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いつになったら麺を打つのでしょう?

KBSの朝ドラ「たんぽぽちゃん」。数回ほど録画をし忘れたのですが(しかも肝心の義弟を見失うところ!)、それ以外はとりあえず、1週間分録画して、まとめてみています。

美味しそうな食卓のシーンは多いけれど、しかし、その作り方までは映らなくて。

あと、このドラマは「そば」と「小麦」が一つのテーマ。そして「小麦」はククスとパンにつながり、それぞれの登場人物もまた小麦でつながっていく。
1970年の初めに「パン」ってすごくシャレた感じだったのでしょうね。

私の母も70年代の中ごろ、パン作りに一時熱心だったことがあります。
ロールパンを作ってくれることが多かったのですが、どうも、その頃社宅で「強制購入(笑)」だったタッパーの会で習ったようです。そして、うちの母はパン生地を手で一生懸命こねていたのですが、どうも、あの頃、嫌なことが山のようにあったらしく、生地づくりをしながら「えい」「えい」「えい」と打ち付けて(笑)ストレス発散をしていたんだそうです!

この「たんぽぽ」ちゃんの登場人物は、わかりやすい「善悪」で語ることのできない。誰かにとって良い人は誰かにとっては都合が悪いとか相性が悪い、というのがこの世だと思うのですけれど、まさにこの登場人物一人一人がそう。子役の子たちだって、一人一人が意味のある存在として、大人になってから再び登場してくるし!
このドラマが面白いと思うのは、舞台はいかにも「朝ドラ」なのですけど、これまで見た朝ドラと違って、一人一人の喜び、哀しみ、辛さ、また時の運、場がもたらす出会いと別れ、繋がりが、いうなれば「私好み」で描かれているんですよね~。

いなくなった弟は、アクション役者になりたいと言っていたあの男の子ドンスだろうな、と思います。
(そういう点で、わかりやすい展開でもある)

今は義弟を見失ったことがきっかけで「計算」にトラウマのあるタンポポが男性主人公の助けをかりて「九九」を覚えているのだけれど、九九を数字でではなく、ハングルで数字の読みを書いて覚えさせるという男性主人公のアイデアに「おおー!学習障害のある子に対する一つのサジェスチョンだよね!」と感心したり。

あとは、料理をしているシーンをもっとやってくれれば~!

しかし、KBSの朝ドラは撮影が苛酷なのでしょうね。主人公の子役時代は、太目ちゃんでも、大人になってからの女優さんはすんごく痩せてるし、やつれた表情(特に目の下が黒くなっていて)に「とても10代のお嬢さんには見えない」って感じがしたり。いや、演じている女優さんはもちろん20代か30代の人でしょうから、仕方ないけど。

それにしても70年代のミニスカートってあんなに短かったの?!
by eastwind-335 | 2015-01-15 19:16 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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