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カテゴリ:旅の思い出12両親と一緒のソウル( 5 )

オンマといっしょ・リターンズ プラスおとうさんもいっしょ(5)5日目

いよいよ帰国日になりました。

あー、あっという間。
今回は両親が一緒だったので、夜にロッテマートに買い物に、なんてコトはできません。せいぜい明洞どまり。
我が家は夜に一度帰宅したら、あとは夕食、入浴、就寝という生活。夕食後に買い物に出る、なんて、父がまず納得できないんです(笑)。

ということで、土曜日の午前中だけ時間をもらい、「ソウル買い付け本」、「スッカラ」今月号等で紹介されていた、光化門前広場での産直市場に私は一人でお出かけ。両親はロッテデパートで買い物、となりました。

まずは、南大門市場に行ってみました。
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アクセサリーなどが充実しているというので、小売りしてくれそうなところに寄ったのですが、いいなあ、と思ったものは決して安くありません。うーん。髪留めがないわけでないので、今回は見送ることに。
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一人より複数で行った方が楽しそうですね!

そして、そのまま、光化門までグングンと歩いていきます。
タクシー運転手のみなさんが、将棋をして時間つぶしをしてました。
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a0094449_1844223.jpgユ先生が必死の思いで破壊を留めてくれた旧市庁はソウル(市立)図書館に生まれ変わります。

a0094449_66134.jpgKBSのバラエティーで流行語になった?「アンデェ~(だめェ~)」。
ここはアメリカ大使館が近く、警察の車がよく出ています。

市場が出る広場は、まだ準備の途中なので、先に古宮博物館にでかけてきました。8月にリニューアルしたのです。
特別展は御宝。何かな~と思ったら宝印のことでした。
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常設展は展示内容が大きく変わったというよりも、フォーカスが変わったという感じです。
朝鮮王朝時代の歴史博物館として、これまでも「おおー」と思うものを展示していたのですが、今回は切り口をやや変えてます。たとえば、王宮生活も、王后の視点からも描いています。王宮内の女性の地位比較表などもあったりして(日本語でも解説がついています)、テレビでは空前の(フュージョン)時代劇ブームのいま、ここで復習するのもいいかも!
下の写真は風呂敷なのだそうです。刺繍の細かさに感動しました。
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100年くらい前の便箋など、今でも十分通用するデザインだな~と感心しちゃうものも。
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二部屋ぐらいしか見学できなかったので、次回はゆっくり時間を取って再訪したいです。

部屋に戻る時間を逆算して、市場にでかけます。
だいたいのブースで開店していました。
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新鮮な果物、地方特有の野菜など、ソウルっ子たちも珍しいものが来るようです。
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私のお目当てははちみつ。
出かけた先の特産の蜂蜜は、私にとっての旅の思い出になるのです。蜂蜜屋さんは二つありましたが、日本に無事に持ち帰ることができそうなタイプを売っているお店で買いました。
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父は栗好きなので、父にも1本、そうだ、弟一家にも・・・と結局4本買いました。するとおじさんが「あんた、ひょっとして日本からかい?」と。そうだと言ったら「おまけだよ」とノリを1袋いれてくれました。どうもありがとうございまーす。このノリは家人のお腹に一直線な気がします(笑)。

チェックアウトしたのち、地下で母が高麗ニンジンを買うのを手伝い、さほど遠くないところにある韓一館というレストランへ。はじめて韓国の方につれていっていただいたときは、市庁のほうにあったのですが、いま、本店は江南へ移転。市庁時代は古い建物ですが、年配の人たちが続々とやってきているレストランで、プルコギがおいしいと伺った記憶があります。
KBSの「韓国人の食卓」のソウル特集のときに、ソウルの料理は決して辛くない(朝廷料理がベースにあるから)ということでした。freedomビル地下にあるこちら、地元の人たちが愛用のようで、土曜日でしたが、あっというまに満席。
私たちは父が冷麺定食、私は冷麺だけ。母はカルビタン。父と私の違いはチヂミが付くかつかないか、それだけでした。
三清閣で父が食した冷麺よりもさらにおいしかったそうです。テーブル席だし、味もあっさりしているし、で、老親と一緒のときにはこういうお店がいいんだなあ、と思いました。

今回はソウル旅行のときに参考にするブロガーさんの記事を思い出し、楽天のタクシーサービスに空港―ホテルの往復をお願いしました。3人なので、普通のタクシーでは荷物を乗せることはできないし、空港リムジンは金浦空港からだとやや遠い(荷物をもって老親に10分弱歩かせるのは酷ですからね)ということで、便利でした。一つ失敗したのは、現地払い(カードも可)とあったので特に指定せず予約したら、カード払いは日本での予約時に伝えなくちゃいけなかったそうです。ポータブルのカード読み取り機の台数が限られているんだとか。日本のタクシーはいまはクレジットカード払いが可能なのでついついうっかりしてしまいました。

写真は少ない旅行でしたが、思い出はたくさん!両親も久しぶりのソウルを楽しんでくれたようですし(父は博物館を満喫した様子)。次は父の足が元気なうちに、城壁をあがりたいな~。

3人でちょっとがっかりした、というか、ソウルの建設ブームを実感したのが、かつてだったらロッテホテルの客室から青瓦台が見えたのですが、高層ビルが建ってしまい・・・・。
鏡面ガラスのビルがあちこちに林立するソウル。市庁もその一つ。
小さな街角がなくなってしまうのは、旅行者としても非常に残念です。再び作り出すっていうのは難しいコトですからね~。でも、きっと、私がしらないどこかには、私たちの思いうかぶソウルの街角があることでしょう。

また3人で出かけられますように・・・・。その時までには「なんちゃって韓国語」がもうすこし上手になって「なーんちゃって韓国語」ぐらいまで成長しますように!
と願いながら親子3人旅行記を終わりにします。
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by eastwind-335 | 2012-09-20 00:10 | 旅の思い出12両親と一緒のソウル | Trackback | Comments(0)

オンマといっしょ・リターンズ プラスおとうさんもいっしょ(4)4日目

この日は男女別行動の一日(笑)。

父は市内周遊バスに乗り降りクン状態。
私は母と一緒に市場めぐり。
母の購入したいものと、重さと、移動距離や手段を考えて回る順番を考えました。

1人だと頭が回るけれど、二人になると母のことで頭がいっぱいになって肝心の乗る線を間違えたりすることがあるのでメモをポケットに入れて出発です。そして、クラブフロアーで朝食をいただくときにデスクのお姉さんにバスでの移動に備えて番号などを教えてもらいました。母と一緒ですから、前日の乗車拒否のようなことは避けなければなりませんので!

まずは京東市場です。
1号線で一本で行けるのが助かります。

が、市庁前では唐辛子祭りをやっていて、階段を下りるはずが、横断歩道を渡って広場へ行ってしまった私たち(汗)。
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「1泊2日」でも昨年かな話題になったのですが、慶尚北道の英陽(ヨンヤン)の産直展をやっているのです。
うわー、見るだけで汗がでてきそう。
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a0094449_9475146.jpg唐辛子の種でできたオブジェ。

a0094449_9513797.jpg各地区の唐辛子娘さんなのかな?ブースに立つキレイなお姉さんがプレジデントホテルから出てきます。

みんなポリ袋にいっぱいの唐辛子を1袋、2袋と買って帰ります。
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母はテンジャン、私はしょうゆを買いました。英陽のしょうゆが有名なのかはわかりませんが・・・。
ようやく地下鉄に乗り込みます。

母には車内で、築地場外に行くようなものだから、ボーっとしてちゃだめよ、と念を押していたのですが、駅から出口に出る時点でアジュマパワーにやられそうに。改札をでてからエスカレータで地上に上がるのですが、カートが通りにくい感じになっていて、体をひねってエスカレータに乗り込まねばなりません。
ここでタイミングを外すと・・・(笑)。
地上に上がればあがったで、12時すぎの市場は買い物天国。お店の商品の並べ方が日本と違うので母は興味津々。
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母が買いたいのは「ファンギ(サンゲタンに使う)」「なつめ」「飾り用の細く切った唐辛子」などなど。まずは漢方市場をぐる~とまわります。あまりの人混みに、表通りのお店を歩いた後で、すぐに裏の通りに入りました。裏は韓医院が多く客引きも少ないので、母には歩きやすかったようです。

まずは、私が前回買ってきて母がおいしかった!というお店で棗を買いました。
a0094449_9553842.jpgナカ先生に伺ったこと「大きくふっくらしたもの」を念頭において選びました。やっぱり価格に正直に出ますよね。

母は欲しかったものはすべて買うことができて大満足のご様子。
私たちは生の棗を買ってホテルで食べました。ナカ先生からリンゴのような味がしておいしいと伺っていましたが、ほんと、干したものとは違う味で、びっくり。
a0094449_959494.jpg生の五味子もありました。
どんな味がするのかな~。
そうそう、新大久保で五味子の実を扱えなくなったんだそうです。お茶ではなく薬の成分があるんだとか?お料理教室で伺ってびっくり。


次は広蔵市場。
ここでの母の目的は「布団を買う」。掛布団を買って見たかったそうです。日本のサイズとやや違うようです。何軒か回ったものの、母の好みの色に出会えなかったのですが、明るい店内にひかれて入ったところでようやく母も納得できるものがあったようです。日本語が片言な店員さんと、電子辞書を駆使するしかない私との間では、まさに「奇跡の意思疎通」が続きました。
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日本に持ち帰ることができるよう、スーツケースに二つとも収まるようしっかり圧縮していてくれました。
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ここで一度ホテルに戻り(今回はタクシーにうまく乗れました!)、今度はバスで仁寺洞へ。
バスだと専用レーンを走るのであっという間に到着なんですよね~。
まずはバス停そばで一休み。
a0094449_10221090.jpgThe coffee bean & tea reafでかぼちゃチーズケーキ、シカゴチーズケーキをいただきました。

ここは、なんとガールスカウトのビルに入ってるんですよ!
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「棚ぼたのあなた」で主人公の弟役をやっているカン・ミニョクがメンバーのバンドCNBlueがガールスカウト勧誘アイドルのようです。男子バンドがイメージキャラクターとは意外でした。
日本ではガールスカウトはいまやボーイスカウトと一緒に活動しているそうですが、韓国ではまだまだがんばっているようですね!
隣のブルにはブラックスミスが入っているし、以前は仁寺洞に行ったらちょっとだけ休む、というのは難しかったけれど(伝統茶房も混んでることが多いし)、駅を出たところにこうやってお店ができると、少し楽になります。仁寺洞の中にはない、というのも気に入ってマス。

それから仁寺洞をぶらぶら。母は行った先で指ぬきを買うのですが、今回は慶尚道で使われるという指貫を買いました。オシロックで済州の柑橘類を加えたお茶をお土産に買ったり。私はお弁当包みになるナプキンを買いました。手刺繍がかわいいのです。

夜はホテルで来月の私の誕生祝いを前倒しでしてもらいました。夜景の綺麗なお部屋でした。父のカメラしかなかったので、写真はありません。こんなにしてもらって、申し訳ないぐらい両親がごちそうしてくれて・・・。もう年金生活者なんだから~といつも思うのですけれど・・・。
ところで、10年前にも母と二人でロッテで宿泊したのですが、そのときはまだSKビルが建ってなくて、泊まったお部屋から青瓦台が見えたのでした。今回はクラブフロアーのラウンジからでも見ることができなくて・・・。夜景を見ながら、大都市ソウルの勢いを感じつつも、鏡面仕立ての高層ビルが増えている風景に、以前を知る両親は「なんか、寂しい」と言ってました。
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by eastwind-335 | 2012-09-18 18:58 | 旅の思い出12両親と一緒のソウル | Trackback | Comments(0)

オンマといっしょ・リターンズ プラスおとうさんもいっしょ(3)3日目

この日はバス旅行の日。あいにくの雨天でした。私たち家族3人だけの申し込みだったそうで、ガイドさんと4人で楽しい一日となりました。

最初は観光局がやっている全州行きバスに乗ることを考えたのですが、もう少し近いところがいい、ということと、全州は自分でよく調べなくちゃ、ただ行っただけになってしまう、と話したら、両親が消極的になりました。
ということで、もっと二人になじみのあるイサンにゆかりのある水原と民俗村に行くツアーに参加することにしました。

水原といえば、私はハングルもよくわかってなかったのに、勢いで行き、帰るバスを1時間近く待ったという、そしてオジさんたちの気遣いで無事にソウルに戻れたという、思い出の地です。

2度目といっても前回とは違う場所を歩きました。天気がよければ、前回も乗った龍の頭の電車に乗るところでしたが運行中止。
華城の城壁を歩いたのですが、説明を聞きながらは、本当に勉強になりました。ちょうど修学旅行シーズンなのだそうで、小学生たちが数校から来ていました。
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城壁の古い石と新しい石の見極め方とか、東西南北の旗の色の意味だとか・・・。
昔は川の流れが早くて水門全部から水が流れていたそうで、本当に虹が見えたそうです。
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華城行宮も雨のためにイベントはなく、人も少なかったです。従業員たちもヒマでスマホをいじってました。母が「若い子たちだから仕方ないわね。日本と一緒」と残念そうなことを言ってました。
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お昼は石焼ビビンバ。
a0094449_19514212.jpg料理は撮り忘れましたが、このサイダーだけは!というのも、オムテンさんがこのサイダーのCMに出ているからでーす。日本でいえばキリンレモンとか三ツ矢サイダーみたいなものですかね。

そうそう、お隣に別のツアーの方4人ほどが座ったのですが、スゴかった。飲み物やらジョンやら追加料金のかかるものをお店の人が勧めるのを、やや品のない口調で断りました。
もっとびっくりしたのは、この4人のうちの二人が牛テールスープをビビンバにザーっとかけて「石焼ビビンバっていうのはね、こうやって食べるのよ」と混ぜ始め、残りの二人もそれを真似ていたのです。
え?え?(あとでガイドさんに尋ねたら「オモオモ!そんな食べ方ありません。本当はテンジャンチゲなどを出すのですが日本人には口に合わないことがあるので牛スープにしているんです!アイゴー!」と驚いてました)。
さらに、この方々、私たちが残したおかず(キムチなど)にさっと手を伸ばし「もらうわね」と。
いや、足りなかったら頼めば新しいお皿でおかずを足してくれるのに~。
ああ、父が支払に行った時でよかったー。ああいうのをスゴく嫌がる人なので、顔に出たかもしれないし。

そして、民俗村へ
ここは20年ぐらい前の初韓国だったときに連れて行ってもらったところです。
今回来てよかったのは、時代劇では見逃していただろうことを、ここでいろいろ勉強できたからです。
たとえば、この写真
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村の入り口には、こういう願い事を紙に書いたものをおみくじのように結んで入る場所があったそうです。
この木↓はチャングムでも使われたそうですよ
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石を積むのは願い事があるときだそうです。お参りの場所なんだそうですよ。
民俗村は新しく立てた建造物ではなく、各地の伝統的な建物を移築したそうです。
半島南部の農家や両班の家が多かったです。
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ひきうすを曳いた牛もいました。私たちが行ったときは甘えたような鳴き声で歓待してくれました。ガイドさんが「いつもはもっと近寄りがたいのに~」とびっくりしてました。

今回のガイドさんがとても気に入っている犬のところも行きました。
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ガイドさん、よくここに来るのだそうで、この犬が最近、急に年を取ってきたのが気になるそうです。
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都会の子にはなじみが薄くなっている19世紀以前の生活習慣や農作業の様子を実際に目の当たりにできるようになっているので(季節に合わせた収穫物が何かがわかるように、実のなるものを植えてもいました)、土日に親子連れでにぎわうのもわかりますし、小学生たちの修学旅行先の一つになるのもなるほど、です。

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農楽も野外公演はなかったのですが、迫力のある演奏で聞き甲斐がありました。
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ソウルまでも道が混まなくてよかった~。
車中では、私が「1泊2日」「ユ・ヒヨルのスケッチブック」を毎週見ていることや、母が見たドラマのこと、ガリバー・シギョンの話等々、父にはついていけない話題で盛り上がりました。「1泊2日」によって地域の良さが知られるようになったそうで、ガイドさんもお友達と出かけるようになったそうです。それを日本で字幕付きで見られるなんて~とびっくりされていました。
また、いつも案内するお客さんは「The 韓流スター」の話題ばかりだそうで、まさか、ソン・シギョンのこと、特に「男性に嫌われている歌手」という話題で盛り上がれるとは、と笑ってました。

a0094449_20163047.jpg4時前にホテルに到着できたので、一休みして(クラブフロアーはちょっとお茶を飲みたいというときに便利です)、土俗村という参鶏湯を食べに行きました。
ちょうど混みだす直前でした。これまで母とは百済参鶏湯に行くことが多かったのですが、今回はコウケンテツ大先生もお勧めだということで、行ってみてよかったです。両親がおいしい、また来たいとのことでした。よかったよかった・・・。

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by eastwind-335 | 2012-09-17 20:46 | 旅の思い出12両親と一緒のソウル | Trackback | Comments(0)

オンマといっしょ・リターンズ プラスおとうさんもいっしょ(2)2日目

翌日は薄曇り。
今日は三清閣でお昼をいただくのがメインイベント。

ということで、朝はゆっくりと。
DWでドイツ戦の結果をチェック!あーよかった、勝った~。でも1点失点したのね?
好いシーン、悪いシーンへの反応、独り言にしては大声すぎるからか、父から「何事?」とびっくりされてしまいました。

10時に出発予定でしたが、やっぱり母と一緒だと遅くなり・・・。まず、母の希望でロッテデパートでバースデーカードを買うことに。

が、1階入り口にいる男性店員さんに売り場階を聞こうとしたら「ありません」と。英語で尋ねたので、発音が悪かったのかな。ちょっと歩くけど、と断って徒歩10分しない鐘閣タワー向かいのYPBooksへ。父が一緒でなければ、母はここで足止めになっていたかもしれません(笑)。

それから景福宮へ。タクシーだとすぐですが、距離が短すぎるし、両親にも歩いてもらいます。
なるべく階段の上り下りを少なくしようと、横断歩道を歩いていたら普信閣の前で衛兵が立っています。
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父が来た頃はそういうアトラクションはまだなかったようですし、前回母と来たときは寒い季節でしたから、見に行く予定もなかったのです。鐘つきもできるのですが、この日は12時からとのこと。
右に洋服で立っているかたが、コーディネータの方のようで家族写真のためにシャッターも切ってくれました。景福宮など立地のよいところと違って観光客が少ないこともあってか、非常に親切でしたよ!
a0094449_1423060.jpg途中で焼き栗屋さんをみつけ、栗好きな父のためにちょっとだけ買いました。が、父は買い食い(本当は好きなのに)するなんてー、と一人先に行ってしまいます。そんなわけで、焼き栗屋台の写真を撮り忘れ。袋に入ったもので失礼します・・・。

世宗大王の前では幼稚園生たちが写真撮影。
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この像の下にはハングル博物館があるのですが、そこからは別の制服を着た幼稚園生の一団が。
え?え?幼稚園生なのにこういうところに来るの?と3人でびっくり。韓国の教育熱心さはよくドラマでもよく小ネタになりますが、いやいや・・・。日本の幼稚園では博物館にはあまり行かないですよね~?
景福宮は中に入ると出られなくなる、という父の判断で、私が古宮博物館に買い損ねていた図録を買いに走る間、光化門をくぐって待っていてもらいました。博物館から急いで出てくると行進の音楽の音が。
ちょうど衛兵交代の時間だったようです。
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ほら貝の音がいつもしますけれど、どこからなのかなぁ~と思っていたら、母が見つけていました。
光化門の内側に立つこの人が吹くんですよ!
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三清閣へはちょうど来たタクシーで。
日本から電話で予約しておいてよかったです。12時半に到着した時はそれほど人がいなかったのに、あれよあれよと人が入ってきて・・・。
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右がかぼちゃのおかゆ、左が水キムチ。出発前週にナカ先生のところで水キムチを習ったばかりの私。先生からうかがった効用などを両親の前で披露しました。
おかゆ、といえば、3年前にも予約なしできたら上のカフェしか空いてなくて、小豆粥を食べたのですが、母がそのときは「鉢のような大きな器に小豆粥ばかりで・・」とこぼしたのに、なぜか、その小豆粥がとても懐かしい味になったのだそうです。小豆粥は暑気払いにも食べるし、温まるものだから3月でもいいのでしょうね。2階のレストランは風景は楽しめないので、それはそれでちょっと残念だった様子です。
ほかの食事は7月の時と一緒なので写真省略とします。
今回の〆はビビンバにしてみました。
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きれいでしょう?また、わかめスープがおいしくて!わかめが肉厚で、さらにアワビが入っているのです。
びっくりするほどお腹がいっぱいになりました。
外国人の口に合うようにしているのでお昼も国際会議で来た外国人たちと会食している韓国人のグループがありました。コースだけでなく、いわゆる「定食」もあるので、2度目3度目の時はそういうチョイスもありかな?と思います。
a0094449_14383139.jpgレストラン以外にも三清閣にはいろいろな建物があります。このごろは夜はディナーショーがあるようで、その準備をしている棟がありました。
国際学会のレセプションの準備をしている棟も。

デートで使っている人たちもいましたよ!もう柿の実がなっていました。もう1か月ぐらいして来たら、また違った美しさがあるのだろうと思います。
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北村にあるYidoは器のお店。母が今回ぜひ行きたいとのことでしたので、そこでお買いもの。
韓屋が多い地域にも行きたいと言っていたのですが、急な坂を上がらなければならず、どうしようか?と言っていたら、なんとー!中央高校への道という看板が。

うちの母親は冬ソナが日本で紹介される前にすでに冬ソナのサントラを持っていた、という鼻のきく人でして(母曰く、私についていったレコードショップでかかっていて、きれいな曲だったから欲しくなった、だそうです。そうであった、私が英語、相手が韓国語での驚異の意思疎通を図って購入したCDだったのでした)。
もはや、日本全国ほとんどの「冬ソナ」世代はあの中央高校参りは終了していると思うのですが、うちの母は「私はあのドラマの映像は好きだったけれど、別に彼らのファンじゃない」ということで、行ってなかったのでした。しかし、今回、せっかく曲がれば高校にぶちあたるというのならば、と歩き始めたら、すごい坂道!父はひとりでスタスタ上がるので(そういう性格なのです・とほ)、母の手をひきワタクシが坂をあがります。40半ばと70の中高年二人の姿、世間からどう見えるのかしら。
小柄だから、というよりも、年を重ねて手が小さくなっている母のことがとても気になります。
a0094449_15514873.jpgさて、あまりにファンが中央高校詣をするので日本語のできる方がボランティアしてくださっているそうです。
冬ソナファンには周知の事実らしいのですが、女性主人公の住んでいた家の設定になっていたところはお医者さんが買い立派な現代風韓屋になっていました。
そして、中央高校も工事中。こんど、中央高校も移動するんだとか?監督がこの高校の出身なのだそうですよ。
なんと男子校なんですって!
いつも、私自身は「春川の高校って設定だったのになあ」と思うのですが、まあ、それなりに理由があるわけなんですね

北村の韓屋群にくらべると見た目はふむむ、ですが、昔ながらのお店もあるし、両親は面白がって歩いていました。
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餅屋では父が好きな大福を1パック買いました。
a0094449_1603626.jpg韓国のお餅はあっさりした甘さがいいですよね。

しばらく歩くと、なにやら撮影中。近くの中央高校生たちも下校時刻。少しずつ人が集まってきました。
母の「何の撮影か聞いてくるように」という命令で近くまで行くことに(その間、両親は素知らぬ顔をして先の道を行ってました!)。
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a0094449_1652334.jpg男の子たちに交じって私も1枚だけ撮影しました。ケーブルテレビのバラエティらしいです。中央高校生に「誰?誰?」と尋ねたら「まだ新人かな?名前は知らないです」と。みんなスマホで撮影、さっそくupしてました。


安国駅に出たあたりから雨が降り出し、タクシーを捕まえたのですが、「ロッテホテル?ダメだよ、だめだめ」と乗車拒否に。地下鉄で帰りました。一人だったら単純なことですが、地下鉄は乗り換えもあるし、階段の上り下りがあるので、特に母と一緒のときは気を遣います。
すると、鐘路3街のホームでハングルまんま読みをして駅名を確認していたら、韓国人男性二人に「乙支路入口」にこの電車は行くか?と尋ねられまして・・・。
どうして、どうみても韓国語のできない私に聞くんだろう?とちょっと怖くなりました。だって「はい」しか言えないんですよ。父が「地方から出てきた人なんじゃないの?」と言ってたのですが、その晩、なんとなく理由がわかりました。

夜、母がコーラが飲みたいというので地下鉄駅のコンビニに買い出しに行きました。すると、国民の夫、国民の婿として評判になった「棚ぼたのあなた」の主役ユ・ジュンサンがハナ銀行のイメージキャラクターに!
ついでに言えば、テレビCMでは彼の奥さんの兄嫁を演じたジン・ギョンも一緒に出ているんですよ!
両親がいないこの隙に・・・とカメラを取り出し看板を映す怪しい中年女性。
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看板を撮るなんて、私も自分でバカだなあと思ったのですが(特に彼のファンでもないのに)、この↑の靴下なしの足元が妙にツボにはまり・・・。日本でいまコレやったら笑いモノではないか、と思うんですけれど・・・。
カメラを鞄にしまいながらホテルの方向の地下鉄出口へ向かおうとしたら、数名連れのオバさまの一人が私の顔を見て「えくすきゅーずみィ?」と。
え?私?と思う間もなく、その女性が私のところに小走りに寄ってきます。うわ、宗教の勧誘だったらどうしよう。いや、「私は日本人です」といえば分ってもらえるよね~と思っていたら、そのおばさんが「ほうぉえあー、ろって・でぱーとめんと?ほうぉえあー?ろって・デパート、あちがう、デパートめンと、やわ~」と。圧倒されつつも「そこですよ」と日本語で答えながら入り口を指さしたのです。すると間髪入れずに(つまり、私の答えを聞くこともせずに)「ちがうわ、ロッテほてる?ほうぉえあーロッテほてる?」と。
今度ははっきりとした声で「ホテルもあっちです」と出口を指さしたところ「そっちやて~」と同行のオバさまたちに大声で呼びかけ、私の方を再びくるっと向きかえり「さんきゅーゥ!」と。

きっとこのオバさんも必死なんだろうと思うけれど、英語で質問されて英語でお礼まで言われて、びっくりでしたよ。
翌日、梨泰院で伺ったお店では「観光客じゃなくて会議やビジネスで来ているのかと思いました」と。
これまでも1人でお店に行くとよく言われていたのですが、一人旅ってやっぱり韓国では珍しいのでしょうね。
そして、ガイドさんが一緒だったにもかかわらず、私が両親のガイドと間違えられたことも。(こんな顔にシミがたくさんある眉ボーボーな韓国人女性なんていないってばー!)
日本人観光客らしい容姿ってどんなんだろう?これからの旅行の課題になりそうです。
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by eastwind-335 | 2012-09-17 08:12 | 旅の思い出12両親と一緒のソウル | Trackback | Comments(2)

オンマといっしょ・リターンズ プラスおとうさんもいっしょ(1)1日目

両親と一緒にソウルの初秋を楽しんできました。
母が古稀になったこと、祖母の逝去以来、いろいろと気持ちが揺れることもあったようで(別に日常に問題はないし、この年齢の女性の感じる「喪失感」なのだろう、つまり、私もいつかこういう気持ちのなかで日々を送ることがあるのだろうと想像できるのですが)、気分転換に誘ったのでした。
体力の衰えも感じるようで、以前のようにソウルを歩けなくなる・・・と時々言うのも気になっていました。
無料航空券を出してもらえるぐらいマイレージが貯まったので、母の古稀のお祝いに、とソウルへ行くことを決めたのが3月末。そこへ父もついていきたいといったのです。

私一人ならば安い旅行になるのですが、今回は母と一緒ということで、ホテルは母の強い希望で「きちんとしたホテル」をお願いすることに。3人1部屋という選択肢のある「きちんとしたホテル」で、かつ、中心部にあるところで・・・となると、ホテルを8月になってから決めたのはやや遅かったようで・・・。でももともと、ロッテが母の第一希望だったので、ホテルに直接相談したところ、いろいろなプランを紹介してくれました。

私がヨーロッパにいる2週間ほどの間に、ソウルで行きたいところをピックアップしておいてねーと頼んだのに、両親は暑さにかまけて(!?)そのまま。父も母も決して初めてのソウルじゃないからか、口を開けば、過去の自分たちが行ったところがどんな感じだったか、ということばかり。
父なんて、自分がでかけた10年前でソウルの記憶がストップしてますので、いろいろ大変でした・・・。
母も数年前に行ったのに、10年前に行ったときの思い出話ばかり。
二人とも~!!!

そして夫婦して一緒にどこかへ行く、という発想はなく(汗)、到着日早々から、父は国立中央博物館へ、母と私は淑明女子大学校、ソウル歴史博物館に展示されている刺繍作品の見学へ、と。
当初はソウル歴史博物館だけにするつもりでしたが、父に地下鉄の乗り方を尋ねると、ブースでチケットを買うんだ、と。そして見せてくれたのが10年前のガイドブックの切り抜き!

パパ!!!!

乗り換えのポイントだけ説明しておけばよいかと思っていたのですが、これは、切符の買い方を一度レクチャーしなくちゃ。母も、前回は家人が使ったt-moneyカード(suicaみたいなもの)を貸した(そのまま母が持ってるはずなのに、ない、とのこと・汗)のですが、だからからか、昔の私鉄みたいに駅員さんに・・・と。

ママ!!!!

地下鉄の路線図を見て、いざというときのためのフラッシュカードを作ろうと思っていた私、父の乗る線の途中に淑明女子大学校駅があることに気づきました。ここは刺繍のすばらしい小さな博物館があるので3年前に母と一緒だった時に伺いたかったのですが、時間の都合であきらめたのでした。ここへ先に寄れば、父と一緒に乗り換えができるし、と一石二鳥です。父のいいところは、帰り道に目印になるものを一つ一つ確認して歩くこと。母はそれができないので、行ったことがある、という認識はあっても一人でどう行くのかが分からなくなるみたい。

市庁の駅で「チケットはこう買いまーす」と私が説明してチケットを二人それぞれに実地体験させてみることに。父は一人で歩き回りたいタイプなので、地下鉄のチケットの買い方学習は必須です。
市庁からだと初乗りで十分間に合うので、日本語を選択し初乗りボタンをタッチするように言えば済むのですが、路線図に数字がついているのはなぜか、をわかってもらいたくて、番号から検索する方法を教えてみました。というのも、戸惑っていると、「どこへ行きたいですか?」と尋ねてくださることもあるからです。どこへ、といってもハングルはおろか、アルファベット表記だって日本人にはややこしい(日本語の音読み通りじゃないですもんね)。

しかし、あの路線図の番号って小さいですよね。お年寄りには読みづらいとおもうんですけれど~。次はカラーコピーで拡大したのを用意しておかなくちゃ、と思いました。

そんなさなか、駅ボランティアのおじいちゃん(ひょっとしたらうちの父ぐらいかもしれませんが)がいらして、日本語でいろいろ説明をしてくれました。チケットも無事に変えていたし、正直、3人は目的地へ急いで向かいたかったのですが、あまりに親切で、そして情熱的な説明に、話が途切れるまで拝聴することに。途中、あるおばさんが母に、これまた日本語で話しかけ「この〇〇先生は日本語が上手で日本人のためにこうやってがんばっているんです」と説明をしてくれました。
ありがたいことだ、と父は感動していました。

さて、淑明があんまりにも立派な建物だったので、母はびっくり。日本の大学の規模では考えられない!と。また、小さいながらも立派な博物館があって(母好みの!)、母も楽しんでくれました。よかった~。二人で見ると、また違ったところに視点を移してみることができて、楽しかったです。二人していろんな疑問があって、そういう解説をしてくれる博物館ツアーがあるといいのにな~と思ったりもしました。あ、そうか、前にもそう思い、私は家に韓国の家具についての本(もちろん日本語)をつん読していたのだった(笑)。
そしてタクシーで、ソウル歴史博物館へ。
a0094449_11184869.jpgもともとは慶煕宮の一角であった場所にできた博物館です。ソウル市に暮らした人々の歴史がよくわかります。
これは宮殿屋根が外に展示されたもの。どういう構造になっているかを丁寧に説明してありました。

a0094449_11235441.jpg母がすっかりお気に入りになった想像上の動物「ヘチ」。ヘチくん、と君付けで呼んでました。

母が見たかった手芸品には寄贈者の名前が添えられていて、使い手の体温が伝わってくるようで、母がホッとすると言ってました。博物館が無料ということにも驚いていました。
ここにもレストランと小さなジューススタンドがあります。
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夕食が近いのでジューススタンドで母は五味子茶ジュースを、私はグレープフルーツジュース。ちょっと甘い感じもしましたが、疲れた体にはとってもよかったです。

父は中央博物館の大きさに圧倒されたようで、2階3階を廻ってやっとだった、とのことでした。いいの、いいの1階は特別展で、今回は韓国の歴史に関するものじゃないんだから~と言ったら納得していました。

夜は7月にも行った焼肉屋さんです。韓牛をおいしくいただきました。昔だったら父は私たちが止めるまで食べていた気がするのですが、さすがに73歳になると食が細くなったようで、3種類の肉を頼んで、サラダやキムチといったバンチャンをつまんでいたらおなかいっぱい!ごはんを頼まないでよかったねー、と。

朝7時に羽田集合は、成田出発よりもずっと楽ですが、でも両親はさすがに疲れが出た様子。父は2年ほど前ですが1か月以上一人でヨーロッパを放浪したこともありますし、母だって一人でチェルシーフラワーショーに行く(もちろん、手配その他は私たちがフル動員されましたけど)ことがあるのに、まるで初めて海外旅行に行く人のような状態。地下鉄だって、どちらの方向の電車に乗るべきか確認しないでさっさと反対のホームへ向かうので、父に「ちゃんと、ここで自分の行き先を確認してよ~」と慌てて引き止めたり。以前はパっとみてすぐにあれこれと頭の中で予測とか整理とかができたようなのですが、タイムラグがあるようで、辛いみたいです。
そのため、両親はお風呂もスキップして就寝。
私がお風呂からあがってテレビをつけたら・・・おおー!イ・ソンギュン主演の医療ドラマだわ!
もう最後のほうだったのですが(ドラマ自体も最終回に近いそうです)、あらら?これは「パスタ」でおとぼけ店長さんをやっていた役者さんでは?!
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ソンギュンさんは、私が最初に気になったときにはまーったく知られていませんでしたが、今や、民放でもドラマが放送されたからか、役柄をいうとすぐにわかってもらえますね!韓国でもCMの途切れない俳優さんの一人になっているのかな、今回は、歯磨き粉のCM(インタビューに答えるシチュエーションでした)と少女時代のみなさんと家具のCMに。どちらもテレビで何度か見ましたが、両親が一緒だったのでカメラを取り出すわけにもいかず・・・。
(私は両親の前では彼らが怪訝に思うような行動はとりません)
この写真も背後の両親をそっと窺い、二人ともぐっすり寝ているのを確認してシャッターを切りました。
そうなんです!・・・・いつもでしたら、写真をあれこれつけるのですが、家族は私がブログをやっていることを知りませんので、写真もそれ用に撮るわけにいきません。文章中心の旅行記になります。
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by eastwind-335 | 2012-09-16 11:27 | 旅の思い出12両親と一緒のソウル | Trackback | Comments(0)

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