チャリティに出す
2015年 12月 12日
今回の引っ越し決定はミニ断捨離実施のよい時でもありました。
母からは、引っ越し先でたくさんのものを捨てるのはトラブルのもとになりかねないから、捨てるなら引っ越し前に、とアドバイス。
しかし、引っ越し前に捨てたものは、それほどなかったのでした。家人は若いころのバンド活で使っていた機材などをかなり手放したようですけれど。
私は明らかにウエストが入らないと見るからにわかるスカートやパンツぐらいでした(汗)。
結婚式の引き出物やお返しでいただいたお皿は、職場の知人に紹介されたNPOに届けました。
そこは、児童養護施設を卒業する人たちの独り立ちのために必要な家財道具を準備することも活動の一つにしているそうです。
養護施設は18歳、つまり高校卒業と同時に退所しなければなりません。支度金が出るのですが、一律金の少なさにはびっくりしました。都道府県や市町村のレベルでの支度金を合算しても、そこから新しい住まいの賃貸手続きを終えたらほとんど手元に残る物はありません。
そういう若者にできるだけ新品に近い家財道具をお届けする、というのが活動の目的。わりと大きな組織なので安心して届けました。
大学にも声をかけ、地方出身者の学生が就職で下宿を畳むときに不要になる家財道具を寄付してほしいとお願いしているそうです。
私も鍋やカーテンとかもあるといいんですけれどね、と言われたのですが、あいにく我が家の鍋は18年ちかく使い込んだものばかり。
新しい旅立ちには新しいものを送りたいと思うのです。もし、今度引き出物の形でカタログをもらったら、こちらのNPOに届けようと思います。
で、引っ越しの荷づめは引っ越し業者から派遣されたオバちゃんたちにお願いしたのでした。あんまりにも古い乾物などはオバちゃんが「おくさまぁ、こちら古くてもう食べられませんので、捨てさせていただいてよろしいでしょうかぁ」と狭い家なのに大声で呼び出され、窓を開けて作業をしていたのでお隣にも間違いなく聞こえてるよなあと思いながら「あらあ、よろしくお願いしますねぇ」と答えるという、恥ずかしいやりとりを何度も繰り返したのですが、このオバちゃんたち、最後には缶詰や外国語で書かれたスープ、ネパールなどでお店でパッキングしてもらったスパイスなどデータすらないもの(爆)だけでなく、一度も開封されることのないまま10余年流しの上の棚においてあったにんべんの顆粒出汁などまでどんどんと箱に入れてくれていたのでした。
そんなことを知らなかったワタクシ、引っ越しして箱をどんどん開けてびっくり。自分でも忘れていたけれど、段ボールに書かれていた「元あった場所」を見てつくづく反省。てっきり台所の上の吊り棚に遭ったのだと思っていたのだけど、案外、食器棚の下の部分にも入っていたことに気づきました。前は食器棚の下は半分はお菓子作りの道具をいれてあったので、比較的開け閉めはしていたのですが、この数年お菓子をつくらなかったので、棚を覗くこともなかったなあって。
しかも我が家の食器棚は引き戸式(これで3.11も食器が割れずに済んだのでした)。もともと片側しか用いず、それすら数年していなかったのだから・・・。せっせせっせと賞味期限が1年以上前になっているものは処分。
ああ、恥ずかしい。申し訳ない。こんなに食材をムダにしてしまってバチがあたりませんように、と思いながらゴミ捨て場へ行きました。
家人の新しい部屋は収納がまったくないので、私は小さな部屋用クローゼットになるものを買うといいのにと思うのだけど、そういうものへのこだわりのない家人が今のところ拒絶しているので、好き勝手にさせてます。好き勝手に、というのは彼が着た後、椅子の背にどんどん重ねてるんですけれどっ。
ああ、人が来ない家で良かったです(号泣)。
そして、あまり好きな色や素材やデザインじゃないのに、ヨメ(つまりワタクシ)が強く「こういう時にはこういう恰好で行った方がよい」と言うためにユニクロで買わされ、数回着ただけらしいシャツ、セーター(家人はセーターはどんな素材でも首元がかゆくなるそうで着ない)が帰宅したら山積みになっていました。
ひゃー。実は私もかつての家の和室に着なくなったユニクロのセーターが数着入っていたことを発見。
そうしたら、これまたお友達のお子さんが通っている大学でチャリティでユニクロ他の服を集めてるという話をしてくれまして。さっそく送りましたよ!
ただし、シャツはやめておいた。キレイに見えても(私は洗濯はちゃんとする!)、何年も着ていないと襟の汚れはどうしても出てくるし。
そして、私は本棚に本をいれていて「あれ、これ2冊買ってた?!」という本が5,6冊あったことに気が付きました。決して安い本じゃなかったのに(涙)。あと、趣味のように買っていた料理本も、まとめて一つの棚に入れようとすると、考えていたスペースを越えてしまうことがわかりました。
結婚したての時、当時、母よりちょっと上世代の方から「料理本は躊躇せず買った方がよい。1冊のうち二つでも作ったら、本としての役割は終えたも同然」とアドバイスを受けたことがあります。働くオンナは作ってみたいと思うだけでも大切なのだ、と。ジャケ(表紙)買いとか帯(宣伝文句)負けして買った料理本も、あらら、なんてこともある。帰宅するまでに「ああ、これは私向きではないな」とか「思ったほどではなかった」なんて本もあったりして。お菓子の本も自分の得意な技法とそうじゃない技法があるんだな、ってことを実感。フランス菓子系は今の私にはムリ。そういうものを含め「絶対に見直さない」と思ったもの20冊近く処分。
あと、絶対に読まないドイツ語の小説。熱帯雨林.deで取り寄せたんですけれど(朗読CDまで!)、翻訳本を読んだら「私好みではない」と思わせる目線の小説だったので。
ちなみにそれはシュリンクです(爆)。『朗読者』は文学案内でもあるので高校では副読本をつけながら読んでいらしい、という紹介に買ったのだけど、シュリンクの作品、私にはちょっと向かないと思うのです。
これらの本は日本語の本はブックオフにでも、ドイツ語の本は区の図書館かドイツ文化センタ―に相談しようかな、なんて思っていたのですけれど、引っ越し前のクラス会で再会した海辺の街の同級生から「うちの子供の大学でチャリボンというISBNのついている古本を集めるチャリティをやっていて、家の本がかなり整理できた」と聞いていたので、そのお子さんに届けることに。
食材を捨てたことは非常に反省していますが、それ以外はわりと上手く処分できたかな?と思っています。
賞味期限は切れているけれど消費期限はまだ大丈夫だろう、というドウブツ的勘で取ってあるストック食材をどうにかしなくては・・・。
母からは、引っ越し先でたくさんのものを捨てるのはトラブルのもとになりかねないから、捨てるなら引っ越し前に、とアドバイス。
しかし、引っ越し前に捨てたものは、それほどなかったのでした。家人は若いころのバンド活で使っていた機材などをかなり手放したようですけれど。
私は明らかにウエストが入らないと見るからにわかるスカートやパンツぐらいでした(汗)。
結婚式の引き出物やお返しでいただいたお皿は、職場の知人に紹介されたNPOに届けました。
そこは、児童養護施設を卒業する人たちの独り立ちのために必要な家財道具を準備することも活動の一つにしているそうです。
養護施設は18歳、つまり高校卒業と同時に退所しなければなりません。支度金が出るのですが、一律金の少なさにはびっくりしました。都道府県や市町村のレベルでの支度金を合算しても、そこから新しい住まいの賃貸手続きを終えたらほとんど手元に残る物はありません。
そういう若者にできるだけ新品に近い家財道具をお届けする、というのが活動の目的。わりと大きな組織なので安心して届けました。
大学にも声をかけ、地方出身者の学生が就職で下宿を畳むときに不要になる家財道具を寄付してほしいとお願いしているそうです。
私も鍋やカーテンとかもあるといいんですけれどね、と言われたのですが、あいにく我が家の鍋は18年ちかく使い込んだものばかり。
新しい旅立ちには新しいものを送りたいと思うのです。もし、今度引き出物の形でカタログをもらったら、こちらのNPOに届けようと思います。
で、引っ越しの荷づめは引っ越し業者から派遣されたオバちゃんたちにお願いしたのでした。あんまりにも古い乾物などはオバちゃんが「おくさまぁ、こちら古くてもう食べられませんので、捨てさせていただいてよろしいでしょうかぁ」と狭い家なのに大声で呼び出され、窓を開けて作業をしていたのでお隣にも間違いなく聞こえてるよなあと思いながら「あらあ、よろしくお願いしますねぇ」と答えるという、恥ずかしいやりとりを何度も繰り返したのですが、このオバちゃんたち、最後には缶詰や外国語で書かれたスープ、ネパールなどでお店でパッキングしてもらったスパイスなどデータすらないもの(爆)だけでなく、一度も開封されることのないまま10余年流しの上の棚においてあったにんべんの顆粒出汁などまでどんどんと箱に入れてくれていたのでした。
そんなことを知らなかったワタクシ、引っ越しして箱をどんどん開けてびっくり。自分でも忘れていたけれど、段ボールに書かれていた「元あった場所」を見てつくづく反省。てっきり台所の上の吊り棚に遭ったのだと思っていたのだけど、案外、食器棚の下の部分にも入っていたことに気づきました。前は食器棚の下は半分はお菓子作りの道具をいれてあったので、比較的開け閉めはしていたのですが、この数年お菓子をつくらなかったので、棚を覗くこともなかったなあって。
しかも我が家の食器棚は引き戸式(これで3.11も食器が割れずに済んだのでした)。もともと片側しか用いず、それすら数年していなかったのだから・・・。せっせせっせと賞味期限が1年以上前になっているものは処分。
ああ、恥ずかしい。申し訳ない。こんなに食材をムダにしてしまってバチがあたりませんように、と思いながらゴミ捨て場へ行きました。
家人の新しい部屋は収納がまったくないので、私は小さな部屋用クローゼットになるものを買うといいのにと思うのだけど、そういうものへのこだわりのない家人が今のところ拒絶しているので、好き勝手にさせてます。好き勝手に、というのは彼が着た後、椅子の背にどんどん重ねてるんですけれどっ。
ああ、人が来ない家で良かったです(号泣)。
そして、あまり好きな色や素材やデザインじゃないのに、ヨメ(つまりワタクシ)が強く「こういう時にはこういう恰好で行った方がよい」と言うためにユニクロで買わされ、数回着ただけらしいシャツ、セーター(家人はセーターはどんな素材でも首元がかゆくなるそうで着ない)が帰宅したら山積みになっていました。
ひゃー。実は私もかつての家の和室に着なくなったユニクロのセーターが数着入っていたことを発見。
そうしたら、これまたお友達のお子さんが通っている大学でチャリティでユニクロ他の服を集めてるという話をしてくれまして。さっそく送りましたよ!
ただし、シャツはやめておいた。キレイに見えても(私は洗濯はちゃんとする!)、何年も着ていないと襟の汚れはどうしても出てくるし。
そして、私は本棚に本をいれていて「あれ、これ2冊買ってた?!」という本が5,6冊あったことに気が付きました。決して安い本じゃなかったのに(涙)。あと、趣味のように買っていた料理本も、まとめて一つの棚に入れようとすると、考えていたスペースを越えてしまうことがわかりました。
結婚したての時、当時、母よりちょっと上世代の方から「料理本は躊躇せず買った方がよい。1冊のうち二つでも作ったら、本としての役割は終えたも同然」とアドバイスを受けたことがあります。働くオンナは作ってみたいと思うだけでも大切なのだ、と。ジャケ(表紙)買いとか帯(宣伝文句)負けして買った料理本も、あらら、なんてこともある。帰宅するまでに「ああ、これは私向きではないな」とか「思ったほどではなかった」なんて本もあったりして。お菓子の本も自分の得意な技法とそうじゃない技法があるんだな、ってことを実感。フランス菓子系は今の私にはムリ。そういうものを含め「絶対に見直さない」と思ったもの20冊近く処分。
あと、絶対に読まないドイツ語の小説。熱帯雨林.deで取り寄せたんですけれど(朗読CDまで!)、翻訳本を読んだら「私好みではない」と思わせる目線の小説だったので。
ちなみにそれはシュリンクです(爆)。『朗読者』は文学案内でもあるので高校では副読本をつけながら読んでいらしい、という紹介に買ったのだけど、シュリンクの作品、私にはちょっと向かないと思うのです。
これらの本は日本語の本はブックオフにでも、ドイツ語の本は区の図書館かドイツ文化センタ―に相談しようかな、なんて思っていたのですけれど、引っ越し前のクラス会で再会した海辺の街の同級生から「うちの子供の大学でチャリボンというISBNのついている古本を集めるチャリティをやっていて、家の本がかなり整理できた」と聞いていたので、そのお子さんに届けることに。
食材を捨てたことは非常に反省していますが、それ以外はわりと上手く処分できたかな?と思っています。
賞味期限は切れているけれど消費期限はまだ大丈夫だろう、というドウブツ的勘で取ってあるストック食材をどうにかしなくては・・・。
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greenfloral at 2015-12-14 19:14
こんばんは。
この間お話されていたお引越し完了されたのですね。
お疲れ様でした。
そう、引越しはものを捨てるチャンスで我が家も何度かの引越しで
いろいろなものを処分してきました。
でも、なぜかまたものが増えるの繰り返しで(^^ゞ
年齢も年齢なのでもう新しいものを買うときはよく考えないと、と思います^^
新しい住まいで快適に新しい年を迎えられますね。
この間お話されていたお引越し完了されたのですね。
お疲れ様でした。
そう、引越しはものを捨てるチャンスで我が家も何度かの引越しで
いろいろなものを処分してきました。
でも、なぜかまたものが増えるの繰り返しで(^^ゞ
年齢も年齢なのでもう新しいものを買うときはよく考えないと、と思います^^
新しい住まいで快適に新しい年を迎えられますね。
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eastwind-335 at 2015-12-25 08:46
greenfloralさん、こんにちは。
お返事遅くなりました。
本当に、いろんなものを手放しました。
しかし、整理につかうため、という名目で、結局物が増えつつあります。とりあえず、ではなく、かなり考えてなので、結局部屋の片づけも遅れがちになり・・・。
段ボールと共に年越しになりそうです(涙)。
来年もまたお教室でご一緒できる日があるのを楽しみにしています!
お返事遅くなりました。
本当に、いろんなものを手放しました。
しかし、整理につかうため、という名目で、結局物が増えつつあります。とりあえず、ではなく、かなり考えてなので、結局部屋の片づけも遅れがちになり・・・。
段ボールと共に年越しになりそうです(涙)。
来年もまたお教室でご一緒できる日があるのを楽しみにしています!
by eastwind-335
| 2015-12-12 07:25
| 日常
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