頭の中に熱中症気味の二日酔いの雄ネコが!

週明けからテレビで報道されていることによると、家の中でも熱中症になっちゃうんだそうです。特に台所などは、煮炊きで室温が上がるの要注意だそうですよ。
そんな中、この猛暑の早朝から無謀なことに取り組もうとしたためか、頭の中まで筋肉、とスポーツには一番縁遠いのに体育会系の発想をするとからかわれたコトのある自称文化系のワタクシの頭の中には、二日酔いの雄ネコ(akberlinさんのところで、筋肉痛のことをder Muskelkaterと習ったばかりなので、ちょっと復習してみました)がいて、このネコがじっとしていないのか、すでに「熱中症」気味になってます。
朝5時すぎに起きて、1Liveをちゃんと聴きましたよ!昨日はBremen4を聞いていたのですが、ドイツは30分に一度ニュースを流すのですね。いやあ、ドイツ人ってニュース好きな国民性なのでしょうか。日本だと(といっても私が聴くのはもっぱらJWaveですが)1時間に一度ぐらいですよね(1時間半に一度ぐらいの時もあるような気も)。作業のBGMとして聞いていたので、ロックが途切れてニュースになると「え?もう一時間経った?」と勘違いし、進まない作業状態にビビってしまってました。このニュース、よく聞くと、内容はほとんど変わらないのです。おかげで、昨日はAbiの全国平均が出て、一番高い州と低い州のポイント差が紹介されていたのが印象にのこってます。

さてさて、いきなり「Konnichiwa(こんにちは)」ではじまったこの番組。
アニメ「ハイジ」の歴史を簡単に紹介して、あの有名なテーマソングの歌が流れて・・・。
観光客なのでしょうか、ハイジについていろんな人(多分、これは日本人が言ってるなというアクセントでした)が語ってます。ドイツ語みんな上手だなあ。タケイシさんなる法学者(Juristと聞こえたけれど、ひょっとしてTourist?ま、いいや。あんだけドイツ語が上手かったから、きっと法学者だ→強引)まで出てきて、日本における、そして彼にとってのハイジ論を展開!。
「おしィーえてぇ、おじいーさん♪」とちょっと調子ハズレな感じでカラオケ気味の日本人女子の登場に対しては、観光客相手でしょうかヨーデルを歌うスイス(?)人が。このヨーデルはドイツ語圏のアニメハイジに使われたのでしょうか。

なーんと、チューリッヒ大学の教授までが「日本人とハイジ」なる関係を分析!
現地のみなさんもハイジを探す日本人の様子をご紹介。

で、前座、長ーぃ。Hoerespieleはいつ始まるか、何時始まるかと身構えて待ってましたが・・・朗読劇じゃありませんでした。

ハイジの村にやってくる日本人の実態を描くラジオドキュメンタリーだったのでした。





マイエンフェールト(「セバスチャン(使用人のセバスチャンの名前、ドイツ語版アニメでも健在なのですね!)!ここが私の世界よ!」)にあるお土産屋で何を日本人が買うかをご紹介。メイエンフェールトと書いてあったら「ここに来た」の証明になるから、こんなものまで買うのよね、とか、ハイジ博物館(ハイジの家)に集う日本人の声がかぶさったり。

全部、ここにあるのよ!とハイジ(ドイツ語版)の声
日本人ガイドの声も聞こえてきます。多分、スイス人の係員だと思うのですが、日本人の行動をご報告。でも彼女は「ハイジのこと知ってもらうのが仕事だから」みたいなこと言ってました、
日本人はなんでも写真をとって、そしてわーっと出て行く。

更にアニメのイメージにあわせて、もみの木がザワザワ鳴るシーンもありませんでした?

スイスには二つのハイジランドがあって、そのために二人のハイジがいるようで。でも、日本人が思うハイジはどっちにもいなくて、いるのは「アルムのおんじ」と「(ちょっとバカっぽく描かれる)ペーター」だけ。
日本のハイジ熱にスイスの二つのハイジランドが日本人観光客誘致に悪戦苦闘、ある意味ふりまわされているようです。

ドイツ語はところどころしかわかりませんでしたが、え?なんですか?ハイジは女子だけれど、die Heidiじゃなくてdas Heidiなんですと?

もう、日本人はあのアニメに出てくるものは、ぜーんぶ、ハイジランドにあるはずだ、と思ってくるから、「ヤギのゆきちゃん」まで探すらしいです。そして、日本人観光客がその「ヤギ」を英語で言っても(日本的発音のGoatがGottに聞こえるのかな)現地の人に通じず、かと言って、団体観光客のみなさんもドイツ語でなんていったら言いかわからないし、と戸惑うシーンがありました。そこに、ペーターの「え?これが何だかわからないの?」というセリフがかぶさります。日本人にはたった一つしかないイメージの、「あの」ペーターにそんなこと言われた日にゃ、日本人たち憤慨じゃないでしょうか?

チーズとパン、ヤギのミルク、日本人だったら一度は試してみたい「ハイジエッセン(これは私が勝手に作った名称です)」、ミルクのところで躓くとか。「う、マズっ」というペーターの声が入ったような。ミルクも一口、二口はガマンできるようですが三クチ目になると・・・みたいですね。私はヤギのチーズは好きで結構買うんですけれど、ヤギのミルクはまだ未体験です。(新宿の三越の地下で飲めるんですよ!)→お店は撤退したそうです

すみませーん、40分すぎたところから、私のメモリーは容量を超え、完璧にただのBGMとなってしまいました。単語がカスリもしない状態です。
カスっても、内容につながっていきませーん。
なんだろ、日本のアニメのおかげでいろんな国から観光客が来ているようですよ。「フフ、イタリアから」とか。アメリカからもお客さんが来ている?
今じゃ、その世界各国の観光客のおかげで世界中の大都市を知っている人たちがたくさん住んでいるこの二つのハイジランドにとって、フランクフルトは昔「唯一の大都市」だったみたいですね。たくさんの時計塔があって、大きな家がたくさんあって・・・。あー、この先がよくわからない。え?フランクフルトがどうしたの?ゼーゼマンさんちはあるの?え???

あー、このあと、マジで壊れてしまいました。なかなか面白そうな内容だっただけに(突然、ショ、ショ、しょじょう寺の庭は♪~の童謡が流れたりにはビックリでしたが)、自分のドイツ語力のなさに、もったいないことしたなあ、と残念です。
他力本願にも在独なでしこ会のみなさんでこれを聴いた方のご報告を楽しみにしてます。録音できたらよかったなあー。こういう最新のコト、疎いもので・・・。繰り返し聞けば私もいつかは全てがわかるはず・・・。

ということで、この番組、日本産アニメのドイツ語吹き替えによるセリフをうまく取り入れ、被せて、日本人にとっては現実の人「ハイジ」だけれど、現地の人からしたら幻想(ファンタジー)でしかないというイメージギャップに取り組む観光産業の現状(?)を、アイロニーたっぷりに紹介した良質なラジオドキュメンタリーでした。→すみません、強引なまとめ方で。
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Commented by akberlin at 2007-08-15 17:35 x
ああ、残念、聞きのがしましたぁ。Eins Liveはこの辺じゃ唯一、クリアに
聞こえるヒット曲系放送局で、本社がケルンなんです。相方が贔屓に
しているSWR3がもっと南の方に下らないとよく聞こえないので、
車で近場に出かけるようなときはたいていこの曲を聞いています。
ラジオって車で聞いている人が多い、という前提だからでしょうか、
ニュースと交通情報は多いですよね。
Commented by greenagain at 2007-08-15 21:30
アニメのイメージを現地に求めちゃイカンということがよーくわかりました。ヤギのミルク、覚悟しておこう・・・。辛いペーターも覚悟しておかないといけないですね。

あっ、魔笛、観てきました。↓TBしました。事後報告ですみません。
Commented by penguinophile at 2007-08-16 18:14
いかにもスイス!な風景を見ると「ハイジ~」と思ってしまうのは、カルピス子供劇場世代の日本人の証かな?
近所で見かけたハイジ絵本、色など明らかに日本アニメのパクリなのに、目鼻立ちのバランスが悪いせいで全然可愛くなくて、日本ではありえない!と思いましたよ。
うちにハイジの原作があったので子供の頃に何度も読みましたが、大人になって読み返してみたらずいぶん宗教がかっていて驚きました。若草物語やナルニア国物語もそうですが、子供の頃には気が付かないあるいは気にならないものなんでしょうね。日本のアニメでは宗教色が排除されているのも当然かもしれません。原作者はご不満かもしれませんが。
Commented by eastwind-335 at 2007-08-17 10:48
akberlinさん、こんにちは。
akberlinさん、アテにしていたのに~(涙)。聞いても理解できなかった所は一生のナゾとなりました。ホント、なかなか上手い日本紹介でしたよ。もし私が大学のドイツ語やドイツ関係の科目の先生だったら、これ、教材に使いたいぐらい。
そうそう、この曲はヒット曲系で、聞きやすい曲がほとんどでした。本社はケルンなのですか!ケルンはテレビ局の本社もありますよね?ニュースや天気予報、渋滞情報などを聞くと、昔、ZDaFを受けたときの準備を思い出します。当時を思い出し、鉛筆を握ってメモをとりそうになってます。
Commented by eastwind-335 at 2007-08-17 11:08
greenagainさん、こんにちは
学生時代に、モンゴメリーの作品を読むクラスにいたのですが、「ピーター」と訳さなくちゃいけない人名を「ペーター」と訳した同級生がいて、小学校からミッションスクールでバリバリ英語を仕込まれたおばあチャマ先生に「そんな田舎モノみたいな名前じゃありませんっ!」と注意をうけてました。そのとき、クラス中が一斉に「ハイジのともだちペーター」を思い出し、大笑い。訳した学生が「えー、でもドイツだとペーターなんです」と言い訳。センセイは笑いながら「どちらも、聖書のペテロのそれぞれの国の読み方ですけれど、ピとペでは大違いなのよ」と。英語圏の作品でドイツ風の名前を使うというのは、移民だった歴史もあり田舎っぽいイメージを出すと力説してました。
Commented by eastwind-335 at 2007-08-17 11:18
penguinophileさん、こんにちは
ホント、本になると、なんだか急にヘンな顔になってますよね。私もフランクフルトの本屋で「これ、パクリ?堂々しすぎじゃない?」と思ったほどです。
ハイジは、コドモ向けは端折った絵本や抄訳が多いみたいですね。私は原作の翻訳を弟の読書感想文を手伝うために、中1の夏に矢川訳で読み直しました。私も「えー?ヨーロッパの人って生まれたときからクリスチャンじゃないの?」から始まり、おばあさまの説く「祈り」、そしておじいさんが「教会にいこうか」と言うシーン、宗教色が強いことにびっくりしました。そして、小学校低学年のころ読んでいた世界名作というのが、大半は「抄訳」だったのだと知り、びっくりするやらがっかりするやらでした。
年下のカレことチビペンちゃんもいずれ洗礼をうけるであろう「日本製アニメ」ですが、ペンママ、ちゃんとホンモノを見せてあげてくださいね!
by eastwind-335 | 2007-08-15 07:16 | 日常 | Trackback | Comments(6)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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