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ギュ~ウっ詰め

シルバーウィークはどこにもでかけない、ということで、録画してあったL&Oの第3シーズンをみています。
字幕版なので、ふと気を緩めると「あれあれ?」なことになってしまう。で、巻き戻す。結局、私は45分のドラマなのに70分以上かかって見終わる、という贅沢な時間を楽しんでます。

昨晩は、いつもより朝が遅かったからか、夜10時半になっても目が覚めていました。
久しぶりにオープニングから試合を見ました。家人も一緒。彼は初めてあの3Dを目にして「気持ち悪いなあ、著作権で選手側と揉めたとか?」と。そーだよねっ!と同感するワタクシ。

ダルムシュタットとの試合。ウワサに聞いていた「おらが町のサッカー場」のようなスタジアム。
観客席からして違います。
最初に目にしたとき「わー、ここ、行ってみたい!」と思わず声を挙げてしまいました。おかげで、家人から「夜遅いから」と注意される羽目に・・・。
だって、みんなギューギュー詰めで、応援してうちに隣の人と肩を組んじゃいそうな、そういう感じ。
青一色のところに、結構な割合で赤の席も用意してあって。

解説の良平さんも言ってましたが、決して小さな町ではないはずのダルムシュタット。私だって大学生の時にはその名前を知っていたよ!どうしてなのかなあ?きっと、あの頃のドイツ語講座のスキットドラマがあのあたりだったのでしょう・・・。

アリアンツもラムたんが引退するまでに1度は、そして死ぬまでには3度ぐらい行きたいですけれどーもー!
ダルムシュタットも1度行ってみたい、と思いました。
本当に雰囲気いいですよー。荒れても喜んでも、どっちの感情もストレートにピッチに伝わってきそう。
高校時代、私たちはサッカー部の練習試合を土手で見ていたのだけど(小高い丘の校地だったのでグラウンドの片側は土手になっていました)、なんていうのかなあ、その時のことを思い出すような距離感。

有名人は別の場所、とかじゃなくて、気が付いたら5人向こうに有名な先輩(80年代ですので、ここでいう「有名」って「日本リーグに属してる」だったりするのだけど)もいた、みたいな。
高3の冬休み、清水東と練習試合をしたサッカー部。武田がスター選手としてサッカーマガジンに取り上げられていたので、サッカー部でなくても彼の存在もプレースタイルも知っていた。1月、他の高校だったら受験前でイライラしてるだろう高校3年生の私たち、「ま、浪人するんだから、今勉強しても」な感じでして、サッカー部の子に連れられて「武田君詣」をしていたのでした。彼等曰く「ここ(小体育館。公立、しかも普通科なのに体育館が2つ、武道場が一つあった)で着替えた」「この水道で水を飲んだ」等々・・・。

ひょっとしたらダルムシュタットもそんな感じなんじゃないかな?って。

試合も1点を先取するまでしか見させてもらえなかったけれど(録画してるから、いいでしょ、と家人。有吉とかマツコのバラエティを見たかったらしい)、「いいなあ~雰囲気」って思いながら見てましたよ。

さてさて、久しぶりに家人は生中継状態のバイヤンを見ました。たぶん、バイヤンの試合は1年近く見てないと思う。バイヤンの面々に面食らってましたよ。水曜にCLがあったから、いわゆるBチームだったと思うのですが、知らない人たちだらけ(そりゃそうだ)。
「これ、青がエステ、だよね?」と(注・エステとはラジオで聴いていたころは、チームソング「南の星」のエフツェーバイエルン♪が「エステばいえるん」にしか聞こえない、といいだし、家人はバイヤン=「エステ」となってます)。
「何をいってるの?!バイヤンといえば赤、でしょ?」
「え?だって、赤は中南米のクラブじゃないの?」
「何をいってるわけ?これ、ブンデスの試合じゃん。一緒に気持ち悪い3Dはんたーい!って、今オープニング見ながら言ったじゃん」
「えー?だって、モヒカンとか、刺青とか、そんなのばっかりじゃん。お、ゲッツェがいるから、そうかエステか」
そこで私もゲッツェがいることに初めて気が付きました(失礼!)。

「あれ、監督って、あんなのだったっけ?」
「え?ペップのこと?もう3シーズン目だけど?」
「あれ?チューリップは?そうかマンUか。コブタを連れ去ったんだった」
「ペップのピチピチパンツ、やめてほしいのよ。他のクラブのカントクだったら許すけど、なんか、自分のところの監督になったら、目についちゃうのよねえ」
「ペップはあの恰好にこだわるんだったら、新しい選手たちがバイヤンらしからぬ様相であっても、何も言わないだろうなあ」としみじみ言ったあとに突然、「ハゲ、いないじゃん」と。ハゲとはロッベンのことです。どこでもわかる、と言うのです。いや、彼のプレースタイルじゃなくて後頭部の形だけで・・・。
「あー、代表戦で怪我しちゃったの」
「ここにいる選手たち、なんか、汚いなあ。キミ、前に「バイヤンは野球で言ったら巨人軍みたいなもん」って言ってたけど、巨人じゃ赦されないんじゃ?」
「でもね、おりこうそうな顔して、クラブのスポンサーの顔を潰したゲッツェよりもクラブ的には安全なんじゃ?」
「ところで、DFに頭クルクルのお兄ちゃん、歴史上の人と同じ名前の人がいただろ?あれは?」
「ダンテでしょ、ダンテは移籍しました」
「え?なんで?面白そうな人だったのに」
「ねえ~。ま、ピチピチにきいてください。」
で、二人でしみじみ言いました。コブタちゃんがいないのはなんか寂しいね、って。
ま、Jスポで時々マンUの試合を見るようにもなったんですけれどね。ちょうど夕ご飯の頃(8時前後)の放送があったから、ではありますが・・・。

「ところで、キミのラームはどうしたのかなあ。小さくて見えないのかなあ?」

結局そこですか?
うちの家人は実際より身長がありまして(樽のような恰好に頭の先まで見てもらえない)、ラムたんが170センチということを知って以来「小さなラーム」を連発ですよ。

「クラマーさんだって小さかったんだ!」と力強く言い返すワタクシです。ああ、クラマーさん、一度、お目にかかりたかったです。その幸運があったブンデスの師匠によると、本当に本当にいい人だそうですよ!しかし、さすがカントク業が長く、目は鋭かった、と。
でも、ラムたんはカントク業にはつかないって言ってるんですって?いや、ライセンスは取っておきなさいよ(「東風せんせい」口調)。子供たちに教えたくなった時にも必要ですからねえ~。その時、オットルくんも一緒にさそってあげて~。
・・・って私も結局そこに考えがいくわけで(笑)。
それに、ラムたんの引退は2018年の予定。3年後の話だわねえ~。

あ、試合は、録画したものを見る前にネットニュースで3-0で勝ったことを知りました。新加入3人が得点とか。家人が起きたら「アータがいってる「きたないひとたち」のおかげで勝ったから!」と言わなくちゃ!
・・・・っていうか、ゲッツェは機能してたんでしょうか?
代表でも活躍できないと困るので、代表で調子が良いんだったらそれはそれでアリでしょうけれど、おだてられないとできない、とか枕詞が付いてる状況はいいんでしょうかねえ?
彼はすごい星の下に生まれてるのだろうと思うけれど、それは南の星の下ではないかも、と思うこの頃です。
by eastwind-335 | 2015-09-20 08:43 | バイヤン | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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