無垢なコドモと、よっぱらいのオッサンと。

さてさて、第二アドベントの始まりの日曜!なので、星二つの写真を貼っておきます。
昨日は朝から一日大忙しでした。

a0094449_7545125.jpgまず、午前中は、母校が主催する「こどもクリスマス」のお手伝い。
私は、どちらかといえばいればいいだけ。企画する委員がほとんどを仕切っているので、手の足りないところを手伝う、と言う感じでしょうか。
これまでのお子たちって、本当におりこうさんすぎて、礼拝のお話もだまーって聞いていたのです。が、今年は、ざわざわざわ・・・。お説教の先生はご苦労だけれど、妙なところでチャチャを入れる子ども数名の声を聞くと、私は、クッ、クッ、クッと笑いがこみ上げてきます。


で、礼拝が終わると、子どもたちは二階にあがって、人形劇を楽しみます。
その子どもの引率が急に私にまわってきました。
「いっしょに行く?」と近くにいる5歳くらいの男の子に手を伸ばして声をかけると、ギュっとにぎって「うん!」と。もう一方の手も別の子が握ってきます。で、「あのね、あのね」といろんなことを話しかけてくるのです!うさラムたんもよく言ってますが、小さい子ってほんとうにかわいい!

人形劇のために部屋が暗くなると、近くにいる子が、「あのさ、ボク、くらいとこ、きらいなの」「わたしも」「ぼくはへいきだけど、おとうとのケンくんはだめなの」とつぎつぎ告白!困るよ、そんな告白!
ひとり泣き出すとつられる子がでてくるので、あわてて、隣にすわって、「だいじょうぶだよー。人形劇がはじまったら、明るくなるからね」となだめます。どうも礼拝で落ち着きなかったお子たちが廻りにたくさんいたようで、子どもたちが集中するまで、後ろからギューっと抱きしめて「ほら、ネコちゃんがでてきたよー」とか、舞台に目を向けさせます。

すぐに子どもは舞台に集中するので、その隙に、そっとその場を離れ・・・、任務終了。

劇がおわって、サンタさんからプレゼントをもらって、階段を降りる子どもをまたまた引率して、階下で待つご両親にお渡しし・・・。子どもたちの声が聞こえなくなったら、なんだか、寂しくなりました。

お昼をいただいてほっと一息。午後からは大人のためのプログラム(一日手芸教室)があるのですが、私は、場所を移して、今年で定年になる、学生時代にお世話になった先生の講演会へ。



講演会は先生の専門に関することで、それはそれで面白かったのですが、もっと面白かったのが、その後の飲み会でした。
実はこの先生のゼミを取ったわけでなし、講義も聞いたことなしの私。でも、そこの研究室のメンバーのみなさん、決して初めてではないし、行き来のある大先輩もいらっしゃるし、学生時代にやはりお世話になった先生たちも何人か参加とあれば、断る理由はありません。

先生いきつけのレストランへ。20人あまりがL字に組んでくださったテーブルで、年齢も専門も問わず、わいわいわい・・・と。先生は大抵のお酒の趣味を覚えていらして、私には「おいおい、東風くんには、こっちだろう」と伊東四朗似の先生が冷えたデュラレックス(フランスのガラスメーカ。割れない丈夫で安価なグラスを作ってます。)に一升瓶から、トクントクンとついでいるのを指差します。

それは、舞踏家の田中珉(みん)さんにゆかりのある日本酒でした!カバンが遠くにあったので写真を撮ることができなかったのですが美味しかったー!

人がたくさん集まり、知らない話も聞いているだけでも楽しかった。最近イギリス留学から戻ってきた人が出てきたナス料理を見て、「なすって英語でなんていう?」と。私たち、口をそろえて「eggplant!」と答えると、「イギリスじゃaubergineだよ」と。まず発音がちょっとヘン(イギリス英語愛好家のみなさま、すみません)。もうみんな酔っ払っていますから、そこで大笑い。「えー?イギリスにピーターラビットが食べる野菜以外ってあったんですか?」と私も軽口を。別の先生が「そうだよー、ニンジンとかジャガイモだけなんだろ」と突っ込む、突っ込む。

で、3時間あまり、飲んで食べてしゃべって・・・・。お開きになるころ、隣のテーブルにいた、チョット伊東四朗先生が、ぐてんぐてんに。
「東風くん、悪いが、彼と一緒に東京駅まで行ってくれないか」と、主役の先生から頼まれ、引き受けたものの・・・。
途中の駅までは、もうひとり一緒にいてくれたのですが、その人が降りたら、それまで目を覚ましていた私、知らない間に目を閉じていたようです。次に気付いたら、乗換駅(そこだとホーム移動をしなくてよい)はすぎ、そこでも乗り換え可能な次の駅もドアが閉まろうとした時でした。
「せ、先生っ!乗り過ごしちゃってます、ワタシたち!」「ふわー、そうかァ」(まだ先生は酔っ払いでした)
更に次の駅で降りて、一駅もどって、乗り換えて、ようやく東京駅に。先生と私はその後の乗車線が違うので、先生が乗る線に連れて行き、電車に乗せ「先生、3つ目の駅でおりるんですよ。寝過ごしちゃだめですよ。私の実家の街まで行っちゃいますからねー」といい含め(!)ようやく帰宅。

ぐてんぐてん、千鳥足のチョット伊東四朗先生。私は、こんなところで転んだりして、まだまだ残っている授業に支障がでてはなりませんぬとヒヤヒヤ。腕を掴んで方向転換させたり、すっかり私の方は頭がシャッキリ。「俺も年取ってさー。こんなに酔っちゃってなあ。スマンなあ。」と酔っ払った状態で頭を下げてくださってました。学生時代に、年に何度か、飲みに連れ出してくれていた先生。あの頃は、どんなに飲んでも、千鳥足になる、なんてことはなかったのになあ・・・。眠ったりもしなかったのになあ・・・(私はお酒が入ると一瞬、眠りますので、実は、この先生によく起こしてもらってました)。
私が学生の頃は今の私よりほんの6,7歳年上だったのが、還暦も迎え、いまじゃ定年まであと数年ですからねー。お酒弱くなっちゃったーと嘆く先生を見ながら、一年に1歳、みんな平等に年を重ねるんだなと思いました。

そんなシンミリもあったのですが、さすが、大学教授と思ったのは、始発電車に乗せ出発をホームで待っていたら、センセー、カバンの中から論文のコピーを取り出しては、カバンのハンタイ側のポケットにいれ、また、カバンから出してるじゃないですか。いや、乗客のみなさまには、単にヘンなオッサンかもしれませんが、普段、こうやって論文を車内で読んでいらっしゃるんだなあ・・・と。最近は、役職者になったために時間がないとお嘆きのようでしたが、そこは研究者!どうも日常のクセがでたようです。

あー、ちゃんと下車できたかしら・・・心配です。
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Commented by akberlin at 2007-12-09 20:51 x
第二アドヴェントの写真は六本木ですか?
いやー、本当にドイツよりドイツっぽい感じです!

そしてお子さんたちのお世話、お疲れさまでした。
そして先生のお世話も・・・。

イギリスでは人参、ジャガイモ以外の野菜にはフランス語名
がついてる場合が多いように思います。
茄子のオーベルジーンもですが、さやえんどう(きぬさや)は
マンジェトゥ、ズッキーニはクルジェット。ズッキーニなんか
ドイツ語だってツッヒーニって、イタリア語名をドイツ語読み
してるのに!
Commented by eastwind-335 at 2007-12-10 06:52
akberlinさん、こんにちは。
そうそう、ズッキーニの話も出たんです。クルジェットそうだった、そうだった。
イギリス人、ズッキーニが食べ物ってわかってるのかな?なんて軽口をたたいたり。
akberlinさん、早く帰国して、ホンマのクリスマスマーケットと六本木のそれとを比較してみてくださいねー。私は最初の年だから、仕方ないよねーと慰めたものの、徐々に、ま、まさか今年でおしまい、じゃないわよね?と思ってみたり。石の上にも三年。ヒルズ(丘)の上だったら6年ぐらいはお願いしたいものです・・・(でも、ここ採算にうるさそうだし)。
by eastwind-335 | 2007-12-09 07:57 | 日常 | Trackback | Comments(2)

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