どうなるのか、私の国

げげげ、JKで3分の2だとは!
なんだか、自分の国籍が哀しくなってきた。
にわかファンの観客(立候補者)が多すぎた。
希望という名の自分大事おばちゃんが、にわかさんたちの耳に心地よい発言を繰り返す。都知事選でゴールを決めたから、って急に脚光を浴び、露出度upする選手。
競合する選手がいないだけなのに、不動のスタメンに定着したと思い込み、自分がゲームを組み立てるぐらいの気持ちになる。で、右サイドから自陣にすごいボールをだした。バックパスというよりもフランケ。ゴール前は大混乱。オウンゴール(野党第一党解散)を導いて、結局相手チーム(連立与党だもんね)JKへアシストした形に。

右サイドからのフランケという表現は、私自身が考え付いたものじゃありません。
ヘルビーがドイツの選挙の時に使った言葉。「投票に行かないと、右からすごいフランケが飛んできて、決められちゃうよ!」と選挙の日にSNSに書き込んだ。これについては、賛否両論あったようで、コメント欄もやや荒れていましたが、ほんと、投票に行かないと自分たちの考えは反映されないんだけど・・・。

おまけに、選挙区が変わっちゃって、私なんて選択肢に応援したい党の候補者がいなくなっちゃった。それでも、私はあれこれ用事があったので、夕方5時近くになって投票所に行った。最高裁判事の投票もちゃーんとした。選挙公報他をきちんと読んでいった。名前がランダムになっていて、ちょっぴり焦ったけど、大丈夫。五十音順での順番もちゃんと調べておいたから。

あーあー。戦争が3歩ぐらい近くなっちゃったなあ。


[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-22 20:51 | 日常 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(15)知らぬ間に超えていた

もし、タイムマシンがあって戻ることができたら、この日に戻りたい、というのが最近の私の思いです。

ピレネー越えが今回の旅行のハイライトになるはずだったのに!
ピレネー頂点で「私、超えた!」とか思うつもりだったのに!
写真をバンバンとって「やったー!」とか書くつもりだったのに!

なんて書くと、この日、車で移動したのかな、と思われそうですが、いえいえ歩きました!

しかも雨の中を!

歩いたんですけど、自分のなかで、ここがピークのつもりだったからか、なんだろう、「え?それどこだった?」みたいなことに。そんな一日を振り返ります。

朝ご飯を食べている頃は曇り空だった。
a0094449_06152470.jpg

宿のオヤジは「降っても、すぐに止むさ」という。でも、大きなリュックは念のためポーターサービスを利用して、今日泊まるロンセスバジェスに送ることにした。いきなり16キロも歩くなんて、ピレネー超えだなんて、私にはムリだろう、と思ったから。途中でヘタるのは避けなくちゃ。

代わりに背負ったのは小さなリュック。水滴のマークがついていたので、雨対応なのだろうし、この道をいく人たちを泊める宿のおじさんが言う事なんだもん。間違いはない、雨はやむ。

そこが初心者だった。普段は何事も「念のため」というかプランBをいつも考えているのに。
いや、今回も念のため、は考えたのです。だから、雨に備えて、ジップロックで包んだり、配置を考えながらサブリュックに入れました。一番大切なものはお腹に来るようにサコッシュを短く斜めかけをしました。

この日の最大のミスは、サンジャンでサブリュックを買ったときにレインガードを買い忘れたことに気が付かなかったこと。

雨が降った後の晴れ間が見えた時にそのリュックを買ったから?
リュックについていた水滴マークに判断が甘くなったというべきかも。

サブバッグに入れたのは、レインコート上下、傘、救急用グッズ、汗用タオル、眼鏡、サングラス、水、カメラと充電池、使わないお金、メモ用ノート、おやつ、宿で作ってもらったサンドイッチ。サコッシュには、すぐに取り出せるように、その日使う程度のお金、パスポート、スタンプ帳、ボールペン、色付きリップクリーム、鏡。鏡はリップを付けるため、じゃなくて、コンタクトがずれた時に備えて。
雨具は道中、本格的に降り始めたら着たらいいのかな、と思っていました。が、カフェに行くと、みんながしっかり準備をしている。あわてて、リュックから雨具を出し上下を着て、前日と同じく、アイダたちと出発。
手先が冷たくなると私はダメなので、ストック用の手袋も最初から着用(ニットの手袋と違って着用が難しいから手が乾いているうちに着けておいてよかった、としみじみ思いました)。

最初は空もやや明るいから大丈夫だろうなーと思っていた。
a0094449_22565627.jpg
今日は上って下る、という一日。
だんだんと風が強くなっていきます。
a0094449_22572348.jpg
晴れたら爽快な風景だったよねー、などと語りながら一歩ずつ進めていきます。霧雨がわりとしっかりとした雨になる時とが繰り返される。
一本道ではあるけれど、上の写真のように獣道というか人が放牧関係者が歩いているらしい道などもあって、それで違う道へ行ってしまう人もいるらしい。
だから、途中にこういう目印があるのです。
a0094449_22574820.jpg
黄色い矢印が私たちの命綱。

上るばかりの人たちではない。一人の男性が山を下りてくる。「昨日宿で一緒だった人よ。眼鏡を宿においてきちゃったんですって」と誰かが教えてくれた。
足早に私たちを抜かし通り過ぎる人たちもいる。だけでなく、どのあたりだったか、とにかく眼鏡を置いてきたという男性が再び戻ってきて「眼鏡はなかった」といって私たちを追い抜かしていきました。
私が遅いのではなく、むしろアイダたちが遅い。私に合わせているのかなあ?そうだったら申し訳ないなーと思いながら歩く。
だんだんと霧雨の時間が短くなってきた。
a0094449_23004749.jpg
本降りになるのかと思いきや、時折止む。
けれど、雨が止むというのはそれだけ風が強いってことかもしれなくて。雨雲は次々やってくる。
ここにも黄色い矢印が。フランス国旗の色が隣についているのが、ちょっとした自己主張ですね(笑)。
a0094449_23012103.jpg

昨日、3回目という女性が言っていた「二つの十字架」まではとにかく真っすぐ道なりに行く、だよね、と3人で言いながら歩く。それでも「こっちのほうが・・・」といって違うところを曲がっていった人たちもいた。

もう二つの十字架を超えたあたりだったかなあー、ここ・・・。とにかく、雨がひどくなってきた。
a0094449_23035757.jpg

素敵な風景があっても、心のアルバムに入れるだけ。だって、シャッターを切ったら遅れちゃう。
キョロキョロとする間もない。
マリア様が旅人を見守っているという場所も気づかず。(←後日、ガイドブックを見直して気が付いた!)
ということで、実は二つの十字架に着いたときも写真を撮りたかったのだけど、風雨が強いときでお腹あたりでゴソゴソするサコッシュからipodを取り出す気もせず。

後から(帰国してから)、ほかの人の体験記を読んで知った。あの風はあの道特有のもので、ナポレオンもあの風に手こずったことを。(だもので、この日歩いた道を「ナポレオンルート」と呼ぶのだそう)

時折「あー、ここが映画「じゃ、ちょっくら行ってくる」で風よけをしているところねー」などと思うこともあったけれど、英語でそんなことを軽く言えるような「頭の体調」でもなく。
アイダはますますスピードが遅くなっている。アンソニーはアイダのリュックの背負い方がよくないと思いっきり肩へ沿わせるようにしている。それがすごく痛いらしく、苦情をいうのに、アンソニーはおかまいなし。

すごく急で細い坂道(それもぬかってる!雨水が流れ落ちてくる!)を下りる場所がありました。アイダが遠回りをして舗装道路を歩こうか、と。私もなんとなーく降りられるかわからない。どんくさいからなあ、と。ところがアンソニーは「僕が先に降りるから、キミたち、見ておくんだよ」と。ということで3人無事に降りました。
ストックが身体を支えたり、手の代わりになったり。やっぱり、これは持ってきてよかった。

急な坂だったなーと思ったけれど、風雨のことを考えるとipodを出す気力もなく。そして、二人に振り返らせちゃいけない、ついていかなくちゃ、とその場を離れました。

もっとすごい山道を上がったり降りたりするのかと思いきや、あの下りをすぎると、朝から歩いていたような舗装された道ではなく、ぬかった道を歩くのですが、高低差が少なくなっていきます。
そうなると、背中が軽い分足取りも軽い私。一方、アイダはどんどん遅れていきます。当然ながら、アンソニーも遅くなる。二人から「先に行っていいから」と言われるけれど、「じゃあ」ってわけにもいかない。

a0094449_23051218.jpg
しばらくすると、ナバラ州に入ったことがわかる場所へ。
a0094449_08423392.jpg
こんなところで写真を撮ってどうするの?といわんばかりのアンソニーでしたが、私は日本の家族に後から見せたいから、アイダも一休みしたいから、と何枚かipodで撮りました。

晴れていたら、今日の縦走は時間がかかったかも。それぐらい道中はどこもかしこもカメラに収めてみたい風景だった。雨でも一人だったらそうしていたかも。

雨の中で出会った人たち。
たぶん、アイダたちを待っている時に撮ったのだろうと思います。
彼らは私たちと進行方向が逆(黄色い矢印は進行方向を指すので)。逆ピレネー超えなのかも。地元の人なのか、散歩のように傘をさして歩いている人もいれば、見るからにピルグリムの人も。足元は良くないのが写真からもわかるはず。けれど、歩きにくいとは私は思わなかった。むしろ、いつ、次の坂(上りにせよ下りにせよ)が来るんだろう、と身構えていた。
a0094449_23070297.jpg
雨の山の中で鈴の音を鳴らしながら歩く馬たち。
a0094449_23141083.jpg
暴れることなく人に道を譲り、静かに人が通り過ぎるのを見ているんですよ、この馬たち!
a0094449_23141673.jpg
泥道が終わり舗装された道路に到着。「どうせまた泥道に戻るんだ」ぐらい思っていた。ところが、アンソニーが「やれやれ、到着だ!」という。最初は、疲れて寒さを訴えていたアイダを励ます言葉だと思っていた。(山では、目的地がかなり先であっても「もうすぐだよ」ってよく言うんですよねー)

でも、この舗装された道こそが、ロンセスバジェスの入り口だった。街の看板に「ロンセスバジェス」と書いてあるのを見て、アイダと二人で「本当についたんだ」と声をかけあいました。

雨は止まず、お腹からipodを取りだす気もおきず。そういうわけで、到着した時の写真はありません。

歩ききった!という達成感よりも、軽い疲労は覚えているけれど、もう終わり?みたいな気持ちが湧いてきた。

アイダが前日と同じ事を言いました。「東風はこんなに小さいのに、息が上がってないのね」と。


[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-21 06:22 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(3)

リュックをしょって、たぶん出かける

こんな素晴らしいイベントがあるなんて!

28日、午前中はお習字のお稽古だけど、午後は空いている。とりあえず一生懸命帰宅して、着替えて(一応お稽古事の時にはちゃんとした格好で先生のお宅に伺うので)、リュックをしょって出かけると思います。午後からの参加だけどいい本や本グッズと出会えると嬉しいなあ。

a0094449_21262447.jpg
このイラスト、私の部屋かと思いました。いや、もっと散らかっているけど。こんなおしゃれじゃないけれど。本が積み重なっているあたりはそっくり。植物はない。本の上に何か乗っちゃってるのは同じ。

1箱古本屋というのも参加できるらしいのですが、Facebookをやっていないとだめみたい。このイベントもFacebookから情報を得なくてはならない。あー、めんどう。っていうか、Facebookの即時性は理解できるけれど。例えば応募状況もFacebookだとすぐにわかりますもんね。でもね。本のイベントだよね、これ?

ほら、Facebookは登録してないと、うざったい、もとい、勧誘のバーナーが本文を覆うように出てくるでしょう?

若い人だけ来いってことなんだろうか、とうちの職場の本代には上限を設けないおじ(い)さまが結構カンカンしてましたよ。

いずれにしても、トラノモンがんばってるね!ちょっと残念なのは、あのあたり、土日は人がいないところだからなあ。ちょっと買った本を読もうと思っても、250円ぐらいでゆっくりできるお店は1軒ぐらいしかないよね。まさかコンビニのイートインで買った本を眺めてニヤニヤできないし・・・。

ま、とにもかくにも、行ってみよう、そうしよう。

[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-20 21:37 | Books | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(14)食事をともにする、ということ

ヤコブの道の映画を見た時、みんなが食材を買ってきてワイワイと食事を作るシーンがありました。
また、経営者が食事も作ってくれるという「賄いつき」というシーンを見たこともあります。

フランスもスペインも夜が遅いと聞いていたので、夜に弱い私はちょっぴり気になっていました。

オリソンのアルベルゲでは、ほかにお店がないから、みんなレストラン(カフェ)に集まります。
私が泊まった部屋は6人部屋。スマートウール(メリノウール)の衣服は匂わないというのですが、本当でした!ただし、乾かすのが大変なので、洗濯ができる日も限られるんですけどね・・・。私はこの色は宿についてから、歩くときは歩きなれた靴下で、と使い分けをしていました。ただし、最後の日だけ逆にして思わぬ失敗が・・・。
a0094449_05382448.jpg

韓国から3名、私、アイダとアンソニー夫婦。アンソニーがほかの部屋の人に「わー、アマゾネスの中で男一人だよ」とこぼすので、みんな大笑い。韓国からの3名の女性たちは年齢はそれぞれでしたが同じ教会のお友達なんですって。片言の韓国語で挨拶をしたら喜んでくれました。

オンニたちはカーテンがわりになるものをベッドに張り巡らせていました。シャワーを浴びていたようで、タオルも干してました。チェックは私のシャツ。速乾性があると買ったときに聞いていましたが、本当にすぐに乾いた!もう少し小さなチェックだったらいいのになー。
a0094449_05382816.jpg

私もシャワーを浴びて、バンテリンを塗り込みます。
き、効く~。効きすぎて、身体が冷えるというおまけつき。オリソンは水が大切なのでシャワーのお湯が出る時間が限られています。あまり熱いお湯と言い難く。そしてドライヤーがないから、雨の日はたたでさえ体が冷えているのに、自分で全身にバンテリンを塗りこんでますます・・・(涙)。寝袋に入って身体を温めていたのですが、一向に改善しないので、カフェに行って紅茶を飲むことに。
すると、アイダもやってきた。お互いの仕事のことや、これまでのことを話しているうちに、世界各国、働く主婦は大変だよねー、という話になったり。そうこうしているうちに夕ご飯に。

食事のテーブルは好きなところに座ってよいと。みんなギュウギュウになって座ります。結構な人数が泊っているのねー。
a0094449_05451131.jpg
食事が出て、ワインを注いだり、お皿にもって回したり。
a0094449_05452356.jpg

「もっと飲まないの?」「もっと食べない?」「足りてる?」
a0094449_05452756.jpg
そのうち、サンジャンまでどうやって来たのか、などなどいろんな話を始めます。
a0094449_05465495.jpg
美味しかったー。

近くのテーブルの人と話が弾みだしたころ、女性オーナーがグラスを軽く叩いて注意を引きます。

そして、宿泊してくれたお礼の言葉を言いました。目的はそれぞれだけど同じ道を歩いているので、お互いを知り合いましょう、とデザートが出る前にそれぞれ自己紹介をするように、と。

下は5歳から上は70歳近くまで。私のような初心者もいれば、もう3回目という人も。気の利くことを言う人が多くて、拍手喝采。もちろん私のように気の利くことを言えなくても拍手してくれる温かい人たちでした。そのうち、デザートが出てきました。
ガドー・バスク。バスクのあちこちでおもてなしの時にでるケーキです。
a0094449_05480047.jpg
少し席を動いて話しかけてきたり、話しかけに行ったり。

複数回歩いている人の話はかなり興味深かった。3度目というドイツ人女性はもう70歳近いというのにすごく元気。「みんな、よく聞いて!今日が一番大変だったのよ。明日からはそれほどじゃないから、安心して!」と。そして、絶えず右側に曲がるように!と。あと、最初に曲がるところが大切とも。ガイドブックを見せながら「ここだからねー」と。日々犬の散歩で鍛えているそうで、何年かに一度この道を歩くそうですが、歩くと決めた年は出発の2か月ぐらい前から一日30キロぐらい歩く日を週に1度は作って慣れておくんだそうです。ケルンに住むドルトムントファンとのこと。バイエルン・ミュンヘンファンとは口はきけないね、なんて言われつつも、ラムたんのことでえらく盛り上がりました。外国人から「ラムたんが一番!」と言われたことはなかった、とのこと。二人で引退のことを惜しみました。
隣になった男性はもう少し手前で宿を取ろうと思ったら満室と断られてここまで来たのだとか。どういうふうに歩くべきなのか、と。スティックは使わないで歩くべきなのか、とか。

この二人は「ロンセスバジェス」を過ぎたところで宿を取るそうです。ロンセスバジェスは人が多すぎる、だとか、距離が短すぎるだとか・・・。
好きな距離を歩く。自分の体験をシェアする。ヤコブの道一日目はこうやって更けていきました。

そうそう。いつまでもレストランに居られませんでした、なぜならば!「明日の朝食の準備をしたいから、もうみんな帰ってね」と奥さんが言ったから。そして、確かに、元気に歩くためには早く寝なくては・・・。

明日は距離も長いし、ピレネー超えをし、さらに国境も超える。大丈夫かなあ・・・。

[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-16 05:49 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(13)これが旅というものなのか

私は朝型なので全く困らなかったのですが、この旅は朝が早い。(私の寝袋です)
a0094449_08094329.jpg
たいてい、8時には宿を離れなければならないというルールがある。もちろん、毎日巡礼者がやってくるのだから、部屋の片づけなどをしなくちゃいけないわけで。

朝食のテーブルは挨拶ではじまります。宿の女性オーナーさんが新しく入ってくる宿泊者の名前と出身国を教えてくれて、みんなが口々に手を挙げたり挨拶をする。特に一人でやってきた人たちにはオーナーさんが声をかけて今日の予定を尋ねます。それによって、今日のうちにロンセスバジェスまでの20キロほどを歩くのか、途中のオリソンまで(9キロほど)にするのかがわかるのです。
私は初めて山を歩くし体力が続くかわからないのでオリソンに泊る、といったら、オリソンで泊るのはいい考えよ、と声をかけてくれました。

観光局の人が「朝ごはんがおいしい」と言っていたので、てっきりビュッフェ方式なのかと思いきや。しかし、フランスだからか、トーストとジュースとジャムが基本。
普段、私はパンにバターは付けないのですが、バターはエネルギーの元になる気がしてたっぷりと。
日本ではベーコンがあれば、食パンにベーコンと溶けるチーズをのせてトーストしたものを1枚食べています。とにかく、ここでちゃんと食べておかねば、とこの程度の大きさだったらパンは2枚だけど3枚食べました。
a0094449_08101335.jpg

欧米の人で2時間だったら私は3時間かかるかな、と思いながらパンにバターを塗りました。
パンも、カフェオレもおいしかったー

a0094449_08131976.jpg

さて、この朝、私はポケットにヴァセリンを忍ばせ食堂へ。食事を終え、靴を履く前にもう一度足首以下に塗るつもりでした。
ところが!部屋に戻ったら、ヴァセリンがない!何所を探してもない!

山の靴を履くときには、水ぶくれをつくらないよう、ヴァセリンなどをしっかり塗っておくといいのです、というか塗らないと大変!。アルベルゲの人も一緒に探してくれたけれど、みつからない。
すると、同じ部屋で寝泊まりをしたオーストラリア人のご夫婦が「うちは別のもあるから、これ、使いかけだけれど、どうぞ」と差し出してくれたのです。

そして、彼らとその日は一緒に歩くことになりました。

朝食の間に、なーんとなくみんなが親しくなります。年齢も様々だし、うわさで聞いていた「自転車でピレネー越え」という人もいたりと、歩く道は一緒だけど、みんながそれぞれ方法も目的も日数も違う。
こんな軽装で大丈夫なのかなあ、慣れているのかしら?
a0094449_08203074.jpg

でも、みんな体がしっかりしていて、慣れた感じ。
私はいかにも「新品」だらけの超初心者。
ストックを組み立てることすらできない!
あれあれ?お店ではできたのに~(涙)。オーストラリアからの夫婦アイダとアンソニーがクスクス笑いながら「ほら、やってあげるよ」と。
ウグっ。いい歳して、子供みたいなことになっています。

さあ、出発!
もう少し、この街を見ておきたかったなあ。少し早めに到着しておけばよかったのかなあ。でも、そうしたらアイダたちと一緒にはならなかったはず。
偶然を楽しもう、と思ったのです。
街を出たところの橋から街を振り返った図。遠くに、やはり今日出立する人たちの姿が見えます。
a0094449_08314026.jpg

街は川に囲まれていたようですね。
a0094449_08321111.jpg

道には、導きの白と赤の矢印が出ている。ということで、基本的には問題ないのですが、前日、アソシエーションでここだけは間違えないように!と言われた所を見逃さないように歩きます。
a0094449_08364246.jpg

歩きながら自己紹介。二人はそれぞれ親の世代からオーストラリアにやってきた、いわゆる移民2世なのだとか。アンソニーが長い有休をとることができる年なので、今年はここを歩き切ろうということになったらしい。todayがtodaiに聞こえるアンソニーのオージー英語は私にはハードルが高いものがありましたが、そこはアイダが「間(あいだ)」に立ってくれるという、シャレのような状態で2日間を共に歩いたのでした。

老親には「あっちへ行けば誰かと一緒に歩くことになる」と大見えを切って出かけたわけですが、「愛されタイプ」でもなし、声をかけたくなるような何かを持っているわけでもナシなワタクシ。そして、サンジャンに到着してから、予想以上に「カップル」やら「友達」やら「家族」でと二人以上で歩く人たちが多いことに気が付きました。
だから、自分から「ご一緒してもいいですか?」と言わないと、5日間、誰とも口をきかないことになるのかも!と思ったのです。
もちろん、一人で歩く、ということは大切だけど、たった5日間しか歩かないのに、一人っていうのも・・・。そして歩きなれた山道じゃなくて、初めての山歩きへの不安もあったりして。
このご夫妻だったらつかず離れずで行けそうかな?と思ったのでした。

雨が降る前にオリソンに到着しよう!と二人が必死に歩くので、私もおいていかれないように歩きます。お二人があまり写真を撮ろうとしないので、シャッターチャンスと思ったところを通り過ぎなくてはならない。私は写真を撮る時もドンくさいというか、ここを撮りたいと思う割には、「シャッターを切りたい」構図をみつけるのに少し時間がかかることもある(写真を撮るためにちょっと止まってもこれだけ離れてしまう!)。が、待たせるわけにはいきません。一人じゃないんだから、そこは妥協しなくちゃね。
という状況でしたので、一日目の写真はとっても少ない。
a0094449_08384087.jpg

あんまり歩幅を広げずに、リズムよく、前を見て・・・と歩いているうちに気が付きました。ストックがあるからか、人も少ないからか、大山の時のような疲労はありません。暑さも全然違うし。
後から来る人に抜かれたりすると、あー、アイダたち、ひょっとしたら、私と一緒に歩いているから、遅くなっていたりして・・・と思うのですが、よく見ると、アイダは割と遅れがち。大丈夫かなあ?アンソニーも膝の調子がよくなくて歩き始めが大変なのだとか。
そうこうするうちに、私は、彼らより息が上がっていないことに気が付きました。
「えー、東風はこんなに小さいのに、それにほぼ初めての山歩きだっていうのに、どうして息が上がってないの?」とアイダはびっくり。
「二人からもらったヴァセリンのおかげで足の調子はいいし、ほら、初日だからまだ疲れてないのよ。明日はどうなっているかわからない。もし明日歩けなかったら、タクシーでロンセスバジェスに行こうと思う」
「え?タクシーで?」
「だって、バスはオリソンの宿の近くになさそうだし」
「そんな2日目でタクシーだなんて」
「ピレネーは自分の足で越えたいから、ロンセスバジェスまではどうにか歩きたいと思ってるけど。今回、うちの老親と「無理をしない」と約束してきたのよねー。何かあっても、誰も迎えに来てくれないし。パンプローナでホテルを予約してあるから、ロンセスバジェスからバスでパンプローナに入るかも」

口先だけではなく、無理そうだったらタクシーを・・・と思っていたのです。大山ハイクで下山するまでのあの大変だった時のことを思い出すと、あれの繰り返しを一日に何度もするとしたら、心は張り切っていても身体はついていけないかもーと思ったのです。

でも、その一方で、特に母から「バス旅行でコンポステーラに行くツアーがあるんだから、それで10日ぐらい行ってきたらいいのに」と言われ続けたのを振り切って出国した以上は、どうにか歩き通したいという思いが一歩前に進むたびに強くなる。

しかも、こういう風景が見えるんだったら・・・。
a0094449_08491017.jpg
牛、羊、馬・・・。放牧されている風景に何かが解き放たれていく。時折振る尾っぽを見ていると、毎日の慌ただしさを払いのけてくれているような気持に。
子どもの頃に読んだ絵本を思い出す。花輪を作って頭に飾ってあげたくなった。

a0094449_08564684.jpg


ビルで視界が狭まることもない。サンジャンピエドポーが遠くになっていく。
a0094449_08495454.jpg
だんだんと雲がでてきました。

a0094449_08495447.jpg

このあたりから舗装されていない道を歩きます。
a0094449_08563623.jpg
ま、このあたりまではまだまだ歩きやすい道。
a0094449_09094627.jpg


しばらくすると、道も草よりは大きな石が目立つようになってくる。すると、すごい勢いで羊たちが降りてきた。
「ひつじのショーン」を思い出す。
a0094449_08565049.jpg



呑気さんもいます。
a0094449_09040306.jpg

通り過ぎる間、私たちは道の端に寄ってます。今回は平行して移動だったからよかったけれど、場合によっては横断されちゃって、しばらく「立ち尽くす」ほかない時もあるんだそうです。振り返ったら、犬をつれた登山客が。でも、犬はおとなしく主人のそばを歩くだけ。羊たちは、ダーッと曲がっていきました。
a0094449_09035543.jpg

砂利道の途中にこういう風景が。石を積んであるのは、ここで休む人がいるからなのか。誰か亡くなったひとがいるからなのか。
a0094449_09033939.jpg

結構上まで上がってきたのかも。山の尾根が美しい。
a0094449_09163736.jpg
再び舗装された道が・・・。こうやって道を示す石があるんですね。
a0094449_09164220.jpg


アイダが驚いていたように、むしろ私のほうが、元気なままで今日のお宿に到着。とはいえ、到着した時はそれなりにバテていたので後から撮った写真。宿泊場所はこの建物の裏。素敵な石造りの建物はカフェです。よくガイドブックには人が座って食事をしているシーンが出ていますが、雨になるとそういうわけにはいきません(笑)。
a0094449_09190750.jpg

すぐに部屋に入れるのかなーと思ったけれど、11時過ぎまではダメとのこと。その間、ホットチョコレートを飲んで待ってます。
a0094449_09225179.jpg

あー、寒かったねー、と知らない人同士でも声をかけあう。ここはカフェも兼ねているので、これから何時間もかけてロンセスバジェスまで行く人もいる。
a0094449_09230004.jpg
自転車の人たちもやってきては、温まって、また走り始める。あ、朝、見送った彼も!
「自転車の人って荷物が少ないですよねー」
「もう明日であきらめそう。雨でびちょびちょ。」
見たら薄いジャケットしか着てない。レインコート持ってないの?
「だって、この数日、スゲー暑かったしさ」
本当に薄着で、このあとどうするのかしら・・・。明日も雨なのかしら?

[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-15 09:26 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

「ポ」と「ほ」を見る!

インターナショナルマッチデーが終わり、各国リーグが再開の今週末。
気分的には、おじいちゃんカムバック!のバイヤンの試合を生中継で見たいところですが、事情が許さないのです。
すごく気になっているのは、そのうちWMもダゾーンが買っちゃうんだぞーんみたいなことになったら、どうしようって。

スポーツは現場に行ってる人だけが支え育てているわけではありません。テレビの画面も支えています。みんながスマホでスポーツを見る時代になったら、一番最初にダメになるのは、野球・サッカー・ラグビー・アメフトなどのような集団スポーツです。日本でハンドボールが盛んにならないのは、リーグを中継するテレビ局がないから。
巨人があんなチームになってしまったのは、日テレが中継をしなくなったから。

サッカーだって同じことになるからねー。それでもたぶん私はサッカーが気になって仕方ないんだけれどね・・・。

さてさてさて。
疲れ切っている10月。少し休みたい。でも今日も午後から予定が。これは外せない。明日も午前中は外せない。

そんなことを思いながら朝の国際ニュース番組を見ていたら、本日のJリーグ中継のCMが。

おおおー。浦和vs神戸なんだー。
我が家では一度ポ王子を見に行こう!って話をしていたところ。
個人的には槙野とのマッチアップとかがいいなー。
しかも、いま軌道修正中の浦和の監督は実は同級生。

学生時代から「よくデキた」人という話しか聞こえてこなかった。底抜けに明るい人が多いサッカー部で、一人地味目だったのも、「デキる」感をupさせていたような感じが(笑)。運動部だったけど、よくできる人クラスにいたしなあ。
だから、前回、臨時監督になった時も「トップチームにS級ライセンスを持っているコーチがいない」という理由でユース監督だった彼が抜擢されたのでした。すぐに新しい外国人監督が来たからまたユースに戻るかと思いきや、トップチームでずっとコーチを続けて・・。

あれあれ?うちの、もといバイヤンのゲルラントおじいさんに被るストーリーじゃありませんか!(笑)。

今回も浦和の監督が代わるという話がネットで出回るようになった時、家人に私は言いました。「大丈夫、あそこにはホリくんがいるから」

いや、クン付けで呼ぶほどは知らないんですけどねー。学年が一緒だった、ということだけで、直接話したことなんて一度もないし。しかし、彼は、あの頃と全く変わっていなかった。

用意してある。

リーグやカップ戦は苦心してるけれど、ACLは神通力のような頑張りを選手たちに与えている感じ。
テレビ埼玉でひょっとして・・・と思ったらやっぱり試合の日は「浦和TV」があって、カントクコメントが流れるところでした。

年齢を重ねた彼がテレビに映っているのを見て、しみじみ「わー、なんか、いい感じに年齢重ねてるよねー」と思わず声をあげてしまった私です。羨ましい。
それを見た家人が「えー、同い年?そう見えないなー」と一応私に気を使った言い方をしてくれました。

この頃、自分の言動はオバちゃんなのに、顔もオバちゃんなのに、容姿もオバちゃんなのに、トータルで見ると自分が年齢においついていない気がして、本当に落ち着かない。同じ空間で同じ空気を吸った仲というか、リアルで知っている人が頑張っているのを見ると、自分に問いかけてしまいます。ああいう責任感をもって仕事をしているのかどうかって。仕事の大小とか量の多少じゃなくて、目の前のことに全身全霊なのかどうかって。

それとは違うレベルでの視戦も楽しみ。ポを見られる!ああ、彼が楽しそうにサッカーをしているシーンを見たい。

今晩は7時からばっちり見られるよう、夕食の準備を早めにしようっと。


[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-14 10:55 | 極東のサッカー | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(12)人の親切で入口に立つ

バイヨンヌで思いがけない「出所祝い」を見てしばらくすると、私たちが乗る電車の時間になりました。


今度は終点まで座っていればいいのねー。
a0094449_06021964.jpg
いつもだったら待合時間に駅の周りを歩くのですけれど、荷物のことがある。重たいので気軽にウロウロするわけにいかない。
駅では座って日記を書いたり(思えば、この日ぐらいだったなー、その日のことをその日のうちに書けたのは)、ボーッとしたり。そんな中、日本人はいるまい、と思っていたのですけれど、意外や意外!日本人の親子だとか、日本からグループでやってきた方やらを発見。「私一人じゃない」ことを実感。ただし、「一人で来ている」のはどうも日本人は私だけみたい。

パリから列車に乗り込んだときはリュックの人が思ったより少ない気がしたのですが、乗り換えた電車は終点が山の入り口とあって、ほとんどがリュック持ち込み組。
a0094449_06071567.jpg

先頭車両だったので、運転席がよく見えます。
a0094449_06071959.jpg
カッコいい車掌さんのカッコイイ制服。ベレー帽に「あ、バスクにいるんだな、私」と実感。
a0094449_06072573.jpg

車窓はこんな感じ。
a0094449_06072887.jpg
わー、山がきれい!
パリから一緒だった彼女を通して初めて知ったのですが、サンジャンピエドポーは、ピレネー越えの入り口なのですが、決して「フランス人の道」のためだけでなく、ここからスペインバスクへ向かう道でもあったのです。彼女はサンジャンでお友達と待ち合わせ、サン・セバスチャンやビルバオへ向かうのだそう。

駅に到着。
a0094449_06104631.jpg
田舎の小さな駅です。


a0094449_06104471.jpg
あら、日本人の人が観光でいらしていたのね(と写真を整理して気が付く)。

まずは観光案内所で今日の宿を紹介してもらおうか、と思って・・・と話していたら、駅から観光局まで短い距離とはいえ、一緒に歩いてくれました。
a0094449_06121246.jpg
そして、「じゃ、私の宿はこっちだから、ここでね」とハグ。
「いろいろ、ありがとう!気を付けてね!」「あなたもよ!」
中学生の基礎英語Iレベルの英文での会話となりましたが、基本はやっぱりここだ、と思いました。


観光案内所はすぐそば。
a0094449_06121837.jpg
観光案内所ではそれほど待たずに相手をしてもらえました。外国人慣れしているのか英語でスムーズに対応をしてくれます。挨拶もそうそうに、私の対応をしてくれた人が「ね、宿は決まっているの?」と尋ねてくれたので、実は…と言ったら、ここで取りましょうか?と。
彼女が3つあるアルベルゲ(いわゆる雑魚寝スタイルの宿)の特徴をそれぞれ教えてくれます。片っ端から電話をかけてくれることに。彼女のおすすめはメイン通りに面しているアルベルゲ。一度目は出なかったのですが、「直接かけてみるわ」とオーナーさんの携帯に。で、どうも私の情報らしきものをフランス語で伝えてくれている(様子)。
「最後の1ベッド、すぐに来るなら取っておくって言ってるわ」
「す、すぐに行きます、もちろん!」ということで予約完了。
「あ、ここでクレデンシャル(通過した町や宿泊した宿ごとにスタンプをおしてもうら必要がある。)も買えますか?」というと「どうぞ」といって1枚の紙にスタンプを押したものをくれました。無料でした。
そして「ブエン・カミーノ」(良い旅を!)と送り出してくれました。
バスクグッズがたくさんありましたよ~。私はシールを買いました。
a0094449_06133850.jpg


この「ブエン・カミーノ」はこのあと5日間、自分自身が口にして、自分自身が耳にした「お約束の言葉」でした。「行ってらっしゃい」という日本語がぴったり来ます。
世界各国の観光客に慣れているのでしょうけれど、若い方がきびきびと、ためらいなく、そしてこちらが言う前に「宿はとってありますか?」なんて尋ねてくれるというタイミングの良さにホレボレ。


いよいよ門を通り抜け、サンジャンの街へ入ります。
a0094449_06264989.jpg
アルベルゲの女性おかみが「まあ、あなたなのね」といわんばかりに歓迎をしてくれました。部屋の紹介、同宿する人たちの紹介。サックは絶対にベッドに上げてはいけない、食事は1階で。部屋で物を食べてはいけないというルールの説明、バス・トイレの場所の紹介などなど。
今日の部屋は「男女同室雑魚寝」。一段ベッドと2段ベッドが置いてあり一部屋10人ほどが一緒に寝ます。
a0094449_06142433.jpg
おおおー、これがそうなのね。着替えが気になるけど、まあ、原則は着の身着のままだから、ま、いっか。
シャワールーム。YHで鍛えられているので、気になりません。
a0094449_06143273.jpg
a0094449_06144069.jpg
入口で靴を脱ぎます。

いらないモノはリサイクルボックスへ。
a0094449_06143069.jpg
受付はこんな感じ。
a0094449_06145115.jpg

a0094449_06143688.jpg
リビングルーム。ここでは飲食が可能。


荷物を置いて、まずは、メイン通りを歩きます。ガイドブックによれば、巡礼事務所があって、スタンプをおしてくれるはず。
a0094449_06185014.jpg
みんな続々と吸い込まれていく。
a0094449_06185412.jpg

a0094449_06192027.jpg

ああ、これが道の印になるのねー。
a0094449_06192230.jpg
巡礼事務所で全路通しての地図を入手するつもりでしたが、ここではとりあえず、全体の高低がわかる図面と次の大きな街であるロンセスバジェスまでの略図を渡されました。その先の地図はその先のアソシエーションでもらうように、とのこと。ロンセスバジェスまでのポイントを説明してくれました。黄色い矢印に従って歩くこと。ここは(写真入り)絶対に右へいくこと、左へいくことなどなど。
困ってることはありますか?と言われたので、日本を出発する前にオリソンの宿をHP経由で申し込んであるのだけれど、全く連絡がなくて・・・と言ったら「あらら、電話してあげるわ」と。
で、私のことをこれまたフランス語で説明してくれていました。そして受話器を抑えて「絶対に明日はオリソンで泊るのよね?」と念押し。うなづくと、商談(笑)をまとめてくれました。「大丈夫、あなたのことは言っておいたから。ただ、到着時間が12時をすぎるとキャンセルされちゃうからね」と。

メイン通りといっても本当に小さな通り。
a0094449_06240665.jpg
お土産屋さん、飲食店が多いのですが、山道具を売っているお店もあります。たまたま、今日の宿泊所の近く。
そうそう、本当に私で終わりだったようで、私が到着していたときは開いていた扉は閉まっていた。
a0094449_06263723.jpg

荷物を送る時に備えて小さなリュックを買い求めました。荷物を送らなかったとしても、のちのち使うことができるようにと思って。日本にあるものと容量は変わらないのだけど、小さくなるもの。胸のところで留めて使うことができるもの。
一人で街を歩いている人たちがあまりに少なくてちょっぴり気弱になっているワタクシではありましたが、あー、これを買うことを思い出してよかったー、偉いぞ自分!と励ますように道を歩いていたら、電車で一緒になった人たちとすれ違いました。宿がなかなか見つからなくて大変だった、とか、ちょっと予想と違う宿だったとか。
全部歩く、という人たちもいれば、家族連れの人は、原則はバスで、途中天気が良い日は歩こうと思う、とか。でも私みたいに途中で終えるずこの夏休みのうちに最終地まで行くそう。確かに、日本から、そうそうちょいちょい来ることができる場所じゃないものねー。
しかし、社会人であるワタクシは、あえて、少しずつ歩くことを選んだんだもん。いいのだ、いいのだ。

歩かないで、自転車で行く人たちも!
a0094449_06235529.jpg
ということで、サンジャンで「さようなら」の人もいれば、また明日も会えるかも、という人も。こういう一期一会の在り方は、日常には体験できないので(職場っていうのはある種の固定化のかなにあるわけだから)、すごく新鮮。道を歩くという点では目的は一緒だけど、しなくちゃいけないことも一緒だけど、でも、「インディヴィデュアル」である、という感覚もしっかり感じられる。

ブラブラ歩いていたときに入った教会。そうそう、小雨が降り始めたのだった。
a0094449_06265455.jpg
中はこういう感じ

a0094449_06265891.jpg

食事に誘ってくれた人たちもいたのですが、少し疲れた感じ。それほどお腹がすいているわけでもない。ということで、部屋に戻り、シャワーを浴び、日本から持ってきたバームクーヘンやまだ残っていたトマトを食べて夕食終了。そして9時前にはぐっすりと寝てしまった(笑)。時々、遅く帰ってきた人たちが入室するときの騒音(結構賑やかに戻ってきた)で目覚めることも。それでも、なんだかんだと目を閉じたら寝ているのですけれどね・・・。

[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-11 06:32 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(11)お出迎え

*夏休みの思い出の記録です。連休最終日の今日、東京駅でたくさんの「リュック」を背負った人たちと行きかい、夏のあの日々が終わったことがまだまだ実感できない自分に気が付きました。とはいえ、振り返らずにはいられない。早く記録を仕上げなくちゃ、と思ってます*

バイヨンヌへの車中、だんだんとお隣の人と親しくなってきました。といっても、別に話をして盛り上がる、というわけでもないのですが。ただ、通じ合っているなあ、ってひしひしと感じるというか。フランス語、少しでもかじっておけばよかった、と残念に思っているうちに、TGVは遅れることなくバイヨンヌへ到着。1時間近く、時間を潰す必要があります。とりあえず、みんなの流れに従って、階段をおり、向かいのホームに併設されている待合室へ移動することに。

すると、なんだかズンチャ♪ズンチャというラッパ隊に加えて、力強いリズム隊の演奏が車内にまで聞こえてきます。車窓から見えた風景はこんな感じ。右側にリズム隊がいます。
a0094449_21262096.jpg


それだけではありません!私たちが降りたホームに降りる人が多いのもわかってますけれど、なんだか、ある一角だけ、単なる乗降という感じがしないのです。
a0094449_21265886.jpg
ヨーロッパの駅のホームは、日本と違って「入場券」なんぞは立ち入るのには不要なので、お見送りだのお出迎えだのという人たちが多いのは経験的に知っていました。
お見送りなのか、お迎えなのか、とにかく、みんなが興奮した感じ。ふつう旗までもっては来ないでしょう?
抱擁をかわす人たちの間に小さな男性がいることに気づきました。彼が主役なのかしら?
a0094449_21301166.jpg
私たちが向かおうとしていたホームにはもっとたくさんの人たちが!

何が起きているのかしら?人の流れに乗りながら階段に向かって歩いていると、ふと見えたのが、小さな男性。
どうもこの人が主役みたい。

この前のツールドフランスの優勝とか入賞者がこの街から出たのかしら?それとも、私が知らないスポーツの世界大会での優勝者とか?
それとも、俳優なのかしら?とにかく「熱烈歓迎!」って感じなのです。
え?またまた映画撮影のところに行き当たっちゃった?これ仕込み?
a0094449_21295911.jpg


気になるものの、私は、隣に座っていた女性に「ほら、行くわよ」と顎で向かいのホームを示されてので、ついていきます。どうも、次の列車は向こうのホームで待つべきらしい。

あんまり小さな男性だったので私たちと一緒に移動してきたのがわからなかったのだけど、しばらくすると、駅舎入口に近いホームに移動してきた。
a0094449_21331560.jpg
移った側のホームでは、なんと民族舞踊まで始まっていた。
a0094449_21332997.jpg
す、すごい!「私、すぐにそっちに行くから、先に行っていて」と待合室に入らずに急いで「現場」に戻ります(笑)。どこにいるかわからないかもしれませんが、この下の写真の中央あたりにいます。ホントに小柄な男性なのです。
a0094449_21332635.jpg
で、「何をしているんですか?」と突撃質問開始!
a0094449_21332172.jpg
しかし、みんな、首をふるか、英語ではない言葉でまくしたてるばかり。英語できる人はいませんか?というと、首を横に振る。
彼は誰ですか?ぐらいフランス語で尋ねられたらよかったのですが・・・。と、突然、「ケ、け?だ!」とある人の腕を引っ張って、知りたい相手を指さして「ケ?」と言ってみた。すると「ポリティカ」という。
え?あの自転車選手がポリティカ?
こちらの「?」マーク面を見かねたのか「こいつ、英語できるから」といわんばかりに「イングリッシュ、イングリッシュ」という人が現れました。
で、「何のお祭りですか?あの人は誰ですか?」というと「お祭りじゃない」という。で、よくよく聞きだしてようやくわかったのですが・・・。

ムショ帰りの政治家のお出迎えだった!

「俺たちはフレンチバスクだ。中央政府とは仲が悪い。彼はいい人なのに、逮捕された。長い事ここにいなかった。今日彼は帰ってきた。俺たちはフレンチバスクだ。だからダンスや音楽で彼を迎えるんだ。嬉しいよ」

写真じゃわかりづらいと思いますが、白いシャツを着ている人(この白シャツに赤いカマーバンドはバスクの伝統的な服装であると、後から知りました)、その後ろのレンガ色のTシャツを着た人たちは、伝統音楽に乗ってジャンプしたりしながら踊っています。写真は飛び上がっているところです。
a0094449_21454093.jpg

いまは沈静化されているのか、日本のメディアが取り上げないだけなのか、スペインのバスク地方の独立問題は知っていましたが(だいたい、2000年になるぐらいまでは「テロ」といったら、バスク独立戦線の十八番だったように思うんですが・・・)、フレンチバスクも中央政府と仲が悪いんですか・・・。
a0094449_21461059.jpg
本当はビデオでとりたかったほどでしたが、人だかりのなかで、しかも慣れない土地で、カメラをずっと向けてるのは失礼だろうし、スリに遭っちゃったりするとなんだし、と写真を数枚とって、待合室に戻りました。しっかし、相当愛されてる政治家なのだろうな、と思います。お祭り騒ぎでしたからね!

もう少し、いろいろなことをおたずねしたかったなあ。やっぱり訪問先の言葉ができるとトクよねえ、と思いながら待合室へ戻ります。


[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-09 21:48 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

父ちゃん、負けなしで予選を終える

この半年、いわゆるGWも含め、「連休」として家に複数日いられる日がない・・。私にはハッピーマンデーっていうものがないんですよー。たいていが休日出勤も含め、出勤しなければなりません。

今日も出勤ですよー。しかも用地がいつもと違うところ。天気が良いから嬉しいけれど(せめて天気ぐらいよくなくちゃ)。

ということで、アゼルバイジャン戦をちらちら見ながら出勤の準備(用地先へ向かうためには6時半には家をでなければなりませぬ・・・)。
父ちゃん幼稚園のロシア遠足前の公式戦はすべて「負けなし」で終わりました。

今日も出勤のため、起きたのは4時15分ごろ。試合はすでに30分近くたっていて、ちょうど、ムスタフィが両肩を抱えられて退場しているところ。

何があったの!?アナウンサーがドイツはあと1枚しか交替枠がありません、とか言ってるし。その交替枠の時間帯なのか、アゼルバイジャンに1点返されて1-1。
あらら~、ここで負けちゃったら、父ちゃん、最後の最後にケチがついちゃうよねえ。

しかし、ハーフタイムに父ちゃんは「そんなやる気のない子はロシアにはつれていけましぇん」とでも言ったのか、後半は怒涛のゴールラッシュ。
ジャンがまるでケディラのように見えるほど、頑張りまくってました。
父ちゃんもいよいよ覚悟決めたのか、前半は気が付かなかったけど、後半は巻いてましたね。

ムスタフィの交代しかわかってなかったけれど、あらら、もっと早い時間にズーレが交代だったのね。どちらも怪我とのこと。大丈夫かしら・・・。

ということで、父ちゃん、負けなしで公式戦をがんばってます、な朝でした。
私も仕事がんばらなくちゃ。どんな仕事も私は面白がっていますが、特に月曜の用地が違うところでの仕事は、一日がかりで、用地内での移動もあったりと、こうやって「書くと」と大変そうなのだけど、実は、一番好きな仕事。まさか、こういう仕事もさせてもらえる「社会人」人生になろうとは、30年前の私には想像もできませんでした。いつまで続くかわからないけれど、人のご縁でしている仕事なので、自分一人だけではなく、相手あってのこと。頼まれた人のメンツをつぶすわけにもいかないので、ますます気合がはいります。

とにもかくにも、父ちゃん、お疲れ様!


[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-09 06:01 | ドイツ・サッカー | Trackback | Comments(0)

靴を選ぶのはむつかしい

基本的に、私はあまり冒険はしません。
だから、服を買うのも、化粧品を買うのも、靴を買うのも、たいてい同じお店。

ということで、家人いわく「いつも同じキミ」ということになるのですけどねー。

靴は時々違うお店で買うことが。それもファミリーセールで。半額以下になっている靴だから、失敗してもいいや、って気持ちで。

靴は本当に難しいですねー。私自身は通勤時と就業中の靴を履き替えます。就業時の靴はいつも同じお店で買ってます。通勤時の靴はさまざま。
服がカジュアルでない時の靴は「いつも同じところで買う」靴なので、靴擦れはおきないのですが、カジュアル用の時は本当に難しい。
職場のおしゃれ番長からは、カジュアルな靴は少し大きめを買って靴下で調整しなさい、と言われたのだけど、おとといかったクラークスは靴下を着用して履いたときですら大きかったらいいかなーって、いつものサイズを買いました。
正直、もっと欲しい靴も、なぜかパカンパカン状態で・・・。

昨日、一日はいたら・・・うううー、なぜか私の足の丈が大きくなったのか、指が長くなったのか、踵がこすれる。大きな水ぶくれまでできちゃっていた。
次回履くときは、ヴァセリンを塗ってから靴下をはいて履こう・・・。

でも、数回はいたらバザーに出すことになるかも。やっぱりやっぱり0.5サイズ大きいのにしなくちゃいけないんだわ。番長の言うことはいつも正しい。

[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-08 07:28 | 日常 | Trackback | Comments(0)

おじいちゃんが帰ってくる!

どうか、トゥヘルではありませんように。
どうか、チウリップ監督が戻ってきませんように。

とこの数日は思っていましたので、いま、バイヤン公式から届いたメール(FCB.TVのメンバーですからね!)を見て、165.png

ユップおじいちゃんが今シーズンは体調に気をつけてベンチに座ってくれる、と知りました。


The board of FC Bayern München AG and Jupp Heynckes have today reached an agreement until 30 June 2018. Jupp Heynckes will take over the position of head coach of FC Bayern München from Monday (9 October). Peter Hermann and Hermann Gerland will join Heynckes as his assistants.

に加えて!
ゲルラントおじいちゃんも帰ってくる!!!そっちのほうがもっと嬉しい私です!
ペーター・ヘルマンさん(って、えーっと誰だっけ?とググったら、まずアメリカ人俳優がヒット。Fussballといれたら、11-13シーズンにアシスタントコーチだったのね、ということと、日本人がフロントにかかわっているデュッセルドルフの監督やらフロントにいたりという人なのね)とヘルマン・ゲルラント。ヘルマンつながり(笑)がユップおじいちゃんを支えます。
これまで2回バイヤンの練習を見ましたが、ゲルラントおじいちゃんがいてのバイヤンだ、という思いを強く抱いているワタクシです。もし、今シーズン中にミュンヘンに行くことができたら、今度こそゲルラントおじいちゃんからサインをいただきたいです。

なのに、うちでは、おじいちゃんの復帰戦を日本語解説付きリアルタイムで見ることはできません。
我が家では、ダゾーンと私が言えば、家人が独占禁止法違反だぞーん、とツッコミを入れるという、ベタな夫婦漫才状態になっているほどです。多様性のこの時代に、簡単にテレビで見られないなんて。絶対に、あの会社のトップはスポーツの試合を「接待」でしか見たことがないはず。間違いなく、最初の15分ぐらいを特別席で見て、あとは黒塗り車でおかえりになるっていうタイプなんだろうと思う。

サッカーをテレビの世界に返せー!

・・・閑話休題。

いずれにせよ、ポ王子がBildに極東から吠えてくれたように(笑)、「バイヤンにはドイツ人の監督がよく似合う」。

でも、ポ王子のその記事を読んだときも思いました。トゥヘルはバイヤンの器ではない、と。だいたい、ドルを何でやめることになったのかを考えたら、いまのバイヤンはムリだろうし、正直、今後もトゥヘルが大きく人柄を変えない限り、バイヤン招聘は無理だと思います。
だって、アンチェロッティ解任の裏には、戦法や練習方法に文句がある5人が・・・というのがメディアの言い方だけど、要するに、5人に限らず選手たちがロッカールームでバラバラなのに、戦術だけ巧い事を教わったらピッチでは一致できるようになって、またロッカールームも雰囲気が良くなって、分かり合おう、とか言って、イケイケチームになりました、とでも?

ありえないでしょう、って。だからユップおじいちゃんやゲルラントおじいちゃんが戻ってくると知って、レジェンドってこういうふうに使うのねーとある意味感心しました。
バイヤンから「レジェンド」認証された人たちが取るべき「ノブレス・オブリージュ」の見本っていうことなのかなあ?

5人が誰だか知りませんが(私は、ウリおぢさんが言った「5人」っていうのはハンドルネームみたいなもの?と思ってます)、さあさあ、ここから気持ちを切り替えて、ピッチのみんなもがんばろう!
これで負けちゃったら、あーたたちのヘボっぷりが揶揄される以上に、レジェンド中のレジェンド、バイヤンにトリプレをもたらしたユップおじいちゃんとゲルラントおじいちゃんと、選手だけでなくコーチまで、とツッコミを受けそうな世紀の引き抜きで獲得したペーター・ヘルマン(現役の「フォルトゥナ・デュッセルドルフ」のコーチです)が世間からバカにされちゃうんだから!

でも、次節の「フランクフルト戦」はサニョルvsコバチという監督対決を見てみたい気が・・・。いや、いまのバイヤンにそんな「遊び」ができる余裕はありませんよね。

このままドルが突っ走る可能性大ありな「秋の王者」レースですが、いいの。私からすれば今年のバイヤンは小さな耳が取れたら「褒めて遣わそう」だわ。ノックダウン式で勝ち抜くっていうのが、この数年のバイヤンはホントーにヘタクソだから。

と、ここまで書いて、フト気が付きました。サニョルはこの先バイヤンでどんなお仕事をできるのかしら?彼だってレジェンドの一人なんだしー!

[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-07 07:44 | バイヤン | Trackback | Comments(0)

これを危なげない、というのでしょうか

父ちゃん幼稚園の保護者のみなさん。ロシアへむけての準備が始まりました!

a0094449_06462775.jpg

昨日は疲弊の一日で、帰宅したら10時。
何も食べずに寝よう、と思ったのに、菓子パン二つを買っていた。だけでなく、セブンイレブンでは「ラムレーズンアイス最中」まで買っちゃっていた。アイス最中のよいところは、好きなだけ切ることができるので、全部を食べなくてもいいのだけど、とにもかくにも、夜10時に食べる量、内容じゃないものをおなかに収め、関取のように速攻で就寝。

どすこい!

で、目覚ましをかけなかったので、起床は朝5時10分。

どんまい!

試合はちょうどドラクスラーがザネに交替するところ。
ドラクスラーは相変わらず無表情、もとい、ポーカーフェイスでピッチを後にするところが大写し。

どうして?

70分ぐらいで2-0。TBS2のアナウンサーはいつもの彼ではない。解説も新しい人?10月になったので担当替えがあったのか?とにかく、ピッチ上の父ちゃん幼稚園児といっしょ。口調も質問も解説も・・・。

どんくさい!

まだ試合終了まで15分はあるアウェイのピッチで、キミッヒらしき男子とボアテング(髪の毛の色をああいうふうにすると、どうしても悪ガキのほうのお兄ちゃんを思い出すからやめてくれないかなー)から出すボールはバックパスばかりで、シロウトのワタクシですら、「おーい、残り試合の時間を両手を使って計算してごらん!」と心配したくなる。案の定、ヒヤリとするところが。でも、とりあえず、これまでの園児たちと違って、ピッチ上のゲシュタルトには特徴のない集団化していた今日のメンバーの誰かが、抑えて事なきをえた。それをTBSのアナウンサーと解説者はドイツはやっぱり落ち着いている、危なげないだの、スゴイだのと、高揚した口調で褒めたたえる。

どついたろか!

父ちゃん幼稚園の、「僕たち、これから何をして遊んでいいのかわかりません」といわんばかりのボールのやりとりに
北アイルランドのワシントンがいつの間にかゴール前に!

どっから?

ワシントンは最後の最後まで雄姿を見せつけます。ホームのファンたちは大声援。あ、ああー、決まっちゃうかも!

どっきり。

幸いにもそのときも決まらなかったからよかったけれど。
80分になった時、下手したら2点ぐらいあっという間に入れられちゃうんだから!得失点差っていうのも大切じゃないの?
勝ち試合でも終了間際に失点1はお約束、という悪い癖があの園児たちにはついているのがWM14以来気になってしかたないのだけど・・・

どっひゃー。

やっぱり最後に1点返された。その字幕を見て気が付いた。そうだよ、今日の北アイルランド戦って、父ちゃん幼稚園のロシア遠足決定のお知らせを作る日、だけでなく、「2位チーム」である北アイルランドとの頂上決戦、だったはず。セットプレーからの失点・・・。ロスタイムの時間によっては、もう一度同じような状況になったら同点じゃん。

どうしよう。

失点後の再開のところで試合終了。父ちゃんの姿が映らないので、今日の服装チェックができてない。

どんな感じ?

チラと映ったところでは、父ちゃん、首に巻いてるようだったけど、単にタートルネックなのかなあ?
えーっと最初の70分を見てないのでなんか今日のキャプテンもはっきりしてなかったなあ。「ミュラーの交代の時にキャプテンマークを別の選手に渡します」というアナウンサーの声が聞こえてきた時、すかさず心の声が呟いていたぐらい。

どこのどいつ?

「別の選手じゃないでしょっ!手元の背番号表をさっさと見て言いなさいよ!」とつぶやきながらお弁当のおかずを何にしようかと考える。ってなことで、80分すぎにミュラーがキャプテンだったらしいというのはわかったのだけど。
ミュラーがキャプテンである必要があるのでしょうか。彼はキャプテンらしいのでしょうか。もっとパフォーマンスを挙げてほしいんだけど。目立たないけどいぶし銀のように効いていた、ってこともなく、ただ、ワーワー大声をあげていた。

どうでもいい。

最後の20分ほどしか見てなかったのですが、最初の70分は面白かったのでしょうか?点を取った時間帯をみると前半はよーしっ!って感じだったのかも?

失点前、ドイツは3点になっていた。キミッヒがすごく狭いところを巧くつく、いわゆる「スーパーゴール」。TBSのアナは解説者から「狙っていました」という言葉をどうしても引き出したいらしい、という言葉のやり取りのほうが印象に残る時間帯でした。私はキミッヒは右SBではなくもう一つ前、ミュラーのところで使うべきだと思ってます。アナウンサーたちが「若い・すごい」とほめたたえてますが、正直、私は彼からはミュラーと同じ匂いがするのです。
「安定感」がないっていうか。
同世代の中では、確かに頭一つ上なんでしょうけれど、右SB不足だから20パーセントぐらい甘めの評価じゃないのかなあ、って。私の思う安定感っていうのは、「マズい」時に軌道修正をチーム全体に仕掛けることができるってこと。スイッチの切り替えができるってこと。その瞬間、瞬間に、とりわけ「いい時」に「上手にできました」なことは、代表レベルだったら当然そうじゃなくちゃ困ります、だってどうして誰も言わないんだろう。
キミッヒのプレーはゴツゴツ系だからピッチで目立つ。でも、機能していない時も多い。ミュラーがまさにそうで、最初は代表レベルの大会で機能できない状態だけだったけど、いまや、毎週のクラブでも機能できていない。

「ここできっちり」というか、職人芸というか、絶対安心というか、そういう選手がいない試合だったなあーって。
粒はそろっているけれど、彼らの平均をとって考えると、ロシアWMは大変になるのかしら?それともコンフェデのように意外な感じで進めていくのかしら。

父ちゃん、今度の引率、大変かも~。まずは、父ちゃんのその「指の癖」を矯正するところから・・・(笑)。
a0094449_06331339.jpeg

きっと最初の70分は面白かったに違いない、いや、前半は特に面白かったはず。今日は早めに帰宅できるといいんだけどなあー。夕飯食べながら試合を見たいです。
[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-06 06:49 | ドイツ・サッカー | Trackback | Comments(0)

録画し忘れるところだった!

父ちゃんはDFBから年金を貰うんでは?とクリンシーにいわれるほど、長期政権化しています。
父ちゃんの契約、2018年までかと思っていたのだけど、20年までなんですよねー。先日のバイヤンのファンクラブの集まりのときにチラと耳にして、実はワタクシ、内心は改めてびっくりしていました。
父ちゃんはうちの家人と1つ違いだから、契約がまっとうされたら60歳になるってことだよね。

お子たちを飽きさせないように、自分も飽きないように工夫だけで大変な気がしてきた・・・。

そして、集まりのあと、アンチェロッティのバイヤン監督からの解任事件があった時に、彼の年齢を見て、びっくり。
アンチェロッティって実物も比較的近くで見たことありますけど、とてもうちの家人と2つ違いだなんて。いくら、日本人は若く見えるといっても・・・。もっとおじーさんなのかと思っていた!

父ちゃんはニベアの魔法で若返りのクリームを塗ってるに違いない(笑)。よく見ると年齢を重ねてきたんでしょうけれど、いわゆる「日本デビュー」がすごすぎたから(眉毛が引っ付いてるだの、隣のクリンシーに比べると今一つ服を着こなしてないだの)、目立たない。父ちゃんが代表カントクになって以来、1年あまりで人目に付かないようにバージョンアップして、それ以後、この10年は「うまく維持してる」ところはすごいなー。

ある意味、父ちゃんの状態が21世紀のドイツ代表のカノン状態になりつつある。でも、負けがないのに、いまだ、ロシアWMへの切符を取れていない父ちゃん幼稚園。あんな(爆)日本でも切符取ったのになあ。

時折、次の予選は10月5日、って思っていたのに、もう10月になったことは、プライベートでも10月は一区切りの月なのでよくわかっていたのに・・・。
今朝、ハッと目覚めました。10月5日は試合だ!って

時差があってよかったー(笑)。急いで録画予約をしたところです。今晩で決めてほしいなあ。

お約束のロイス以外にも、ノイヤーも離脱、ほかの選手も「調子いいです」って選手はAチームは少ない様子。Bチーム扱いだったコンフェデメンバーに期待、なのでしょうか?

父ちゃん、さっさと首になにか巻いて、出場をきめてくださーい!


[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-05 06:57 | ドイツ・サッカー | Trackback | Comments(0)

チョ・ドンヒのライブ

知り合いから紹介されたチョ・ドンヒのライブ。
荻窪駅から徒歩5分ほどのRooster Northside Ogikubo。
明日、時間がうまく取れたら行ってみようと思います。

a0094449_21223031.jpg

チョ・ドンヒ(조동희 Jo Dong Hee) プロフィール

1973年生まれ。父チョ・グンハは映画監督。長兄ドンジンは有名なフォーク歌手で、次兄ドンイクは韓国ロック史上重要なバンド、オットンナルのベーシスト。92年に長兄ドンジンがハナ企画を立ち上げると、作詞家として音楽界にデビュー。2002年には韓国ロックの父、申重鉉の次男ユンチョルが率いるバンド、WonderBirdにボーカルとして参加。結婚・出産を経て2011年にソロアルバムを発表。2016年、映画「ムヒョン~二都物語~」の音楽監督を務める。2017年には兄たちと作った音楽事務所penicilliumの代表に就任。8月に長兄ドンジンが他界。事務所代表として追悼コンサートやCDボックスセットの発売に奔走した。


youtubeで1曲最近のOSTを聞きましたが、いい感じですよ~。



[PR]
# by eastwind-335 | 2017-10-03 22:03 | Musik | Trackback | Comments(0)

日はまた昇る!(10)雨の朝、パリを発つ

いよいよ!ヤコブへの道の歩みを始める朝が来ました!
普通は、こういう日は朝早くから出発したくなる性分ですが、取ったチケットが10時前出発の電車。
ということで、朝ごはんをホテルで食べることにしました。

日本に入る時から、この日はパリは雨だ、と予報になっていたので、雨の朝であるのは「予報通り!」だったのですが、まさか、初日からザックにレインカバーをかけることになろうとは!

さてさて、前日、フランスのサンジャックの道の起点に行ったんだから、予定より一日早く、道行が始まったのだなーと思いながら、テレビをつけたら・・・。
a0094449_15003893.jpg
どっかで見たわ、この図。右の女性はレポーターです。すっごく気さくな雰囲気の女性でした。日本の「女子アナ」だの「お天気お姉さん」と比べると、フツー度がすごく高い。フランス語はわからないけれど、わからない気がしないのは何故かしら。

a0094449_15010774.jpg
「ここ、昨日、わたし、行ったとこじゃん!」
a0094449_15022648.jpg
フランス2の朝のニュースショーには「パリ内でおでかけ」コーナーがあるようです。そこで、まさに私が前日みたのと同じ風景を同じ天気の中で紹介!

こちらが取材時のガイドさんだったそう。
a0094449_15040414.jpg

そうそう、こんな感じでガイドされたんだった!
a0094449_15041913.jpg
たぶん、こういう放送があるってことは、通な場所なのでしょうね。
a0094449_15031003.jpg
この旅行の準備の段階で、その準備のために私なりに勇気を出して参加した場で一緒だった方と偶然再会し、この旅のアドバイスをいただいた。やっぱり、「いま」が歩き始めなんだ、と、第三者が見たら根拠のない理由(父に言わせれば「杜撰」)で自分の行動を正当化した私。
長い時間をかけて望んでいたことをしているだけなのに、と大声で言いたいけれど、日本の山だって上ったことがないオバちゃんが一人で海外の山歩きだなんて、確かに「思いついたことをしたいようにして」と思われちゃうんでしょうね。

でも、やっぱり「いま」だったんだ、と、サンジャック塔の放送を見て、改めて思いました。だって、放送されるのがわかっていて見たんじゃなくて、偶然見たんですもん!

a0094449_15034074.jpg
行ってきます!ヤコブさん!

ウキウキしながら、このホテルでは初めて、食堂での朝食を頂きます。
a0094449_15101458.jpg
品数は多くないと聞いていたのですが、フランス人のふつうの朝食よりはあるんじゃないかしら?
a0094449_15103244.jpg
こちらからも少しチョイス。
a0094449_15101998.jpg
青汁は野菜代わりでーす!日本にいるときは全く飲む気はないのですが、旅行に行くときは必ず持っていき、ヨーグルトなどに混ぜます。
a0094449_15103671.jpg
…ヨーグルトがないときはそのまま口に含んで水で飲みこんじゃいます。
食事を終えて身支度をして、余裕をもってホテルを出発!

が、なんでもスイスイとはいかないもの。
チェックアウトの時に、再びこのホテルの泊まるのでスーツケースを預けたいと言ったら、その日のフロントの人が「あずかれないです」と。
え?え?
「あなたの同僚から預かりますってメールが届いてたけど?」と言ったら、「聞いてない」と。
私も今更スーツケースを引っ張ってピレネーを超える気はないので、「あなたの同僚は私にタダで次の宿泊まで預かります、とメールを送ってきました」と言いました。
「スーツケース問題」がこの旅行の一番の問題で、解決策がこのホテルだったわけだから、譲れません。
「あずかる期間が長すぎる」というので「あなたの同僚はそれを含めて問題ないとメールに書いてきた」と言ったら、「本当はダメなんだよ」といいながらフロント近くの棚の扉を開けてくれました。やれやれ。(後日、家人にその話をしたら、そんなのすぐにメールを見せたら解決できたじゃん、と笑われました)

なお、チェックイン時にはサービスで10ユーロで朝食つけるけど、と言われてましたけど、チェックアウト時には定価通りの13ユーロ取られました。それは黙って払いました。フロントの人が違えばいう事も違う、ということはあってはならないけれども、スーツケースを預かってくれるんだったら・・・(笑)。そして「言った言わない」は録音でもしない限り証拠がないしね。電車の時間もあるから、ここでトラブっている暇はない。ああ、これが「人によっていう事が違う」っていう「あるある」なホテルでのトラブルなんだろうなー、とわりと客観的に状況を見ているワタクシ。

あー、旅の始まりがこれだなんて・・・、と小糠雨のなか駅まで急ぎます。傘をささず、レインコートのフードを被って歩きます。ふと、窓にうつる自分を見てしまいました。
・・・色は似合うけど、フードを被った格好は悲惨だなあー。

今日の目的地は、ピレネー越えの始まりの地であるサン・ジャン・ピエ・ド・ポー(略して、サン・ジャン)です。
乗り換えはバイヨンヌで1回。
4時前にはサン・ジャンに着くから泊まるところもどうにかなるかなー。あっちも雨でしょうねえ・・・。
やっぱりもっと早くにチケットの手配をして、8時ちょっと前にでる電車で出発し、1時にはサン・ジャンに着くべきだったかなーと駅で早くも反省モード。
ええ。最初に時刻表をチェックした時(まだ4月頃)は1本前にも安いチケットが出ていたのですが、7月頭には2時間後のものからになっていたのでした。
ただ、パリでのホテルがどこになるかが決まっていない時だったので、10時ちょっと前という時間帯が一番よいとは思ったのですけどねえ・・・。

駅は列車を待つ人たちでいっぱい。でも、いかにもこれから登山ですって人がいないのはどうして?!。
a0094449_15165988.jpg
席に座って、ホーム番号がわかるのを待ちます。
a0094449_15170662.jpg
あ!
a0094449_15172958.jpg
あれ?あれ?バイヨンヌ行きじゃないの?
でも列車番号は一緒。
さらに!車両番号によっては行き先が違うらしい!
予約しておいたから予約車両を探していて気が付いたけど、わー、予約してなかったら大変だったわ。

と「予約してるから席はあるし~」と余裕の気持ちでいて、モニターをカメラに収めていたのですが、なぜか皆さん急ぎ足。

急ぐ。走る。
a0094449_15211310.jpg
尋ねる。
a0094449_15212267.jpg
もう一つ先なんだーと私も急ぎ足に。
乗車!車いすの人もちゃんと乗り込めるように手伝いの人がつきました。
a0094449_15225906.jpg
車内に入ってわかりました。荷物置き場確保ですね!
しかもTGVは2階建てで(どの車両も!)。私は2階の席を抑えてあったのですが、これが結構急な階段。ザックだと背負えばいいだけですが、パリからフランクフルトへも確か2階建ての2階を抑えておいたんだった・・。

2階の席からの眺めはとてもよかったです。予約した席は通路側でしたので、遠くから撮った写真ばかりですが、こんな風景が広がっては、
a0094449_15243749.jpg
街の駅に着き、
a0094449_15244164.jpg
また、風景が広がる。時々晴れたり、グッと雨が降ったり。
a0094449_15244666.jpg
私の座った車両には、車掌さんたちの休憩場所が設置されていました。最初は、特別室みたいなものかな、と思っていたのですが、扉が開いてなーるほど、と。ここで食事をとったりするんですよ!
a0094449_15244304.jpg
必要なモノはサブバックにいれておいてよかった。当座、私のザックはふつうに置けたのですが、食堂車に向かう時に荷物置き場をチラとみたら、私の荷物の上には誰かの荷物が乗っていました。お互い様。
食堂車はこんな感じ。店員が一人しかいないだけでなく、なんだか手際が悪い人だったようで、実は車両の向こうまでお客さんがいたんですよ。
a0094449_15322111.jpg
しかし、そういう思い出は語るほど写真には収めていない。お昼に食べたもの(無印のバームクーヘンやトマト)すら。たぶん、私が思っていた以上に緊張していたのだろうと思うのです。
あと、お隣に座っていた女性の第一印象がかなり厳しい感じでして。同じような山の恰好をしている人だったけど、最初に挨拶をしたときも随分とそっけなくて。
あとから私がバイヨンヌまであと何駅なのか、って尋ねてわかったのですが、彼女は英語がほとんど話せない。隣の私が話しかけてきたらどうしようと思ったみたい。しかし、こちらがいうことはわかってくれるようで、彼女の持っている地図を使って、彼女が歩くのはフランス人の道ではなくて、サンジャンで待ち合わせているお友達と北のバスク地方を歩くことを教えてくれました。

しばらくすると、彼女が「バイヨンヌ」と言いました。降りる準備をしなくちゃ・・・。乗り換えですよ。

[PR]
# by eastwind-335 | 2017-09-30 20:22 | 旅の思い出17ヤコブの道 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335
プロフィールを見る