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速報!フランクフルトのおかあさん

日付変わって、本日未明、うちの母が無事に日本へ帰ってきました。
フランクフルトでは、雪のために、離陸できるのかわからない機体の中に2時間ほどいたそうですが、翼の雪を溶かす機械が作業したおかげで無事に離陸。ソウルでのトランジット時間が短くなったけれど、おかげで仁川で飽きることもなく・・・だった様子。

時差ボケ防止のために、先ほど電話をかけたところ(私が帰国した時もそうやって母が私を起こしてくれる)、いやあ、あはは・・・。

ウチのお母さんは、ファン・ブイテン兄状態でした←ツアコンさんに「結構、酔っ払う人がいますからねー」と言われ、自主的にGrueweinはノンアルコール。でも長靴型じゃないそうです。
ウチのお母さんは、自由行動日にフランクフルトのハウプトバッヘから中央駅までのSバーンで高校生らしき男子二人に席を譲られ、カタコトの英語で中央駅までお話をしたそうです。一人は「うわー、ボク、ヤパーナ(←多分、ヤパーナリンと言ったはず)と話したのは初めて!」とスゴク興奮していたそうで、親切にも乗り換えまで付いてきてくれたそうです。ちゃんと、母は「ダンケ!」と言えたのでしょうか?Danke, Junge!
ウチのお母さんは、せっかく彼らが連れて行ってくれた停留所で、間違った番号のSバーンにのり、ヘンデルとグレーテルのように覚えていた「パン屋」が見えず、いつまでたってもMesseとも車内放送が聞こえず、ようやく自分が間違ったことに気付いたそうです。割と早いところで気付いたからよかったけれど、その後は、窓ガラスに額をべったりつけて、降りる駅の傍にあった「パン屋」を見逃さないよう必死だったそうです。
ウチのお母さんは、ゲーテハウスに行く途中ですでに道に迷いそうになったのですが、ご親切な日本人夫婦が「私たち、今行って来たところなんですよ!」と入口まで連れて行ってくれたのだそう。ご親切にありがとうございました!

まだ時差ボケ&興奮気味の母は、時系列を無視して話していたので、まだまだアハハ(トホホ)ネタが出てきそう。娘としては、無事にそして楽しくドイツから帰国してくれたので嬉しく思います。
ちゃんとSバーンのチケット買えるかしら?と思っていましたが、偶然にも同じホテルに宿泊中の某大手旅行会社の(現地)ツアコンさんが、ご親切にも、母にもSバーンのチケットの買い方を教えてくれたのだとか。本当にご親切にありがとうございました。
私もシカと注意しておきましたが、ツアコンさんからも無賃乗車に対する注意があったそうです。「でも、検札はやっぱり来なかったわ」と残念がる母でありました。

母は、方向音痴を自覚して、どのマーケットでも半分ぐらいで折り返すのがほとんどだったようですが、それなりに楽しんできたそう。唯一残念だったのは、日本人の中でも小柄な母にとって、インビスの机は高すぎるらしく、あれこれと美味しそうなものを立ち食いできなかったことみたいです。
予想外に早く日が沈むのも残念だったみたい。本屋も行きたかったのに、と申しておりました。今度は夏、いつまでたっても明るい時に二人でドイツへ行こうね!というところで、90分にわたった電話を切りました。
Commented by snowdrop99 at 2009-12-20 15:54
え、お一人で行かれたんですか?
もしそうならさすが東風さんのお母様ということで。
うちはもう何年も前ですが(祖母の介護をしたので)今のところ最初で最後の海外旅行が、ネパールですから。
大名旅行のトレッキングだったんですが、最初てっきり山に登るかと(ーー;)
Commented by eastwind-335 at 2009-12-20 16:21
snowdropさん、こんにちは。
いやいや、母はツアーに参加したんですけれど、一日自由行動日があって、旅行会社の思惑(ほとんどの方はハイデルベルク日帰りツアー)そっちのけで(笑)、一人でフランクフルト探索をしたのです。
これで、私、父(ときどき弟)だけで盛り上がるフランクフルト話に参加できる、と嬉しそうでした。
「日本へかけられる携帯をもっていたら、右へ曲がったほうがよいのか、左へ行ったほうがいいのか聞けたのにね」と言ってました。いや、右とか左じゃなくて・・・。
snowdropさんのお母様はネパール!そっちのほうがすごいですよ!私も何度か行きましたが、私たちがひーーーと言って横をスイスイ上がっていく親世代グループに何度かお会いしたことがあります。どこかですれ違っているかも?
Commented by himekagura at 2009-12-21 01:29 x
お母様、すごく楽しんでこられてよかったですね。
一人で街歩きするのって、ちょっとした冒険気分で楽しいですよね。
でも、乗り換えで間違えても、ちゃんと戻って来れたんだから、すごいです。私だったら、泣いてるな~。
Commented by akberlin at 2009-12-21 12:01 x
お母さま、楽しいご旅行だったようで何よりですねぇ。
現地の方ともしっかり交流、通り一遍なハイデルベルク観光だったら、それよりも思い出深いご滞在だったかもしれませんね。ああ、そのくらいの気骨がウチの母にもあれば・・・。
Commented by toramutti at 2009-12-22 00:20
「でも、検札はやっぱり来なかったわ」・・お母様せっかく切符をお買いになったのですものねぇ。DB勤務の猪之助の友人に今度、言っておきますね。東風お母さんがお乗りになったらきちんと検札しろって。
飛行機飛んでよかったですねー。デュッセルドルフ飛行場が大変なことになったようですし、ロンドンパリのあの列車、トンネル内で夜12時間立ち往生だったとか。。
うふふ、いつかお二人でおいでませー。虎に接待させまーす。
Commented by eastwind-335 at 2009-12-22 07:07
himekaguraさん、こんにちは。
うちの母親って本当に方向音痴で、今回は乗り換えナシの行き方を教えておいたのですが、ホテル近くのSバーンの駅をツアコンさんが教えてくれたため、期せずして乗り換えなんぞも体験でき、「で、やっぱり間違えちゃった」んだそうです。
行く前に、周遊じゃなくて単純往復だから、いざとなったら終点へ行ってわかる駅まで戻ったらいいとは行っておいたのですけれど・・・。暗くなったから不安だったことと思います。無事でよかったです。
Commented by eastwind-335 at 2009-12-22 07:10
akberlinさん、こんにちは。
坊ちゃん、じゃありませんが、私の無鉄砲ぶりはまさに母の血でして・・・。
とにかく、なんでも楽しむようにしよう、としているのは娘ながら頭が下がる思いです。フランクフルトで高校生に席を譲られるなんて、ドイツ人のおばあちゃんだってなかなか体験できないんじゃないかと。きっと、これは母の大切なネタになることでしょう。母も、言葉は通じないにせよ、よく海辺の街にやってくる外国人に道を訊かれて、そこまで一緒に歩いたりするそうですので、何かご縁があったのかもしれません。
Commented by eastwind-335 at 2009-12-22 07:12
虎ママさん、こんにちは
あはは、検札されちゃこまる乗客のほうが多いかもしれないし・・・。チケットを持ってないと来るもの、ですよね、Sバーンや地下鉄の検札って。だから、持っていたら一生会えないんじゃないかと思います。
今朝のZDFで、雪のためにドイツ中が大変なことになっていると知りました。いや、良い時に帰ってきたといいたいのですが、なんと母、「もう一日あとだったら延泊できたのにー」ですよ。いや、さすが私の母・・・。
by eastwind-335 | 2009-12-20 10:50 | 日常 | Trackback | Comments(8)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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