引退か・・・

前世紀の終わりから今世紀の初めにかけて、私はバレエにわりと頻繁に通っていた時期があります。
お友達が誘ってくれたからなのですが。その友達は、いまはお母様の介護が始まり、夜は出かけられず、私は仕事があるので夜しか出かけられず・・・ということで、この数年はご無沙汰していました。

家人はバレエには関心がなかったのですが、出張先でバレエに出会い、このごろ、彼一人で立て続けに海外バレエ団の来日公演に行ってます。私もこれまで2度ほど一緒にでかけました。

一昨日は、オペラ座を引退したルグリの公演を見てきました。
彼の全盛期(?)を見たことがあったから、という理由で、私のほうが関心があった公演ですが、なんといっても良い席は高すぎる。すると、家人が一番安い席だったらついていく、と言い出したので、急遽、コンビニでチケット手配。
天井桟敷みたいなところで見てきました。

私が見たことのあるルグリは、古典を踊るルグリだけでしたので、今回のようなコンテンポラリーは初めて。
そして、私がルグリを思い出すときにはもれなくついてくる(何故に?)オルリー・デュポンもこの公演に出ていました。
その名のとおり鳥のように羽ばたいてるフォーゲルとデュポンの踊りに釘付け。彼らのすごいところは、ゆっくりした動きの美しさなのです。日本のバレエ団も群舞として出てきていて、フォーゲルやデュポンと同じ動きを(彼らがいないところで)するのですが、演出上かもしれませんがパタパタした感じ。そして身体が細い・・。細すぎる感じすら。デュポンたちも確かに細いのだけれど、体躯がしっかりしているというのがわかります。手足が長くなった、顔が小さくなったと言われますが、舞台に出ると薄っぺらい感じがするのは、日本人と欧米人との骨格の違いだから仕方ないことなのでしょうね。

ルグリのコンテンポラリー物。年を重ねるとコンテンポラリーに行っちゃうのは仕方ないことなのでしょうね。派手な、いかにも「コンテンポラリー」いうものよりは見やすかったですが、音楽が眠たくなりそうで・・・(笑)。舞台も暗いし・・・。粗筋があるわけでもないから、眠たくて眠たくて・・・。

ルグリの引退公演となっていましたが、これからパートナーとして組んでいくつもりなのか、コンテンポラリーの演出もする現役ダンサーとの作品(世界初演)が一番の目玉だった様子。1時間休みなしの作品、正直言って、時々意識が飛んでしまいました。起きている間には、ルグリはやっぱりルグリで、相手役を立てていました。俺様ダンサーにはない穏やかさが彼の周りに漂っていました。

先日、公共エイセイ放送でルグリの特番がありました。指導者としてもうまくやっていけそう。
私と同世代の彼、どういう人生を歩むのか、ちょっと気になります。
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Commented by バート at 2010-02-07 07:40 x
おおっ!バレエ。文化的。
こっち方面にも明るいんですね、東風さん。素敵な趣味人ですね~。

話は変わりますが、最近のハンブルクの話題はファン・ニステルロイの加入と帰ってこられないゲレロで持ちきりです。
飛行機恐怖症て、少なくとも「行った」んだろうに(笑
この話でデニス・ベルカンプを思い出しました。彼はすごかったなー!
全然関係ないコメントでしたね。すみません。。。
Commented by eastwind-335 at 2010-02-09 20:48
バートさん、こんにちは。
いや、明るいというよりも、ほのかに見える光に向かって、あちこちにアザをつくりながら匍匐前進しているような感じといったほうが早いのですけれど(笑)。

私もゲレロったらどうやって故郷に帰ったのか、とギモンに思ってます。ひょっとしてヒッチハイク?海は船で越えた?(うそうそ)。本人のためにあれこれと面倒を見ているチームにも感心しています。
ファン・ニステルロイの加入でチームがまた一段と力強くなりそうで・・・。というか、私がびっくりだったのは、本当に加入したんだ!ってところです。後半戦、楽しみですね。
by eastwind-335 | 2010-02-06 06:23 | 日常 | Trackback | Comments(2)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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