カテゴリ:旅の思い出13潮風にのって( 18 )

二人だけどindividual(15)扉のない空港

いよいよ、憧れのハワイ航路の記録も最終回。
時々「私、本当にハワイに行ったんだよね?」と思うことがありますが、一方で、台所の隅っこの紙袋にどっさり入っているハワイコーヒーに、そうだ、行ったんだった、と思うことも(笑)。
日本でもハワイのコーヒーは入ってますが、どうしてどうして、香りつきのものばかりなのかしら。私は紅茶もコーヒーも、香りがついてない方が好きです。特にコーヒーは・・・。

本当に日本へ帰国するために空港へ。ホテルからは到着日と同じ会社のシャトルバスをお願いしました。観光資源で生きてるから仕方ないけど、ホテル―空港間の移動を公共交通機関でお安く、っていうのはできない仕組みになってますね。
行きとも、これまで空港まで行った時のバス路線とも異なる道を走ります。
ああ、今度ハワイに行ったら、小高いところから海岸を見てみたいなあ~。住宅地もどんな感じか見てみたいし~。
といっても、日本とちがって、ヨソ者が歩いてたら不審に思われそうですよね~。

ホノルル空港に到着です。出発フロアーについてびっくり。
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だって、普通の空港だったらあるはずのドアがない!
普通、空港に入ったら、いわゆるエアコンからでる「空港のにおい」っていうのがあると思うのだけど、ここはそれがない。
a0094449_36465.jpg扇風機?!

a0094449_383100.jpg全体に低い天井っていうのも意外な感じ。電気じゃなくて自然光を取り入れている部分が結構あるんです。つまり全体に「自然な」暗さがあります。

大きな窓ガラスにしないのは、ひょっとして台風に備えてとかなのかな?と地上係員の方に伺うと「ハワイは台風の通り道じゃないんですよ~」と。
意外!そうなんだ~。
「日本の地方空港でもこんな「扉なし」の空港はないんですけれどね」と笑いながら言ってました。
自然の風が入って、あまり余計な電気もついてなくて・・。一番ハワイで意外だったことでしたよ!
私にとってワイキキ空港といえば、お正月の芸能人訪問をお正月休みのワイドショーで見る程度。しかもあれって空港の外なわけで、空港内がこんな構造になっているなんて全く思いませんでした!!!!
a0094449_3141481.jpg内部は工事しているところもありました。
マッチョな作業員さんです(笑)


帰る間際でしたがますますハワイが気に入りました!

a0094449_312940.jpgこの壁画沿いに歩くと出国審査の場所に。行きはやや緊張を強いる感のある審査ですが、帰りは楽々。

そして、いわゆる買い物フロアーや他のターミナルへの通路がこれまたオープンな感じで!
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a0094449_317582.jpg暑さに弱い家人と二人、カードホルダーが使うことができるラウンジでしばし休憩。


a0094449_3185778.jpg家人はwifiが使えるとわかりネットサーフィン。私は実をいうと、旅行中はネット生活から自分を完全に切り離したいタイプでして、その点は家人との意見の一致を見たことはありません。

a0094449_3193281.jpgということで、荷物番をしてもらい、私は日本庭園や中国庭園を見学。

a0094449_3201013.jpgハワイといえば実は孫文。中華民国設立の際の資金はアメリカへの移民たちによるもの、なんだそうですよ(聞きかじり)。


a0094449_3211071.jpgああ、天気いいなあ。
空港ビルはAloha!なんて書いてあったんですね。


とにもかくにも、あんまりにもオープンすぎる空港出発ターミナル。
まだまだ私にとってはツボ押しまくりなところが!
a0094449_3242167.jpg世界にはたくさんの航空会社があるのね~。
ハワイに「Alaska」からの飛行機なんて・・・

a0094449_3263837.jpg午後の空港は静か。

a0094449_3274278.jpgお、あれは?

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そう、ダイアモンドヘッドです!
a0094449_3305873.jpgANA便が出る待合室へは、いったん外に出て移動になります。お、ここからもダイアモンドヘッドやワイキキのホテル群が!

a0094449_332885.jpgそんな空港、再開発中らしいです。

この広告に続くところにある一枚の作品。
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近づいてよく見ると、さらに絵画のモザイクになっていることに気づきました。
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ところどころに、Happienss Kindness Friendlynessという同じモチーフのモザイクが埋め込まれています。
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準州から州にあって50周年を記念して作ったものなのだとか。素晴らしいアイデアですよね。
a0094449_3391217.jpgGood Job!って言ってる感じ(笑)


帰りの便は満席。予約の時点から私たちはバラバラに空いた場所しか席を取ることができませんでした。
帰国したら寒い東京の夜が待ってました!
そして・・・あのタクシー騒動になるのです(笑)。

もう4か月も前のことなんだなあ、と残りのハワイ旅行の記事を書くために写真を整理しながら、ハワイの日々を懐かしく思い出しました。海辺の街に育ったワタクシ。海と空の青さは10代にたんまり満喫したつもりで、ハワイは縁がないと思っていましたが、行ってみたら「まだまだもっと見たい」ってことばかり。ちょっと勉強してから行ったからかなあ?家人は一度行ったらもういい、というタイプなので、寂しい感じもしますが数年のうちにおひとり様で行くことになりそう・・・。
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by eastwind-335 | 2013-07-05 05:46 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(0)

二人だけどindividual(14)常夏の島の動物園

*あと2回でハワイ旅行記も終わりです*
ホテルをチェックアウトして、荷物だけ預けて向かった先は、2ブロック先にあるホノルル動物園。
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どのガイドブックにもあまり好意的に記されていない場所。
それなりの入場料も取るところですし。
有名な動物がいるわけでもないのですけれど。

なぜか私たち夫婦は暑いさなか動物園見学をしたのです。
a0094449_20591938.jpgちょっと大きめの子供用

a0094449_2102825.jpgレンタルありマス

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ポップな感じの動物園にワクワクしちゃいます!
a0094449_2156417.jpgまあ、このホテルから動物園の動物も見えるのかなあ~。

あんまり期待していなかったのですが、なんせ、普段から動物園に縁遠いので、「ほんとにほんとにほんとにほんとに〇〇だ。近づいちゃってどうしよう」と某サファリパークのCMがエンドレスで脳内を駆け巡るほどの状態に・・・。
a0094449_7401084.jpgフラミンゴ

a0094449_7413652.jpg白テナガザル

a0094449_7403697.jpgこれは銅ゾウ(象)

a0094449_7492821.jpgLemur。日本語だとキツネザル?

a0094449_7535980.jpgカメ。こんな大きなの初めて!

a0094449_7544494.jpgワニ。きっといわれのある物でしょう・・・(⇒インドガビアルとよばれるワニでした)。

a0094449_7572944.jpgペリカン。ドリトル先生の家もこんな感じだったのでしょうか(笑)

a0094449_7583146.jpgここからもダイアモンドヘッドが素晴らしく見えます!いいな、どうぶつたち

a0094449_7591985.jpgクジャク(オス)。なんとも「えらそー」な面持ちでした。

a0094449_80694.jpgサファリ状態

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a0094449_8593360.jpg公園管理局のマークです。

a0094449_823679.jpgアフリカヤマアラシ

実はここには頭の赤い鳥がいました。前日、はく製で見た鳥です!
頭の毛が王族のケープほかに使われていたのですね。。
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a0094449_8262833.jpgklipspringer 羚羊(れいよう)です。ウィキったところ、オスだけに角が生えるんだとか。まだこれは子供みたいですが、かわいいですね。岩の上に直立することができる蹄をもっているのだとか。

a0094449_831091.jpgfennec fox イヌ科最少のキツネにして大きな耳を持っていることで有名なフェネック。ウィキったところ、大きな耳は放熱作用があるんだとか!なんて、動物って自己防衛のために素晴らしい体系を持っているんでしょう。

a0094449_8414642.jpgミーアキャット

a0094449_8424448.jpgヒト科コドモ(笑)。大きな気がたくさんあるハワイ。この木にはカップルで来る人たちが名前を彫って帰るようですね!

小さな子連れの方が多かったですけれど、大人でも十分楽しめますよ!ただし、動物好きに限りますが(笑)。あまりに好天で、動物たちもやや暑かったかな?
海岸は滞在中一番の人出だったのではないでしょうか・・・。帰国日にようやく「ハワイ」っぽい感じになるなんて~(笑)。
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by eastwind-335 | 2013-06-30 09:04 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(0)

二人だけどindividual(13)行きつかなかった・・・

*2月のハワイ旅行記、まだまだ続いてます*

いよいよ帰国の朝となりました。夕方の便なのでお昼までは自由にできます。
朝ごはんは買い置きしていたものや日本から持ってきてあった無印のバナナバームなどをせっせと食べて・・・。

家人はもう一寝入り。
私は「whole foods」へ行ってみることに。NYでもお土産調達でお世話になりましたので、ハワイでもちょっと期待してました。高級住宅街カハラ地区にあります。ワイキキからはちょっとあるので、家人がレンタカーを出してくれる時に寄る予定だったのが、家人、ハワイ到着と同時にいつもの体調不良になり(涙)、レンタカー自体キャンセルにしちゃったこの旅行。そうなると、自力で行くしかありません。

この時にバスに乗って行こうと思ったのがちょっとした失敗に・・・。
バスを乗り継ぐ形にしたのは面白い体験。週末ならKCCが開かれるところ。しかし、なんせ「時刻表」はバス停には書いてないので、気長に待つしかない。

ふむむ。
時計をみているうちに、ややもすると、touch and goみたいになるのかな?と言う気分に。帰りは絶対にタクシーを捕まえなくちゃ!と、バス待ちや乗り換えの間に帰ることを考える私(笑)。
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で、運転手さんが降りるべきバス停を教えてくれて、どうにかついたのですが、ワイキキへ戻る時間を考えると10分もいられない!made in Hawaiiの棚にダッシュして吟味せず買い物をするのかなあ・・・と思いながら、カハラモールに近づくと・・・・。
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あれ?
whole foodsにはどうやって行くのかしら?
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そうでした。モールっていうのはアメリカでは「だだっぴろい」場所だったのでした。親切そうなおばあちゃまにモールの入り口までは連れて行っていただいたものの、「あなた、whole foodsは遠いわよ」と心配そうな顔。地図を見ると、ほんと、行って戻ってきたら、10分はかかる。

チェックアウトの時間の関係もあるし、むむむ。とりあえずお土産になりそうなものはそろってるわけだし。
これがおひとり様旅行だったら、間違いなく冒険するところですが、今回は心配性な家人が一緒。
ワイキキ行きのバス停らしきところへ向かいます。あ、たくさんの日本人がいるからここから乗ったらいいのかな?
正直、何をしに来たんだか・・・という気がしなくもない。ホテルからタクシーにしたらよかったかなあ。やってきたバスにもたくさんの日本人女性が。ノースショアまで行った帰りなのかしら?音声だけだったら日本にいるような雰囲気のなか、おひとり様はたぶん私だけだったような・・。ふと窓に目を向けると、空の一部に虹が見えました。

ハワイ通の人には虹なんてありふれたことなのかな。誰も気づかずに話を続けていた。

私は虹を見ていているうちに、「ま、そんなもんかな。「また、来たらいいんだし」と思っていることに気が付きました。次回のハワイは間違いなくおひとり様になる予想ですので(家人はよほどのことがないと2度と同じ国には「出かけ」たくないヒト)、タクシーで行ってみるか、早朝一番のバスで乗り込むか(笑)。もう次のことを考えている私でした。
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by eastwind-335 | 2013-06-29 18:40 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(0)

二人だけどindividual(12)夕食、何食べてたっけ?

*まだまだハワイ旅行記は続いてます*

今回のハワイ旅行は超初心者だったため、どんなガイドブックを頼ればよいのかもわからず、「ハワイスタイル」という季刊誌を頼りに。
私たちが泊まるホテル近くにはそんなに有名なレストランはなさそう・・・。ハワイで注目のレストランは車で行くところばかり。家人がレンタルカーを運転する、ということだったのでちょっと期待していたのです。
が、結局、家人が疲れただの具合がよくないだので、ほとんどはABCマートやらいろんなホテルの1階に入っているファストフードがメイン。
私も妙な意地っ張りでして、二人で旅行している時には二人で食事をしたいなあ、と思うのです。
日本にいる時だって夕飯だけは一緒に食べることがほとんどなのに、旅先で一人?!
「キミはいい年をして一人で食事もできないのか?」とも言われましたが、ここはハワイですよ、ハワイ。カップルか女性グループしかいないようなこの島で(笑)、おひとりさまなんて、危険に会いに行くようなものじゃないですかっ!(力説)。

で、あんまり私が不機嫌になったからか、本人もABCのおにぎりやらラップやらに飽きたからか、ある日、午後のお出かけから帰ってきた私に「うどんを食べに行こう」と。

・・・・ハワイでうどん?
ホテルから15分ぐらいのところにある丸亀製麺かしら?いつ見てもどんな時間でも並んでいるお店なのです。それも日本人観光客ばっかり!
家人はネットで別のお店を検索していました。そうと決まれば、急いでいかねば!
散歩方々夕日も落ちた夜のワイキキの浜辺を歩きながらお店へ
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・・・と書くとロマンチックですが、私たち夫婦はペー&パー夫婦顔負けのカメラ好き。ということでそれぞれお互いも撮らずに気の向くままにシャッターを切りながら歩きます。
a0094449_18542618.jpg素敵な夕暮れに

a0094449_1903122.jpgなんとも不思議な木

a0094449_1912618.jpgそんなハワイの気分がぶっ飛んでしまった日本のコンビニ(笑)

しばらく歩くと某大物韓流スターが経営しているコーヒーショップが。前日の夕刻、職場の先輩に頼まれて視察に行ったばかりだった私。「ここが、◎◎先輩に頼まれてたコーヒーショップなのよ。」というと家人が機嫌悪そうに「なんでハワイで韓国俳優のことなんか?だいたい、人がいないし」と。隣のテディ―ベアショップもたぶん韓国資本だと思うと言っても「あっそう?」でおしまい。
そこからちょっと歩いたところに家人のお目当てのうどん屋さん「松源」があったのでした。
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家人はうどんを、そして私はポキやエビ天巻を・・・。
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a0094449_1953137.jpg一人でいただくのにちょうどよい量のポキでした

そうそうに店を出て、再び件のコーヒーショップへの角を曲がると・・・
a0094449_1965665.jpg行きは気が付かなかったのか家人が「うわあ、これまた大きなクマのぬいぐるみだねえ」とテディ―ベアショップのショーウィンドウにくぎ付け。
「だから、このお店もソウルの南山ってところにあるんだよね・・・ひょっとして、隣のコーヒーショップと経営会社が一緒なのかも?」という私の話も空返事で店内に入っていきます。仕方がないのでついて行ったものの、クマ好きな私は正直好みがうるさくて、ここのお店のような「甘い」顔のはダメなのです。
で、家人に断って先に外に出ると、Psyのカンナムスタイルポスターが。
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やっぱり韓国資本なんだろうあ~。

そうだ、先に先輩のお土産の豆を買おうかな~とぼんやりコーヒーショップに目を向けると・・。
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前日偵察に来たときにはなかったポスターが入り口近くのガラス窓に貼ってあることを発見。お土産代わりの写真に~とシャッターを切っていたところ、自分の左に誰かがいる感じがしたのです。すっかり家人のことかと思い、「これ、先輩のために撮ってるんだから」と家人に言い訳をしながらシャッターを再び切り、左を向くと誰もいない。右手には丸テーブルがあり、日本人の女性4名ぐらいが談笑中。恥ずかしくなって左を向いたままでいたら、店の角に当たるあたりの丸テーブルは男性が3人で座ってる。

ここって彼のファンである日本人女性だったら来たがるでしょうけれど、男性だけで行くお店かな?しかも外でお茶するようなところ?と不思議に思っていたら、その3人に対して男子大学生らしき年齢の若者が手を伸ばして頭をペコペコ下げてます。「チョンマエ、カムサハムニダー」という声が聞こえてきました。この若者、嬉しそうな顔をしながらちょっと離れたところにいる友達のところに戻ります。

え?なんかひっかかる・・・。

ひょっとして韓国の芸能人がいる?お友達付き合いで飲みに来た?
どんな人?・・・って言っても私はあんまり俳優の名前と顔がいったいしないけど・・・と近づくと、比較的私のほうを向く形で座っていた男性が「来るな」という顔で首を振ります。どうも件の3人男、スターをはさんで両隣が事務所関係の人らしい。でも、最近のスターについては私わかんないし~。
通り過ぎるようにして見てみようっと・・・とオバちゃん根性丸出しで(笑)近づくと、またまた頭を振り、Stopと言わんばかりに手を前に出します。

・・・相当大物ってことですか?
で、通りすがりに後ろから顎の輪郭を見ると、色白でシュっとした線。ひょっとして最近、日本によく来るオレさま俳優かなあ、と思いながらテーブル横を歩こうとしたら、ますます、端の男性が「ダメですよ」な表情へ・・・。
そういわれたら見たくなるのが人間ってものじゃありませんか?
で、見たら・・・
こちらのコーヒーショップのオーナーさんでした。

さすがの私もボーゼン。「あのう、P・・・さんですか?」とできないはずの韓国語で質問をしてしまいました。
そうしたら、真ん中の男性がにっこりして「そうです」とうなづきました。

ああ、私がカメラを首から下げて歩いてくるのを見て、事務所の人たちが「来るな来るな」とジェスチャーしたのね~とこの時になって初めて気づきました。

実は私のハワイ旅行の数日前、母が「冬ソナ10周年コンサート」に行ったのです。でもPさんは結局来日せず・・・。
そうだ、サインをもらって、母にあげよう!と「サイン、じゅせよ?」と尋ねると、事務所の人が首を横に振る中で本人は「いいですよ」と。私は首にぶら下げていたカメラをしまい、バッグから旅の手帳を取り出しました。ところが、本人が「そこのカバンをとって」と事務所の人にバッグを取らせ手帳からなにやら出してきます。

ブロマイドだ!
a0094449_2115432.jpgそして「お名前は?」と。
あたふたと答えているうちに、ささっとサインをして私に渡してくれました。


その動作に私の頭のなかでは「あ、この人は肖像権を自分で管理してるから、写真を撮ってくださいとは言っちゃいけないんだ」「あ、このサインだと、私の名前だから母に上げても仕方ないんだ」「ママのためにもう一枚くださいって言ってみよう。きっともらえるはず。だって、韓国人はお母さんって言葉に弱いし、なんせ母世代が彼の最初のファンなわけだし、ファンを「家族」だって言ったのは彼の方だし・・・」と考えがまとまりました。
この人はテレビで報道されているイメージ通りの人で、奢るところもなし。とにかく正直に「母にも1枚もらいたい」と言えばわかってくれるんじゃないかしら、と思ったのです。
そんな私の怪しげな英語を韓国語に直してくれた事務所の男性に耳を傾けながら「いいですよ、お母様のお名前は?」と。
そして立ち上がり、握手のためにテーブル越しに手を伸ばしました。これにはびっくり。
私が英語で「どうぞお体に気をつけて、次も素敵な作品でお目にかかれますように」と言ったら通訳を介さずにあちらから「カムサハムニダ~」と。
はしゃいだように席を離れるわけにもいきませんので、さっと目礼をして、テディ―ベアショップへ。
家人に耳打ちすると「父ちゃんの時にせよ、キミ、運をそういうことに使うっていうのはねえ」とあきれ顔。私たちが再び外にでた時にはもう3人の姿もありませんでした。

この後、やむを得ずもう一度同じうどん屋にお世話になったのですが、その時にはコーヒーショップに彼らは(当然ながら)いませんでした。ちなみに数週間後、日本からこのショップへ行くツアーが到着したそうで、握手会があり長蛇の列だったそうですよ!
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by eastwind-335 | 2013-05-07 21:22 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(2)

二人だけどindividual(11)通りの名前の由来

*まだまだオアフ滞在記は続いてます*

ハコ物見学が好きなヨメと、よっぽどのことがないと「見たものはすべてさっさと忘れる」という家人。
家人一人の時にはあまりハコ物に行かないようです。二人で一緒の時も、実を言うと、私一人が行くことが多いのは、これまでの旅行記の通り。

今回もそういうわけで私一人だけで行こうかな、と思っていましたが、家人もついてくる、と。
ということで向かったのは、ビショップ博物館です。

ホテル前のバス停からバスで1本。
・・・車窓から見えるオアフの風景、どんどん住宅地に向かうにつれて変わっていきます。
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次に来たときには、このあたりも行ってみたいなあ。
このあたりはどういう人たちが暮らしているのかなあ。
などなど、不思議に思うことがたくさん。

そうそう、バスに乗っていて気付いたのですが、ハワイの通りって一つの名前のところが長いですよね。なので、地図をそれほどちょくちょく見ないでもいいと言えばいいし、一つの通りにいくつも停留所があるので忘れないようにしておかなくちゃいけないし。
ということで、結局地図を見ちゃいます(笑)。
このビショップ博物館への最寄バス停があるのは、School通り。ただただひたすら西へ向かっているはずだったけれど、知らない間に徐々に坂を上っていたようで、降りたバス停は山の中腹にあたるところ。なんで「学校通り」なのかな、大学とかがあるわけでもなさそうだし、ハワイで有名な高校(たとえばオバマが在学していた高校など)はこのあたりじゃなかったはず・・・。

日本と違って通りに名前がある国々を旅すると、その由来を考えてみたくなるのです。

実はある白人の老夫婦も同じバス停から同じバスに乗り込みました。
そのおじいちゃまが小さなノートを広げます。ひょっとしておじいちゃまたちも博物館へ行くかも・・・と家人に耳打ちしたところ、「なんか、キミのおじいちゃん版だね、ノートにあれこれ書き込んでるようだし」と。
a0094449_303415.jpgチャイナタウンで一度バスは満員状態に。スーパーに買い出しに来たアジア系の人たちがわんさかと載ってきます。彼らの買ったものから漂う匂いは、まるで台北や中国の市場のそれと同じ。
しかし、彼らの言葉は中国語ではないようです。東南アジアから来た人たちでしょうか。そんな彼らも一人、二人と下車していき、しばらくするとまたまたアジア系の人が少ないバスになりました。


a0094449_315965.jpgそして、先ほどのおじいちゃまたちと私たち、ほか数家族が同じところで降りました。博物館へ出かけるとのこと。
バス停から住宅地のワンブロックほど坂を下りるとビショップ博物館です。途中のどの家も、坂を活かした半高床の部分に小ぎれいなカーポートを作るなっているものが多いかな。以前、ギリシャ最大の島ハルキダ(アテネの東向かいにある島)で夏休みを過ごした時に、ホテル近くにあった民家を思い出しました。島の坂地にはこういう家がよいのかもしれません。


a0094449_342529.jpgビショップといえば聖職者という日本語訳をついつい思いますが、このビショップは「苗字」。

a0094449_482696.jpgカメハメハ大王のひ孫、バニース・パウアヒ王女の夫君の苗字です。

a0094449_16161917.jpg彼らには子供がなく、その代りにハワイの子供たちのために学校を作りたいと考えたのだそうです。で、ここに「学校を作った」そうです。いまやその学校は校地を移し、ハワイを代表する私立の二つの学校となり、うち1校はオバマが在学したことで有名になりました。


教育博物館としてとっても面白かった!(続きです)
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by eastwind-335 | 2013-05-03 16:53 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(0)

二人だけどindividual(10)夜明け

*まだまだハワイ旅行記続いてます!*
海辺の街に育った私、実を言うと空港からホテル群が見えてきた時、家人に「お友達の◎◎ちゃんちの近くみたい」と超ローカルなコトを言ってしまい、呆れられたのでしたemoticon-0122-itwasntme.gif

ということで、わーい、海だ~ということにはならなかったのですが、さすがに実家近くの海とは色が違います(笑)。
特に朝の海は格別でした!

我が家は完全夜型の家人と超朝型の私という「すれ違い夫婦」(笑)。海外旅行中もその状況は変わらず、お互いが修行状態になることも(汗)。で、前日はダイヤモンドヘッドに登ったし、さぞかし疲れたことでしょう、と思いながら起きたワタクシに仮眠明けのような家人が「夜明けの海を写真に撮りたい」と!
築地で朝ごはんの時以外、朝早くに起きることは滅多にない人がそんなことを言うなんて~!emoticon-0104-surprised.gif
これは絶対に海へ行かなくちゃ。夜明けを海辺でみなくちゃ!と急いで日焼け止めだけを顔に塗りたくって海へ行きました。
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ホテル近くの桟橋にはすでに常連さんたちが・・・。
a0094449_18171689.jpg素敵な自転車があって

a0094449_18191340.jpgさりげないウクレレ演奏があって、

なんとなくみんなが言葉を交わすいい雰囲気・・・。鳩を腕に乗せてるおじさんまで登場!
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あらら、ウクレレの音が聞こえず人の声ばかり。実は自転車は宿無しさんのウクレレおじさんの持ち物でした!
散歩の常連さんたちと楽しそうに話をしていたのに、人がかなり出てくるようになったら、常連さんたちから小銭やらドル札をもらいつつ、ウクレレおじさんはいなくなってしまった・・・。
海も人はいないかと思ったのですが、もう波乗りをしている男子たちがいたり
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そして、太陽が高く上がる前に虹が!
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ダイアモンドヘッドもきれいに見えます。
太陽が完全に上ると、浜辺にはアクティヴィティを楽しむ人たちの姿が増えてきます。
この日はビーチボール大会があった様子。
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a0094449_18261511.jpg彼女もビーチボールをするそうですよ!私たちは結局食べませんでしたが、ほんと、マサラダはハワイの国民食なのね!

a0094449_18271059.jpgヨガをやる人も。日本人が多いようでしたので、ホテルのアクティヴィティかな?

海辺には、女子高校生らしき一団が。
a0094449_1836226.jpgいやー、アメリカンな感じですよね!私も海辺の街の学校を出ているので、卒業アルバムでは海辺の写真もいっぱい。私にいたクラスはなんかみんな妙にはにかんだ笑顔だったのは、逆光でまぶしかったからなのだけど、海辺での写真ってどうしてあんなに良い思い出になるのかなあ。

a0094449_18394330.jpg浜に上がってくるときもティーンエイジャーそのものでした!走れ、青春!!


朝ごはんも家人の希望に任せます(続きです)
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by eastwind-335 | 2013-04-22 19:57 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(0)

二人だけどindividual(9)ダウンタウンに繰り出そう!

*まだまだハワイ旅行記続いてます!*

ダイアモンドヘッドからホテルに戻り、ファストフードを部屋で食べ、さあ、午後はダウンタウンへ!
まだカメハメハ大王のところで写真も撮ってないし~・・・と家人を見ると、昼寝中!

ああ、これで彼の午後の予定は決まりねemoticon-0106-crying.gif

私は一人でダウンタウンへ行くことに。本当は一人では行きたくなかったんですよね。というのも、土日は特に人出が途絶えるらしくて・・・。
向かう先は、オアフ最古のプロテスタント教会であるカワイアハオ教会。
a0094449_5275444.jpgいつもと違う路線のバスに乗ります。

ダウンタウンは首都機能が集中しています。美術館などもあるのです。
a0094449_5293455.jpg車窓から見えた日本家屋風の建物。民俗学博物館だったはず。

これに気を取られて、降りるバス停を一つ間違えて、手前で降りてしまったのです。
しかも、ワンブロックは長いし、この日は夏日のような日差し。帽子を持ってくるのを忘れたワタクシ、もう涙目です!
a0094449_5383696.jpg頭の中にいれてあった地図は、正しく降りたら、が前提のため、どこかで地図を確認したいのに。向こうの方からいろんな荷物を持っている観光客とは言い難い、かといって地元の人にしては・・・って感じの男性がやってきたりで、人どおりの少ない官庁街はドキドキです。頭の中に入れておいたいくつかの建物を思い出しながら歩いていたら、その「いろんな荷物を持っている男性」から急にアレコレ向こうから声をかけられ、びっくり!私は走りながら「のーさんきゅー」と訳のわからぬ応対をしてしまいました。「なんだよ、親切に声をかけたのに!」と逃げるように去るワタクシの後姿にそういう言葉を投げつけてきました。大胆な行動で思わぬ出会いをすることが多い私ですが、身の安全に限っては、相当チキンなんですemoticon-0141-whew.gif。基本、言葉の通じない国ではタクシーには乗らないんですよ、これでも(え?)。

←ようやく人が遠くに見えてきたので(降りるはずだったバス停が右手に見えた)カメラを取り出しました

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コロニアル風の建物が目につき、最初に(西洋風に)拓けたのがこのあたりだったことがよくわかります。

そんな思いでやっとで到着した教会。
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教会の外壁はサンゴでできているそうです。そこに併設する形で、宣教師館が博物館を兼ねて保存されています。土曜日は教会は閉まっているとガイドブックにありましたが、あれ?扉があいてる?
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運よく翌日の礼拝のために礼拝堂を掃除していた時間帯でした。
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学校時代の礼拝堂を思い出します。プロテスタント教会はアメリカからの影響が大きいので、なおのことそう思うのかしらん。
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掃除のおじさんが「もっと奥の説教台まで行っていいんだよ」と親切にしてくださったのですが・・・。
とはいえ、説教台まで行くのは、そこの教会員でもないのですし・・・と止めました。
a0094449_5561778.jpg←帰りに教会の外壁を1周した時に気づいた風景。その時は写真に収めただけでしたが、翌日、この飾り付けに意味があることに気づいたのでした!

なんでも、「その時」っていうのがあるんですね~。

で、3時45分ごろ、隣接する宣教師館(博物館になってます)を見学に・・・。
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が、しかし!4時で博物館はおしまい。ということで、3時過ぎ開始のツアーに合わせてほとんどの建物は閉めてしまっているんだとか
ガックリしちゃった私。ちゃんと調べておかなかったワタクシがいけないのです。うん。逆算すると、やっぱりダイヤモンドヘッドに行かなかったら・・・と悔やまないわけでもなく。そんな私の顔を見ていた受付の人が「外側からだったら見られるからね~」と声をかけてくれました。宣教師館の歴史について書いてあるリーフレットを買うときに「日曜日月曜日と閉館日なので、土曜が最後のチャンスだったのに・・・(とほ)」と私がボヤくと、その女性が「ちょっとまって、これをあげるからね」と絵葉書をくれました。
今の教会の塔は落雷で一度なくなり、最高部にある三角屋根までは元の形に再現されなかったんだそうです。ということで、本来の塔があった頃の絵ハガキをくれたのでした。
別れ際には「まったねー」と。ほんと、また、来ます。

宣教師館はいくつかの時代に増設されたそうです。
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a0094449_6161481.jpgいや、周囲の木々を無視したら、ほんと、ニューイングランドの風景だわ~。当時のままですから、台所の窯なんかもそのままあるんだろうな~と思わせる外観です。
日本へもそうですが、初期宣教師たちは、本土の文化をそのまま持ち込んでるんですよね~。まあ、それが宣教の姿勢なんでしょうけれど。

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宣教師館には印刷所が隣接され、ハワイに文字文化が導入されることになったそうです。布教の道具にもなったでしょうね・・・。
a0094449_619566.jpg活字がありますね~

a0094449_6203568.jpg小さな印刷所ですが、ハワイの人たちもアルファベットを覚え仕事をするようになったそうです。


ああ、中もちゃんと見たかった~。
この時点で「もう一度ハワイには来なくちゃいけないな~」と思った私です。
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by eastwind-335 | 2013-04-01 07:43 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(2)

二人だけどindividual(8)ダイヤモンドヘッド登頂記

まだまだ、ハワイ旅行記続いてます!

KCCのファーマーズマーケットでバスに乗るのに失礼のない程度の買い物をした(それなりに重量のある瓶ものが多かった)私に、家人が「これから、ダイヤモンドヘッドに行こう」と言ったのです。
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KCCファーマーズマーケットからダイヤモンドヘッドへの登山口(富士山で言えば五合目)までは徒歩にして10分もしません。
天気のよい土曜の10時過ぎ。
そりゃ、私もダイヤモンドヘッドに登りたかったけれど、肝心の家人くんが「40分も歩くの?」と弱気だったのに!
本当は日の出を見たいなあ~と思っていたので、翌日に出直そうとのど元まで出かかっていたのですが、明日のことはわからない我が夫婦。弱気くんが張り切っているのですから、ヨメとしては同意するしかありません。
(東京にいても、割と我が家はこの行動パターンが多い気がします。私の企画はつぶされても、突然の彼の企画は実行される率高し!)

まさか山登りをすると思ってなかったので、日焼け止めも最低限しかしていなかったし(ホテルに戻って顔を洗い直そうと思ってた)、帽子もなしの私。
しかし、家人はどうも最初から登ると決めていたらしい!
a0094449_13342981.jpg下山時に気づいた看板。え?笛もあったほうがいいところなの?!

a0094449_1337423.jpg去年のドイツ旅行で買った子供向けニベアの日焼け止め(SP値50!)をバッグから取り出し「ますます黒くなってシミが増えるといけないからね、たくさん使いなさいよ」とか「帽子はボクのを貸してあげる」とか用意の良いこと!(笑)。入場料を払ったあたりで売店があるのですが、「ここでしか水は買えないそうだから」とか「途中にトイレはないんだって」とか、妙に情報ツウなんですけれども!!!!?

a0094449_13355083.jpgここまでは車で(含む自家用車)来ることができます。

想像するに、家人は土曜に登りたかった。けれど、それを言えば私が朝6時から登って7時過ぎに始まるマーケットで朝ごはんを食べようと言い出しかねないと、予防線を張ったのではないかと思います。

地層の美しさに感嘆したりしながら、調子よく登って行きます。
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それほど荷物も重たい感じはしません(まあ、土日や帰宅時に職場最寄駅で買い込む量よりずっと少なかったし)。でも、こんな荷物をもって歩く人は少なくて、すれ違う人たちを見ながら、思いつきでハイキングなんてねえ・・・と内心溜息をつく私。
ああ、ネパールでのトレッキングの時はシェルパさんたちが荷物をまとめて持ってくれたのになあ~、と、軽めの荷物を持つ家人に、ついつい思い出話を(笑)。が、家人ときたら「でも、巡礼の道を歩くことになったらもっと、重たいものを持つんだろ?」とつれない・・・。ほかの日本人カップルのラブラブっぷりを目の当たりにしました。ま、彼らはどう見ても「新婚さん」だものね。
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a0094449_14143999.jpg日本人女性たちの足元。実は私も確かに歩き慣れた靴なのですが、イージートーン、つまり、底が舟形なだったのです。そろそろ買い替え(つまり舟形が平らになりつつある)時期でしたので、ぐらつくことはありませんでしたが・・・


登って登って登って・・・。何か所か展望台になるようなところで一休みしつつ・・・。
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a0094449_1420569.jpgとうとう、ダイアモンドヘッドの頂点へ!

そこから見えるワイキキの海辺の青さにはびっくり!
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登ってよかったです!
a0094449_1421210.jpgラブラブカップルたちがたくさん写真を撮ってました。
日本人同士だと、撮ってもらったり撮ってあげたりでした。

オアフにもまだまだトレッキングを楽しめるところがあるようなので、機会があったらぜひ、と思ってます。
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by eastwind-335 | 2013-03-26 20:45 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(0)

二人だけどindividual(7)早起きしてファーマーズマーケット

ハワイは島々からできている州ですし、観光資源としても自然を強調しているように思うのですが、その一方で、食材のほとんどを本土に依存している、という現実があります。

しかし、ハワイならではの食材もあるし、made in Hawaiiの良さもある。ということでファーマーズマーケットの老舗であるKCCファーマーズマーケットへ出かけました。ファーマーズマーケットがオアフ島でも行われるようになり、それが新たな観光資源となっているようです。
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ワイキキからバスにのって15分もしないところ、ダイヤモンドヘッドの入り口近くにあるコミュニティーカレッジの駐車場で行われるマーケット。すべてハワイ産の材料を使ってハワイで作っている、と言う条件があるマーケット。お土産にもよいものを扱うし、地元の人たちとのface to faceな接し方もできるし、ワイキキにはない空間であるし、といまや全てのガイドブックで紹介されています。

a0094449_2003218.jpgということで、私たちが朝7時過ぎに乗ったバス(ワイキキのホテル群で一番東側になるので混んでます)の乗客のほとんどが日本人でした!西欧人の乗客がびっくりしていて、小声で「何があるのかしら?」と語り合っていたほどです。

ええ、日本の通勤時間帯のバスと一緒です。西欧人の人たちはダイヤモンドヘッド登頂を目指してですが、頭の黒い私たちは目的地は一緒。運転手さんも分かっていて、「けーしーしー!」と到着したらはっきりとした発音で車内放送をしてくれました。交通整理まで出てた!
すごい人でしたよ!大半が日本人。
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a0094449_2041347.jpg花や生鮮食品を持ってるのは地元の人たちのよう。

a0094449_2053412.jpg落ちた花はこうやって無料サービス

観光客は並ぶのでわかります!
a0094449_2051323.jpg日本人が多く並ぶのは「あわび」。我が家も家人の希望で並びました。結構待ったなあ~。交替で近くのお店の写真を撮りに行ったほど(笑)。
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↑の焼き芋屋さんではこの立派な焼き芋以外にもイモ商品をあれこれ売ってました。一瞬「あれ?ソウルにいる?わたし?」という気分に・・・。
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a0094449_2075545.jpg戻ってきてもまだ列は続いてました。アワビ屋のお兄ちゃんが良い人で「写真撮りたいでしょ?」と蓋をあけてくれました(笑)。

a0094449_20114517.jpg3個で7.5ドル。高いか安いかわかりません。

a0094449_20125240.jpgが、地元のものをいただく楽しさはプライスレス!です。


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ぐるっと一周してアサイボールをいただいたり。


アサイーのムースを買って帰るスッチーさんがいるとあるサイトで読んだのでお店の方に伺ったら「わざわざハワイから持って行かなくても、楽天で帰るはずですよ~」と。ま、そうだよね、そうだよね(同僚も「そんなのコストコに山ほどある!」と。そのコストコが今の私の生活で一番遠いところにあるんだけどね~(笑))。
a0094449_20173813.jpg味見をしてコーヒーを買ったり。

a0094449_20182494.jpgホテルの朝食にもいただいていたタロイモパンを買ったり。

このパン屋さんは試食も充実してました。
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こういうところのパウンドケーキは美味しいんだよね、ということで、バナナケーキも買いました。日本のに比べると甘くてミルクに合いそうだなあ~と思いました。
a0094449_2141924.jpg世界各国の蜂蜜を旅の思い出の一つにしている私、もちろん、買いましたよ!本当はKCCは蜂蜜のブースがいくつかあるのに、回るの忘れちゃったんです(汗)。


a0094449_20195073.jpgチーズケーキのお店もあります。私好みの味でしたのであと二晩は泊まるから・・・と夜のオヤツにと二つ買いました。手作りである、ということは大きな安心でした。

ああ、コンドミニアムだったら!ああ、もっと長く滞在できたら絶対に買ったであろう食材たち(バナナは買ってすぐに食べました)。
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プレートフードもいろいろありました。「ハワイの達人さん」たちのKCC攻略法によれば、こういうものを買っちゃうと、荷物になるのでなるべく避けたほうがいい、とありましたが、出来立てのお食事は美味しそうでしたよ!
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食べ物屋系は日本語が通じるお店がほとんど。チーズケーキのお店と、この笑顔のよいグランマと孫のブースぐらいだったかな、私たちが寄ったところで英語しか通じなかったところは。
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a0094449_20275998.jpgグランマが作ったレモネード。これまで飲んだ中で一番おいしかったです。甘さははちみつでつけます。

出店者は外国人でも必ず日本人が売り子さんとして一人はいるので、気楽に日本人が楽しめる朝市になっています。よく見ると、日本の旅行代理店のバッチをつけた団体さんも多かったし、旅行代理店のトロリーが市場の前を結構走ってました。

もう少し買っておきたかったなあというものもあったんですけれどね。
Food Pantory等スーパーでも扱いのあるお店もマーケティングを兼ねてらしいのですがお店をだしています。金額はKCCのほうが2,3ドル安いです。節約した、とは思わないけれど、市販価格よりはちょっとお安いし、とか、オアフ島のあちこちにあるそれぞれのお店(実店舗を構えているところが多い)を廻るよりは一か所で、と言う点でKCCは一度行ってみると楽しいと思います。
ただし、ひざにおけるぐらいの荷物しかThe busでは持ち込めない決まりがあるので、その点が注意事項です。バスも慣れてくると、荷物の大きな現地の人がいるのに気付きましたが、観光客はマネしないほうがいいと思います。写真のほかにも小さいものをいろいろ買った我が家ですが、それでもエコバッグに余裕で入る程度でした。

で、私はすっかりワイキキに戻るつもりでした(だからチーズケーキだって購入した)。が、家人があることをいいだし・・・。
二人で楽しめるアクティビティーで決して悪いアイデアではなかったし、せっかくワイキキに来たのに「疲れた」とホテルで寝ていることが多い家人が前向きになったこともあって、すぐに賛同したのですが、おかげで昼過ぎまでの予定がすーっかり変わることに・・・。(続く!)
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by eastwind-335 | 2013-03-10 20:55 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(2)

二人だけどindividual(6)シュガープランテーションへいく

ハワイといえば?
私は「移民」です。父の遠縁にもいるんだそうです。祖父の代は付き合いがあったようで、戦後、ハワイからチョコやらコーヒーが送られてきたそうです。が、息子同志のつながりがなく・・・。でも、我が家の苗字は独特なので、ひょっとしたら探せるかな?とも思ってます。

ハワイ大学で学んだ経験のあるアルバイトさんから「日系人と話ができたら興味深いはずよ」と言われていました。そして、そのチャンスが来ました!

普通の方々はアウトレットへ行く道の途中にあるシュガープランテーション(正確にはプランテーションヴィレッジ)へ行きました。
ここはハワイに来た移民の住まいを国別に紹介している、東京でいえば「たてもの園」のようなところです。
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女子向けのガイドブックには載っていない場所です。地球のすっころび方やオジさん向けのには載ってる場合もあります。ハワイナビなどにも載ってます。
家人が町の図書館で借りたものによれば、バスの乗り換えなしで歩けるとありましたが、地球のすっころび方ほかは乗り換えとなっていました。
私は行きはバスを乗り換えて、帰りは歩けるようだったら歩こうと思っていました。
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バスは前日と同じ42番。パールハーバーを越えて、到着したバスターミナル。正時にガイドが始まると聞いていたので、できれば10時にプランテーションに到着したかったのですが、10時ちょっと前。ここで乗り換えるとしたら、いつごろつくのかな。しばらく待つもバスは来ません。なんせ、ハワイのバス停には時刻表なるものがないので、運を天に任せるしかありません。スマホがあれば調べられるのでしょうけれど、私は旅はアナログで行きたいので・・・(わがまま)。
タクシーが通ったら止めてみようかな(日本みたいな流しのタクシーというのは原則なしだけど)、と思いながら同じベンチに座っていた子連れの女性に「歩いてどのくらいかご存じですか?」と地図を差し出しました。すると「あら、近いわよ。もう私たちも帰るから一緒にどう?」と。
息子クン(2歳)がバス好きで、朝、わざわざ車に乗って見に来るんだそうです。ということで、ご親切に甘えることに。フィリピンから親と一緒に移住した、とのこと。
正直、一本道に近い状態で、バスを待つなんてナンセンスよ、と言われました。

受付に到着したら10時20分すぎ。「いま、日本語のツアーがいるから、おいつきましょう」と言われ、途中から入れてもらいました。大手旅行社のバッチをつけた方々のなかに入れてもらいました。
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遠慮しながら後をついていたのですが、途中からだったのがもったいなくなったのと、もう少し突っ込んだことを伺いたくなり、ガイドを担当された日系3世の方に相談すると、「あ、じゃあ、このツアーはすぐに終わるから、もう一度まわってあげるよ!」と。
どうもこの大手旅行社のグループは、ここよりも次に行くアウトレットのほうがメインだったようで、普通の案内の半分の時間で回るよう言われていたそうです。だから、彼も飛ばした話がたくさんあるんだ、と。

で、次のツアーが始まるまでの30分、彼の「日系人の歴史」の講義を伺うはずだったのですが、次のツアーがなかったので1時までの1時間半、木陰でいろいろな話を伺いました。そうするうちに日本人グループが来たのでそこに同行させてもらいました。
a0094449_1651821.jpgハワイ原住民の家。しかし、西欧人たちとの接触により、建具(蝶番)などを家屋に取り入れるようになったのがわかります。あと、屋根の庇が長くなっているとかね。

a0094449_167337.jpgここはハワイに最初に労働移民としてやってきた中国人を象徴する建物です。ほかの建物が「住居」であるなか、見学コースの最初は中国の集会所(会堂)なのです。これは、孫文が中華民国建国の資金集めの演説をした建物を縮小して作り直したもの。孫文のお兄さんは労働移民としてハワイに渡ったのです。ここの説明は一人で伺ったのですが、いろんな裏話を伺え、近代中国史のお勉強にもなりました!

a0094449_7174284.jpgポルトガル人の家。天井の形も特徴の一つ。ポルトガル人は農場移民全体の管理にもかかわることが多く、ここも管理者の家を移築したそうです。

ポルトガル人のもたらしたものの一つに「パン」があるそうです。ウクレレだけじゃないそうですよ!
a0094449_7195968.jpgパンを焼く窯。

a0094449_1614628.jpgプエルトリコの人の台所。
お弁当箱を例に移民たちの文化受容、文化創造の説明をうけました。実はこの棚には2種類のお弁当箱があります。ホーロー引きの段の多いものがプエルトリコ本国でも農家などで使われていたランチボックス。

a0094449_1659736.jpgしかし、日本人移民が入ってきたら日本の樵弁当箱と同じ形になったんだそうです(上の写真の棚の上段にもあります)。下の段にごはんをつめ、上におかずをという日本の労働者のお弁当箱。プエルトリコでは子供も労働力でしたが、ハワイでは子供は学校へ通わなくてはならず、一人一人のお弁当は不要になったからなのです。
ハワイ移民とお弁当箱の関係については横浜にあるJAICAの施設で紙芝居で学ぶことができるそうです。
ちなみに壁にかかっている茶色の木箱は生ごみ入れ。ネズミなどが来ないように高いところに置いたそうです。

続いて日本の家屋
a0094449_16191591.jpg神棚と仏壇の両方があるお宅。移民のお宅はそういう家が多かったようです。

a0094449_16202267.jpgちゃぶ台があって、床の生活だというのがわかりますよね!日本人が靴を脱いで家屋に入る習慣をハワイに持ち込みました。現在もハワイの多くのお宅が日系人でなくても靴を脱いで家屋に入るんだそうです!

a0094449_16215454.jpgこちらはクリスチャンのお宅。聖書も広げておいてありました。

a0094449_16234124.jpg日本人のお宅にはお風呂を置くところもあったそうです。五右衛門風呂が備えてある家屋もありましたよ!銭湯も再現されていました。

a0094449_16243238.jpg神社もありました。もっと大きなハワイ別院はワイキキにあるんですよ!

a0094449_16262388.jpgこちらは韓国人(当時は朝鮮人)移民の家の中。ハングルの本が飾ってありました。
第二次大戦以前、ある時期は日本人としてカウントされましたが、総計7000人の朝鮮人が移民としてやってきたそうです。今と違って迫害対象になりやすかったキリスト教徒が多かったそうです。トルチャンチ(1歳のお祝い)の人形もあって、ガイドさんがその風習を説明してくれたのですが、筆、食べ物、お金という一般的な選択肢のほかに最近はゴルフクラブもあるそうです(笑)。在ハワイ韓国人のゴルファー、多いですものね!

a0094449_16312599.jpgこの夫婦は相当の年齢差があった模様。写真花嫁で渡った女性らしく、結婚相手として本国で見せられていた写真はずいぶん昔に撮った写真だったそうです。写真花嫁にはよくある話ですね。

行政上は日本の一部となっていた沖縄からの移民も多かったのですが、移民の統計上、日系人と括られつつも、沖縄からの人はオキナワンと自他ともに呼称することが多いそうです。
a0094449_16341570.jpg家の入り口にはシーザーの飾りが!

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家の外観は洋風のものですが、室内はそれぞれのお国柄が出ています。

実は後で合流させてもらったグループは、アウトレットからの帰りのリタイアの仲良し男女グループのよう。ボランティアのガイドさんがフレンドリーで若々しく見えることもあって(もう公務員を定年退職したんだけど)か、「話を聞く」という態度ではない方々も残念ながらいました。
日本だったらそのままで説明が続くのでしょうが、この方は、はっきりと口調を変えて注意を促しました。
「自分は日本人ではない。でもおじいちゃんは日本人だった。日本では人が話している時にはそこへ注意を向けると習ってきたが、あなたたち日本人はそうじゃないのか?」と。

海外で暮らす人たちのほうがオリジンにつながる文化や風習を意識すると言いますが、彼のひとこともそれに属するものです。それと同時に、私は彼の発言に「アメリカのボランティア」の姿勢を感じました。
日本でも文化財紹介のためのボランティアは訓練を受けていますし、みなさん一生懸命だと思うのですが、聞き手があってのこと、というか聞き手ベースで進めていく感じがします。が、アメリカの文化財ボランティアは違う。認められて就いた仕事、というプライドがしっかりある。だから、自分の領分を邪魔されるのを当然のように嫌がり、除外するのです。
ボランティアというのは「お時間のある奇特な人」ではない。自分のもっているものを積極的に分け与えようと考える人なのです。

本当はこの日は家人がレンタカーをだしてくれるはずで、午前中はプランテーション、午後はドールの農場へ行くつもりでした。
が、実は到着日に「レンタカー、やめてもいい?」と。出発前の仕事も大変だったし帰国後すぐも面倒な仕事が待っていた家人。キロじゃなくてマイルで走行っていうのがネックみたい。
そして、それは「この日はお一人さま行動をする」ということになるんだろうな~という予感。
予感的中。おひとりさまが辛くない私は、嬉々として「行ってきまーす!」と部屋を後にしたのでした。

いっぽう、家人は、独立心旺盛とはいえ、英語は超いい加減だし、完璧に調べてメモを持って、ではなく、「たしかこんな感じだった」みたいなノリでバスに乗っちゃったりする私が心配なうえ、いつもと違って昼過ぎになっても「食事をどうする?」と聞いてこないのが不安だった様子(その前日には、ホテルにいる彼にSMSを送ったら「どーでもいいことで国際料金を発生させるなんて!」と不機嫌にちょっとなったのに!)。見学が終わったら私から連絡をするはずだったのに音沙汰ナシなのを心配して電話やメールをくれたのですが、ちょうどボランティアさんが一生懸命私一人に日系人社会について説明をしてくれていた時。
家人に応えて流れを切るのは忍びない感じもしました。
2時過ぎに私が「いまからワイキキ方面へのバスに乗りまーす!」と電話を入れた時はややオカンムリでした(汗)。
と、まあ、家人には心配をかけてしまいましたが、考えることがいろいろとあった見学となりました。
全部見たつもりでしたが、見逃した建物があったことに後から気づいた私(汗)。新しい建物も作っているそうですので、また来たいと思います。
a0094449_7335554.jpg帰りのバスは高校生の帰宅時間帯になっていて、すごく混み混みで活気がありました。でも、日本の高校生よりずっと心得ていて、老人に積極的に席を譲ってた!感心!。偶然なのかな?バス会社から一人サポートが乗ってました。車内は冷房が効いていなかったので、天井の非常口を開けたり、こまめに換気をしてくれたり、高校生以外の乗客に気を配っていたり。

a0094449_1647134.jpgその時に見えた虹。本当に大きくて立派でした。端から端まで見ることなんて珍しいので思わず車内でしたがパチリと。が、ハワイのバスって、窓ガラスをきれいにするなんて発想なし。写真にしたらなんかボケちゃいました(残念)。このあたりに来ると、高校生はほとんどおらず、大人ばかり。そんな車内のみんなが虹に気づいて、なんか車内の雰囲気よかったな。

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by eastwind-335 | 2013-03-03 07:40 | 旅の思い出13潮風にのって | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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