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週イチ連載小説のサポーターになります!

ちょっと前から夕刊小説がなくなり、その代りに金曜日夕刊に一面まるまる小説というスタイルを打ち出したモルゲンターク新聞。
まえの小説は「うわー、甘ったるい」「(AXNとかでやってそうなアメリカのドラマの)デジャブー感ありあり」と私の好みに合わなかったのですが(それでも新聞に掲載されているからついつい目を通すのだけど)、今年1月からは、最近ちょっくら気になり始めた津村記久子さんの連載となりました。
この1年近く読んでいた出版社のPR誌での連載の文章が私にピタと来ていただけでなく、先日の大手広告代理店で起きた過労死事件を含めた過労死問題についてもコメントが「ほんとそうだよね」だったのでした。
加えて、彼女の仕事のストレス解消方法の一つが、サッカーを見て人間観察をすることだと!
兼業作家だったらしく、給与生活を送る、ということの辛さも逃げ方もわかってる人なんだ、というのも、本屋で本を手に取ってみてわかってきました。

その彼女の連載小説と来たら期待しちゃいます。
タイトルは『ディス・イズ・ザ・デイ 最終節に向かう22人』
テーマはJ2の昇格争い。
スゴいタイミング!
というのも、小学校以来のファンだったカザマ監督がJ2名古屋の監督になると発表されて、私は彼がどうやってあのチーム(本当に「あのチーム」と言いたくなるようなコトが続いてます)がこの数年の間どうなっていくのかを、カントクから見ていくことになりそうなので、新聞と実生活がリンクする内容なだけにワクワクしています。
おまけに挿絵が内牧敦子さん。内牧敦子さんっていってすぐにわかる人は、JスポのFoot!を毎日見てる人です!サッカー番組で毎日イラストを描いている内牧さん。「今日のウチマキさんのイラストは」で始まる金曜Foot!でもそのうちこの新聞連載を取り上げてもらえるのかな?

初回は主人公と従妹のえりちゃんのサッカーとの出会い。それぞれ理由があってののめり込みなのだけど、これがどんなふうに発展して、どんなふうに交差し、そしてどんなふうに分かれるのか。
なかなか「サッカー小説」のよいものに出会えなかった私。すごく期待しています。

『ジャイ・キリ』もいいけど、選手たちにもこの連載小説はぜひ読んでほしい。文字で描かれた世界を頭の中で思い浮かべるほうが「頭を使う」ことになるからね!

毎週金曜日が楽しみです!サポーターになりますよ、わたし!

by eastwind-335 | 2017-01-07 16:16 | 極東のサッカー | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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