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2006年をふりかえる 2

今年もあと3日になってしまいました。
こんなあわただしく、まだ年賀状の宛名書きすら終わっていない年は初めてです。

ネットの世界では、デビュタントってこともあり、楽しいことばかりでした。けれど、リアル生活のほうでは、反省反省反省の一年。いやなことがあったわけではないけれど、満足のいく結果を一つも出せなかったので。体調の問題があって致し方なく、すごろくでいうところの「ひとつやすみ」をしたら、世間(業界)に置いてけぼりを喰らっていた・・と遅ればせながら気づいた秋から、焦り気味なまま年越し。

でも、もうすぐ実りとなりそうなこともあります。



私の職場は、通常23日にはお休みに入るのに、珍しく、28日まで職場でプロジェクト打ち合わせ。
このプロジェクト、かれこれ8年以上続いているもので、30代の大半はこのことで終わってしまったように思います。プロジェクト費用の出所が1度かわったので、数年前に一度報告書を出したのですが、今回はそれを踏み台に新たな報告書を作らなければならず、いま、その追い込み中なのです。
人が全くいないビルの中で、どうしても今年度中にプロジェクトを終結しなければならない私たちが集まり、ああでもなく、こうでもなく、と話し合い、検討しあい・・・。意見のぶつかり合いのために、ケンカ口調になってしまう人々もいたりして(その場限りですけれどね)、一番年少者として入っている私はドキドキすることも。しかし、私も「これだけは譲れませーんっ」と言い切ったりするわけで(しかも、「これだけ」が何度もあったりする)。
プロジェクトは私たちそれぞれの仕事とは別におこなっていることで、正直言って、競争社会になりつつある職場では何やってんだか、とあまり評価されていません。デキる同僚からは、「業績にカウントされないツマラナイことにいつまでも関わって」と冷ややかな目で見られていないわけでもないのです。私も今年は体調がもどってからこのプロジェクトを優先させ、自分自身の通常の仕事に全力で取り組めず、一度ならずチャンスを棒にふってしまい、秋以来、なんだか気持ちが重いこともあります。冒頭にも書きましたが、いま思っても反省だし、苦い悔いが残っています。でも、両方をすることは無理だったのもわかっています。決断って難しいですね。

そして、もう少し規模を小さくするものの、別のところから継続のためのファンドをもらえたので、このプロジェクトはあと3年続きます。組織の変更も予定されている職場ですので、4年後に出す3本目の報告書でいったんはおしまいになるでしょう。悔いのないようがんばらなくちゃ。10年以上も同じメンバーで、全員が関心をもってこのことにあたることができそうなのが、本当に嬉しいです。

来年は規模が小さくなるし、一応キックオフ年なので、切羽詰ったことにはならないから、本業により力をいれたい!

このプロジェクトのおかげで、職場では会えないいろんな方々に出会え、これからも私の目の前に現れるであろう人生上の高低ある山をどう踏破していくか、頭の中では理解ができるようになりました。でも心がそれについていけるか、行動もそうとれるかどうかは、正直言って自信がありません。もう、これだけは、「自分が豊かになるために与えられることに素直に感謝して、他者との交わりから逃げない」(by 父親)ことで乗り切るしかないようです。
by eastwind-335 | 2006-12-29 11:00 | あいさつ | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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