カテゴリ:旅の思い出13緊張の後のお楽しみ( 39 )

傘の国、雨の国(30)閉じない傘はない、止まない雨はない

西暦的には年越し、旧暦的にはどうにかギリギリで、夏の旅行記を終えることとなりました。
ロンドン、イギリスの地方都市、リトアニアの都市を旅して、最終地はフランクフルト。

フランクフルトにしたのは、以前も書きましたが、帰国してすぐに出勤したかったからでした。フランクフルトを昼ごろ出ると、羽田には早朝に到着します。

日曜日の夜ごはんは、フランクフルト駅で調達。駅のあちこちを梯子するのは楽しかったです。
夜のフランクフルト駅(夜といっても夜6時過ぎですが)は、長距離線を待つ人たちで活気がありました。
帰国前日っていうのは、本当に寂しいものです。
自分だって、旅の始まりがあったのにね。


日曜の駅前は非常に危ないので、食料調達後は脇目も振れず、カメラも出さずにホテルへ直帰。

a0094449_21551741.jpgもう一品何か購入するつもりだったのですが、チーズケーキがあまりにも大きく諦めました・・・。
マンハッタンホテルには湯沸しがないので、大き目のコーヒーを買いましたが、翌朝、中国人の女性が大きなポットとマグカップをフロントに返しているのを見ました。
私はいつも一杯用のコーヒードリップを持っているのです。頼めばよかったかな?



日曜夜のお約束、ZDFの「ロザムンド・ピルチャー劇場(←勝手に私が命名)」を見ながらお食事。
ピルチャーが原作とか、作品にインスパイアされて作られたドラマシリーズ。この日はコンウォールのホテル支配人とインド系イギリス人との軽い感じの恋愛ドラマ。イギリスが舞台なのに、セリフはドイツ語。吹き替えとも違う(ドイツ語セリフで撮影していると思われます)あのドラマ、いつまで続くのでしょうか?

めでたしめでたし、で終わったので、他のチャンネルに替えて見ていたはずなのに・・・気が付いたら翌朝まで寝てました。

フランクフルトの市場に行ってお土産を買おうと思ったのですが、それにはやや出遅れた感も。なので、しばらく見られないであろうZDFとARDの共同制作(?)番組「Morgenmagazine」を見ました。
朝食を食べに食堂へ行くと、そこは清潔なビュッフェとなっていました。
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ドイツでも、最近では朝食なしというホテルが増えつつあるのですが、こちらは朝食込の宿泊料。こんなにいろんな選択肢があるのは久しぶり。ああ、なんて嬉しいことでしょう!
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頂いたのはこちら
a0094449_22132681.jpgまずは果物から(お隣のテーブルの人たちに見習って・・・)

a0094449_2214125.jpgパンも美味しかったし、コーヒーも熱いのが来ましたよ!


こんなにおいしい朝食も料金込みでいただけるなんて!次もここに来なくちゃ、と思いました。
美味しいからか、不埒なことをする人も多いみたい。
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以前、ドレスデンのJH(YH)でも見かけた「朝食を持って行っちゃダメ!」ポスターを思い出しました。
こちらは具体的な罰金が。
かつての日本の農協ツアー的な「みんなやってるんだし」という行動をとる人がいるようです。紅茶用のお湯のサーバー問題も耳にするようになりました。お茶好きな国の人たちと一緒になると、水筒にみんながお湯を入れてしまうために、本当に紅茶を望む人の順番には空っぽになっていることがあるんだとか。

父に頼まれていた、彼の好物のキャンディーを近所のスーパーで調達し、空港へ。中央駅から空港駅へ向かう電車がやや遅れ(15分ぐらい)、もっと遅れるようだったらタクシーかな?と思っていたら電車がやってきた。

今回はロンドンで靴を買ったので、シェンゲン条約にのっとって、フランクフルトで税金払い戻し手続きをしてもらわなくちゃなりません。
今回は手持ちにしたので、いつもとは違う方法となりました。
預け荷物に免税品を入れる時には、チェックインでそのことを言って、まずはチェックインをしたあと、荷物を持って出国手続きに続く道の途中にある税関と払い戻しデスク(横並びになってる)で手続きをし、そのまま預け荷物も渡します。
手荷物にするときは、スーツケースはチェックイン時に預け、出国手続きを先にすませます。で、出国フロアーにある税関(気を付けないと通り過ぎちゃう!見つけられず、払い戻しデスクにケチをつけてる人もいた!)で手続きをし、それから私の場合にはすぐにユーロで返金してもらうために払い戻しデスクへ向かいます。

とあるブロガーさんが、手続きをしようとしたら税関職員がいなくて、結局できなかった、と書いていたのを読んでいたので、半分は無理かもね~と思ってましたが、運よく職員さんは勤務中でした。スタンプを押してくれたあとで、「デスクの場所、わかっていますよね?」と気に留めてくれ。まあ、私しかいなかったからかな?
デスクでは結構なユーロが帰ってきて(あとでCD3枚は買えた)、「あらら、お金持ちになっちゃった!」と思わず言ったら「気をつけなさいよ!財布にしまって!」という言葉が返ってきました。

色々あった夏の出張&旅行もいよいよ終わりなのね~としみじみ。
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この手の洋食はドイツ発のほうが美味しい気がするのはなぜかしら?
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お約束のアイス。
a0094449_5493358.jpg行きよりは柔らかかった(笑)。量もたくさんあった!

早朝に羽田に着く便はこれで2度目なのですが、いわくつきの機体(バッテリー発火が続いた)の点検の間に、少し座席を改善したのかしら?それとも前回は気が付かなかったのか、足を伸ばすのにちょうどいいハンモックを発見!。写真を撮っておきたかったけど、お隣に座った女性がなんか気難しそうだったのでカメラはお食事の時だけに・・・(笑)。
それに私も寝ておかなくてはならないし・・・。ということでアイマスクをしてぐっすりと・・。機内がやや寒かったのでフリースは帰りも役立ちました。
この旅行としては最後の食事は、羽田到着前の朝食。
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おかずとヨーグルトだけいただきました。
早朝便はフランクフルトからだけではありませんが、実にスムーズに入国でき、いつもより20分も早く職場に到着。
同僚たちと出張でこの便はいやだけど、遊んでから出勤したいときには良いよね!という話になりました(笑)。
時差ボケ解消にもなるし・・・(笑)。

今回のタイトル「傘の国、雨の国」は帰国してから決めました。紳士たるもの傘は不可欠、というイギリスと、国の名前は「雨」という意味をも持ち合わせているリトアニア。リトアニアでの人との出会いによって、今回の、この二つの国、誰もがどうしてこの二つの国なの?と尋ねた、そんな私の夏の旅行が一つの糸で結ばれた、そんな気がします。
人生初めての英語でのお仕事、初めてのバルト三国への訪問。初めてのLCC体験。天候に恵まれ、傘を広げることも、雨に打たれることもなく旅を続けてきました。雨の国リトアニアへ私より一日早く入国した家人は大雨に遭ったというのに(笑)。しかし、フランクフルトでは夕立があり、傘をさして歩くことに。この旅行のしめくくりに相応しい、と思いながら、雨上がりのレーマーに立ちました。このレーマーから見える風景は、2か月後にまたちょこっと寄れそうなので、よくよく確認したいと思ってます。

そして、帰国してから2度にわたって、私はリトアニアに関する本やエッセー(某大学出版会の出しているPR誌)に出会いました。旅をしてから読んだだけに、単なる活字の並びではなく、立体感のあるものとなってます。本当に不思議。旅行が決まるまで、いままで一度もリトアニアに関する本が向こうからやってくることはなかったのに!そして、本やエッセーを通して、見逃しているものがまだまだある、とも思います。また、リトアニアに行きたいなあ~。今度は日本語のできる現地の人に一緒に歩いてもらい、疑問を解決したいものです(笑)。

気が付けば30回(準備編を足せば40回近くも!)の連載(!)になった2013年夏の旅行記もひとまずこれにておしまい。
ダラダラとした文章にもかかわらず、お付き合いくださっている方々がいらっしゃると思います。ありがとうございました。
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by eastwind-335 | 2014-01-29 06:20 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

傘の国、雨の国(29)Die Stadt lebt?

*ちょっと間が空きましたが、まだまだ夏の旅行記は続いています。大変な思いをしてフランクフルトに到着するまでの前回のお話はコチラ
フランクフルトの滞在は結局24時間を切ることになりました。
宿泊はフランクフルト駅近く。去年泊まったホテルは今年はキャンペーン中ではないので、それなりのお値段。
新しいホテルを開拓しようと、数年前に改装されたというマンハッタンホテルにしました。私のわずかな体験ですが、新しいホテルはたいていの場合、間違いがないので。
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ホテルに荷物を置いて、さっそくでかけることに。
日曜日ですので、行き先は美術館や博物館しかありません。
フランクフルトの好きなところは、歩いても知れているということ。日中だったら通りを間違えなければ怖くないのです。
a0094449_1953349.jpgただし、暗くなったら駅前を用もなければ歩きたくはありません。そして、日曜日はドイツは駅のキオスク程度しか開店しませんので、日中でも駅前を歩くのにはある種の緊張感(構えるのではなく、アンテナを張るというのでしょうか・・・)は必須。


まずは、お土産を買いに、フランクフルト現代美術館へ。ここで必ず買うのが美術館の屋上で採られるはちみつ。これぞmade in Frankfultです!

1年前にびっくりしたコスプレショップ。おお、無事に3周年を迎えたそうですよ。
a0094449_20282916.jpgウェディングドレス街(まあ、数軒お店が並んでいるだけですけど)に突如現れたこのお店。私はこの手のものが苦手なのですが、需要はそれなりにあるってことなんでしょうね・・・。


時期的にテレビは番組改編時期だった様子で、おなつかしい顔のポスターも!
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これは毎年のお約束。子供のための映画フェスがあるようです!
a0094449_20331768.jpgルカといえばポ王子(笑)。どうもアーセナルのポ王子&メルテくんのような気がしてなりません(笑)

さらに、この時のドイツは総選挙の前。選挙関係のポスターがたくさん。
メルケル党首の巨大ポスターも!いたずらでしょうか、絆創膏に見えるものが貼ってあります。
a0094449_20374014.jpgすぐ横で宗教の異なる二人の女性がベンチで語らっているのが印象的でした。


橋を渡って南へ。
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過去何度もこの橋を渡りましたが、ずっと何語かも意味も分からずに目にしていたこの言葉、ふと目にした解説でわかりました。
a0094449_2041471.jpgオデュッセイアの一節なのですね!
なぜこの部分が取り上げられているのかはナゾのままですが・・・。

同じ場所を何度も歩いてもこうやって新たな発見があるのですから、やっぱりフランクフルトは楽しい。
a0094449_20434619.jpgそして、愛の鍵はあっちこっちに!いつからこんなことになったのでしょう?!


久しぶりに、Städel Museumへ行きました。
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企画展があることも確認せずに行ったのですが、レンブラントのエッチング、しかも風景画ばかりの特別展があると知ってびっくり。レンブラントといえば光と影をうまく使った大きな油絵の作品しか知らなかったので、これを見逃す手はありません。

・・・ほんと、行ってよかった~。撮影禁止だったので写真はありません。しかも図録がない特別展(とほ)。少しずつ記憶のかなたへと移動していないわけでもないのですけれど、それでも、ほんと、行ってよかった。図録があればもっとよかったのに。売店で多くの人が「展覧会の椅子においてあるデューラーの作品集(←図録ではない)はどうしてないの?」と尋ねていたのが印象的でした。

このあと、南駅へ出て、昔2週間ほどホームステイをしていた地区を訪れてみようと思ったのです。が、雨が降ってきたので、今回は止めることに。そして、すっかり忘れていたけれど、日本を出発する前にはフランクフルトでは特別展をやっている歴史博物館に行こうと思っていたことを思い出し(笑)、急いで博物館へ向かいました。

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見たかったのは、ガストアルバイターに関する展示「Drago Trumbetas : Gastarbeiter in Frankfult」。フラッシュをたかなかったら写真撮影OKとのことでした。
時間がなかったので、とにかく展示を見ようと会場に入った私。入り口のポスターに描かれたイラストに「この人はトルコからのガストアルバイターなんだ」とあたりをつけました。

閉館時間前に見終わりたかったので、私はいわゆる「あいさつ文」などは後で読み返そうとカメラに収めるだけで、部屋いっぱいに展示されていたイラストを見なくちゃ、見なくちゃという焦った気分でいました。
まあ、私は博物館をすいすいすいと見終わることはできない性質なのですが、それにしても、この展示は何かがひっかかる・・・。
たとえば、彼が独り暮らしだった時の住まいを再現したものが入り口近くにあります。
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「あのころのトルコの人ってスキーをしたのかな?」とか「なんか、ヨーロッパっぽいなあ」と疑問が頭の中をよぎったものの、「ガストアルバイターのドイツ化」ってことなのかな?と勝手に読み替え。

いくつかの作品の横に同じような構図で撮影された写真が添えられていました。
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最初、このイラストをドイツでドキュメントリー化でもしたのかな、絵コンテ代わりに写真を撮っていたのかなあ、ドキュメンタリーの一部にアニメーションを使ったのかななどと、勝手な妄想状態で作品と写真を見ていました。写真の構図もスチールのようでしたしね・・・。
が、Dragoさんが職探しのために書いているドイツ語の文章(の質の高さ)や彼の各アルファベットの形に違和感を覚えた私。いや、語学の得意なトルコ人がいるとは思いつつも、何か腑に落ちない。もう一度最初から、つまりこの展示の趣旨が書かれているパネルから電子辞書片手によーく見直したところ・・・。「Drago Trumbetasさんはトルコ人」ではありませんでした。「サラエボからやってきたガストアルバイターが、自分の生活をリアルにイラストにし、それがフランクフルトの新聞で取り上げられ、一躍有名アーティストになり、今も創作活動を続けている人の回顧展」だとわかりました。
そうなのね!!!
途中まで見ていましたが、もう一度、最初から見直しだわ!
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一つ一つがとっても面白い。単なる風刺画じゃありません。リアルすぎる。
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a0094449_2112457.jpg西側の資本主義文化への批判、自分を含めた移民たちがアイデンティティや属する文化体系をいかに維持しているか(ダンスパーティーなど)をものすごく客観的に、そしてペーソスあふれる表現力で描いてます。

a0094449_21132430.jpg詩も書いていた様子。

a0094449_21141592.jpgたくさん本も出しているんですね!

やっぱり見に来てよかったわ~。

私のガストアルバイターに関する知識が正しく増えた。旧ユーゴからもガストアルバイターは渡独していた。旧社会主義国家の移動の自由はかなり制限されていたイメージがあるけれど、ワルシャワ条約機構の中でも西側との間に人の移動があったのだ、ということを理解できたのでした。
でも、どうして、私はこんなことを思い込んだのかしら、ドイツにはいろんな国、多くはトルコやスペインからガストアルバイターが来たというのは、学外でドイツ語を習い始めてすぐに習ったことだからかしら?。そのままドイツで暮らす人たちも多いとか、家族の呼び寄せをする人たちもいる、といったことも習いました。あれからだって20年以上のこと。今ではドイツ代表でも3世の世代が代表入りする、そんな時代になりました。多文化の象徴としてメルちゃんはエジルを取り上げることがあるほど。だから?
そんなことを考えながら歩いていて、ムクムクと沸いてきたこと。
なぜトルコ系移民がドイツの移民問題になっているのか、ということ。同じようにガストアルバイターとしてドイツに移り住んだスペイン系や旧ユーゴ系移民よりもトルコ系移民のほうが問題視されるのは何故なのか、ということ。
人が他者との共通性よりも差異をより強く意識する動物であるのではないか、ということ。

ガストアルバイターの生活だけでなく、この展示はまた、フランクフルトの1970年代も描いていました。
a0094449_21154245.jpg1970年代のフランクフルトの道路工事の様子。

私にとってフランクフルトの歴史博物館はちょっとした思い出の博物館です。初めて訪れたのはゲーテの超集中2週間クラスをとった時。フランクフルトは戦災にあったのに、レーマーは燃えないで済んだのか?という疑問を担任に質問したところ、先生が「ぜひ歴史博物館に帰国する前に行ってほしいわ」と。フランクフルトのレーマーほか、1990年半ばに既に「歴史」を感じさせられるような趣のあった建物は、実は1950年代に再建されたものであったのだ、と知ったのでした。
フランクフルトの街は再建されたと同時に、現代都市になった、とも言えます。
その滞在の後、今日までの15年あまり。私はフランクフルトに何度か滞在しました。ハウプトヴァッヘと異なり、それこそレーマーのあたりは「変わらない街」だったのです。ところが、昨夏には大聖堂の前が、そして今年は歴史博物館の前が再開発・・・。去年から、歴史博物館の増築は告知されてましたけど。
a0094449_21175690.jpgちゃんと館内に増築予定などの説明がありました。

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館内からちゃんと見られます。
a0094449_21171093.jpg東京と違って(あの頃はオリンピック招致の絵ばっかりだった!うんざりするほど!)どこの工事なのかが分かるイラスト。

この隙間からカメラを差し込んで写したのがこちら。
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大聖堂の再開発とは違ってあんまり反対運動はなさそうです。
大聖堂前は1年経って工事が一層進んだ様子。
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市側も、必死に再開発の意義を説いているようです。
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スローガンはDie Stadt lebt.(街は生きている)!
工事現場の様子を市民がのぞけるよう、ホント、手のひらぐらいの穴を開けてあったり、工事用の
は見事な絵を描いたり・・・。けど、大聖堂前をねえ・・・と住民でない私も正直言えば残念に思ってます。

今回フランクフルトを歩いていて気が付いたのですが、修道会施設の前にある家がかなり現代的にリモデルしていた!去年もこのあたりを歩いたはずなのに、気が付かなかっただけなのかしらん?
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レーマーはいつもの通りだった。
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そして、中国人観光客が去年よりも多かった(たまたま、だろうけど)。
あ、お昼、食べ損ねてる!コーヒーぐらい飲みたいな~と頼みのチボーへ行きましたが、日曜日はお休み。そしてこれまたびっくり。
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これまで、フランクフルトではティアンドルは見かけることがなかったのに、チボーで販売?!え?え?え?

フランクフルトはホント活きてます。
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by eastwind-335 | 2014-01-20 06:36 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(2)

傘の国、雨の国(28)LCCでスッタモンダ

最後の目的地、フランクフルトへ出発前夜。朝5時前に空港でチェックインしなくてはならないので、ホテルに頼んでタクシーを用意してもらい、朝食も簡単なものを用意してもらうことに。家人はもう一日ヴィリニュスに滞在するのですが、1人なので安宿へ移動するとか。でもあの豪華な朝ごはんは食べられるんだよね~、ずるい~と言いながら荷造りをして、あとは寝るだけとなりました。4時には起床しなくちゃいけないのに、もう12時すぎ。

しばらくパソコンを見られないし~と家人のPCを借りてメールチェックをしていたら・・・!!!!
フランクフルトへのLCCであるエアバルチックからメールが。

事前チェックインをして、搭乗券をスマホに落とすかプリントアウトしておくように、ですって?
事前チェックインはパソコンなら簡単だけど、航空会社に電話番号を登録してある海外用のガラケーではsmsしか使ってないから、チェックイン後に発券される搭乗券をガラケーから見られるようにする方法が分からない・・・。

もし、事前チェックインをしないと、10ユーロ。搭乗券無しだと10ユーロ・・・
バルト3国ではそんなにスマホが一般化されてるわけ?!(←されていた)。ガラケーホルダーいじめ?!

とにかく、プリントアウトしなくちゃいけないわけですので、PDFを保存したUSBを握りしめフロントに相談したところ、ビジネスセンターをお使いください、とのこと。しかもタダでと。助かった―。持ってなかったら大変なことになっていましたよん!A41枚が1300円近くするなんて、あ・り・え・な・い!

3時間ほど寝て、寝ぼけた顔してフロントへ。朝食用のサンドイッチなどが入った小さな袋と熱いコーヒーが用意されていました。一昨年、早朝のローマの空港で「お店やってないし!」と涙目になったことを思い出し、とりあえずコーヒーだけもらい、後の食料は空港で食べることにしました。

空港までは20分もしないうちに到着。チェックインはすんなりと。リガで一度降り、乗り継がねばならないので、荷物はフランクフルトまでスルーです。
a0094449_661352.jpgエア・バルチックでは、預け荷物がある場合には別にチケットを買っておかねばなりません。なるほど、チェックインをしてわかりました。みんな荷物を預けてない!せいぜい機内持ち込み可のスーツケースぐらい。


a0094449_693077.jpgちょっと離れたところは直行でフランクフルトに行けるルフトハンザもチェックイン中。本当だったらこっちを使いたかったのですが、片道だと運賃がすごく割高。それに、リガで乗り継いでも10時すぎにはフランクフルトに着くし~、空港だけとはいえリガに寄れるのは面白そうだし~と思っていたのです。


この時はね・・・。

さて、2013年は日本でもコンビニでブレンドコーヒーを飲める年になりました。
a0094449_6122094.jpgここリトアニアにも似たような機械があります。お金も残っているし、時間がまだまだあるので、まずは一杯・・・。

a0094449_6133231.jpg一昨年前のローマの寒い思い出のある私からすると、どんな味だっていいのです、温かいコーヒーを朝5時から飲めるんだったら。


a0094449_7434647.jpgうわーかわいい帽子。こういう風に琥珀を使うのもいいよね~。けど、残念。朝5時台はお店はやってませーん。

リトアニアの子供たちの飛行機の絵が飾ってあったのを見ていたり。小さな子でも上手に描きますよね!
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搭乗案内を待っている間に夜が明けてきました。
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a0094449_7451092.jpgルフトハンザは一足お先に出発!

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a0094449_7464960.jpg運よく窓際の席をゲット。LCCですから自分で席を見つけなくちゃいけません。

さあ、出発だ!さようなら、ヴィリニュス!
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さようなら、リトアニア!
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リガが近づくにつれて朝の太陽が作り出す素敵な風景が。
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a0094449_758660.jpgおお、すごい低いところに雲があるんだなあ~。霧かな?幻想的だなあ~と窓から感心したように見ていました。


無事にリガへ到着。
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a0094449_893744.jpgリガで朝食。ホテルで用意してくれたサンドイッチを食べながら次の案内を待ちます。ちなみに、同じ「リラ」が単位なのですが、リトアニアとラトビアは通貨が違います。リトアニアリラをコーヒー代分ぐらいを残しておいた私(一応空港価格を想定して日本円で1000円弱)、つかえずカードで支払い。ああ、カードが使えて良かった。使えないところもあるから・・・(汗)。

a0094449_810078.jpg甘いものもあるし(前日、ヴィリニュスのブライズメイトのみなさんから「もっとたくさん、持って行って!」と言われたお菓子でーす)。リラからはドイツ人も結構乗ってくるようで(フランクフルト行きだから)、なーんとなくわかる言葉が聞こえてきてホッとする私。

ホテルチェックインの時間より数時間早くついちゃうけど、また荷物を預けて夕方に部屋に入ることになるかなあ?とか、フランクフルトでの午後をどうすごそう?とあれこれ思いを巡らせます。
ふと、目の前の窓をみると、日本には入ってない航空会社の飛行機が。おおお、虹が!
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そろそろ搭乗時間だと思うけど、飛行機が前に来てないということは、またバスで移動かしらん。あれかな?これかな?と次の搭乗を待っていたところ・・・。

え?え?遅れます?
またしばらくしたら・・・。
え?え?搭乗口が変わります?
指示された新しいゲートに向かうものの、そこにも航空機はまだ来てません。
フランクフルトからの機体がまだ届いてないんだとか。霧が酷くて、着陸ができなかった様子。
ヴィリニュスからの便は運がよかったのかも。
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a0094449_8343293.jpgようやく機内に乗り込めました。隣に座ったおじさん、ちょっとブツブツ派の人で、機内で赤ちゃんが泣いたらブツブツ、大声で話す乗客にブツブツ・・・。ちょっぴり怖かった~。私が手帳を広げていたら「なんで日本人なのにドイツの手帳を使ってるんだ?」と聞かれ、「日本でも売っているんです~あわあわ」と答えた私です。・・・目が早すぎるってば、おじさん!しまいにはスッチーさんに「乗り継ぎに間に合わないじゃないか!」とブツブツ言い出して・・・。


この旅行計画を立てていた時には、チェックイン開始時間前にホテルについちゃう、どうしよう~なんて思ってましたけど、遅れに遅れて、心配しなくても1時過ぎにフランクフルト駅前のホテルに着くことに。
ああ、ヴィリニュスから直行便だったらこんなことになってなかったでしょうに・・・。
単純直行往復だったらLCCは良いと思うのですが、こういう単発で、とか、乗り継ぎをしてというような時には注意と余裕が必要だなあとつくづく思いました。
家人と一緒に旅行してなかったら、安いはずのLCCが高くついた可能性もあるし・・・。自己責任ということを久しぶりに痛感しました。

ロンドンからカウナスまでもLCCでしたが、バルチックエアを体験してつくづく思いました。LCCの大手ライアンエアはさすが老舗です。

ま、バルチックエアだって、フランクフルト空港もLCCが利用するというフランクフルト・ハーン空港じゃなくて、市内への便の良いフランクフルトマイン空港にちゃんと就航しているのだから助かりますけど。ホント。
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by eastwind-335 | 2014-01-05 20:15 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(2)

傘の国、雨の国(27)リトアニアとは

前日のお祭りが楽しかったので、また行ってみることにしました。

a0094449_19171845.jpg昨日以上の人出のような。色々買いたかったのですけれど、結局、見て終わってしまいました。
ほら、我が家は入れるところがないし~。この日一日で、小さなものですが買いたかったものを買えたので!


その分、マンウォッチングを楽しみました。
土曜日の午後だからかしら。子供たちがたくさんいました。
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小さな子もお祭りに来るのよね~。
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a0094449_19182897.jpgこの赤ちゃんなんて、乳母車の中で寝返りを打つほど、外の風景を見たがってました。

昨日もコンサートをやっていた劇場前では、今日はヘビメタみたいな曲を。
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あんまり上手じゃなかったです~(笑)。
a0094449_19195893.jpgが、子供たちはお父さんに連れられてノリノリ。
イクメン(育児パパ)の率がとっても高い気がします。お父さんの肩車率も非常に高くて、びっくり!

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このお父さんなんて前も後ろもですよ!すごすぎる!
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お腹が空いた~と駄々をこねる、うちの大きな年取ったお子(家人)とはちがって、愛らしいです~(笑)。
a0094449_19212077.jpgこの女の子のコートの生地が気になりました!手製のコートなのかしら?

リトアニアの人って着道楽が多いのかしら?美人・ハンサム率が高いから何を着ても似合うのかしら?

一方、うちの大きなお子(笑)は、「ボクさあ、これが昨日も食べてみたかったんだよね~」とさっさと屋台に歩いていきます。
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あれ?なんかもう少し素敵なところでお茶するんじゃなかったんだっけ?と言いたくなるのをグッとがまん。
私自身はあんまりお腹が空いてなかったので、お互い一品ずつ頼んでシェアすることに。
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私はソーセージを。
家人はこの「豆」尽くしを頼みました。
うーん、きっと付け合せ程度の量を頼めるはずだとおもうんだけど、なんせ言葉の壁が・・。屋台の楽しさでもあり、哀しさでもあり。
で、二人で「豆、多すぎ、味単調すぎ・・・」と見立てに反省しながら食べていたら、相席を申し込む一家が。まだ2歳にもなっていないお嬢ちゃんをつれた若い夫婦です。
ご主人が英語ができる方でしたので、いろいろお話を伺うことができました。以下ご紹介。

・今回、リトアニアでほとんどアジア系の人に会わなかったのが不思議だった私。伺ったところ、まだ大学が始まってないからであって、学期が始まると中国からの留学生が街に戻ってくるようです。
・子供が多いのは、ベビーブームというほどでもないそうです。たまたまなのかなあ。
・家人はかつてきた時はこれほど町が賑わってなかったし、街を行き交う人の表情も厳しかった、という思い出があったそうです。家人は冬に訪問したからかもしれないけれど~と言いつつも、かなり雰囲気が異なっていた、と。今リトアニアは好景気の中にあるそうです。だからじゃないか、と。
・このお祭りは9月の最初の週末に行うそうで「夏の終わり、秋の始まり」の区切りになるんだとか。

彼が「リトアニアという名前は「雨の国」という意味もあるんです」と教えてくれました。ですが、この夏は雨が少なかったらしく、珍しい夏でした、と。この時期も、いつもはもっと気温が低いそうで、こんなに天気が良い週末となるのは珍しい、と。地球温暖化はリトアニアにも来ています。

このとき、私は今回の旅行記のタイトルが頭の中にくっきりと浮かび上がりましたよ!イギリスでは紳士は降らなくても傘を持って歩くと言われるほどの国。そして、リトアニアは雨が多い国。こんなにイメージを結びつけて考えやすい国はありません!
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偶然(もちろん家人の仕事の都合もあったとはいえ)、このお祭りの時期にヴィリニュスに来られて良かった!
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by eastwind-335 | 2014-01-04 05:20 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

傘の国、雨の国(26)土曜日の午後

土曜日の午後に天気がいいと嬉しくなります。

リトアニアの最後の日は土曜日で、午後も天気が良かったのでした。とはいえ、シャツ一枚では空気はやや冷たく感じられる、そんな午後でした。
a0094449_2233694.jpgこれは何かの撮影だったみたい

お昼はリトアニア伝統料理のお店にしました。
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二人ともスープ。
a0094449_22344859.jpg私はカウナスのレストランでいただけなかったパンを容器代わりにしたスープ。

おいしかったでーす!
a0094449_2235599.jpg黒パンの酸味とスープのこってりした味がうまくマッチしてます。

a0094449_22365262.jpg家人のスープも美味しかった。サラダは本当にふつうのサラダですが、野菜不足になりがちなので、こういうところで食べておかねば・・・と。

食事が終わってから、日本の女性向け雑誌で紹介されていた機織り作家さんのところへ。
小道へ入ります。
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なんか、物々しい感じの車が!
a0094449_7423970.jpgイヤホンを片耳にいれた、いかにもSPという感じの男女がとあるレストラン近くにウロウロしています。映画の撮影かな、と思ったら、EUの議長国になったからなのか、会議中なのだとか。
ほほー。

さらに小道を曲がります。なんでもないようなところに、こんな素敵なアトリエがありました。
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うーん、なんとも素敵。
a0094449_7451563.jpgおばあちゃんが実演までしてくれました。私たちはお礼に、おばあちゃんが掲載されていたページを差し上げました。「私、もってないのよね」と言うのでちょっとびっくり。
行き違いで手元に届かなかっただけでありますように。


それから再び教会へ。
まずは聖カジミエル教会。イエズス会の教会。
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聖カジミエルはヴィリニュスの守護聖人だそうです。
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この並びにはロシア正教会が二つ。そのうちの一つに。ここは撮影OKでした。
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小さいけれど、行き届いた感じがします。
a0094449_749450.jpgイコンの金箔が目にまぶしい~。
香炉が絵の前にかけてあるのは初めて見たかも・・・。

a0094449_7493113.jpg古いものもちゃんとこうやって残しています。

a0094449_7532499.jpgアイロンをかけてるおばさんたちが売店もやっていました。アイロンかけは副業のようです(笑)。


ホテルを通り越して向かうは聖アンナ教会。
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外観は火焔式ゴシックと呼ばれるスタイル。レンガ建てなんですよ。
a0094449_7554099.jpg扉もすごい。SAと入っているのはsaint Annaという意味でしょうね。

a0094449_7562875.jpgドアノッカーもすごい。魚はイエスの象徴だから使ったのかな?留め具代わりになっている人の顔も気になります。どなたでしょう?

「スっ転び方」によれば、ナポレオンがモスクワ侵攻をする際にヴィリニュスを通過したそうで、フランスにこの教会を持ち帰りたいと言わしめたとか。
内装はシンプルです。
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こういう椅子を見ると、学生時代の礼拝堂を思い出します(うちはプロテスタントだったけど)。何年にもわたって多くの人が座ってきたからこその黒光りなんですよね。
聖アンナの隣にあるのがベルナルディン教会。
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a0094449_822615.jpgステンドグラスも素敵です。

もともとは15世紀半ばのフランシスコ会の教会と修道会だったのが始まり。16世紀の外装ではあるのですが、内装はソ連時代に破壊されたところが多かった様子。
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十字、星、クリスタルという天井があったり(意識せず撮っていた↑の写真がまさにそうだった!)、緊迫された十字架を抱く木製祭壇とか、16世紀のキリスト受難のフレスコ画とかが有名なのですが、私は全く違う物に関心を抱いてしまい・・・。
気になった私が修道士に質問をしていたら、次に急ぎたい家人がやや機嫌悪い感じに・・・。自分の時はいつまでもダラダラ話し込むくせに~(!)。いつもだったらもう少し粘って写真を撮るのですが、この日でしばらく家人には合わない日程になっていたので、今回は断念して先にどんどん行ってしまっていた家人を追いかけることに(おかげでその写真を撮り損ねてたことに帰国してきがつきました・・・)。
それでも、途中で面白いものを見つけるとシャッターを切ってしまうので足が止まる私。
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結局、家人も私の見つけた気になるモノはやっぱり気になるので、自然と戻ってきてしまいます(笑)。
a0094449_8101118.jpgどんなパフォーマンスか見てみたかった!

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by eastwind-335 | 2014-01-03 08:38 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

傘の国、雨の国(25)首都探訪

いよいよリトアニアの最後の一日となりました。
何時に出発とか、何を見るかでなかなか一致できない夫婦。この日もスタートを巡って朝からひと悶着。
朝型のヨメと夜型の家人にとっては永遠の課題です(笑)。
ようやく部屋をでて撮った写真。
a0094449_9541125.jpg部屋を出たところから見たホテル。ヴィリニュス大学のための宿舎として始まった歴史のある建物なのだとか。できた頃は当然ながらガラスの屋根ではなかったはずですから、さぞや暗かったことでしょう。元の建物図を見てみたかったです。

a0094449_1001136.jpg古い建物の名残も残してます。現代の建物と違って、歩いていてちょっと階段を上がると違う階になっていたりする。実は私たち、迷子になったこともありました(汗)。

まずはホテルの食堂で腹ごしらえ。地下にあるのですが、趣のある室内。
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ああ、こんなに豪華な朝食を私は1度しか食べられないなんて~(しくしく)。
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今日は家人セレクトの一日。
家人の口ぐせ「合理的に」。私のすることなすこと「行きあたりばったり」「思いつき」「計画性がない」・・・なんだそうです。そんなことないのになあ。遠くから見学するのは、私なりに理由があるんだけどなあ。
ということで、すでに一番最初の行き先からして、思いが違う二人。無事に一日が過ごせるのでしょうか・・。しかも、スタートが遅くて、絶対に予定外のステキなところに出会ったりして時間が足りなくなるから早く出たかった私はこの時点でやや機嫌悪し(笑)。
a0094449_10202176.jpgホテル前は旧市街のメイン通りなのに人どおりがない時間でした。家人が「ほら、まだ普通の人は活動しないんだ!」と勝ち誇ったように言われ、カチンときたワタクシでした。だって、私たちは観光客で「普通の人」じゃないじゃないっ(笑)。

最初に向かったのはホテル前にあるヴィリニュス大学と併設する聖ヨハネ教会。
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a0094449_10251623.jpg聖ヨハネ教会と鐘楼

a0094449_10241356.jpg向き合うように大学校舎があります
1570年以来イエズス会に由縁する大学や教会です。日本でいったら上智大学ってことですね!日本も同じころ安土にセミナリオをヴァリヤーニたちが開きましたから、この頃、イエズス会はあちこちに宣教していたことがわかります。

a0094449_10273091.jpgフレスコ画が印象的です。

有名な天文台や古書室、総長式典室などのツアーは閉室日のため残念ながら見られませんでしたが、「四季」と題するフレスコ画は見られました。
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お墓じゃないとは思うけれど、床にあるのはなぜかしらん?キリストを抱くマリアが魚を踏む図は初めて見たような?魚はキリストの象徴だった気がしたけど・・・。
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掲示板には「ドイツ語を話してみない?」とサークル勧誘が。リトアニアにとってドイツ語といえば・・・というイメージがわかりますね!
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この大学も自由化に一役かったことがわかります。
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聖ヨハネ教会もすごかったです。
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a0094449_1125967.jpg歌のサークル活動中かな?見学する人たちに讃美歌を歌って奉仕する若い人たちもいました。

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ヨハネパウロ2世も訪れた教会だそうです!彼からの書簡が展示されていました。
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その外には大統領官邸が!なんというか、警備もそれほどでないのがびっくりでしたよん!
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次に私としては夜明けの門に行きたかったのですが、家人は聖霊教会に行きたがりました。彼はロシア正教や東方カトリックの内装に関心があるそうで、何かのサイトにその一つと紹介されていたらしいんですよね。結果としては違っていたのですが・・・。


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いきなり日本語って!ヴィリニュスの日本人人口はどのくらいなのかしらん?

教会横丁みたいな感じでお昼ご飯までに大小さまざまな教会を覗きました。
聖霊教会
ドミニコ教会
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聖三位一体教会。「スっ転び方」によれば、ウクライナ・カトリックという宗派で、ビザンチンの儀式を残しつつもローマ法王に仕えるのだそうです。
a0094449_12484995.jpgこの門をくぐります

a0094449_12494236.jpg古い外壁の教会です。

a0094449_12504813.jpg入り口も古い。

入り口の横の奥まったところ(建築学上は何と言うのかな?)にはフレスコ画が。
a0094449_12515958.jpgいつごろ描かれたのかなあ?誰も教会関係者がいなくて質問もできません。英語のフライヤーもなかったし。

a0094449_12532149.jpg図面と昔の街の様子からみたこの教会。

a0094449_1254467.jpg中はかなり荘厳な感じ。

刺繍がすばらしい布がテーブルほかに掛けられていました。
a0094449_12574823.jpgすばらしい刺繍です!普通、こういう刺繍のある布を備えるのは正教会だと思っていたのですが・・・。

これだけ維持をするのは大変なんだろうなあ、と思いながら1周していたら・・・。
おお、寄付もカードでできるんだ!観光にやってくるロシアンマネーを期待してのことなのでしょうか?!
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近くにある夜明けの門内
本当は夜明けに行ってみたかったです。でも、ガイドブックによれば、この位置は夜明けとは関係なんだとか!
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門の上にも行けるようですが、まずは門の外へ行ってみました。
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外ではお土産屋さんが屋台を開いてました。
向こう側はこんな感じ。
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礼拝施設

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金銀細工にびっくり。下は絨毯がしいてあって、団体でやってくる観光客がいなくなると必死に祈る人たちばかりになります。この聖母のイコンは奇蹟を起こす力があるんだそうです!
a0094449_13445184.jpgこのハートは何を意味しているのかしらん。ああ、もっと知りたかった。

続くように聖テレサ教会があります。写真右手が建物です。
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a0094449_13551385.jpgお、リングクッションではありませんか?

a0094449_13555918.jpgすごく立派なパイプオルガンです。天井が高いからすごく響くだろうなあ~

聖霊教会。ここはロシア正教会の中心地になるのだそうです。で、撮影禁止ですので、外装だけ。
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こここそが家人が行きたかったロシア正教会「聖霊教会」。嬉しそうでした。あとで祭壇前に殉教した3人の聖人の遺体が保存されていると「スっ転び方」で読んだのですが、気が付かなかった・・・(涙)。それとも忘れちゃったのかな。いや、見たらインパクトがあっただろうと思うのですが。

本日もお日柄がよく(続きです)
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by eastwind-335 | 2013-12-31 14:25 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

傘の国、雨の国(24)国技はバスケット!

*今年中に終わるのか、と不安に思う夏の旅行記。前回の話はコチラです*
ふもとに降りて、大聖堂(アルキカテドゥラ)に向かいます。主教座教会とも呼ばれるようです。教区管理をしている教会ですね。立派な教会です。
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「スっ転び方」を読むと、リトアニアがキリスト教化されるのは最終的には14世紀末になってからのようです。
a0094449_22123684.jpg教会の後姿。

ここもヨハネパウロ2世が訪問した教会として有名なのだそう。
a0094449_2220189.jpgたとえポーランド出身であっても、この人気。リトアニアの歴史を考えると、やや驚きたくもなりますが、先のサユディス運動に共鳴した人々にとっては、あの時代に東欧から信仰に生きる人物が法王として選ばれたことは大きな意味をもち、その人が独立したばかりの国を訪問したとなれば、いつまでも語られるべきことになるのだろうと思います。

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教会を出ると、若い人たちがなにかイベント告知をしている様子です。
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旗を持っていたり気勢をあげたり。何かあるのかな?

大聖堂の向かいにある広場に小さな露店がたくさん出ています。ちなみに横断歩道より手前がかつての宮殿ということになります。
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私たちがこの旅行を決めた直後に出た女性雑誌でコンセプトを「ハンドクラフト」としてバルト三国が取り上げられました。その雑誌では春先に大きなハンドクラフトマーケットが出るとあったので、あまり期待してなかったのですが、なかなかの規模とレベルのマーケットのようです。
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金曜の夜を楽しもう!(続きです)
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by eastwind-335 | 2013-12-27 09:02 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

傘の国、雨の国(23)金曜の午後

ロシアとポーランドの両国に挟まれた地理的状況の中での緊張感のなかで、盛枯の波にもまれながらも国際都市としての発展を重ねてきたヴィリニュスがリトアニアの首都になったのは1920年のこと。

行く前に慌ててリトアニアの歴史の本を斜め読みしたことの受け売りですが、ヴィリニュスは近代のリトアニアが独立してもまもなくすぐにカウナスが臨時首都となるほどでしたし、ウィキると、20世紀初頭のヴィリニュスはリトアニア語を母語する人口率が非常に低かったとともあります。

古くからの都市として、首都となったということでしょうか?

しかし、これまで訪れた第二の都市カウナスや第三の都市シャウレイに比べると、やはりヴィリニュスは首都。ヴィリニュスにも旧市街と新市街とがあり、私たちのホテルがあるあたりはいわゆる城壁の中、旧市街にあたります。金曜の午後なのに人どおりが多い。でも、生活感が希薄。ちょっと不思議な感じ。家人と二人で一致した意見は、表情に柔らかさが少ない。身なりが安っぽい感じがしたり顔つきが悪い人が目につくというか・・・。都市生活というのはそういうものかもしれませんけれど。
平日午後なのに、観光客らしき人が多い。自分たちもその一部にもかかわらず、びっくり。
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旧市街の観光ポイントはホテル近辺にほとんど集まっています。まずは、観光局へ行って、最新の街のイベントを調べなくちゃ。
a0094449_1253403.jpgステージが。ロックコンサートがあるらしい。週末はフェスティバルだとかで、あちこちにステージが出ていると教えてもらいました。

天気もよいことですので、丘の上にあるケディミナス塔を見に行くことに。丘のふもとにある大聖堂や王宮、武器庫を含めてケディミナス城というのだと「スっ転び方」に書いてありました。
a0094449_13343097.jpgここ(王宮)も城の一部

a0094449_13404712.jpgここ(大聖堂 アルキカテドゥラ)も城の一部

a0094449_1341355.jpgここ(武器庫 現在は博物館)も城の一部。

丘の上といっても、そんな大変なことはありません。
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a0094449_13491170.jpgリトアニアの国旗が掲げられています


丘の上もふもとも城の一部(続きです)
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by eastwind-335 | 2013-12-20 05:55 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

傘の国、雨の国(22)電車でゴー!

カウナスからヴィリニュスまでは電車での移動。
旧共産圏の国の鉄道は、ブルガリア以来。そう、私は家人の出張にひっついて2001年にブルガリアに行ったこともあるのです。
あの時の電車の移動は、それだけでエッセーが一本かけるほどの、私たち夫婦には想定外のコトばかりが起き・・・(笑)。いまはネットで色々なチェックができるので、ずいぶんと楽になりました。

それでも、やっぱり行ってみなくちゃ、乗ってみなくちゃわからないってことは山のようにあります。

カウナス駅は非常に大きかった。が、利用者が少なくて、がらーんと。しかも!首都へ向かうホームは外階段を使って地下を潜り抜けなくちゃいけません。
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しかも、エスカレーターがないんですけれど!
乗るべき電車の発車時刻が迫っていて、私たち二人はすんごく必死な思いで荷物を投げ捨てるように下して(汗)。エレベータを見つけて上にあがったのですが・・・。
a0094449_2245559.jpg出発前に反対側ホームを映した写真。右奥に地下へ行く道(ここを抜けると、私たちが乗ったホームにも着く)が。
私たちの前にいたお嬢さん(かわいい・・・)。

車内は空いていました。
a0094449_22102735.jpg通路を挟んで向こうの方々(ステキ・・・)。

a0094449_22111537.jpg車窓から見えたリトアニアのひとたち(おつかれさま・・・)

るるるるーるるるるーるーるーるー(「世界の車窓から」風に)
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短い車両が晩夏の終わりを告げるかのようです(「世界の車窓から」風に)

空いていた車内。そして、乗っている人たちの持ち物は決して安いモノやバチもんじゃなさそう・・・。バスの方が安いから電車に乗る人は少ないのかもしれませんね。

そして到着したのが首都の駅。
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a0094449_22152030.jpgこちらはさすがに人がそこそこ駅舎にいました。


ホテルまでタクシーで行く、ということは意見が一致していたのですが、この駅前にタクシー乗り場がない!
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駅に最も近いところはトロリーバスの停留所にはなっているようです。
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a0094449_1122157.jpg思わずプププ・・・と。
食べ物を持ったまま乗車しちゃいけません、ってことなのかな?カウナスでも、確かに車内で食べ物のにおいはしなかったなあ~。
しかし、この国の男性でこれほどの体格の人にはこのあとも会いませんでしたよ~。

どうにか、駅前まで乗ってきた人の後のを捕まえました。おなじくリトアニア語もロシア語もできない欧米系のお1人様サラリーマンが鞄の見張りをしているワタクシに「タクシーの場所、わかる?」と話しかけてきました。ちょうど1台のタクシーがやってきたので、「来た来た!」と彼が手を挙げて止めたのに・・・。
そのオジサンの前に二人の女性が駆け込み、タクシーにちゃっかり乗りこんじゃったんです!
次のタクシーを捕まえること、彼はできたのかしら。

どこをどう走っているのかわからないままでしたが(後で地図を見てだいぶ理解できた)、城壁の中へ入り、狭い道をグイグイとそしてすごいスピードでタクシーは飛ばしていきます。
着いた先は狭い道の途中。観光地の真ん中にあるのかしら?

ホテルはすばらしかった(続きです)
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by eastwind-335 | 2013-12-19 12:14 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

傘の国、雨の国(21)川を越えて行こうよ

*今年中に、なんとか、夏の旅行記を終わらせねば、と思ってマス。前回の話はコチラです*
カウナス最後の朝。

何時の電車で次の街へ行くのか?朝ごはんは何時に別のホテルに食べに行くのか?午前中は観光をするという話になってるけどどこへ行くのか?
頭の中の疑問はいっぱいなのに、尋ねても尋ねても家人は「うるさいなあ、ゆっくり寝させてよ」と。
まだ見終わってない街。お店だって見てみたい・・・。
家人は私がキレる寸前に起きました。が、ホテルのレストランにはなーんにもなく・・・。食べ物だけでなく飲み物さえも!コーヒーのポットを振りましたが、一滴も入ってませんでした。レストランの人たちも唖然としてましたが、すっごくデカい人たちがお皿に山盛りにして食べてるのを見ながら、私たちは気長に待って、急いでご飯を食べて(写真すら取らなかった!)旧市街の観光に。

a0094449_21345955.jpg朝のミサは終わっているとはいえ観光には早い時間なのに、人々が教会に集まってきます。お友達同士の人とか花束を持っている人とか。

「なんでお花を持ってるの?」と尋ねると(←好奇心丸出し)、友達の結婚式だとか。
とはいえ、教会は貸切というわけではなく、普通の人たちも入っていくので、私たちも後ろに続きました。

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なんか、70年代のアメリカ映画の結婚式に花嫁が着用していたような、割とレトロな感じのドレス。
もっと、胸バーン、腕ドーンな感じが多いのかと思ってましたけれど、この花嫁さんの性格なのかな?

日本の「キリスト教式結婚式」じゃなくて、本当に神さまに祝福されるための結婚式って、こういう感じなのね~と二人で遠くの席からじっと眺めていました。
a0094449_21361821.jpg神父が入場の時からずっとついていてくれるんですよ。

お幸せに!!
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旧市街のメイン通りの多くはまだ開店前の時間帯。
そんな中を横一列になって歩く男子たち。
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この国は本当に横一列になって歩く人が多かった!海外ドラマを見てるようでしたよ!
ところで、この通りのお店は1軒たりとも同じような作りになっていないのです。
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a0094449_21384123.jpgお土産屋さんはシャガール風の絵で囲まれていたり。閉まっていて残念!

おばあちゃんたちが経営している民族衣装や手工芸品の多いお店はもうやっていました。
a0094449_21394129.jpgいかにも、な、大量生産品はないのです。お友達へのお土産はここで揃えてしまいました。


私は本当は、ユダヤ人のゲットーがあったところへ行きたかったのですが、家人は川向こうにあるケーブルカーに乗りたいと。朝いちばんに一人で出かけてきたらよかったかな、とチラと思わなくもありませんが、カウナス最後の日に夫婦の意見が合わないのもサミシイ思い出になってしまうと、今回は譲ることにしました。

川向こう(続きです)
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by eastwind-335 | 2013-12-15 15:46 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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