我が家は機内?

母が新居に遊びにきてくれました。
4月末にも家族の祝い事(父の喜寿と甥の進学祝)があって、一緒に食事をしたのですが、改めて母だけで泊まりに来てくれました。

引越をして2か月経つころ、私が引越の間に実家に預けておいた貴重品(笑)を届けがてら父が遊びにきましたが、数年前の手術で、思い立ったら出かけることがちょっとむつかしくなった母は、この日に合わせて調子を整えてきてくれました。

金曜日の夜、自宅最寄り駅で待ち合わせをして、海辺の街から母が買ってきたいさきに、庭に生えているハーブをぐいぐい突っ込んでオーブン焼き。ちょっとしたサラダと、私のお弁当のおかず用の「作り置き」の中で、母が食べられるものをチョイスしてもらってお皿にもって、夕食に。

翌日は、体調が良ければ、早お昼をして日本橋のデパートへ行く予定でした。しかし、母の勘で「やっぱりやめておく」ということになり、ゆっくり寝て、ブランチをとり、お茶をのみながらあれこれ積もる話を。

母の最近の悩みは、父のこと。
還暦になるとゼロになる、と考えると、ちょっと屁理屈をいって母をイライラさせる父は17歳。「今は30歳ぐらいが昔のハタチっていうぐらいなんだから、今のパパは13歳ぐらいでまさに反抗期じゃん!そのころの私のトンガリぶりを思い出してみて!」というと、母が納得したような顔をして、そのうち、クスクス笑いだし。

「もう、職場のデキのわるい後輩ちゃんのチューターをやってる時みたい!ママからも残業手当をもらいますよ!」というと、ますます大笑い。日ごろは「あなた、そうやって後輩の人を指導してるわけ?」と私の言動を心配してくれる母ですが、この日はよい薬になったようです。

笑うことは大切。クスっと笑うことも、大笑いすることも。

両親と今はふつうに話をして、笑って、怒って、甘えて、涙して、という感情の中でコミュニケーションをふつうにとっています。しかし、双方の祖父母との最期を思い出せば、いつか、私たちだってそのことがむつかしくなる。でも先のことを思い煩うよりは、今のそのときの幸せを感じて生きていたいと思います。

しかし、笑わせてくれたのは実は母でして・・。母は術後、トイレの回数が増えたので、長時間の移動が不安になっています。ソウルへまた行けるかしら、なんて話をしていたときです。
「なんか、旅行をしてる気がしてきた」と言い出しました。
「飛行機に乗ってる時みたい」え?
「あのね、あくびしてもいいかしら?」いや、断ることではないでしょう・・・
「高度が上がったときに耳が詰まるでしょう?ああいう感じになってるの」
と大きなあくびを始めました。私もつられて大あくび。
「あー、収まったわ。ここ、高いところにあるから、耳が詰まるのかしら?あなたはないの?」
私は教会の塔には必ず上る、という「ナントカは高いところが好き」の典型だから気にしたこともなかった、と答えます。思い出せば、高所恐怖症の賢弟が遊びに来たとき、義妹ちゃんたちは恐る恐るもベランダに出たのに、ナントカではない弟は部屋の中にいたなあ~。
今度、飛行機に乗りたいと思ったら、東風ちゃんの家に来たらいいのね!

こんな「エコノミークラス」の部屋でいいんだったら、母には、また、旅行がてら来てもらいたいものです。
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by eastwind-335 | 2016-05-18 06:36 | 日常 | Trackback | Comments(0)

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