0)

計画は疎をもって良しとす?(25)旅先でオシャレした

ドイツを代表するオペラフェスティバルに行くにあたり、服をどうしようかしら~と真剣に悩みました。だって、ZDFなどでこの手のオープニングを紹介しているときって、みなさん「正装」「盛装」なんですもの~。

ドイツに在住しているお友達に相談すると、結婚式の時のような恰好がいいのでは?とのアドバイスが。
普段は着ないふくらはぎ下ぐらいの長さのあるワンピースがようやく見つかったのは、7月のバーゲンの終わりごろ。
お友達からも速報が出た時点でドイツから連絡があったけれど、ハンドバッグの大きさぐらいのバッグしか認めない、と。数日後、チケットを買った方からも連絡があった。が!私はハンドバッグ持っていないんです。仕事の時は最低A4のファイルが入るものが必要。お休みの日のおでかけも荷物が多い場合が多くて。しかもハンドバッグだとそんなしゃれたところ行かないしー。これもあわてて出発の1週間ほど前にバーゲンになっているものを見つけました。靴もヒールのほうがいい、というし、買ったワンピースはバレーシューズもどきの靴だとバランスが悪い、ということでこれもバーゲンで購入。
2演目を見ますが、連日ではないので、アクセサリーを替えて(っていっても、ま、どこが違うのよ、という程度のマイナーチェンジですけどね)でかけることに。海外出張の軽いレセプションでも来たことがある花柄のジャージのワンピースもあるので1日目の様子を見て考えることに。

私がみた演目は「ワルキューレ」「ジークフリード」。

このフェスティバルは上演中でなくても劇場内の撮影は禁止。けれど、結構みんなカーテンコールではスマホで写真を撮っていて・・・残念だったなあー。私だっていろいろ撮りたかったんですよね。たとえば、客席の椅子は一枚板のようになっていて(肘かけはありましたが)横へしか移動ができない様子とか。客席から見える舞台の位置とか。
ハンドバッグしか持ち込めず、どうしてもオペラグラスは不可欠だからそちらを優先。カメラの代わりにipod miniを持っていき、劇場外はそれで撮りました。
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日本の方々も結構いらしてましたが、本当に素敵な装いでした。着物の方もいらした。
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ドレスの方もいらっしゃいました。
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日本人のほうが若干フォーマルだったかも。そしてどうしても色目が似た感じですね。日本は子供のころから「紺色」がお出かけ服の基本ですしねー。欧米の方はもっとカジュアルな(平服)感じの方もたくさんいた。一方で本格的なドレスの方もいらしたり。着るものでオペラを見ていても落ち着かない気分になるのではなく、同じ空間にいる人に「あら?」と思わせることなく自分にぴったりくる服で楽しむ!これが大切なんだなーって。
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出発の半年前ぐらいにモルゲンターク新聞で取り上げられていたように、斬新な演出。私の前の席は背の高い人だったので横から舞台を覗く感じに(爆)。ということで、実をいうとちゃんと見たというわけではないのですが、目に入った舞台装置はえー?なところが多く、初心者の私にはそれが意味するメタファーがまったく理解できずお手上げでした。けれども音楽面は堪能しました。
ワルキューレのブリュンヒルデのソロのところなんて、「うわーうわ、私、いまホンモノをきいているんだわ」と一人で感動しました!
やっぱりテレビじゃなくてそれが演じられている空間で見なくちゃなあーと思いました。
歌舞伎だったら「よ、〇〇屋!」と声がかかるんでしょうけれど、オペラはカーテンコールまではみんなそれを待っておく。そしてカーテンコールでブラボーを身体全体で示すのです。足をどんどん踏み鳴らし、ブラボー、ブラボーって。

本当に音楽は素敵だった。ドイツ語・日本語併記の歌詞カードをみながらCDを聞いておいてよかったわ。だって目の前で展開されている舞台が見られなくてもとりあえずのあらすじは頭に入ってあったから。

そして、ジークフリートの演奏が終わった時、ああ、欧米の観客はすごいなあって。
だって、カーテンコールの時に、ものすごいブーイングが出たんですよお。大声でブー!っていうんです。最後の幕が閉まるまでがまんしてたって感じがすごく伝わってきた。
歌手や指揮者は文句なしに素晴らしかったので彼らがカーテンの内側から出てくると、足ぶみ、拍手、そして大声でブラボーって。でも、カーテンに彼らが入ってしまうと、演出に対してブーって。ちなみに演出家は登場しませんでした。

昔よく言ったライブハウスでピアニストから「日本のお客さんは出来が悪い日でも拍手をするのが嫌だ」と、ダメだったら席を立って帰ってほしいと彼の信条を聞いたことがあります。そのことに共感できたので、それ以降、「えー?」な時には拍手をしなくなりました。そんな私ですので、思わず一緒になってブーってつぶやいちゃった。
足が届かないから足踏みはしなかったけれど、もちろん声を出してブラボーって言いましたよ!

ああ、今思い出しても、心が高まる二晩でした。また行く機会があったらいいなあ。




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by eastwind-335 | 2017-02-12 06:40 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(2)

計画は疎をもって良しとす?(24)鍵をかけろ!

今年の夏の旅行の目的は「オペラ」鑑賞でした。
しかし、メインイベントの前に、私には、この旅のハイライトが来てしまったのです!
いつかドイツでサッカーの試合を見たい、と願いつつもそのためのアクション(チケット手配)をしたことがなかったワタクシ。
ひょんなことから、生まれて初めてブンデスリーグを見ることになりました。しかもあこがれのバイエルンミュンヘンですよー。
でも!
誰一人知った選手のいないツバイテ(2軍)の試合。しかも、5部リーグ。
加えてアウェー!

私が水を買おうとフロントに降りなかったら、たぶん彼らの存在はわからなかったでしょう。翌朝、朝食会場で会えたかもしれないけど(実際に会った)、試合へ行こう!とそのとき頭がまわったかはわかりません。少なくとも前シーズンのカードはもらえなかった。
すごい運命だった、といまだにと思わずにはいられない、そんな土曜の一日を振り返ります。

「歩いて行けますから!」とフロントのお兄ちゃんが道を教えてくれたおかげで、旧市街から歩いて15分ほどでスタジアムに到着。
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体育学校のそばにあるスタジアム。静かな木立のなかにあります。


おっとー。バイヤンのユニを着てる人がみっけ~。
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アウェー用チケット売り場と入口はこちら。ちっさーい。
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入口を抜けるとビール売り場がありました。ジュースという選択肢もありましたが、蒸し暑かったし、アウェーだし、だってブンデスだし、ということでビール(笑)。
どのあたりに座ったらいいのかな~?と思い見回すと、どうもコアなファンの人たちのブースもあるようです。
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なるべく女性連れや子供連れの多いところを探します。すると、まあまあ、見やすいところに席がありました。
親切そうな若者たちの前に座ってみることに。


こんなに小さくたってバイヤンファン
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旗を手すりにつけている人たちも!
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ドイツ人らしくきちーんと結わいています。



わー、練習してる~。
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でも、選手の名前がわからなーい!
おもむろに後ろを振り返り、若者たちに「すみませーん、今日のスカッドは?!」と尋ねました。急に極東のおばちゃんに質問された3人が「え?え?ツバイテだしさー」「わかんないよ」と(笑)。
ちょっとっ!選手の名前もしらないで応援できるわけなの?!と突っ込みたくなるところですが、初心者の私がいうべきセリフではありませぬ・・・。
旗を振る人も。重いでしょうに・・・。お疲れ様です!
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ちなみに、この旗は試合が始まると下におろされます。
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こんな感じ。いかに大きな旗かわかりますね

空席の目立つメインスタンド。
ベンチの上には屋根はありませんが、一応、選手が出てくるための筒はあります。気分が盛り上がります!
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5部でもエスコートボーイがいるんですね。
試合が始まると、チャントとか、なにか応援のお決まりの言葉を声を合わせていいます。

前半は私たちが座っているところがBayreuthサイドだったので攻撃をかけてくるバイヤン若人の面々の様子がよくわかります。それどころか先制されちゃいましたよ(とほ)。
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コーナーもあったりしたんですけどねー。決めきれない。
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やや納得していないお兄さんたち
ツバイテはなかなか勝てないのよねーと連れのお姉さまに知っている範囲のツバイテ情報を説明します。
そう。前半は私を心配したお姉さまが付き添ってくださっていたのです。が・・・旅のお疲れもあったようで「後半は一人で」となりました。
お姉さまがいたので、前半は声も上げられず、立ち上がれず(うそ、時々立ち上がりましたけど)、後ろから聞こえてくるチャントにも加われず・・・。
でも、その分試合をじーっとみることができました。

ハーフタイム中に一人になった私。後ろを振り返ると、件の3人組と、おじいちゃんと孫の間に私でも入れる隙間(爆)がある。ということで、一段上がって後半を見ることにしました。おじいちゃんが「あれ、二人でいただろう?」と声をかけてきました。
そして左にいる若者にもういちど「あのう、今日のスカッドわかりますか?」と尋ねました。
するとごそごそとスマホを出し始めて検索をかけて、この日のスカッドを見つけ出してくれました。
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この人たちではありませんが、休憩中はみなさんスマホチェック中

すると、すごい情報が!え?え?わたしにサインをくれたあの人が21番!!!
うわー、ラムたんと同じ背番号の人が右サイドバックなんだー。トップチームに比べれば精度が落ちる試合ですが、右サイドバック=21となったら、もうこの21番くんを応援するしかない!
さあ、後半が始まりました!もう一人なので、弾けまくりです(爆)。

Poulくん、頑張れー!がんばれー!よく見ると、後姿はラムたんの拡大版みたいですよ(ウソ)。
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たぶんペップのやり方を少しは取り入れていたってことでしょうか?。
隣の若者にチャントのドイツ語も教えてもらい、みんなと一緒に歌います。ずっと歌いっぱなしではないので、1曲が終わるたびに、歌詞を確認します。2度目からはそれで歌えるようになる、というわけです。
バイヤンの応援ですからどこかで「エフ・ツエー・バイエルン・ミュンヘン」が入りますが、かならずミュンヘンの後に続けて「アマトイレン」と叫びます。ツバイテはアマチュアなのですねー。
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よく見ると、旗も「Amateuren」となってますね!
この掛け声を隣にいた若者(以後私の世話係となりました・爆)に教わった時、ふと、オットルくんがトップチームに上がった時のインタビューを思い出してしまいました。アマチュアからトップチームへあがるって本当に本当に大変なことだったのよね、オットルくん・・・って。

後半はバイヤンのサイド。選手と同じ目線でボールを追うことができます。
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ノイヤーのような絶対なGKではないのでヒヤリとさせられることも・・・。
危ないシーンは「シャイセー!」だし、遠く向こうのサイト(つまりバイヤンの攻撃中)に惜しいところになると「あー!あー!」と。
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遠近法的には小さく映らなくちゃいけないのに~!

相手のGKはすごくデカいんです。写真でみてもわかりますよね。ガリバーか?って突っ込みたくなるほど。好守にはばまれ「あー」という声を挙げていたら・・・。
おー!同点!
おー!逆転!
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孫、おおよろこび。おじいちゃん、肩強すぎ!

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何点いれてもGasteには点が示されません。
得点シーンの時に相手が難点であっても「0(ヌル)」というのと一緒ですね。

その都度周りとハイタッチ、大声でのチャント。最初は私のほうが「今のは?」とチャントの歌詞を尋ねてましたけれど、時々は隣から「さっき歌った分だから」と耳打ちしてくれるようになりました。いい加減な発音で歌う私。いいの、聞こえないはずだから。
そして、少しずつ耳が慣れてくると、チャントの歌詞にもひどいことがあるのがわかります。そうなると、私の世話係(笑)が「えーっと、これはご婦人には言えないな」というので「あら、そうなの?」と言って、違う話をしました。

試合があと10分ほどになり、私がカメラを構えていた時、中心メンバーたちが何か声をかけ、みながゴソゴソし始めます。
なんだろう?と思ったら、チャントを歌いながら鍵を振り始めました。
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「鍵をかけろ!鍵をかけろ!さっさと鍵をかけろ!」とどなりながら鍵の金属音を響かせます。

え?え?え?とシャッターを押したらすぐにバッグをゴソゴソしました。
自宅の鍵につけてあるキーホルダーはバイヤンのもの。
私も鍵持ってるけどー。しかし取り出したときには鍵を鳴らすパフォーマンスは終わってしまいました。

隣の世話係(爆)に尋ねると、鍵をかけろ、はもう試合はおしまいだ、っていう意味なのだそうです。勝ち試合の時に歌うそうですよ。私も彼に「私も鍵、持ってた・・・」と言ったら「早く出せばよかったのにー」と言いながら、隣の友達に「この人の鍵見ろよ」と。みんなが「日本で買えるの?」というので「マガジンを取っていたころ、送られてきた」と言ったら「マジ?」みたいな反応が(爆)。

鍵をかけたからか、試合はそのまま終了。
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うわー、勝っちゃった!しかも、逆転勝ちなんて、見に来た甲斐があった、というものです!

試合が終わって、口々によかったなーと語り合う声が聞こえます。そして誰も旗を片づけたりしません。アウェーのスタンドはすぐにスタジアムから出られないみたいだけど、5部の試合でもそうなのかしら?と思っていたら、孫連れのおじいちゃんが「ほんとにバイヤンが好きなんだねえ」と話しかけてきました。
「でも、カントクが苦手なときもあるんです。で、私が好きなのはラムたんなんですー」と言ったら孫が「ぼくはねー、ほんとうは、マリオ・ゴメスがすきなんだー」とゴメ蔵愛を語りだしました。ちょうどゴメスがブンデス復帰発表の数日後だったので「ブンデスにゴメ蔵が戻ってきてよかったわね」と答えたところ「どうしておばちゃん、知ってるの?」と。
「それはねー、わたしが毎朝テレビをみているからよ」と答えました(爆)。ユーロでもゴメ蔵が活躍してよかったよね、と子供としばしサッカー談義。

そうこうしているうちに、中央に座っているところから、正直あんまり冴えない(爆)男の子が押し出されるように一番下までやってきます。なんだろう?罰ゲーム?なにやら囃されている様子。

選手たちがやってきて、みんなが拍手で迎えます。
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すると選手たちが膝をついて座りだし・・・。
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え?あれ?フンバ?
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意を決したように観客席からチェックのシャツの男の子が何か言い出すとみんなが笑いながら応えます。
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そうなのです。フンバが始まったのでした。
例えば父ちゃんちでポ王子がやったのは見たことがあります。しかし、自分がそこに加わることになろうとは!

フンバフンバとみんなでピョンピョン跳ね(なので写真なし)ながら試合観戦終了。
若人たちはフェンスに貼っておいた旗を外し始めました。お、3人組もなにやら貼っていたのね~。
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おばちゃんのお世話、ごくろうであった(笑)。

ホテルに帰ったら、勇気をだして21番くんに話しかけてみようかな?と思いながら帰途につきましたが、残念!試合終了後はそのままバスでミュンヘンに戻ったようです。おお、まあ、そうだよねー。近いもん。
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一応、試合終了後は警察が出てました。

しかし~。ツバイテでこの興奮だったんですから、トップチームの試合を見たらどうなっちゃうんでしょう、ワタクシ。
っていうか、一度でいいからドイツでトップチームの試合をみなくては!と決心を固くしたのでした。

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by eastwind-335 | 2017-01-21 10:07 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(2)

計画は疎をもって良しとす?(23)え?魔サカ?!

さあ!
いよいよこの夏のビッグイベント、オペラ鑑賞へでかけます。
知り合いの方がチケット購入資格に当たり、みんなに声掛けをしてくださったのです。
それぞれお仕事の都合で、現地集合現地解散、という大人の旅行となりました。
20年ぶりにお会いする方もいたりして、とっても楽しい時をすごしました。

この朝はリオオリンピックで「男子サッカー準決勝」が行われたあとでもありました。朝のテレビでは、U23の監督であるホルスト・ルーベッシュ監督が出てました!
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なるほど「ホルスト」って顔っぽい(え?)

ドイツからはるばるリオへ応援にきた選手のおじいちゃん、じゃありません。U21の監督です!
父ちゃんとの付き合いはあるんでしょーかね?マンシャフトとはずいぶんと扱いが異なってるんだろうな、としみじみ思った画面でした。ビア保父、自分たちだけ好きな恰好をしてるんだろうなー(怒)。U21から父ちゃん幼稚園への進学(爆)したとき、制服代にびっくりすることでしょう(笑)。

ばっちり朝ごはんを食べて(この写真の前にヨーロッパ人みたいに「ヨーグルト」もしっかりいただいてます)
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私は電車でオペラの催される街へ。
フランクフルト駅からニュルンベルク駅で乗り換えで目的地へ向かいます。
今回のホテルから一番近い「北側の西口出口」。そこから中央出口へ向かうところはこんな感じ。

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さまざまな大きさのコインロッカーがあります。20代の旅では移動日によくコインロッカーを使いましたが、この10余年はすっかり「ホテルに預けてチェックアウト」式になってしまいました。
さらに中央出口へ歩いていくと・・・

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おー、駅でDHLの受け取りができるのですね~。フランクフルトに通勤する人には便利かな?暮れにあったドイツ在住の方やかつてドイツで生活されていた方々が、口々に褒めるのは「日本の再配達制度」。それに代わるシステムなのかな?

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場合によっては、ここに「チケット」を送ってもらうこともできるってわけなのかしら?ハードルの高い作業となりそうなのですが、いつか、ドイツスキーなブロガーさんがここを利用した時の記事をupしてくださることを期待してます。

裏側はこんな感じ。
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裏側はロッカーだらけ。結構みなさん使ってましたよ。
数年前に撮った駅舎にもこの風景は実はあった。いつもこの辺りの風景を見ていたはずだったのに、どうして私ときたら気が付いてなかったんでしょう・・・、と自分の視野の狭さにイヤになる。一方で、この図からもわかるように、ロッカー側は降り口ではなく手すりで仕切られている。だから、このホームに電車が止まったところで、目に入らないようになってる作りなのです。
加えて、ワタクシは、駅ではスリにあわないように、ってすごく必死な顔をしてホテルへの出口にむかって歩いているから、いつも以上に視野が狭くなっているのかも。
そうです。ほかの人に比べたら「緩い」ためびっくりされていますが、駅などではガードが堅めなのですよ、ワタクシ。

いつものように乗る列車の号車番号をチェック!
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今回の旅では「お静かに」車両を選択しました。一人なので「話す相手」もいないので・・・。
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で、必死に予習。オペラの予習。いや、オペラはこれまでだって行ったことはある。けど、そんな作曲家の名前がついたオペラの祭典に行くメンバーは、ごひいきの歌手がいるオペラ通。
私だけが「物見遊山」なのです(汗)。

当日中にホテルに入る、という「大人の集合」でしたので、駅からタクシーに乗ってホテルに一人でチェックイン。
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お姉さまたちの到着の前にみんなの分をお水を買っておこう、とフロントに場所を教わっていたら、窓越しになじみのある(笑)一台のバスが!
「あれ?」
私はびっくりしてましたが、フロントはふつうにしています。
「そうだった、旅行代理店も持ってるんだった。近いし、オペラ鑑賞ツアーを組んでいるのかな?」
と私は思い直し、外に出ました。

すると、こんなことになっていた!
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バスから、ユニフォームを着たわかいひとたちが降りてきた!

「え?え?え?」

すごく若い人たちだったので、すぐに「あ、ツバイテかも!」と思いました。

ここからが、誰からも「あーたらしいというか、なんというか」と呆れられてしまったのですが・・・
ワタクシ、とことこと向かい「あのう、バイエルンミュンヘンのみなさんですか?」と運転手さんらしきおじさんに話しかけたのです。
「そうですよ」と運転手さん。
「私、東京FCBのファンクラブの会員なんです!」と私。
「あ、あのさ、リベリとかロッベンとかはいないからね」と運転手さん。
「わかってます。今日はポカールの日だから」とすかさず答えたワタクシに、おっ?という顔をしました。
そして、運転手さんがバスの底から荷物を出している若い人たちに「おーい、このご婦人、バイエルンミュンヘンの東京ファンクラブの一人だって」と声をかけてくれました。
すると、何人かが「こんにちわー」と挨拶をしてくれました。
「東京にファンクラブがあるんですか?」と尋ねられたので「ええ、あるんですよ!」と答えると「へえ」みたいな感じに。
彼らはツバイテの試合のためにやってきたのだそう。試合に興味を示したところ、試合時間や場所を教えてもらいました。
みんな、極東のオバちゃんのカタコトドイツゴに、丁寧に答えてくれましたよ!
「若人たち数名に囲まれる」という写真を撮ってもらったついでに、近くにいた男の子に「今日の記念によければサインしてもらえますか?」とお願いをしました。達筆すぎるのでブロック体でも書いてもらいました(てへ)。

すごー!同じホテルに泊まるなんて!!!
もうびっくりしちゃって、私は水を買いに行ったスーパーのレジのお兄ちゃんに「わたし、オペラを見に来てるんですけどね、いま同じホテルにバイエルンミュンヘンのツバイテが宿泊するって知って、もう、もう、もううれしくて~!あした、この町のチームと試合があるんですってね~!」と話しかけてしまったほどです。あんまり気持ちが高ぶってしまって、レジの前でピョンピョンと跳ねてしまって(もう自分を抑えられない…おばちゃんだから)。そんな私を見ていた別の店員が「どーしちゃったんだ、このおばさん」と彼に尋ね、彼は事情を同僚に説明。
「おくさん、わかってると思うけど、ツバイテは5部だからね!5部!トップチームとは「全く」違うんだからね」と彼は私をみてニヤっとしていうので、私も「いいの、いいの。5部だって。バイエルンミュンヘンだったら何でもいいの」とニヤっとして言い返しました。
そうよね、ファンってそういうものよね!

水を買って戻ってきたら、車の整備をしていたさっきの運転手さんが私に気付いて、「ツバイテなのに、それでもうれしいなんてね」と話しかけてきました。「一番好きなのは、トップチームのカピテンなんです~」と聞かれもしないのに、ラムたんを応援し始めて10年、と話し出すと、「ちょっと待ってるんだよ」とバスの中に戻り、「今年のはまだできてないから、昨シーズンのだけど、これ、全員のカードだから。そんなにファンだったらあげるよ!」と封を切っていないサイン入りブロマイドをくれたのです!
「あー、コブタちゃん~」とつぶやいたら「そうだよ、いまはマンUだよ。監督からしてもういない」と。
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こっそりラムたんだけ抜き出してみた。

明日の試合、絶対に見に行きますから!幸いにもこの日は私が見る演目の日じゃないから!
さっそく、ホテルに戻り、フロントで事情を説明しながらスタジアムの行き方を教えてもらいました。
「あのう、先ほどのチェックインの時には「オペラを見に来ました~」って言ってましたよね?スタジアムですか?」とウィンクされてしまうほどのウキウキ感でした(笑)。

・・・もちろん、その晩、合流したお姉さまたちにも「ちょっと待って、見に来たのはオペラのはずよ」と突っ込まれたのは言うまでもありません。
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この晩のはじめの1杯(笑)。

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by eastwind-335 | 2017-01-18 06:43 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(2)

計画は疎をもって良しとす?(22)20年来の気になっていた場所

長期休暇が取れたので、思い切って2週間の「超集中コース」を取りフランクフルトのゲーテに行った夏以来、帰国して写真を現像するたびに、マイン川にかかる橋から見える教会が気になって20年あまり。
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いよいよ、この日が来ました!
南岸へはフランクフルト探訪の際に必ず行きますが、行きたい川岸の博物館とは反対の方向なので、まだ行ったことがなかった教会へ足を延ばすことにしたのです。
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ほう、「3人の王様教会」なのね!
3人の王様、というのは、イエス・キリストの誕生の時にベツレヘムの馬小屋の上に輝いた星を頼りにやってきた3人の王様。東方の3博士、という言い方をすることもあります。三賢者、と日本語にするほうがピタとくる気がします。
クリスマスの終わりの日をエピファニーといいますが、この日は3賢者がイエスを訪れた日、なのです。
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私の弟が幼稚園時代のクリスマス劇でこの3博士の一人を演じたこともあり、幼心にもこの日のことが心に刻まれ、今に至っています。実を言えば、クリスマスよりも「とうとうイエス様に会えた!」という日になるエピファニーの方が実感がわきます。たった一つの導きに従って目的地へ到着するまでの日々を自分の旅になぞらえるつもりはありませんが、スマホなしで旅する者としては、本当に大変な「旅」だっただろうなあと思わずにいられません。

ちなみに、リトアニアの教会に行った時に、神父さんが親切にしてくださったという温かい思い出がありますが、そのときに壁に書いてある文字が気になり伺ったときに、初めて、3賢者(博士)の名前を知りました。メルキオール、バルタザール、カスパールを意味するのだそうです。

さて、この3人の話に基づく教会なのでしょう。中のモチーフは3賢者でできてます。
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実はもう疲れていて、撮った写真の「意図」が今となってはわからないものが多い(とほ)。加えて、人が少ない時間帯だったので扉があく音がするだけでドキドキ。
しかし、いま見直しても、ステンドグラスの図像に魅入られたことを思い出します。聖書にかかわるモチーフだと思うのですが、斬新なものも!
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次の機会にはもっとゆっくり見学をすることになりそうです。そして、ここは私にとっては(比較的)なじみのある「プロテスタント」の教会なので、日曜にフランクフルトに滞在することがあったなら、この教会の礼拝に出てみたいとも思います。
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すばらしいパイプオルガンですね~!どんな音がするのか聴いてみたい!いつ頃、だけでなく「曜日」まで考えるなんて、私ったらまったく・・・。
さーて、教会近くの橋を渡りるとこれまた20年前の私の思い出の場所の一つに。
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コンスタブラーヴァッヘ。
クラスメートたちとHauptwacheで夕食を食べたら、みんながこのあたりまで送ってくれて(ほかのみんなは川より北に下宿していたのですが、私は川の南側だったの)、バスにのってホームステイ先に帰っていたのでした。
市場が立つ日があるとは知りませんでした!!!
下の八百屋さんはフランクフルトの大ファンだそうですよ。ま、この写真だけでわかりますよね(笑)。


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そしてウロウロしながらHaubtwacheに。もう若くないのに、この通りを歩くと、20代後半にすぐに戻ってしまいます。
すると、これまたいつもと違う風景が!

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リンゴ酒の屋台がズラーっと並んでいて・・・。一杯飲んで帰るのもいいかな?と思ったのですが、翌日からしばらく、グループ旅行になるため、ゆっくりしておかなくちゃ~とお部屋に戻ることに~。

そしてまたまた初めてのものを発見!昨年からのプロジェクトみたいです。
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もうこのプロジェクトも終わったことでしょうけれど、どうなったかしら?
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そして、朝、歩いた道を通って中央駅に戻りました。
楽しそう!
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こちらのお方、写真を撮りたいと言ったら、快くお顔を向けてくれました(同僚たちは「え?聞いたの?」って驚いてましたけど・笑)。

そうそう、Hauptwacheと違って、こっちでは、ジェンダーフリーなみなさんが呑んでるようでしたよ!

翌朝の新聞で、この日は「リンゴ酒祭り」だったと知りました。そうか、そういう時もあるのね~。8月の訪問時期の選択肢が一つ増えました!






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by eastwind-335 | 2017-01-16 18:11 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(0)

計画は疎をもって良しとす?(21)フランクフルトのすきな場所

ドイツへの入り口であるし、この町のゲーテで研修をうけたこともあるので、フランクフルトはなじみのある町といえるのですが、それでも「全部」をみたことはありません。
またこの次に!というところもあれば(その「この次」が来ても、また「この次」になってしまうのですけれどね)、来たら必ず訪れる場所もあります。

ホテルを出ようとしたら、風入れに来てくれていた両親から電話があったり、駅内の郵便局でちょっぴり待ち時間があったりで、いつもよりスタートが遅い朝となりました。
まずは、駅前からカイザー通りを歩きます。
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夜は危ないというのですが、朝は問題ありません。それどころか、ちょっとした市場が立つことも。
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ああ、キノコの時期なのよねー。
この日はリンゴ酒とりんごジュースのスタンドが屋台があちこちに立っていました。
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朝から一杯もアリかな?と思いましたが、なんせこの日一日しかないフランクフルト滞在。そのため、ジュースにしました。
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が、これがまたおいしいのなんのって・・・。そして隣に座っていたおじさんとなかよくお話をする機会にめぐまれ(笑)。

続いて向かったのは、このところ必ず寄るカルメル修道院博物館。近くのビル(アパートメント)、ようやく完成しましたよ!
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博物館2階ではフランクフルトの50年を写真で振り返っていました。
実は、この博物館に来る時に必ず目にしていた建物
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が壊され始めていた!(この前来たときはあったので、びっくり)
その分、その並びにある円形のアパートメントが強調されるかたちに。
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この円形アパートメントもこの50年の間にできたらしい。
このとき、展覧会の写真を結構撮った気がしたのに、あとで振り返ると非常に少ない。どうしてだったんでしょう?でも、展示の内容は頭の中に結構残ってる。私にとって、フランクフルトの戦後復興はとても興味深いのです。
ちなみに、この日は庭の手入れの日で、中庭もお手入れ中。中庭に通じるガラス戸が空いていました。

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庭師さんに1年ほどで周辺が変わり驚いたと話したら「そんなこと気が付く観光客は少ないよ」と笑われました。ほんと、そうよね。それに、人がそこに暮らす以上、街が変わっていくことは誰も止めることができない。でも、戦災(フランクフルトも空襲が酷かったらしい)から回復する時に建てたり、ドイツの経済的な復興のさなかにできた建築物のもつ「ドイツ的な希望」がなくなりつつあるのはさみしい・・・。
日本でも、昭和のビルがどんどんなくなってますよね・・・。
ただ、日本とちがって、あっという間にビルが建つ、ということはなさそうなので、また新たな定点観測ができるかも(?)。

そして私の定点観測地 in Frankfurt(笑)であるドーム前の工事がまだ終わってません!
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そしてフランクフルト市歴史博物館の増築もまだ終わってません!東京では信じらんない!ってスピードです。

レーマーでは結婚式を行っていました。
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ここへ来ると、WM02をいつも思い出す。決勝戦もだけど、帰国してからのFanmail。空港で選手を待つ、というだけでなく、こういう公共の場でともに喜びを分かち合うという「広場」の持つ力。

これまたいつもの小市場へ。
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今回はまだまだ旅が続くので、いつものように「あれやこれや」と買い込むことはできません。ぐるっと1周して市場を出ました。

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今回のお昼は市場近くにある市の図書館に隣接するカフェ。
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いつも人が多いので気になっていました。お一人の人もいるからだいじょーぶ、と自分を勇気づけて入りました。パラソルの下に導かれおいしいものを頂きました。
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ちょっと量は多かったけど、ちゃんと完食!

それから橋をわたってこれまたいつも訪れるギールッシュ美術館へ。鍵がますます増えたような気が(笑)。
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「ゲーテと"青い婦人"」というミニ特集をやっていました。
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フランクフルト大学の歴史(学籍簿などもあった!)を振り返りつつ、「顔」(「頭部」をテーマにした作品展になっていました。

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青い婦人がなぜ展覧会のタイトルになるほどの作品なのか?
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解説を撮ったはずの写真がピンボケなうえ、ちょっと記憶があいまいになっていますが、学生証の写真があったり、色々興味深い展示でした。

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フランクフルト大学の別名は「ゲーテ大学」ですので、ゲーテのキャラグッズもあるそうです!各学部や病院でもゲーテは大活躍のようですよ~。
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必ず行く博物館や美術館がある一方、前を通りかかっても「また今度かな」となってしまうところもあります。
本当は「映画博物館」も行ってみようと思っていたのですが・・・。ちょっと疲れてしまったので、入口の無料コーナーで「バンビ賞」のトロフィーを見て今回も「また今度」と(汗)。
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で、博物館前の横断歩道をわたり、Hauptwache経由でホテルに帰ろうと思っていたのですが・・・
ですが・・?(続く!)

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by eastwind-335 | 2017-01-14 23:08 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(0)

計画は疎をもって良しとす?(20)はじめてのホテル

フランクフルトで常宿になっていた「マンハッタンホテル」。駅前だし、設備はきちんとしているし、そしてなんといっても「朝ごはんが充実している」し、値段も4桁で泊まれたので愛用していたのですが、この旅行のために予約しようとした時は5桁のお部屋しかなくて・・。

そこで、新しい宿にチャレンジしてみることにしました。それがブリストルホテル。マンハッタンホテルと同じぐらいの評価だし、駅からの移動距離もそれほど変わらない。しかし、初めての方向(駅から見れば北)。

中央駅の端にある出入り口からすぐと書いてあったのですが、この日はすべてに勘が悪かったようで、出口だと思ったところはDBのレストランの入り口だった。本当はもうちょっと先までホームを歩いてみると出口があったのですが、まあ、慣れた口から回り道してもいいかな、よくわかっている出口からとスーツケースを押します。
頭の中の地図を思い返し、このあたりを曲がるのよね~と立ち止まったら向こうから「いい感じの人」が歩いてきました。そこで、「すみませーん、ブリストルホテルはこの道でしょうか?」と尋ねたところ「そこですよ」と親切にホテルが見えるところまでついてきてくれました。この8時間、ちょっとした不運続きの一日だったので感動でした。「ところで、日本の方ですか?」と尋ねられたので(中国人ですか?と尋ねられなかったので感動は二乗になりました!)、そうだと答えると、日本語で「モウスグデス」と。
日本語をフランクフルト大学の講座でとっていたんだそうですよ!
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無事に到着!(写真は翌朝撮りました)。
ホテルに入ると、フロントにはなんだかコワモテのレセプションのお兄さんが・・・。
しかし、わたしのヘンテコドイツ語にも「応えてくれる」いい人でした。もらったキーで部屋のドアを開けると・・・。
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わー。熱い!机によじ登って窓を開けます。一応クーラーがついていたように思いますが、まずは空気の入れ替え。
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フロントへ降りて、部屋になかった湯沸かしを借りることに。フロントの人たち、1階のバーも兼任みたいで、ピアスとか、腕のお絵かき(爆)をたくさんついてる人もいたけれど、みんな親切でしたよ。ま、あちらもこんなオバちゃんがカタコトとはいえドイツ語で話しかけるから、情をかけてくれているのだろうと思います。
近くにスーパーはないけれど、ちょっと歩くとskylineというショッピングセンターですべてが揃うとのこと。まだ明るいので探検かたがた歩いてみることに。
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(ホテル向かいのアパートの1階)
インド系の人が多いところようで、決して危険ではないけれど、私が買い物にでた時間は人通りがそれほど多いともいえなかったので、近くですませようと思ったのです。ところが、ホテル近くの食料品店にたむろしている人たちはインド人とは思えず、また、フロントの人たちよりも「見た目がやや怖い」感じ。なので、急ぎ足でショッピングセンターまで行くことにしてみました。
これまたびっくりしたのが、この通りの一角に、フランクフルトのおしゃれカフェの一つ「iimori」さんの支店があったのでした。
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しかも、餃子屋併設のカフェとして!!
おいしそうなケーキがショーウィンドウからも見え、日本の方がお茶をしているので、私も一休みしようかしら、と一瞬思いました。しかし、とにかく、8時間の移動の緊張を解きたい(つまり部屋で部屋着でゴロゴロしながらテレビを見たい)気持ちが先で、次の課題にすることに。
iimoriさんの支店の前からも見えるのがskyline。
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その前には日本でいえばタワーマンションのようなアパートメントができるようですよ。初めて来た通りなので過去は知りませんが、フランクフルトにタワーマンションは似合わないと思うのは私一人でしょうか・・・。
とにもかくにも、iimoriさんがあそこに支店を出したのは、先見の明があるように思います。観光客のためのiimoriさんから地元のカフェとしてのiimoriさんへ、と次のステップへ進んだというか・・・。

ショッピングセンターはMesse近くで働く人たちに便利そう。スーパーも充実してますし。
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お水を買って、部屋に戻るときには夕暮れになりました。
お水が必要だったのは、ふふ、日本から持ってきたものを食べるためでもありました。
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予約の時に読んだホテル評では夜はクラブがあるからウルサイとあったけれど、窓をしめてしまえば、私の部屋までは音は上がってきませんでした。
それどころか!
朝食の場所は、中庭にむかって設置されているのですが・・・。
広々して素敵でした!
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1階のバーが煩いとホテル評に書いている人がいますが、日が暮れる前に戻ってきたらヨイのです。
朝のスガスガしさは、マンハッタンホテルでは味わえないものでした!ここも常宿になりそうな予感・・・。

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by eastwind-335 | 2017-01-06 05:34 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(0)

計画は疎をもって良しとす?(19)遅延+時差+不手際=8時間

*次の旅行も決まったので、急いで旅行記を仕上げていきます*

ロンドンの最後の夜をパブご飯で終えたワタクシ、「ああ、今晩でロンドンの夜は終わりなんだわ」としんみり。
翌朝はヒースロー空港へ向かいフランクフルトへ旅立ちます。

ホテルの朝食はこんな感じでした。
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薄いトースト、果物(これは生のものがほとんどで嬉しかった)、ハム、チーズ、チーズの下にはトマトがちょっぴりあります。あとはヨーグルト。あとは紅茶。
スウォンジーのホテルの朝食に比べるととっても簡略でしたが、これもまた典型的なイギリスのホテルの食事です。日本では「超熟」がイチオシのワタクシですが、イギリスではこういうパサパサしたトーストがおいしいんですよね~。その土地のもつ「風土」が一番の味付けなのかもしれません。
さて、ヒースローへはピカデリーラインで一直線。車内でみたポスター。
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とってもいい。
この写真を見直すたびに、何一つキャラクターを使わずに、どの国のどの世代にも受け入れられるこのデザインをした方々に都営・営団共同で使用料を払って東京を描いてほしいなあーと思います。ユニバーサルデザインってこういうことを指すのだと思う。変なパクリなんかよりも最初から使用料をはらって元ネタの人たちに作ってもらう、足りないっていうんだったら都税を使ってもユルす!(笑)。

空港まではすいすい。行きは緊張していて気が付かなかったけど、ターミナル2ってこういう名前がついてるようです。
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さて、私はLH機ではあるのだけれど、NZの便という便名での予約になっていました。そのために、LHのカウンターに並ぶための荷物セキュリティーを待っていたところ、インド系の空港職員に「チケットを見せて」と。すると「これはNZでチェックインしなくちゃ」と。ところが、NZは搭乗2時間前までチェックインができず、時間をつぶし、ようやく並ぶと、NZの制服を着た女性から「これ、LHよ」と。時間に余裕があったのでよかったものの、「あのインド人のオヤジ~!(別人来臨中)」と思いました。
で、LHに向かうと、「オクスフォードでの語学研修をおえたギムナジウム生たち」が。これがまた、年齢がさまざまで、ギムナジウム1年生から6年生までいます、みたいな構成。さらに仲介業者は複数あったようで、100人近い人たちがチェックインしようと並んでました。しかし、幸いなるかな、「イギリスの英語」を話す人が係員になっていました。彼のおかげで、個人客は別のカウンターにまとめて移され、手続きはスイスイ。

入国の時は「あれこれ」聞かれたわけですが、出国するときは楽々。パスポートにハンコをポーンと押されるのを待つだけ。
出国フロアーに入ると、こんなマシーンがありました。
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ロンドンの水、飲んでみたかったなあ~。
あとは飛行機に乗るだけなので、ロンドンではできなかった「ティータイム」(キャロットケーキとティー)をしながら朝のばたばたを癒すことに。
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ロンドンにいた3日間、(私の段取りが悪くて)一度もお茶ができなかったのですが、この1回のお茶代でその3回分をつかった感が(どうも、星持ちのレストランの「空港支店」だったみたい)。

お茶を終えると、フランクフルトの便は遅れるというアナウンスが!なので、ウロウロとお店回り。
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実は今回の旅行はドイツがメインのため、そこで必要なものを日本から持ってきていたこともあり、荷物がいっぱい・・・。素敵なものがたくさんあったけど泣く泣くあきらめました。次にロンドンに行くときには、空港で最後の買い物をしよう!と思います(笑)。
さよなら、ロンドン!
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機内ではサンドイッチが出ましたよ!
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機内では先ほどの高校生の一部が隣に座ってました。サンドイッチを頬張りつつ「ドイツに戻ったら何を食べたいか」なんて話してました!イギリスでどんな食事だったんでしょうね~?
近距離だからなのか、機体は飛行場の真ん中(爆)に到着。
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バスで移動。
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たしか、数年前にリトアニアからフランクフルトに到着した時もそうだったような・・・?
そして一度も体験したことのない入国審査場に誘導されました。フランクフルトの入国審査で体験したなかで一番「しつこい」感じでした。不愛想に、英語で「なんで日本に帰らずにイギリスからドイツへ来たのか?」と尋ねられ、「休暇です!」と言ったら、日程も細かく尋ねられ・・・。でも、まあ、そういう日もあるよね、と思って答え、ようやく解放された時、隣のカウンターの係員に、「今日は俺は嫌なコトばかりで気分が悪いんだ」と言ってるのが聞こえました。あらら。だったらさっさと通してくれたらよかったのに~。
そんなこんなで、いつもより遅くバゲージクレームについたのにまだ荷物が出てこない・・・。
ようやく動き出したターンテーブルも、ファーストクラスの皆さんの荷物がはけたら止まってしまいました。その後15分経っても出てこず。語学研修を終えた子たちは迎えに来ているらしいお母さんに「ママー荷物が出てこないの!」と電話をかけてました。しばらくすると、再びターンテーブルが動き出し、高校生たちは姿を消しました。
そうそう、収まりきらなかった荷物を男子のスーツケースに預けてた女の子もいたりして、クスっと笑いたくなるような会話が聞こえてきました。あと、驚きだったのは、女子の一人が「出てきたー」とスーツケースをテーブルから降ろしたらいきなり蓋を開け、スプレーを脇にシューっと。で、みんなが「貸して」「私も」の大騒ぎ。
イマドキの女子高校生ったら、なのでしょうか?
再びターンテーブルが止まりました。
個人客は15分さらに待っても出てこない。ある家族のお父さんが、カウンターに確認にいくと「テーブル番号が変わったらしい」と。
みんなでドヤドヤ移動をして、さらにそこで10分ほど待って、ようやく荷物を取りました。しかーも!私の荷物は最後の最後だったのでした(涙)。
こんなこと、あるんですねー。でも、荷物が届かないほうがコワいので、出てきてよかった~と心底思いました。
とホッとしたのもつかの間、いつもとターミナルが違ったので、DBの駅に到着するのも一苦労(ピクトグラムを見落とさないようにってね)。
で、Sバーンに乗ろうとチケットを買おうとしたら、チケットはカードで買えない機械ばかり!そして、高額紙幣も使えない機械ばかり!ドイツ到着したてのみなさんが、カードを差し込める券売機を探してぐるぐる回ってました。
まさかそんなことになるとは思わなかったので、ハンドバッグではない方のカバンの底に入れておいた小銭入れを出すのにあたふたしてしまいました。こんな手際の悪い移動は初めてかも(!)。
旅ネタとしては動かないターンテーブルとか、券売機の写真などをさっと撮っておくべきだったのでしょうけれど、私は「ここで気を緩めてはならない!」と妙に慎重になるのです。
というわけで、フランクフルト中央駅に着いたときには疲労困憊。
まだ日は高いけど、もう4時すぎ・・・。時差を含めると8時間ちかくの移動となりました・・・。
ホテルに向かいます・・・。今回初めて泊まるので、頭の中の地図が頼りです!

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by eastwind-335 | 2017-01-05 10:01 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(0)

計画は疎をもって良しとす?(18)おひとり様パブ体験

通常、おひとり様旅行の場合は、私は昼間はお店で、夜はお部屋で食事をとるようにしています。
夜というのは日が暮れてから、ということです。
だから、季節によっては「夜」だなあ、と思う時間が異なります。

ロンドン3泊の間、毎日好天でしたので、日が暮れはじめるのも夜8時過ぎ。
お店も8時ごろには閉まってしまいますから、お買い物を終えてもまだ明るい。

1日目はモールのスーパーで買ったサラダや小さなチキンと、日本から持ってきたフリーズドライの素麺。
2日目は、本当はカレーを食べたかったのですが、20余年前と違って、高級感あふれるインド料理のお店しか見当たらず・・・。
で、パブに行ってみようと思ったのですが、1軒はこの日は貸し切りになっていて(チェルシーのファンの集まりだった様子)、もう1軒はちょっとなんだか怖そうな感じ。ちょっと疲れたし・・・ということで、何か買って帰りたいのだけれど、これがまた、日本のような「お惣菜屋」が見当たらず・・・。
が、イタリアンのお店だ、と通りの向こうで見かけた時は思ったお店は、Take awayが可能なところでした!
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ということで、あれこれ詰めてもらいました。
詰めすぎて、すごくお腹いっぱいになってしまった。
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(実はこのほかに、チョコレートケーキも買ったのでした!美味しかったけど、気が付いたら食べ終わってたので写真はなし)

3日目は、イギリス最後の日になるので、思い切ってパブへ行ってみました。入口の感じのよい方です。
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独りでもよいですよ~、と言ってくれたので、窓際の席につきました。
頼んだのは、店先でも看板に紹介されていた、イギリスの夏の味「Pimms」。
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噂には聞いていたし、モノの本で読んだこともあったけれど、思っていた以上に強かったです。そりゃそうだ、ラムとウィスキーの炭酸割なんだもん(笑)
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ビールも飲もうと思っていたけれど、結構回ってきそうな気分が・・・(汗)。
これを飲みながら待っていたのは、イギリスに来たら食べなくちゃ、の
「フィッシュ&チップス」
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これでも小さなポーションなんですけれどね。
あれあれ?お酢は?
今はかけないのかしら?
と思いながら粛々と食べていたところ、ケチャップだと思った物を持ち上げて発見!
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どうみてもケチャップにしか見えないですよね~。
やっぱりお酢をかけた方がサッパリしておいしいです!

おひとり様は私だけということもあり、食べ終わったらさっさとお店を出ることにしました。
ひとりでパブで食事、という私にとっての難関なハードルはとりあえず超えた!
しかし、これだけ明るい時間だからできたことで、やっぱり日が沈んだら行かないです。
自分の身は自分で守るしかありません!

まだ明るい時間なのにドラマなんか見ていいのかな、なんてちょっとした罪悪感を覚えつつ、テレビをつけたところ、古いドラマばかりやっているチャンネルが。
そして、なんと、ジーブスをやっていた。途中からだったけど、読んだことのある作品のドラマ化だったので、まーったく問題なし。
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P.G.ウッドハウスが書いたイギリスを代表するユーモア小説。日本でも短編集や長編など様々な翻訳がこの10年の間に続々出版されました。最初の数冊で私はストップしちゃったけれど、あまりにおかしすぎて、体力をつかってしまったため。日本では少女漫画にもなったんです。なんか小説のイメージとは異なったので、私は最初だけ読んで脱落しましたが)!英語は聞き取れずも、もう立ち居振る舞いだけでもおかしい。おかしすぎる。映像は古いけど、絶対に「ダウントン・アビー」があんなにウケるんだから、日本でも間違いなしのはず!やってくれたらいいのにな、Lala.tvとか。
何度もアガサ・クリスティの作品を放送する(フランス版、サイコーにステキ!と見てますけどね)ミステリーチャンネルでもいいような気はするけれど、謎というか、スットコどっこいなバーディー(上の写真の男性)のヘマやジーブスが巧くやったコトを明かすのが謎明かしっていうのもね・・(笑)。


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by eastwind-335 | 2016-11-10 20:15 | 旅の思い出16僥倖旅行 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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