人気ブログランキング | 話題のタグを見る

EM08 代表候補選手紹介!

DFBのHPによると、昨日の子供たち、地元のスキースクールに属している子供たちなんだそうです。泣いちゃったちびゴメツ君も、将来はワールドカップで表彰台に上がるかもしれないし、案外、コブタちゃんみたいにサッカーに目覚めるかもしれないわけですね。

意外な場所で案外な発表方法でのマヨルカ島行きの切符配布がすみ(日本時間で)一夜明けると、DFB公式HPで一次選考合格者(!)が紹介されていました。この紹介の仕方が・・・またいいんですよ。普通に左の柱からも行けるのですが、さすが、ツークシュピッツェ山頂で発表をしたDFB、これまでも選手の後ろの背景は実は布に印刷されていた風景だった・・・みたいなのが結構あったのですが、今回のは(キッチュ度が)一味違います。

頂点を目指せ!って感じですよね~。
EM08 代表候補選手紹介!_a0094449_15125530.gif


いや、写真の出来については、人によって感想はさまざまでしょう・・・・。
すごいのは、各選手をクリックすると選手紹介ページへ行けること!しかも、その選手紹介も、単なるお約束ものではなくて、選手の意外な一面(いや、ファンなら知ってることでしょうけれど)が伺える話が載っていて・・・。これとサッカーマガジン別冊EM特集号でラムたんによる(どこまでホントに語ったかは不明にせよ)選手紹介を読み合わせたら・・・これでアナタもドイツ代表選手にドキドキ(違)。
今のところ、トップページ最上段のトップ記事写真の右下にのDie EM Portraeteからいけます。上の写真も、押すと拡大版が出ますので、そこでどうぞ気になる選手の写真を押してみてください。今までしらなかった意外な選手の一面を知ることができるかも・・・・!
残念ながらJogiたちトレーナーは載ってません。26人全部を読むのは大変ですけれど、早く読まないとマヨルカ合宿後に三人はドイツでお留守番になっちゃうんですものねー。






私はさっそくラムたんの所を読みました。社会福祉にも大活躍ってありましたよ(大きなメルテ君のところもそうでしたね)。そして、初めて知った、マルコ・マリン選手の写真をポチっと。彼、名前といい、とがったあごといい、なんだか日本のアニメ(や漫画)にでてきそうですね。
EM08 代表候補選手紹介!_a0094449_1615467.jpgふーん、この選手も170センチ?あれ?代表に呼ばれてないのに代表ユニ着てる?と思ったら、代表(U21)のもので、なんと16番を付けていた!将来のラムたん・・・?16番は170センチ限定?いや、19歳だもん、このあと1センチぐらい伸びるよね?なんて、数字上のデータを見ていたのですが、突然、マルコのがcoじゃなくてkoだと気付き、基礎データを見直していたら、Gradiška/Bosnien-Herzegowina生まれとありました。
ボスニア・ヘルツェゴビナで生まれた19歳・・・まだユーゴだった時代に今のボスニア・ヘルツェゴビナで生まれ、ドイツへやってきた。あの時代をどこまで覚えているかはわかりませんが、彼もまた歴史の子。出場の機会があるかどうかはまだかわりませんが、今回のEMでは最年少選手なのでしょうか。スポナビによると、特にドリブルでの突破力と敏しょうなプレーが持ち味なのだそうで(かつて、ラムたんも似たこと言われなかったっけ?)、
レーブ監督は「シュナイダーの離脱と関係なく、彼のことはだいぶ前から目に付けていた。小柄ではあるが(170センチ)、突出した能力を備えている。特別なものを持っており、1対1で見せる器用さは素晴らしく、驚くべきことをやってのける選手だ。チームにこうした選手はあまりいない」と、選出の理由を述べた。[ スポーツナビ 2008年5月17日 13:21 ]

そうです。
冷戦後のある夏、今回のEMの会場の一つクラーゲンフルト近郊の語学学校にいた私、スロベニア出身の人たちとクラスメートで、彼らに誘われて数日をスロベニアで過ごしたことがあります。今回のEMはそういう意味でも、なんだか自分にとっては近いものです。そして、旧ユーゴの各国が当時どのように独立したかという生々しい話も実際に見聞していたし、学校にはボスニアからの難民の子弟も通っていて、自分としては旧ユーゴの一部しか知らないとはいえ、(勝手ながら)思い入れがあるのです。
そう考えると、次回(2012)のEMはいよいよポスト冷戦生まれのJungたちの代表入りの時代になるのですね。ふーむ・・・。

ボスニアつながりでもう一つ。
目下、リハビリ中のオシム元日本代表監督。彼のリハビリの日々がみすず書房で発行のPR誌「みすず」に連載されています。エッセーにしているのは彼の通訳である千田さん。偶然読んだのですが、元プロスポーツ選手の脳梗塞後のリハビリエッセーとしてだけでなく、外国人の日本でのリハビリ体験としても、と色々な読み方ができます。オシムの名言を日本人に伝える役目にあった千田さん、どうなさったかな、と思っていましたが、オシムの傍に今もいて支えているんですね。相変わらずオシム節全開のようです。
街の図書館でも多分置いてあると思いますので、よろしければ是非。
Commented by himekagura at 2008-05-18 01:40 x
まあ!みすずにそういう連載が載っているんですね!知りませんでした。早速本屋さんでゲットしてきて読みます。
Commented by eastwind-335 at 2008-05-19 06:19
himekaguraさん、こんにちは。
「みすず」って穴場な連載がけっこうあるんですよ。
オシムの(予想通りの?)日常がわかります。
by eastwind-335 | 2008-05-17 15:25 | EM08 | Trackback | Comments(2)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335