レントな旅(9)カンタベリーの博物館

*3月のイギリス旅行記です*
私たち夫婦の「一致点」であるカンタベリー旅行だったのに、お互い、出発前が忙しく(特に私はインフルエンザになったりもしたので)気合が入りません。どうしても行きたいところだけピックアップして、あとは行き当たりばったりにすることにしました。
ホテルでもらった地図をみながら、まずは旅の基本、その街のインフォメーションセンターへ向かいます。

実は私が家を出る直前、スーツケースに荷物を詰めながら見ていたのが、BSで放送されたカンタベリー特集。小さな通りが多いとか、古い建物が多いとか、耳学問をしておいた程度。
だから、旅行前にネットで見てた地図では想像がつかなかいことだらけ。
ホテルを出ると、目の前に城壁が!

a0094449_14312499.jpg
気になる~!しかし、これはまた後で、ということで、歩き始めると、壁にこんなプレートが。
ツーリストインフォメーションはこっちなのね。
a0094449_14313214.jpg

一本道を歩きます。
a0094449_14345614.jpg
平日だからか、人通りが少なくて、本当に「観光地」でもあるんだろうか?と思いながら歩きます。
イギリスの紀行番組で見たような、2階建ての、壁の色はてんでバラバラの、でもまとまって一つの雰囲気を醸し出す小さな家が長屋のようにならんでいました。
1階には素敵なお店もあります。手前はお仕立ての服屋さん。ウェディングドレスやカクテルドレスを作っている様子。
メイ首相が着ていそうな感じの服も飾ってありました。
a0094449_17181706.jpg

しかし、なんでも「とりあえず疑う」クリティカルな私、これらの建物は本当に古いのかなー?戦争の時に空襲に遭わなかったのかなあ、なんて思ったりして。
でもやっぱり古いんだろうなー。煙突の煙がでるところを見ると、そう思います。
a0094449_17130693.jpg

前を向くと遠くに見える塔がある。ひょっとして、あれが、あの、カンタベリー大聖堂?
a0094449_14352475.jpg


旧市街の中心地に近づいてきたことに気が付きました。
人がわらわらと・・・。
a0094449_15051951.jpg
案外近かった。チョーサーのカンタベリー物語を体験できる博物館もあります。
まるであの時代からやってきたような人が!
a0094449_15072236.jpg
とりあえずはインフォメーションへ行かなくちゃ。
急にここから狭くなる道の向こうは大聖堂。本当はどこかに「正式な道」があるのかしら?

a0094449_15074055.jpg

旧市街は古い雰囲気ですが、地面の舗装は今風、そしてイギリスのファストファッションやらチェーン化粧品店などの看板が目立ち、ちょっぴりちぐはぐなイメージも。

インフォメーションはこの素敵な建物の中に!ホテルだったのかしら?
a0094449_15205527.jpg
屋根の上のほうを見てなーるほど、と。ここは、The Beaney House of Art & Knowledgeと呼ばれていて、Beaney さんが寄贈した建物のようです。図書館と博物館が併設されているみたい。


a0094449_15210044.jpg
入口を入ると、いくつか小部屋があり、展示がありました。
インフォメーションは一番奥にあります。天井の高い建物です。
a0094449_15223635.jpg
手前は、カフェになっています。このときは親子だけでしたが、子供用の椅子があったり、すてきだなーって。
a0094449_15224328.jpg
展示も素敵でした。

寄贈された19世紀の絵画があったり。牛、かわいいなー。
a0094449_15271032.jpg
カンタベリーは農業の町でもあったのかしらん。動物が描かれている小さい油絵も展示されていました。

a0094449_15271401.jpg
a0094449_15271915.jpg
これは、オブジェなのですが、型紙を使った物みたい。

美大があるようで、そこの学生さんたちの展示もありました。
a0094449_15272345.jpg

これらの部屋の扉から、ここがかつては図書館だったことがわかります。
a0094449_15315409.jpg
すりガラス、素敵です。これは何の模様かしら・・・市の紋章かな?
a0094449_15315765.jpg
3羽の鳥とライオン。
何の意味が重ねられているのかしら・・・。


2階にも展示室があります。階段の途中にはすてきなステンドグラスがありました。
a0094449_15400396.jpg

カンタベリー出身者の考古学愛好者の収集品
収集したのは、Viscount Stragfordだそうです。
a0094449_16273337.jpg

これは軍隊(ケント州西で結成された第三歩兵隊)が得た褒賞としてのカップ。手前には勲章があります。
a0094449_16320532.jpg
この数年のイギリス滞在で必ず遭遇している「第一次世界大戦」がらみの展示の部屋もありました。特に今回は、新聞The Millerに掲載された漫画。

人出が足りないのを揶揄った風刺漫画。日本だと女性だけれど、イギリスは動物園の動物なのだ~。

a0094449_16323434.jpg

こちらはお嬢さんが戦時体制の協力をしているのだけど、結局、お嬢すぎて下々についていけない、と。
a0094449_16434800.jpg


あまり記憶がないのですけれど、こういうものも見ていたみたい・・・(笑)。
a0094449_16463748.jpg
船に乗っているおばかさんたち、というタイトルの陶磁器。この時計台ってロンドンの議事堂よね?
a0094449_16475042.jpg

カンタベリー大主教お手製の絵皿みたい・・・。このときは気が付かなかったけれど、大主教グッズがあるようなんですよねー。
a0094449_16492936.jpg


レントの時だからか、メソジスト派の教会に属する画家たちの特別展Picturing Faithがありました。中の撮影は禁止でしたが、イースターを迎えるまでの日々を描く作品はどれもすばらしかった。展覧会のタイトル通り「信仰」を描いていました。
a0094449_16530055.jpg
これが無料だなんて~。特別展は寸志ということで、箱がおいてありました。みなさんお金をいれてました。私もちょっぴりですが入れました。

インフォメーションだけ利用するつもりでしたが、思いがけず、すばらしい時間をすごすことができました。

[PR]
トラックバックURL : http://ew335.exblog.jp/tb/237086234
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by eastwind-335 | 2017-06-10 16:58 | 旅の思い出17受難節のイギリス | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335
プロフィールを見る