ちょっとの寄り道、たくさんの発見!
2008年 05月 27日
昨日は先月ナカータが6月7日の試合の詳細を発表した大学のとある部署へ行ってきました。
夏に六回ほどする仕事の打ち合わせをすませると、5時半。
いつもだったら、丸の内線またはJRの駅まで歩くのですが、今日は三田線で奥様な街へお出かけ予定だったので、春日駅まで歩いてみることに。
長らくこの職場に仕事で来ていたのですが、実は、春日駅を使うのは今回が初めてです。
ググルと詳細な地図があるんですね・・・。で、その通り行ってみました。
まずは細い道を抜けて、修学旅行でお世話になったヒトもいるかもしれない鳳明館へ。
その先は急な坂。菊坂といわれる坂です。坂を下りきって右折するとちょっとした商店街に突き当たります。
菊坂下といわれるところ。地名としては西片となります。私にとって西片はお屋敷街。最近、このあたりはマンションが増えたと聞きますが、それにあわせてでしょうか、なんとなく最近リニューアルしたような、ちょっと不思議な空間です。ここを左折すると春日通りに出るので左折しようとしたら、青い庇の店の隣に「アップルパイ」というノボリがでているのを発見。
しかし・・・・アップルパイの店に行く前にこの青い庇のお店へ吸い込まれてしまいました・・・。
ガラス戸から見える店内は・・・パン屋さんのようです。
しかもとってもオシャレな感じ・・・。思わず入ってしまいました。
お店はこんな感じ。
これらの美味しいものはすべてこの釜で焼かれているのでした!
こちら、アトリエ・ド・マヌビッシュ(Mannebiches)というお店で、パテやお惣菜、焼き菓子も売っています。携帯カメラ(レンズ部分、今度拭いておかなくちゃ)なのでボケっとした写真になってますが、店内がステキなんですよー。本当は手ぶらで次の目的地へ行くつもりだったのですが、思わず、私は白レバーのパテ、さくらんぼのクラフティのほか、定休日前なので半額になるというサンドイッチ(鶏のペーストとチーズがはさんでありました。写真を撮る前に食べちゃいました)をお願いしていました。定休日は火曜なので、月曜のこの時間になるとサンドイッチは半額になるそうです!
こういうところで色んなものを買ってピクニックなんていうのも楽しいかも・・なんて思いました。
himekaguraさん、是非是非寄ってみてくださいね!
で、春日駅に向かって歩き出すと・・・またまた私の心を捉える店構えが・・・。
窓ガラスはくもりなく、窓のさんは黒光りしていて、そして商品ケースが懐かしい。
こちらはこんなものを扱っています。読めます?私思いっきり読み方を間違えてしまい(念のため、「〇〇と読んだら良いのでしょうか?」とお店のヒトには尋ねましたが・・・)、勉強になりました。
蚕豆とかいて、「かいこまめ」じゃなくて「そらまめ」なんですね。スーパーじゃ空豆とかいてあることが多くて知りませんでした。勉強になりました~。
色々な豆を揚げたり煎ったりしています。ちなみに上の蚕豆は言ったものは相当堅いとのことで、グラム売りをしてくれるというから100グラムかって、お店の旦那さんのアドバイスに従い揚げた方も買って帰りました。ビールに合いそうですが、ほんと、堅いっ!
こちらは創業明治20年、石井いり豆店でした。
で、ようやく本日の目的地、白金台へ。エキサイトブログで紹介されていた刺繍アトリエ「シュクレ」の個展へ行ってきました。パリのオペラ座のバレリーナの部屋をイメージしたものだとかで、とてもステキな個展でした。材料とアイデアがマッチしていて。フランスは被服以外の布も充実しているそうで、また、それに合う色合いのリボンや刺繍糸で描かれた作品たち・・・。
この展覧会、日々の生活のちょっとした節制が求められる仕事だけれど、バレエという身体表現を見てくれる人が幸せになるには、彼女が普段の生活を幸せに暮らすことが大切と思い、そういう部屋作りをしている・・というコンセプト。お教室の主宰の方が説明してくださったのですが、バレエに「二羽の鳩」という作品があり、(結果として?)それをイメージした飾りつけの部分もあるのだとか。飾った鳥は鳩じゃないんですけれどね・・・と。
一見、ガーリーな感じですが、ただフワフワしたり甘い感じではなく、コンセプトがしっかりしているし、なんといっても、刺繍のもつ可能性を最大限に生かした素晴らしい教室展だったと思います。スモッキングの方法にある材料をプラスすることでとてもステキな立体感のある作品に出会えたり、布目の拾い方で一枚の布がこんなにステキになるなんて・・・とか。物を作り出す手をお持ちの方を本当に羨ましく思いながら会場を後にしました。
で、白金台にもあるブックオフ(なんとベーカリーもついてる!)を発見。WM06のFIFAオフィシャルブック(ドイツ語版。ラムたんのTor写真をはじめ、懐かしい写真が多数掲載されていました。皇帝の結婚に関する記事もありましたよ!総括してあるので、数字で振り返るページなどもあります)などもあるし、場所柄洋書が充実してましたよ。
白金台、シロガネーゼなんぞという言葉が流行る直前までは、庭園美術館によく行ったものですが、この10年、ご無沙汰でした。地下鉄を利用したら近いし、なかなか面白いギャラリーが裏道にはたくさんあることも発見できたので、また、行ってみようと思います。
ところで、まだ、シロガネーゼっているんでしょうかね?
夏に六回ほどする仕事の打ち合わせをすませると、5時半。
いつもだったら、丸の内線またはJRの駅まで歩くのですが、今日は三田線で奥様な街へお出かけ予定だったので、春日駅まで歩いてみることに。
長らくこの職場に仕事で来ていたのですが、実は、春日駅を使うのは今回が初めてです。
ググルと詳細な地図があるんですね・・・。で、その通り行ってみました。
まずは細い道を抜けて、修学旅行でお世話になったヒトもいるかもしれない鳳明館へ。
その先は急な坂。菊坂といわれる坂です。坂を下りきって右折するとちょっとした商店街に突き当たります。
菊坂下といわれるところ。地名としては西片となります。私にとって西片はお屋敷街。最近、このあたりはマンションが増えたと聞きますが、それにあわせてでしょうか、なんとなく最近リニューアルしたような、ちょっと不思議な空間です。ここを左折すると春日通りに出るので左折しようとしたら、青い庇の店の隣に「アップルパイ」というノボリがでているのを発見。
しかし・・・・アップルパイの店に行く前にこの青い庇のお店へ吸い込まれてしまいました・・・。
ガラス戸から見える店内は・・・パン屋さんのようです。
しかもとってもオシャレな感じ・・・。思わず入ってしまいました。
お店はこんな感じ。
これらの美味しいものはすべてこの釜で焼かれているのでした!
こちら、アトリエ・ド・マヌビッシュ(Mannebiches)というお店で、パテやお惣菜、焼き菓子も売っています。携帯カメラ(レンズ部分、今度拭いておかなくちゃ)なのでボケっとした写真になってますが、店内がステキなんですよー。本当は手ぶらで次の目的地へ行くつもりだったのですが、思わず、私は白レバーのパテ、さくらんぼのクラフティのほか、定休日前なので半額になるというサンドイッチ(鶏のペーストとチーズがはさんでありました。写真を撮る前に食べちゃいました)をお願いしていました。定休日は火曜なので、月曜のこの時間になるとサンドイッチは半額になるそうです!
こういうところで色んなものを買ってピクニックなんていうのも楽しいかも・・なんて思いました。
himekaguraさん、是非是非寄ってみてくださいね!
で、春日駅に向かって歩き出すと・・・またまた私の心を捉える店構えが・・・。
窓ガラスはくもりなく、窓のさんは黒光りしていて、そして商品ケースが懐かしい。
こちらはこんなものを扱っています。読めます?私思いっきり読み方を間違えてしまい(念のため、「〇〇と読んだら良いのでしょうか?」とお店のヒトには尋ねましたが・・・)、勉強になりました。
蚕豆とかいて、「かいこまめ」じゃなくて「そらまめ」なんですね。スーパーじゃ空豆とかいてあることが多くて知りませんでした。勉強になりました~。
色々な豆を揚げたり煎ったりしています。ちなみに上の蚕豆は言ったものは相当堅いとのことで、グラム売りをしてくれるというから100グラムかって、お店の旦那さんのアドバイスに従い揚げた方も買って帰りました。ビールに合いそうですが、ほんと、堅いっ!
こちらは創業明治20年、石井いり豆店でした。
で、ようやく本日の目的地、白金台へ。エキサイトブログで紹介されていた刺繍アトリエ「シュクレ」の個展へ行ってきました。パリのオペラ座のバレリーナの部屋をイメージしたものだとかで、とてもステキな個展でした。材料とアイデアがマッチしていて。フランスは被服以外の布も充実しているそうで、また、それに合う色合いのリボンや刺繍糸で描かれた作品たち・・・。
この展覧会、日々の生活のちょっとした節制が求められる仕事だけれど、バレエという身体表現を見てくれる人が幸せになるには、彼女が普段の生活を幸せに暮らすことが大切と思い、そういう部屋作りをしている・・というコンセプト。お教室の主宰の方が説明してくださったのですが、バレエに「二羽の鳩」という作品があり、(結果として?)それをイメージした飾りつけの部分もあるのだとか。飾った鳥は鳩じゃないんですけれどね・・・と。
一見、ガーリーな感じですが、ただフワフワしたり甘い感じではなく、コンセプトがしっかりしているし、なんといっても、刺繍のもつ可能性を最大限に生かした素晴らしい教室展だったと思います。スモッキングの方法にある材料をプラスすることでとてもステキな立体感のある作品に出会えたり、布目の拾い方で一枚の布がこんなにステキになるなんて・・・とか。物を作り出す手をお持ちの方を本当に羨ましく思いながら会場を後にしました。
で、白金台にもあるブックオフ(なんとベーカリーもついてる!)を発見。WM06のFIFAオフィシャルブック(ドイツ語版。ラムたんのTor写真をはじめ、懐かしい写真が多数掲載されていました。皇帝の結婚に関する記事もありましたよ!総括してあるので、数字で振り返るページなどもあります)などもあるし、場所柄洋書が充実してましたよ。
白金台、シロガネーゼなんぞという言葉が流行る直前までは、庭園美術館によく行ったものですが、この10年、ご無沙汰でした。地下鉄を利用したら近いし、なかなか面白いギャラリーが裏道にはたくさんあることも発見できたので、また、行ってみようと思います。
ところで、まだ、シロガネーゼっているんでしょうかね?
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himekagura
at 2008-05-27 13:34
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おお~、見慣れた風景が!
そして、マヌビッシュに行かれたのですね。
実はアトリエ・ド・マヌビッシュ、かつて根津にあったフレンチレストランなんですよ。そこのパン部門が独立して、そこにパン&お総菜屋さんができたのですが、なんとレストランの方は閉めちゃったんですよね~。そこが閉めちゃった時は本当にショックでした。
前はそのレストランで、パンも買えたのですが、今はアトリエ・ド・マヌビッシュだけが残っていて、坂の下だしなかなか行く機会がなくて。でも久しぶりに行ってみたくなりましたよ。
そして、マヌビッシュに行かれたのですね。
実はアトリエ・ド・マヌビッシュ、かつて根津にあったフレンチレストランなんですよ。そこのパン部門が独立して、そこにパン&お総菜屋さんができたのですが、なんとレストランの方は閉めちゃったんですよね~。そこが閉めちゃった時は本当にショックでした。
前はそのレストランで、パンも買えたのですが、今はアトリエ・ド・マヌビッシュだけが残っていて、坂の下だしなかなか行く機会がなくて。でも久しぶりに行ってみたくなりましたよ。
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まい-mai-
at 2008-05-27 18:06
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昔、こういうTV番組ありましたよねー、、、なんて番組だったかなぁ。
旅行番組じゃなくて、レポーターはいなくてカメラだけがこういう街歩きみたいな感じでいろんなお店に寄ったりして、あとでナレーションというか声だけ合わせてて・・・。
私こういうの好きです。
蚕豆、勉強になりました!<ちゃんと変換されますね!∑(゜∀゜)
旅行番組じゃなくて、レポーターはいなくてカメラだけがこういう街歩きみたいな感じでいろんなお店に寄ったりして、あとでナレーションというか声だけ合わせてて・・・。
私こういうの好きです。
蚕豆、勉強になりました!<ちゃんと変換されますね!∑(゜∀゜)
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eastwind-335 at 2008-05-27 22:20
himekaguraさん、こんにちは。
やっぱりご存知だったのですね。もうこれはhimekaguraさん向きのお店だと思いました。
まあ、根津って美味しいものが多い街なんですね。フレンチレストランが前身ときき、頂いたもののお味を思い出しながら、なるほどと納得しました。
やっぱりご存知だったのですね。もうこれはhimekaguraさん向きのお店だと思いました。
まあ、根津って美味しいものが多い街なんですね。フレンチレストランが前身ときき、頂いたもののお味を思い出しながら、なるほどと納得しました。
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eastwind-335 at 2008-05-27 22:23
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greenagain at 2008-05-28 03:58
「裏道に面白いギャラリー」という御言葉に惹かれました。
オフィシャルHPの「使えるアート」という言葉も熟考・・・。
オフィシャルHPの「使えるアート」という言葉も熟考・・・。
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まい-mai-
at 2008-05-28 06:24
x
>「ぶらり途中下車の旅」
違うんですよぉ。
なんかもうちょっと若者向けとというのか。。。
全然思い出せませんm(_ _)m
でも東風さんのこういう記事を見るといつも『行ってみたいなー』って思いますよ!
違うんですよぉ。
なんかもうちょっと若者向けとというのか。。。
全然思い出せませんm(_ _)m
でも東風さんのこういう記事を見るといつも『行ってみたいなー』って思いますよ!
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eastwind-335 at 2008-05-28 06:49
greenagainさん、こんにちは。
他にとった写真を同僚に見せたら、「これはギャラリーじゃなくて普通の店舗よ」というのもありました。だから、たくさんっていうのはちょっと大げさですが、でも、いわゆる「シロガネーゼ」だけの街じゃないんだと裏道を歩いていて思いました。いや、平日の夕刻だからちょっと自信ないのですが・・・。
他にとった写真を同僚に見せたら、「これはギャラリーじゃなくて普通の店舗よ」というのもありました。だから、たくさんっていうのはちょっと大げさですが、でも、いわゆる「シロガネーゼ」だけの街じゃないんだと裏道を歩いていて思いました。いや、平日の夕刻だからちょっと自信ないのですが・・・。
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eastwind-335 at 2008-05-28 06:51
まいさん、こんにちは。
「ぶらり途中下車の旅」じゃなかったのですね。
うーん。
もうすぐニホンへ帰国ですね。東京にもお寄りになるようだったらぜひぜひ。地下鉄ですぐですから。その前に、まずは築地ですねっ!
多分、まいさんたちが帰国のころ、東京には地下鉄の新しい線が開通するじゃなかったかしら?
「ぶらり途中下車の旅」じゃなかったのですね。
うーん。
もうすぐニホンへ帰国ですね。東京にもお寄りになるようだったらぜひぜひ。地下鉄ですぐですから。その前に、まずは築地ですねっ!
多分、まいさんたちが帰国のころ、東京には地下鉄の新しい線が開通するじゃなかったかしら?
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akberlin
at 2008-05-28 09:36
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うふふ、「ちい散歩」ですね♪下町、好きです。
母が根津、谷中の界隈の出身で、芸大や動物園に
近かったあたり、ワタシにとっては「夏休みにいくおばあちゃんの家」ってそのあたりだったんです。
ベッカライ、コンディトライ、じゃなくてブーランジェリー、
パティスリー、も美味しそう・・・♡
母が根津、谷中の界隈の出身で、芸大や動物園に
近かったあたり、ワタシにとっては「夏休みにいくおばあちゃんの家」ってそのあたりだったんです。
ベッカライ、コンディトライ、じゃなくてブーランジェリー、
パティスリー、も美味しそう・・・♡
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sandonomeshi at 2008-05-28 17:03
いり豆店、懐かしい雰囲気!。私が子供の頃はお菓子屋さんにもこういう商品ケースが並んでいて、量り売りでしたよね~。
”ちょっとの寄り道”って本当に色んなものを発見できることありますよね。私もこういう発見大好きです。
ところで長芋ハンバーグ作ってみました。美味しかったですよ。アイデアありがとうございます。文中リンクさせてもらっています。よろしく。
”ちょっとの寄り道”って本当に色んなものを発見できることありますよね。私もこういう発見大好きです。
ところで長芋ハンバーグ作ってみました。美味しかったですよ。アイデアありがとうございます。文中リンクさせてもらっています。よろしく。
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eastwind-335 at 2008-05-30 03:15
akberlinさん、こんにちは
「ちい散歩」なるほど!私も時々平日休みの日に見てます。
akberlinさんにとっては、おばあちゃんの家の近くなのですね。とってもステキなお店だったので、ぜひぜひ・・・!
「ちい散歩」なるほど!私も時々平日休みの日に見てます。
akberlinさんにとっては、おばあちゃんの家の近くなのですね。とってもステキなお店だったので、ぜひぜひ・・・!
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eastwind-335 at 2008-05-30 03:19
sandoさん、こんにちは。
そうなんですよ、いり豆店、まだこういう店のたたずまいが残っていて。特に、こういうお店によくあるガラス戸の曇りひとつないピカピカ感、いまのガラス戸にはない独特な厚みなど、五感にピピっとくるものでした。
そうなんですよ、いり豆店、まだこういう店のたたずまいが残っていて。特に、こういうお店によくあるガラス戸の曇りひとつないピカピカ感、いまのガラス戸にはない独特な厚みなど、五感にピピっとくるものでした。
by eastwind-335
| 2008-05-27 07:21
| 日常
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