手をつなぐ

私、どういうわけだか学生時代からサークルの顧問に連れまわされ、自分の両親より年長の方、もしくは両親の世代の方と接する機会に恵まれました。

その中の何人かは顧問の命日のお墓参りなどを通し、いまなお、お付き合いを続けています。土曜日にも何人かの方にお目にかかりました。

もう80歳を越える方もいらっしゃって、毎年「来年は東風さんとお会いできるかわからないわねー」と私の片手をギュっと握りながらお話になるおばあちゃまがいらしたり(でも、嬉しいことに翌年にまたお目にかかれるのですが)、まだ10代の頃に私が知り合ったおば様は、お子様がいらっしゃならないこともあり、私がちょっとヘコたれたことを言うと「東風ちゃん、大丈夫、大丈夫」と頭をなでてくれたりします(私が小さい方に合わせて膝をついて話をするから、ちょうど、頭がいいところにある様子(笑))。この方とお話していると、可愛げのないオバチャンとなりつつ私も小さな女の子だった頃のような素直な気持ちになれるのですから、ハンドパワーってすごいですよね。右手と右手の握手と、右手と左手がつながる、いわゆる「手をつなぐ」ということは似たような行為ですが、その親密度はぜーんぜん違います。

そういえば、祖母も私が遊びに行くと、ベッドから出て部屋のドアまで見送ってくれます。その時私と手をつなぎます。この祖母は私と性格がそっくりで、一人でいても大丈夫なタイプ。イジイジするヒマがあったら、原因を追究、問題を解決・・・・と。私の女子度が低いのは、この祖母の血がびっちりと流れているからかもしれません。
入居当初は祖母が私の手を握っていたけれど、今は私が祖母の手を包むように手をつなぐようになりました。
両親とは「まだまだおばあちゃんは大丈夫」と話していますが、一方で、手をつなぐという行為から、祖母が年々弱っていることも(当然のことながら)感じています。
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by eastwind-335 | 2009-06-22 07:08 | 季節モノ | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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