カテゴリ:旅の思い出08ドイツ夏( 40 )

2008年夏ドイツ温故知新の旅(38):さようなら、さようなら!

2008年9月8日(月):晴天!

私がドイツ発着の場合、行きはLH、帰りはANAを乗ることがほとんどです。
(仕事の都合で昼から出勤というときはLHを使いますけれど)

つまり、最終日は一日時間があるということです!なもので、平日に帰国しないとソンな気がします。

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朝はこちらのキッチンに立って、お昼用にサンドイッチを作って、


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アパートメントホテルに備え付けだったこちらのおかげで、このお部屋では気兼ねせずにコーヒーを楽しみ(コーヒーは個装ドリップコーヒーを日本から持参)ました。普段、お湯はレストランで水筒(←私の必携品)に入れてもらってます。


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今朝はアルムのおんじ印のヨーグルト。
エコ大国ドイツならでは。左のところをクルっと向くと、紙とプラスチック容器に分かれるんですよ。


アルムのおんじのヨーグルトを食べて、極東ハイジ私は大都会フランクフルトへ・・・。
デーテおばさんはいないので、私は一人でいかなくてはなりません。
a0094449_18344719.jpgこの鞄を引いて


a0094449_18351746.jpgこちらは持ち込み用。
紙袋には今日のお昼が入ってます。



今回の旅行ではこのノートにお世話になりました。
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観光局でもらった市内地図を貼っておいたり、ネットで知ったことを少し書きとめ、それからどんどんどんどんと日記帳、メモ帳代わりに書きとめていったら、ちょうど1冊目はミュンヘン前でおしまい。ミュンヘンからが2冊目。
以前は街のステッカーなどがお土産屋さんにあったものですが、最近は多くの場合マグネットなのですね・・・・。ということで、旧東独編はゲルリッツの、ミュンヘン編はバイヤンやUeberseeの観光局でもらったシールを貼ってみたり。



やっぱり今回はサッカーの旅だったのかもしれない
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by eastwind-335 | 2008-10-27 18:27 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(16)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(37):夏の終わり、旅の終わり

2008年9月7日(日):一日中雨 フリース大活躍

この日、私の心をよぎったこと、目にしたことを自分自身にすら上手く説明できない気がします。

実際にはもう一日ありますが、実質的には私のこの温故知新の旅の最終日。
昨日の晴天がウソのよう。朝から雨。今日は一日続く雨とのこと。

さて、前日、ユダヤ博物館を訪れた際、一枚の案内をもらいました。
そこには「Europaerischer Tag der juedischen Kultur」とあり、シナゴークのツアーがあると。
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ドレスデンで行きそびれたシナゴークツアー。またいつか、ではなくなったのでした。
a0094449_10193626.jpg11時スタートのツアーに集まった人たち。
写真にはありませんが、シスターも参加されていました。


シナゴークに入るためには、金属探知機を通り、持ち物チェックが必要となります。
a0094449_10231297.jpg金属探知機のそばにあった解説。
哀しいことですが、彼らを脅かそうとする、または彼らを認めることのできない人たちはこの先も出現することでしょう・・・。


このシナゴークはOhel Jakobと呼ばれ、今はミュンヘンの中央シナゴークとなっています。
2006年11月にオープンしたものです。
a0094449_10341478.jpgなくなったユダヤ人(4500名分)の名前が書かれた地下廊下を通り、シナゴークへ向かいます。
解説者が、どれだけドイツ人のような名前が多いか(結婚などで改名した例が多いらしい)という説明をしてくれました。それ以外の名前は東欧系ユダヤ人なのだそうです。



お互いを知るために
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by eastwind-335 | 2008-10-27 08:28 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(0)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(36):ディアンドル探検隊

2008年9月6日(土):天気がいいと遭遇率があがります

学生時代は春休み、夏休みが長かったものですが、航空チケット代を考えると、どうしても2月や3月にでかけるしかありませんでした(それだって十分ゼイタク者でしたが)。夏のヨーロッパへ行くとなったら同級生一同から「うわー、リッチ!」と憧憬のまなざしで見つめられたものです。
それが、勤めるようになると、むしろ8月、9月でないと、人に頭を下げずには休暇を取れないことに。

で、勤めるようになって約20年(四捨五入したら、ですが)、私のパスポートは大抵が夏の消印となっています。

10数年前の父との二人旅は8月の前半。そのあとでゲーテの超集中コースに参加する私は、LHを使えば同行家族も割引レートでチケットが買えることを知りました。それを父に適用してもらい、ミュンヘンからロマンチック街道のバス旅行をして、フランクフルトで解散、という1週間強行旅行をしたのでした。
その時のミュンヘンでは、レストランでディアンドルを着ているウェイトレスはみかけましたが、街は「夏」そのもの。私自身はコース終了が8月末日だったのですから、秋の準備を始めるドイツも見たはずですが、そこはフランクフルト。どちらかといえば、スーツをビシっと来た男女が忙しく街を歩く風景に見とれていた私でした。

その後も何度か8月9月のドイツを体験しましたが、フランクフルト以北ばかり。

それが、今回は9月初めのミュンヘンにどっぷり。ショーウィンド越しにディアンドルのあれこれを見ることができました。
この日は好天なこともあり、絶好の民族衣装日和となりました。

どちらでお求めですか?
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by eastwind-335 | 2008-10-21 06:35 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(8)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(35)ミュンヘンそぞろ歩き

2008年9月6日(土)日焼け止めを持ってくればよかったかも。

まだまだ時間があったのに、何度となく行こう、行こうと思ったのに、結局、大好きなピナコテーク他の見学はやめることに。デューラーの絵を観たかったけれど、なくなるわけじゃなし。

翌々日の夜にはドイツを離れる、明日は朝から雨だとわかっていたからなのか、秋の初め特有のいささか強い日差しの、土曜独特の空気を愛おしく思っているのに気付く。
「土曜独特の空気って、なに?」と笑われちゃいそうですが、私は曜日ごとのニオイや空気があると小さな頃から思ってます。

お土産系ディアンドルを扱っているお店などを通り過ぎ、またもや来てしまったヴィクトリア市場。
今日はキッチン付きのホテルだし、夜はリヒテンシュタイン戦があるし・・・。試合終了後にチーズとパンとワインでばんざーい!でもいいわけだし!
(すっかり勝つ気でいる私)
先日寄ったチーズ店で、チーズに生ハムを巻いたものと、オブザダをまたまた購入。
それから、えーっと、無花果のようなものがあるといいかなあ・・・。

a0094449_10463416.jpgドイツ在住ブロガーさんのところで見かけたことがある桃をみーつけた!無花果は日本でも買えるけれど、この桃はムリだものね・・・・、と予定変更。
(桃を買ってから、ホテル前の朝市でプルーンを買ったことを思い出したのでした)



ドイツは日曜は閉店日ですから、市場も午後3時ごろになるとお安くなるようで・・・・。
a0094449_1056107.jpg別の店では50パーセント引き!
お店の様子を伺っていたら、お客さんたち、品定めはしているようだけれど、あと数分もすれば安くなると思い誰も店員に話しかけません(笑)。なんだか必死な感じが・・・。
こういう時に買い物をしない観光客がウロウロしていてろくなことはありませんので、一足先に退散・・・。


で、フラフラとしながら歩いていたら美味しそうなニオイが・・・。
a0094449_114207.jpg男子もお買い物


a0094449_1145560.jpgコブタの骨付きすね肉がドドーンと。


そうだ、今晩はお部屋でディナーにすればいいんだ!ちっちゃなのを買おうっと・・・
「おばちゃん、小さなのを一つくださいな」
「小さいのってどのくらいかね?」
「うーん、一番小さくていいの」
「あんた、そんなこと言わないで、一番大きいのになさいって」他の店員さんも横から口を挟む。
「いや、あのう・・・」するとオバチャンが断固とした顔で
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「一本あたりの値段だから、大きなものにしなさいって!」
オバチャンたちにおされて「は、はい。大きいのをください」という私に大きなものをわざわざ選んで、二股フォークを突き立ててニヤリと取り出す・・・おばちゃん・・・。
店を出てちょっと振り返ると・・・ここは
a0094449_11154580.jpg肉屋街だったのでした・・・・。
そろそろお茶にしようとおもったのに、カフェは地図をもったご同輩、つまり観光客でいっぱい。残念だけれど、またの機会に・・・・。一度食べてみたかったタマネギケーキことZwiebelkuchenを店先で見かけたのでお買いあげ。



もう少し先まで歩いちゃおう
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by eastwind-335 | 2008-10-20 10:48 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(14)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(34)ミュンヘンは850歳②

2008年9月6日(土)まだまだ市立博物館にいまーす

次は特別展「Typisch München!」
(←公式サイトへ飛べます)

a0094449_7192144.jpgミュンヘンっていえば?という展示です。長期展示だそうで、終わりの日が書いてありません。このまま常設になるのかしら?
Weisswurst、Frauenkirche、Brezel


カメラに残っているものをつらつら・・・と。公式HPの解説もリンクしておきますので、詳しいことはそちらをご確認ください。

a0094449_7264237.jpgこちらはいまから50年前に、つまり800年祭を記念して作ったもの。
Friedlich BrunnerのUebergabe der Stadtschluessel an das Munchener Kindlです。
このKindl、うさラムたんみたい・・・。毎年のオクトーバーフェスト時の民族衣装よりこっちのほうが似合うと思うんですけれどね・・・・。


Kindlって子供僧(仏教でいったら稚児?!)という意味でよいのでしょうか~?
このブログを書くために旅の記録帖を読み返してみて、自分でもびっくりなのですが、Kindlに一目ぼれだったみたいで、写真は撮らなかったけれどメモは取っていたようです。
それによると、Kindlは1847年12月7日の夜に生まれた、といわれるけれど、1726年のStadtkaemmereiにはKindlのワッペンがすでにあった、と。実物も展示されてました。

つぎの50年、つまり900年祭の時、私は生きてるのかしら。もし元気だったら、見学に行っちゃうかも。その頃には12時間も飛行機に乗らずにすむようになっているか・・・。楽しみですね(気が長すぎ?)
それより、850年を記念したオブジェはどこなのでしょうね?!


展示はMünchenという単語が登場する最古の文書など興味深いものがたくさん!
展示説明を斜めざっくり読みをしたところ、1858年に700年祭を迎え、自分たちの街の歴史を考えるようになったのだそう。で、1195年没の「Herzog Heinliche der Loewe」を象徴として、1861年にKonrad von Knollが作ったHerzog Heinlichの像を旧市庁舎においたのだとか。コピーが博物館には展示されていました。
確かにこの頃って、ドイツ統一前で、えーっとビスマルクの頃で・・・。頭の中にちょっぴり残っている西洋史の授業の部屋が思い出されてきた・・・。ま、難しいことは考えない、ただ観るだけにしましょう・・・。必要があったら、また本を読めばいいんだし。



ミュンヘンの陽の面を楽しもう!
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by eastwind-335 | 2008-10-19 07:53 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(0)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(33):ミュンヘンは850歳①

2008年9月6日(土):快晴 翌日から雨とテレビではいうけれど・・・・。

ミュンヘンには、あれもみて、これもみて・・・としたくなる博物館や美術館がたくさんあります。
それに加えて、ミュンヘンは今年850年!それだけでワクワクしてしまう私!

哀しいかな、日本の市販のガイドブックの編集ではその前年の秋がせいぜい最新情報なために、一切情報ナシ。観光局でもらえる都市別パンフレットも比較的サラっと。

頼りになるのはHP。どんな行事があるのかな・・・と日本にいる頃からチェックしていたのですが、あいにく、私がいた週末はお祭り騒ぎはなし。
まあ、誕生日である6月、休暇が始まる7月、8月のほうがいろんな行事があるのは仕方ない。その後のオクトーバーフェストのために体力温存ってところでしょう。
HPによると、地味に市立博物館でナチに関する特別展がある模様。

ミュンヘンのような大都市の場合、現地情報誌もガイドブックの役割を十分果たしてくれます。それによると、どうも、この週末、街をあげてナチ時代のことを考えるイベントをおこなうみたい。850年の歴史で、絶対にこのことを抜きにこの街を語ることはできないですから・・・。

市立博物館の前にユダヤ博物館があるし・・・。ということで、本日のおでかけはココに決定!。

a0094449_6523884.jpgまずはゼンドリンガー門へ。
門ということは、狭い意味でのミュンヘンはこの中ってことでしょうね・・・。



a0094449_655047.jpg見たことがある塔?あれ?あれ?
そして手前にはバウハウス博物館が!
しかし、私が行きたいのはこの右手・・・。


a0094449_656966.jpg手芸品店だ!
ああー、吸い込まれる~・・・(笑)。



細かい作業が好きな母、授かった娘がどこでどうしたらこんなになるのか、というぐらいブキッチョだったために、共に手芸を楽しむような日々はついぞありませんでしたが、習い事のグループ展や先生の個展に連れて行ってくれます。なので、見るのはとっても好きな私。

いまでこそインターネットなどで海外からも材料を取り寄せようと思えばできますが、10数年前はまだまだそんなことはムリな時代。
就職直前のイタリア・パリ・ロンドンヨーロッパ縦断一人旅の時。最終目的地はロンドン。母から「この本、英語の本なんだけれど、ロンドンで探して買ってきてもらえる?どうせ本屋へ行くでしょう?」と。
ロンドン滞在2日半、観光の合間に本屋や(めったにみつからぬ)手芸の専門店を見つけては尋ねまわるものの、結局、最後リバティで、その本は「アメリカ」の出版社が出した本で、リバティで取り寄せられるけれど1週間かかる。それから日本へ送るよりアメリカに直接取り寄せたほうが、と言われたこともあります。
ウィーンでは手芸用のはさみを。日本でも似たようなものを売っていたので、どう違うのかわかりませんが、母はよく切れるというので、そういうものなのでしょう。
今回は白糸刺繍の本・・・。まとまった本というのはありませんでした。残念。でも、私にはとってもいいものが見つかったのでご満足。(お買い物は旅行記の最後にまとめてご紹介の予定)

そこを曲がると・・・

Gruess Gott
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by eastwind-335 | 2008-10-15 05:28 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(4)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(32):地元の朝

2008年9月6日(土):快晴 お引越の朝

今朝こそは、頭痛がおきませんように・・・と思って目を覚ましたものの、その直後にズキッとひっぱられる感覚。

はあ、今朝もだめだった・・・。
今日から二日は別のホテルに宿泊するので、これから泊まるホテルの予約バウチャーを取り出す。その時、今いるホテルのバウチャーの本人控えをここで処分しちゃおうかな、とチラと眺めていたら「朝食込み」と書いてあることに、今更ながら気付いた私でした。

ま、昨日の朝はダラダラしたかったわけだし・・・。

カーテンを開けると天気がよい。テラスに出ると、空の籠をもった女性ふたりが車から降りてくるのが見える・・・ってことはこのあたりで市が立っているんだわ!
そういえば、ホテルの周りの散歩もしてないし・・・。

a0094449_613269.jpg市はホテルの前でやっていたのでした!


a0094449_658685.jpg曜日ごとに廻る場所が異なります。このあたりはシュヴァービング地区となり、土曜にやってきます。
この市場のことはHPで知っていたのですが、まさか自分の泊まるホテルの前だとは思いませんでした。このあたりの通りの名前までちゃんと書いてある地図はさすがに青山の観光局ではもらえなかったし・・・。


a0094449_625043.jpgああ、色とりどりの野菜!


a0094449_64036.jpg魚もおいしそう・・・。どうして日本ってこういう風に下ろしたものを売ってくれないのかしらん。


a0094449_651710.jpgなるほどねー。チーズはこういうふうにするといいのね・・・・。


a0094449_681551.jpgケーキもおいしそう・・・。
あ、明日、村祭りをするのね。こういう時、車があると便利なのでしょうね。


a0094449_6122292.jpgさり気なく商品であるハーブセットがテーブルにおいてあった。
この緑色のハーブは何でしょう?ホップ?これで10ユーロだそうですよ。


ま、ここまでは、これまでも色々な街の市で見かけました。
ああ、秋なのね、と思ったのは各店舗のコレを見た時。
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そう、カボチャです!包丁を突き刺したまま、店主はどこへ行ったのやら・・・・。
ベルリンのsandoさんのブログでちょくちょくお見かけしていたドイツのかぼちゃ、沢山見ることができました。住んでいたら間違いなく買ったと思いますし、スーツケースに余裕があったら、小さいのを買ってしまったかもしれません。しかし、この日、郵便局から一部の荷物を送るつもりでいたほど、もう重さ(20キロ)も荷物をつめる隙間も余裕ナシ。なので、写真でお持ち帰り。
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a0094449_6544033.jpgカボチャを切るって大変!


ここのマーケットではほとんどがこういう感じの秤をつかっていました。バケツ型のいれもの、かわいいですよね!
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さて、ホテルに戻って朝食です。
一番上の写真の赤い庇のところがレストラン。実はこのホテル、中庭があってそこでも朝食がいただけます。
8時過ぎるとやっぱり人が多くて、中庭はいっぱい。
a0094449_79371.jpg韓国の若い子がたくさん。団体旅行だったみたい。
お隣では「こんな若いのに、こういうホテルに泊まるのね」という声も。
確かに、彼らは大学生ぐらい。自分の国と変わらない雰囲気でワイワイ・・・。20年前の日本の学生団体旅行もこんな感じで見られたのかな?


a0094449_7124210.jpgパンはこれまでのホテルやホステルの中で一番小ぶりでした。
あと、ここでWeissburstも食べてしまいました。ミュンヘンに来たのですから、やっぱりね。



銀のつのぶえ亭へ
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by eastwind-335 | 2008-10-14 06:06 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(6)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(32):友情の絵

2008年9月5日(金):晴れ 夏が戻ってきたような気持ち

次に降りた駅はキーム湖沿いにある小さな街、Uebersee駅
実は、この日の午後はDBを使うのでジャーマンレイルパスの4日目を利用するつもりでいました。
でもミュンヘン以来、一度も改札に来ない・・・・。ユーバーゼーの駅で日付をいれてもらわないと面倒なことになりかねません。

a0094449_155781.jpgしかし、駅員がいません。午前中で窓口を閉めてしまうようです・・・(汗)。
えー、目的地までの地図(さすがに青山のドイツ観光局にもこういう小さな町のものはありません)がないから、駅で行き方を聞こうと思ったのに!(号泣)
>帰りに撮ったので寂しさ倍増の駅。


しかし、こういうものがあるんですよね。駅前には。
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地図大スキーな私、ヘンデルとグレーテル状態にならないように、と手帳に大まかな地図を書くともに、デジカメでも撮影しておきました。
a0094449_10274625.jpgこの写真の右上にあるFeldwiesあたりが本日の目的地です。近いのか、遠いのか、いまひとつピンときません。でも、縮尺をみると2キロぐらいだから、歩いても30分弱。


ああ、日差しがきつい。昨日ほどじゃないけれど、ズキンとくるのは変わりない。日焼け止めは塗ったけれど、帽子は日本・・・。どうして帽子を置いてきちゃったのか。いまさら後悔しても、ドイツにいられるのもあと3日半・・・。さて、どう行こう・・・。どっちがどっちの方向なのかしら、これじゃわからない。
駅前にいた人に尋ねたものの、歩くには遠いからタクシーに乗ったらとのこと。
駅前のガソリンスタンドでは、タクシーは滅多にこないから、観光案内所で聞くように、と。どうも、私、地図の天地を逆に見ていたようです。
再び駅の前を通り過ぎ、果てしなくなるほど歩いた頃、
a0094449_10325792.jpg踏み切りを超えます。
駅舎は写真の線路をずーっと追っていくと右側に小さな白い建物が見えます。かなり遠くにあるんだな、と写真をとりながら実感。


目の前を続く一本道をひたすら歩きます。タクシー会社らしき看板のある家を見つけましたが、人がいない感じ。もう現金の持ち合わせもそれほどないので、歩くしかない。
a0094449_1037233.jpg左手には
典型的なバイエルンの家



a0094449_10383385.jpg右手には
アルプスの峰々。


こんな一本道にピッタリなのは田舎の香水。いやいや、私が育った海辺の町もちょっと行ったら山があり、畑がありで、こんなニオイがしたものです。

さて、インフォメーションが見つかり、地図ももらえました。観光局のおじさんは「あんた、遠いけ、そこ。30分近くかかるけ、歩くのは大変じゃろ・・・」とバスの時間を調べてくれたのですが、そのバス「このバス停で降りる人がいなければ停車しません」という但し書きがついている・・・。
「あー、歩くしかないですね。それにあと数分しかないし」
「うんにゃ、おじょっちゃん、走れっか?そこ、まっすぐいったら、薬局があるけ。その道の反対にバス停があるけ、そこで待ちな。まだ、これ、来てないけ」
「はあ」
「さ、急げっちゃ。バスがきたら、こう、手をふってみな。停まるかもしれんけ」
これまたすごく遠くにあるとおもいきや、なんてことない、薬局はほんの4、5軒先。
やれやれ、まだ3分はある。

定刻をすぎてもバスは来ない。ま、途中渋滞ってことだってあるかもしれないし。

時々通る車の進行方向を確認して待っていたらバスが見えてきた。思いっきり手を振ったけれど、それは観光バス・・・。バスガイドのお姉さんを初め乗客のお年寄りが大きく手を振り返してくれただけ。
サルが手を振ってる、とか思われてたらどうしよう。

a0094449_10515394.jpgバスが来るカモ、と15分待つ。来るのは強い日差しだけで、車も時々通る程度。自転車のほうが目の前を通ることがほとんど。


時はすでに17時近く。19時には閉館してしまうのだから、ぐずぐずできません。

えーい、追い抜かされたらその時だ!歩いちゃるっ!

歩いて正解でした。

a0094449_10582913.jpgこのように、しずかな夕方だし。


a0094449_10593685.jpg選挙が近いのでしょうか、こういうポスターを見かけました。


a0094449_1103717.jpgやっぱりこういうお宅にはトラクターが似合う。


a0094449_1125353.jpg牛がクサを食む音がきこえてくるような静けさ。
東京のわずらわしいことを忘れさせてくれる青空。これくらい大きな空、かなりしばらく見ていないと思います。


a0094449_11102153.jpg増築中のようです。こうやって家を建てていくんですね~。


a0094449_11114376.jpgようやくFeldwiesまで歩けたようです。
なんだ、観光局から20分弱じゃない、そんな遠くないわよ・・・。



うたかたの記
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by eastwind-335 | 2008-10-13 10:31 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(0)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(31):ミュンヘンと同い年の町へ

2008年9月5日(金)晴れ

何度かミュンヘン中央駅を利用していましたが、今回ほどびっくりしたことはありませんでした。

地下鉄Wettersteinplatz駅から中央駅までは比較的すぐ。中央駅のDB用プラットホームに到着したときは「ふむ、あと9分あるから、パンぐらい買えるかしら?」と思った私。
念のために発車用時刻表を確認。ふむふむ5番線ね。

普通、大きな駅ですと、プラットホームの番号が小さいと駅構内にあって、大きくなると、地下であったり、ちょっと注意して探さないと見つかりにくいところにありますよね。
それが、この駅では違ったのです。5番線ってどこ?!

a0094449_18211172.jpgああ、これが生まれて初めてのドイツだったら、もう完全に半べそものでしょう・・・。勘を働かせてみたら、ああ、ありました。案内が。あーあ、スタバでコーヒーを買おうといつものタンブラーも持ってきたのに!と思いながらスタバの前を速攻で走り抜けます。
(写真を撮るぐらいの余裕はあったようですけれどね)


a0094449_18343464.jpgはい?100メートルってどれくらい先なのかしら?100メートル走って走って10秒ぐらい?5本もプラットホームがあるんですもの、パンとかジュースとか売ってるスタンドがあるはずよね?



a0094449_18384698.jpgないっ!
あそこまで走らなくちゃいけないの~。


a0094449_1841167.jpgはあー、これ、これ。
nyfさんと少佐詣をしたときもこの2階建てのREでした。


a0094449_18415552.jpg最初の2両目までは満席。
日本と違って「発車します。お乗りください」なんていわないのがドイツ。
乗って中で探したほうがいいでしょう・・・


ほぼ満席のなか、一人ぐらいだとどこか空いているものなのですね。まあ、おばあちゃんたちが多い車両に乗ったようで、みなさん大きなパールやトルコ石、金のネックレスや金のコインネックレスなど・・・首元に飾っていました。
それぞれ顔見知りでもないのに、なんとなく会話を交わし・・・しばらくするとバイエルンの美しい田園風景が車窓に広がります。

初めて、この町へ行く時は、心配で心配で、コンパートメントの中の時刻表をぎっちり握って、停車のためにスピードが落ちると同乗の人に自分が降りる駅名を尻上りに言って、みなが首を振るのを確かめたものです。あの頃は、薄く小さな目覚まし時計を使って乗り過ごさないようにしたり・・・。急にジリジリ・・・と鞄の中から音がしたので、同乗のおばあちゃんをビックリさせたり・・・。
言えず、聞き取れず、理解できずのなかで「どうして私、ドイツでドイツ語を勉強しよう、と思ったんだろう・・・」と今更何を?!というような弱気だった私。
いや、今でも状況は変わらずなんですけれど、妙な勘というか度胸だけは年齢を重ねた分、腕やお腹周りの脂肪とともについたかな、なんて思ったり・・・。

そうこうするうちに、一度も降りたことはないけれど、名前だけは忘れられないRosenheim駅が。今はよりガラスを多用した現代的な駅舎になっているようです。コブタちゃんがサッカーを始めた街でもありますよね。

ここでかなりの人が降りていきます。
さらにバイエルンのステキな風景が続き・・・。
湖が見えた!あれ?もう到着?前に座っている親子に「あれ、キーム湖ですか?」と尋ねると「違います」と。あの頃は全く気付かなかったけれど小さな湖(シムス湖)があったのね。
あの頃生まれた赤ちゃんがこちらのお嬢ちゃんぐらい成長しているのかな、と一人感慨深く思っていたら、いよいよ本当に降りるべき駅のアナウンスが・・・。

原点の旅
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by eastwind-335 | 2008-10-12 18:25 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(2)

2008年夏ドイツ温故知新の旅(30):あこがれのゼーベナー

2008年9月5日(金):秋晴れ 

ズキン
頭痛で目が覚めました。いつもより遅めの7時半。こんな目覚め方も、こんな時間も、普段、日本でもないことです。

おかしいなあ。早く寝たし、寝る前は薬を飲んだのに・・・・。これまで、風邪の前に時々感じた頭痛とはちがって、外からひっぱられる痛さ。さすがの私も不安になり、ベッドの中でぐずぐず・・・。

バウチャーには朝食付きとあったのに、私、この朝、どういうわけか「このホテルは朝食代は別だった」と思い、日本からもってきてあった、簡易ドリップコーヒー、カップスープの素、雑穀フレークを取り出し(つまり昨晩の夕飯からお惣菜を抜いたものですね)、昨晩、これまた日本から持ってきてあった魔法瓶にたっぷりもらってあったお湯をさし、おやつ用にかっておいたフルーツヨーグルトを食べながら、この日の予定を立てます。

今日しか絶対に出来ないのは、ゼーベナー詣
あと、昔、お世話になった語学学校のあった町、それからその学校で行ったとある小さな美術館へもなるべくだったら今日行きたい。予め調べてあった美術館のHPによると、午後4時ごろから3時間ぐらいだけ開館するところなので、午後からでかけても十分な時間があります。
とりあえず、ゼーベナーへ行って、それから決めよう。

身支度をして、手をもう一度洗って(だって、表紙が白いから)、昨晩は開かなかった写真集をそっと持ち、昨日のことは夢じゃなかったんだなあ・・・・としみじみ。さて、中身を見ましょう・・・と開いたら

なんで、最初がビア保父なわけ?

この時期、EMの決勝後、「この状態(負け)で「ありがとう」巻き紙を持って歩け、なんて、何考えてるんだか」とバラックがビア保父にケチをつけたことが発端で、出たがりビア保父と意外と(!)出たがりじゃないバラックの間で静かにバトルが進行中。
ま、写真集を見て、ビア保父のほうがちょっと悪いかもね、と思いました。
だって、1冊目(WM06の時に出た写真集ね)は、ビア保父があのデザイナー夫妻とお友達と言う縁で出来たからまあ、彼が巻頭言はOKでしょう。でも、2冊目もしょっぱなから?
しかも、どーして複数ページも出てるのよ・・・・!ブンデストレーナーよりページ数が多いし。間違ってるよね、これって。ちなみに、ご想像通り(!?)ハンジとケプケは載ってません。

我々(?)独蹴球愛好極東女子が各代表選手をより身近に感じる仮装遭難ゴッコとか、CM撮影裏側とか、次のコンフェデ杯やWM10のお礼参りもといファンマイルをDFBが企画しなくなったらどうしよ・・・と心配をしちゃうけれど、でも、選手がどう思っているのかな、と選手の気持ちになることも必要ですね。

なーんて思っていたら、ハッ、九時半!
部屋を出て数歩歩いて「あっ、今日、もってなくちゃいけないアレとあれ、置いてきちゃったじゃん!」とあわてて戻り、地下鉄に乗り込みます。
東京と異なり地下鉄を1本乗り過ごすと10分近く待つことのあるミュンヘンですが、今日は待たず・・・じゃなくて飛び乗りに近い感じ。まさかミュンヘンでもやろうとは・・・(汗)。やれやれ、と着席して日記帳を整理していたら・・・

乗換駅は前の駅だった・・・(涙)急いで乗り換えたいのに、じっと7分待つ(号泣)

ようやく、目的のWettersteinplatz駅に到着です。
今回の見学のために、コリアンダーさんのブログで脳内シュミレーションしておいたので、エレベータをつかって地上へ・・・。すると、三人のお子さんをつれたママが「ほらほら、練習は10時半からだから、急いで!」と乗り込もうとしてるので、急ぎ足で私も乗り込みます。10歳ぐらいの男の子がバイヤンの帽子を被っていたし、「ひょっとしてゼーベナー通りへおでかけですか?」と尋ねると、ママが「そうなんです。あなたも?ご一緒しましょうよ!」と誘ってくださり、ここからゼーベナー通りよ、と解説してくれたり、私の出身や休暇なのか暮らしているのか等々を質問。それに答えていた私を見ていた5歳ぐらいの女の子が「ねえ、ママ。このおばさん、何語を話してるの?」とママに質問。「ドイツ語よ」と答えると

「ちがうよ、ママ。ドイツ語じゃない。だって、アタシ、彼女が何いってるかわかんないもん!」

はい、反省します・・・orz_ _ _

「あら、ママはわかるわよ。だから彼女とお話しているんでしょ」と娘をたしなめます。すると、「アタシ、わかんないもん!」
「ワタシの、ドイツゴ、うまくありません」と私が言うものだから、ママが「そんなことないわ。ドイツ語を上手に話してます!本当にごめんなさいね。」と・・・。
お兄ちゃんも「そんなことないよ。このおばちゃん、ドイツ語しゃべってるよ。外国人にはドイツ語はとーっても難しいんだ。」と私のほうを振り返って言います。
そうこうしているうちに、私たち、真ん中の男の子の歩みが遅れているのに気付きました。ママが一瞬立ち止まって下の息子に向かって「ちょっと、早く来なさい!練習はね、10時半からなの!」とせかします。

「私たち、早く歩いちゃったのでしょうか」というと、ママが「違うのよ、あの子、サッカーが好きじゃないの。うちはお兄ちゃんがようやくやっとこの前来た時にちょっと面白くなったみたいで・・・。うちは私がサッカーが好きなのよ」
あらま。コドモが好きでママが連れてくるんじゃなくて、ママが好きで子供を置いていくわけにいかないから連れてくるのね・・・。伺うと彼女は先週も練習を見に来たそう。「その時は夫も一緒だったから私も楽だったのよね・・・」。そこへおしゃまちゃんが「アタシもさっかー、だいっきらい」と言いながらママの手をつなぎます。
そうこうしていたら、ママが「ここ、ほら」と
a0094449_1163981.jpgおおー


a0094449_11115629.jpgあれ?どっかに移動する日だっけ?


バスの写真を撮るために「ご一緒してくださってありがとうございました」とお礼を言ったら、ママも「じゃ、ここでね。楽しんでね、あなたも!」と手を振り(子供たちもちょこっと振ってくれました)子供たちをせかします。
a0094449_11155721.jpgママ急ぐ、の図。



オットル君を追え!
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by eastwind-335 | 2008-10-11 05:33 | 旅の思い出08ドイツ夏 | Trackback | Comments(10)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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