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歩行者天国に警官は似合わない

1か月に一度程度ですが、日曜日の銀座を歩くことがあります。
美容院に行くためです。午前中に一つ用事を済ませてから、となるので、たいていが午後1時過ぎ。ということで、歩行者天国になっています。

昨日は天気が良くて、夏日で、有楽町からモグラちゃんのように地下を歩いて、鳩居堂近くの階段から上がってきた私の目の前の銀座の歩行者天国には、大量買いをした人たち、またはこれからする人たちの間をぬって歩く日本語話者の人たちがいて、ところどころに、髪の毛の色や、私たちの日常の着衣とは異なる民族衣装を着ている人たちが地図を覗いている、と、よくある歩行者天国の様子が広がっていました。ところが、地上を歩き始めて数歩するうちに、なんか不思議な感情が広がっていくのがわかりました。

何かが違う。

日曜日の銀座のようだけど、何かがヘン。
あるようにない。
のどかな休日という感じがしない。

なんか作られた感じ。

そして、すぐに気が付きました。
休日を楽しむ人々の服装とは思えない恰好が点在していることに。
二人組の警官が多すぎるってことに。

近くでデモ行進でもあるのかな(だって、ほら、あのシミったれ都知事が・・・)と思って尋ねたところ、伊勢志摩サミットのために東京も警備体制強化となっているとのことでしたが、日本の一ブロックって欧米の繁華街のそれと比べてかなり短いと思うのだけど、そこに10名近い警官がうろうろしているのって、なんだかなじまない。
東京でサミットだったらわからなくもないのだけれど。

これがテロ対策というのだったら、2020年はこれが1.5割増になっていくのかしら?

よその国を旅行していて、繁華街に警察が歩いているのを見ることは当然ある。
でもその場合は、スリが多いから、という観光対策という感じで、理由がわからなくもなかったのだけど。

銀座の歩行者天国には似合わないなあと正直思いました。
警官が二人一組で監視するように歩いている風景に。
さりげなくいるのではなく、威圧感のある感じで立っている感じに。
見た感じ、装備をしてるのが「わかりやすい」警官のみなさんでしたが、事が起きて俊敏に解決できなさそうな体型の人たちに。いや、全体重、全体格を活かして(爆)押し倒すとかするのかな?

なんというか「守られてる」というより「見張られてる」って感じ。外国の警官と違って余裕も愛想もない顔してるし。

何人かの警官は欧米人の質問に答えられず、外国人の人が頭をふりながら離れていくのも目にしました。
ガイコクだと、警官に地図を見せるとすぐに「ああ、そこを曲がって」なんてすぐに教えてもらえるんですけどね(正確かどうかはお国柄で異なりますが・・・)

ひょっとしたら所轄の警官たちじゃないのかもしれませんね。としたら、なおのこと、英語ができる人、地図が読める人を東京を代表する観光地である銀座には配置しなくては。何でもスマホで解決できると思っちゃ大間違いですよ、ほんと。地図を読めないひとがどんだけスマホをいじっても、たどりつけないんですから。
ま、2020年オリンピックに向けて、が最近の枕詞だから、視覚障碍者向けのアプリが改良されて、結局愛用するのは顔面からスマホ画面を外すことができない健常者ってことは可能性は十分ありますけどね。
あのスマホを顔面に近づけたまま歩くとか、急に立ち止まるとか法律違反とかにしてくれないかなあ。ほんと、危ないから。
タバコみたいに、使えるところを限定してくれるといいのにな。
ココロの健康のために使いすぎに注意しましょうってスマホの後ろに大きく彫り込むとか(爆)。

閑話休題。
本当は、私たちが警官に慣れるのではなく、警官がさりげなく配置されるほうがいいんですけどね。それに全員が男性警官だったのも疑問。
とにかく銀座が似合わない警官たちじゃなくて、もうすこし他国のように「場所に見合う容姿」の人たちにしたらいいのにねえ。

さて、一時間後、美容院から出たら(2時半ごろ)、急に警官の数が減って、1ブロックにつき4人(場所によっては二人)程度に。
何だ?この警戒の差は?
ひょっとしたら要人の奥さんとかが銀座にお忍びで遊び(とかお食事に)きていたのかもしれませんね~。

次に日曜昼間の銀座に行くのは、早くて1か月後なので(美容院に行くため)、そのときは気楽に「ああ、日曜の東京っぽいなあ」と思いながら歩きたいものです。

しかし、ほんと、2020年になったら、なんか、しんどいなあ。
通勤とか時間が倍ぐらいかかるんじゃないか?って今からみんなで話しています。
by eastwind-335 | 2016-05-23 06:15 | 日常 | Trackback | Comments(0)

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