ラムロースト

週末というだけでなく、久しぶりに切羽詰ったお持ち帰り仕事のない土曜日。

先日フリントストーンよろしく持ち帰ったラムのモモ肉をローストするのに、ぴったりの日だと思い、冷凍庫からいそいそと取り出したのがコレ。1.5キロってやっぱり重たいですね~。
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冷凍の時点では気付かなかったのですが、解凍したら、あら、やだ、これ、骨付きだった!しかも、じっくり解凍したはずなのに、結構ドリップが出てる!一度、サッと洗ってペーパータオルで拭ったけれど、チョット不安・・・。脂もどの程度まで取ったらいいのかわからず、sandoさんのブログを見たところ結構脂身があるようなので、内側の気になるところだけ取ってみることに。

a0094449_23242062.jpgあれこれとググった結果、塩コショウ、それからお約束のようにニンニクを数ヶ所に挿し、数種類のドライハーブ、生のローズマリーをなじませ、アンチョビとバターを混ぜたものを上にぬりオーブンへ投げ込みます。
←220度で15分焼いた後


sandoさんのブログでよく取り上げられるラム肉のロースト。
私がこの料理を知ったのは、20年ぐらい前に読んだイギリス人女流作家ロザムンド・ピルチャーの小説の中で。私は、オースティンより前にピルチャーを読んでいた不届きモノ。オースティンで卒論を書いた知り合いに「なんだ、ピルチャーと似たような作風ね」と言って「オースティンがパイオニアだってば」と叱られたことがあります。
その後、ドイツで購入した雑誌では、ZDFでピルチャーの作品のドラマ化が始まり、ドイツ人のおばちゃんたちの心をがっちりつかみ、ピルチャー詣までしている、ということが書いてありました。イギリス、例えばBBCじゃなくて、ZDFが作るとは!「イギリスが舞台のドラマをドイツ語で作るってどんなもんだろう・・・」と思ったものです。私達が韓国ドラマを日本語吹き替えで見るときのような違和感はないのでしょうかね・・。ま、映画館のハリウッド映画がドイツ語になっているんだから、気にしないんでしょうけれど。

このピルチャーの小説、とりわけ短編には、料理のシーンがあるのですが、そこに出てきたのがラム肉のロースト。話の筋からすると日曜のお昼のご馳走の様子。後に(世間ではイギリスは美味しいか美味しくないかで本が何冊も出た頃ですが)学校時代のおばあちゃま先生から、塩コショウをしてオーブンに投げ込んで礼拝に出て帰宅したら出来上がっているというお手軽料理なのだ、と伺いました。

さて、このピルチャーについては、我らがウリおぢさんも言いたいことがあるそうです!みんなが月にあと2ユーロ視聴料を上乗せして払えばZDFでブンデスを見られるようになるのにさ、とか言ったついでに「誰もが、フォルクスミュージックやオンナコドモが喜ぶピルチャーのドラマを見たいわけじゃないんだよ」とコメントしてます。
うーん、オンナコドモの私も月に2ユーロ払えばバイヤンの試合が見られるっていうんだったら、ピルチャーのドラマはがまんするかも(笑)。

a0094449_2325423.jpgとブログを書きつつ2回ほど肉の向きを変えたり、レモン汁をかけたり、野菜を追加したり(アスパラは紙包み焼きみたいにしてみました。肉を休める間にちょっと硬い部分だけ直接天板に乗せて余熱で加熱してみた)するぐらいで完成!レシピによってはレモン汁はいらないようだから、ホント、手間がかからないんだわ。

a0094449_23265317.jpg私はラム肉の匂いが嫌いじゃないのですが、家人は「やっぱりラムの匂いがするよね。ボク、クレソンが好きなんだけれど、今日はクレソンの存在意義がわかったよ。こういうものと一緒に食べるといいんだね」とのたまいました。ふーんだ!1.5キロもあるんだから、このあと数日はラムたん祭りよ!
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Commented by himekagura at 2009-05-24 02:18 x
うわあ!!美味しそうなラムのローストですね!
うちのオーブンはこんなに立派じゃないから、こんな風には焼けないかも、、。でも、ラムは好きなので、東風さんちにラムたん祭りのお手伝いにいきましょうか?(笑)
Commented by eastwind-335 at 2009-05-24 10:34
himekaguraさん、こんにちは。

我が家のオーブンはオーブンレンジなんです。ガスのような力強さがない割りには、結構うまくいった方だとおもいます。
学生時代の先生が「オーブン料理はたくさん知っておくと便利よ」とおっしゃっていましたが、本当だなあと思います。投げ込んだらいいんですもんね。
Commented by sandonomeshi at 2009-05-26 20:17
うぉお~、ラムだ!とうとうやりましたね。^^
そうなんです、うちは旦那が脂身大好きなのでほとんど取りません。でも食べる時は脂身を除けるにしても、焼いてる間に旨味が滲みるので、脂身とってしまうのは勿体無い気がする私です・・・。
アンチョビ&バターというのはやったことがありません。興味津々・・・。^^
ラムのロースト、次の日の温め直しも美味しいんですよね~。
Commented by eastwind-335 at 2009-05-30 13:27
sandoさん、こんにちは

お返事遅くなりました。
そうなんです!ついに焼いてみました。今度は骨ナシでやってみたいです。冷凍モノなので、お店の人に抜いてもらうわけにはいかないのですが、ひょっとしたら骨ナシっていうのもあるのかもしれません。
アンチョビ&バターはネットで調べてでてきた方法なのですけれど、その方の書き方だと割りとよくある組み合わせ方みたいですよ。ラムの臭み取りにもなるのかもしれませんね。
Commented by akberlin at 2009-06-03 23:12 x
うーん、すごいラムローストだーっ!
ワタシはすぐに「ミントソース・・・」とか思ってしまうのですが。
スミマセン、ウチのドイツ人が侮蔑をこめていうところの味音痴な
イギリス人だもんですから・・・爆。
Commented by eastwind-335 at 2009-06-07 18:42
akberlinさん、こんにちは。
なるほど!ミントソース!次はそれにしてみます。

あれ?ミントソース、どうやって作るのかしらん?
by eastwind-335 | 2009-05-23 21:20 | 料理 | Trackback | Comments(6)

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