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ごめんね、みらいのひとたち

いま、わたしたち女性は、選挙権を有している。
民主主義の基本として、男女の性別の差なくして与えられた選挙権。
戦前から婦人参政権を求めた歴史的流れは振り返ること少なく(だよね?!)、国民の権利となってもうすぐ70年。
不思議だよね。選挙権は「押し付けられた」とは絶対にいわれない。あれだってGHQの指導のもとで、突如、はじまったことなのに。
男性だけでなく、女性も選挙権が持てるようになりました、みたいな「よかった・すばらしい」ことだって。
私はこの与えられた権利を大切にしている。すごく悩みながら行使してきたつもりだった。でも、本当にそうだったのかなあ、と。

わたしたちは、選挙権という民主主義の道具を使って、与野党問わずあんな国会議員たちを選んだ。
こんなやりかたでしか「国民の命と平和の暮らしを守れない」と思えないひとたちが内閣を構成した時代をつくりだして。

「平和」とかうそぶきながら組織票で国会議員をつくりだしている人たちは恥ずかしくないのか。どっちの与党にもそういう団体があるんだから、まいっちゃうよ。
どっちも、最後の2週間ぐらい、旗をもって声を挙げて、団体のインテリ層がステートメントを出しても、おせーんだよっ!(別人来臨中)。マッチポンプというか、既成事実作りって感じがする。悪いけど。選挙権をもった瞬間から、たえずあの2団体に感じていたことが一層強まっただけ。どうして「個人」がないのかなあ、って。

あのコドモシュショーの名前は10年経ったら、どんなかたちであれ、日本の教科書に載ることになるだろう。それが悔しい。載るに値しない、覚えるに値しない名前を覚えなくてはならない子供たちがいるなんて。

唯一の幸い(わたしにとって)は、こどもがいないから、私がこどもの勉強をみながら「あんな人の名前を(  )に書きこまなくちゃいけないなんて!」と憤慨する必要はない。

戦争の未然とは、宣戦布告前。ただそれだけ。きれいごとは一切ない。そこには軍事衝突だって含まれている。そこには「侵略される」ことも含まれるってこと。だって、「侵略はしないことが前提の法律」なんでしょ(棒読み)。現代の戦争に民間人保護はない。その時の政権は「遺憾です」で終わらせるだけ。

わたしたちが難民になる日はちかい。
そんな気がする。
by eastwind-335 | 2015-09-19 08:12 | 日常

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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