すわる

日曜日に山手線に乗りこんだら、幼稚園生ぐらいの子供が座席に立ち、声をあげて体を伸ばしてつり革を握っていた。父親らしき男性が隣に座り、スマホから目を離さない。
でも周囲の目に気付いたのか、スマホから目を離さずに「ちゃんと座れよ」と子供に声はかける。しかし子供は依然として立ちっぱなし、つり革から手を離さないどころか、片足をあげたりしている。
すると、緊急停車となってしまい、子供は危うく落下しそうに。つり革を手放し、座席にしゃがむように座り込んだ。
そこでお父さんはようやくスマホを膝に置き、子供の方をむいて「だから危ないといっただろう」とやや強い口調で注意した。しかし、子供は「どうして急に止まったりしたんだろう」とか「大丈夫だよ、けがしてないもん」とかいうばかりで「ごめんなさい」とは言わない。
私の親だったら猛烈怒り出して、次の駅で有無を言わさずおろされてホームで大説教大会になったと思います(笑)。

もっと気になったのは、お父さんの態度。
もしこの子がつり革を手放して、タイミング悪く頭から落ちたら、この父親はどうしたんだろう?
打ち所が悪くて、心身に障害が残ることになったら、どう思うだろう?

私が子供のころは、靴を脱いで後ろ向きに座ることは許されることがあっても、座席に立つなんて言語道断だった。後ろ向きに座っていいのも、人が少ないときだけで、幼稚園にあがったら徐々に許してもらえなくなった。年長さんだから、もうお姉さんでしょ、みたいな感じで。むしろ幼稚園生ぐらいまでは靴を脱いで親の膝に座らされていた。そうでなければ、弟と二人で一つの座席だった。一人分の席に一人で座ってよい、という日はちょっと「大きくなった」気がした。今は時代が違うからそのあたりの線引も違うと思うけれど、そして子育ては大変だろうと思うから、ちょっとしたことは大目に見てあげるべきだと思うけれど、親のほうに車内は「公の場」だという認識ないのはどうだろうか?って。

こどもだもん、急に幼稚園で習った歌を歌いたくもなるでしょう。
こどもだもん、急におなかがすいて、何か飲んだり食べたりしたくなるでしょう。

歌ってもいいよ、1曲だったら。おなかすいたっておうちの人に言ってもいいよ、目的の駅に着いたら食べさせてもらえるように。

でも、この頃の親ってそういう子供に「ここはおうちではないから、がまんしよう」って公私の区別を教えないですよねえ。
幼稚園児以下に大人と同じようにしなさい、っていうのは無理な話。でも、公私の区別は少子化だって教えなくちゃいけない社会のルールだと思うのだけど?
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by eastwind-335 | 2016-02-05 20:03 | 日常 | Trackback | Comments(0)

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