お木曳(おきびき)in 六本木ヒルズ(追記あり)

六本木ヒルズで、お木曳(おきびき)が行われると広告ポスターが新聞の折り込み広告に入っていました。a0094449_1757787.jpg



お木曳とは、伊勢神宮の式年遷宮のためのご用材(檜)を伊勢神社の内・外宮に曳き入れる行事です。式年遷宮とは20年ごとに宮処(敷地)を変えて、古例のままに社殿や神宝をはじめとする一切を新しくして、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に遷御(移動)してもらう行事です。


本当は、伊勢神宮の旧神領の住民がおこなうこの行事、今回は(どういうわけか)六本木ヒルズでもおこなわれることになりました。
学生時代の学科旅行が伊勢だったワタクシ、伊勢神宮にも行きました。あの当時は、何もわからず、ただ「へえ」と見ただけですが、あれからウン十年。うちからそんなに遠くないヒルズで木挽きがあるのは、何かの縁と思い、お天気もよかったので行ってまいりました。
私が見学したところには、伊勢神宮奉仕会の役員がいらしたので、いろいろ気になったことを質問してみました。

(2月5日追記)今朝のテレ朝の芸能ニュースによると、なんと「。」で終わる女子アイドル軍団総裁である「つんく」氏も引いていたそうです。全く気がつきませんでした(汗)。誰も私の周りでは気づいていませんでした。そして、彼、私より若いんだと知り、そっちのほうにびっくり。




a0094449_1865820.jpg六本木ヒルズけやき坂広場の入口にお木曳のご用材を乗せた奉曳車。今回は6本の檜が用いられました。しかし、この6本は、実際の建築のためには用いられません。伊勢を出たところの材木は使わないそうです。そりゃまあ、神領からの奉納ですもんね。白い衣装に身を包んだ神領民のお一人(こちらは伊勢からの方たちのようです)、携帯メールなんぞに熱心。アマテラス的にはOKなのか?

a0094449_18181152.jpgヒルズアリーナにて、結団式のような集会を開いていた一日神領民とよばれる木挽き参加者のみなさん。神宮親敬者という条件があるそうですが、えーっと、ガイコクからのお客様もいらっしゃいましたので、多分、自己申告制なのでしょう。




a0094449_18325327.jpg「エッサ、エッサ」という掛け声でひっぱっていきます。


a0094449_18394857.jpgいよいよ私の目の前を奉曳車が通ります。「太一(たいいつ)」と書かれた札は絵符と呼ばれるもので、伊勢の旧神領ではその地区の名前が、また今回のような伊勢神宮が準備した場合には「太一」と書くそうですby Wikipedia。「太一」についてもwikiを見てください>他力本願)

a0094449_185649.jpgこの奉曳車は一千万円ぐらいは軽くするそうです。また、本来は1本らしいのですが、その一本だって、それなりの見栄えが必要になりますので、各地区では20年に一度のこの行事のために準備を計画的におこなわなくてはなりません。いま、この木曳に参加している地区は約80。時折2町村ぐらいが参加を希望するそうですが、こういった条件が整わないと参加が認められず、また歴史ある行事のため、どうしても保守的になってしまう(つまり増加を見送る)ことが多いそうです。
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by eastwind-335 | 2007-02-04 18:58 | 季節モノ | Trackback | Comments(0)

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