ものを引き継ぐ

職場にアルバイトにいらしてる方が、アクセサリーを作って販売しているとのこと。
で、試作品の即売を時々お昼休みにしてくださるのです。
私は大振りなネックレスをいくつか買いました。冬のセーター姿に役立ちました!

ということで昨年の夏にはTシャツやTシャツ地のワンピースに合う細いチェーンでできたキラキラしたタイプのネックレスを買いました。
昨夏の終わりだったかな、暑い一日だった日に、つけて出勤したところ、午後だったか、首がなんかかゆい。
触ると、2センチぐらい盛り上がってる!

最初、虫刺されかと思い、体液がチェーンに就くと嫌だからと外しました。そして産業医のところに虫刺されの薬を貰いに行ったら・・・「あーた、これ、虫刺されじゃないわよ。帰りに皮膚科へ寄った方がいいわ」と。

皮膚科では、金属アレルギーというか、汗で皮膚が弱くなっているところにチェーンがこすれてできた傷だ、という説明がありました。薬がすぐに効いたので問題はなかったのですが、念のためネックレスはしないように、という指示がありました。

汗と金属が反応したのか、皮膚が弱いのか、調べるべきなのでしょうが、外してひどくならないのであれば、今後そのアクセサリーを直接身に付けなければいいのである、と言われ、なんとなく納得。

ピアスはほぼ毎日つけてますが(すっぴんなのにピアス・汗)、首回りは思いついたときだけなので、それほどアクセサリーに思い入れがあるわけではないのですが、歳を重ねると、夏もネックレスがあるほうがいいんですよね。

ということで、若いころに買った、ネックレスを気休めに付けて通勤しています(思い出した時には、ですが・汗)。若いころに似合わないのに可愛い小さな石のネックレスを何本か買ってあったのでした。たいてい、うちの母親に「あなた、結構気が小さいのねえ。そんな小さいの、あなたの身体には合わないと思うけど」と言われていました。

いまとなっては母が言う意味がよくわかります。ほんと、ちっちゃい。
もし私に子供がいたら、娘に気前よくゆずっちゃうだろうな、って思うほど。しかし、あげたくても子どもがいないのですから、私が使うしかない(爆)。

その小さなネックレスだって、同僚たちがダイヤを買う時にペリドットサンゴだったり、お安いものだったわけで・・・。

ということで、今、物欲の薄い私には珍しく、一粒ダイヤのネックレスをいつか買おう!と思っているのです。それも結構な大きさがあるものを!と。
別にブランド品でなくてよし。異常なほどキラキラしてなくてよし。しかし、おばあちゃんになっても使える、そういう大きさのものを・・・と。

その一方で、甥が1人しかいない私としては、こういうものを買って死んだらどうしたらいいのかなあ、と思わなくもない。甥の母親である義妹ちゃんはもっとセンスがよくていいものを弟が買ってあげている(か自分で買っている)。だから甥の将来のお嫁さんは義妹ちゃんから素敵なものがもらえるはず。

うちの母親が、今の私の年齢の頃に、よく「これだったら東風ちゃんも使えるわね」といいながらアクセサリーを選んでいたのを思い出します。その時は「ママには似合うけど、私はこなせないと思うよ」なんて可愛げないことを言っていたわけですが・・・。
我が家に義妹ちゃんが加わってからは「義妹ちゃんには内緒だけど、私はこれは彼女に合うと思うのよね、だけど、押し付けるようになるといけないから、ママがいずれ死んだら、あなたが義妹ちゃんに渡してあげてね」と言う時もあった。
「母親がもう使わないとおもってアクセサリーをもらってきた」という話をしてくれる同僚が増えてきました。私はが「これ、ちょうだい」がなかなか言えないタイプでして・・・。というか、今はまだ母には元気でいてもらいたいので、じゃんんじゃんアクセサリーを付けて出かけてほしいのです!

しかし、おじいちゃんの物になると話は別。子供のころから祖父が元気だったうちから、「おじいちゃんの本棚にあるこの本のセットが欲しい」と言い、母に「人の物を欲しがるなんて!」とこっぴどく叱られたことがあるほどです。
2月に海辺の街に帰った時、少しずつ片づけを始めている母親から、おじいちゃんの物はもうないと思ったのに・・・と硯箱に収まっていた筆や硯、墨を見せられました。由緒ある、というものではなく、普通に文房具屋さん(実際に硯箱には広島のデパートの名前が押されていましたので、デパートの文具売り場で調達したのでしょう)で買えるようなものですが、その硯と比較的長さがあった墨の一つは遠慮せず私がもらうことにしました。時々、お習字のお稽古に使っています。
初孫の私が女子だったということで、私は父方の祖父からはやや期待外れだったわけですが(弟が生まれて本当に良かった、と今も私は思う)、母方の祖父は誰をも同じように可愛がってくれたし(全員が内孫だったから)、特に私は初孫なので、何事も初めての体験。だから、なんでも「すごいなあ、おじいちゃんはキミのことはスゴイと思うよ!」と言って褒めてくれたのでした。
硯と墨が出て来た時、小さいながらも会社のトップとして、誰かのお祝いや哀しみのために名前を書いたんだろうなあ、と思うと、なんだか、無性に祖父に会いたくなりました。仕事のこと、相談したかったなあ。おじいちゃんだったらどうしたかな、って思うことが時々あるから。もちろん、父に相談することもあるけれど、おじいちゃんにも聞いてみたかった。
祖父が亡くなって30年以上経ちました。墨をすっている間に、知らぬうちに「おじいちゃん」と心の中で声をかけているのに気が付くことがあり、いま、また祖父が近く感じられて嬉しい夏です。
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Commented by ぷるぷる at 2015-07-15 15:12 x
毎日暑いですね、お久しぶりです。
金属アレルギー、私は大丈夫なのですが、結婚指輪を付けた旦那の指がペンだこのように硬くなってしまったのは結婚一年もたたない頃だったと思います。じゃあはずそうか、と二人ともつけなくなってはや三十年近く。気楽なもんです。
ちなみに、めったにアクセサリをつけない私がOLのころ一目ぼれして買った米粒ほど小さいオパールがついた細いリングは、時を経て娘が喜んでつけています。私が母から受け継いだ60年近く前の小さいルビーの指輪も、いつか娘の指へ…・でしょうね。
Commented by eastwind-335 at 2015-07-16 07:28
ぷるぷるさん、お久しぶりです!おはようございます!
ぷるぷるさんは受け継いで、そして受け継いでもらったアクセサリーがあるのですね!素敵で、そして羨ましいお話です!お嬢さま、お母さんからのプレゼント、嬉しかったことでしょう!実はオパールは私の誕生石なので、気になる石の一つです。
昨日も猛暑で、汗が止まらず、な一日でした。昨日は余裕があったので、ちゃんと小さなペリドットのペンダントを付けて出勤しました(笑)。
うちも家人は指輪が落ち着かないとかで、早々にはずしてます。私はつけてます。というのも、私が結婚した時、職場にもちゃんと報告したし、旧姓使用のお知らせが廻った(当時はそんなことがあったのでした)のに、半年以上経って「結婚してるって、ほんと?」と大先輩から尋ねられたことがあり・・・。どうにも人妻らしからぬ(笑)言動だったようで・・。指輪をしてある手をみて「そうなんだ~」と。ということで、指輪は外せないようです。

by eastwind-335 | 2015-07-15 06:47 | 日常 | Trackback | Comments(2)

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