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今週のおべんとう2014.11-2

週末に海辺の街に帰りました。ナカ先生のところで習った茄子の精進焼きを持って行ったらすごく喜んでくれました。あと、豆サラダの残りに冷蔵庫にある野菜をガッツリいれたもの(笑)。

うちの母いわく、「よそのお宅は、「ママ、持って帰れるおかずはないの?」って冷蔵庫を開けて娘さんはいうらしいけれど、うちはおかずを作ってくれるんだから・・・」なのだそうですが、そうなのでしょうか?

習った料理や最近気に入ってる料理を作って持って行けるのは、いつでも喜んでくれる両親ぐらい。個人教室で習った料理はレシピを見せないのがお互いのお約束となってます。だから私はナカ先生のお料理で薄味にできるものを(父は塩分調整が必要なので)復習かたがた作って持って行くことが多いです。

今週のおべんとう2014.11-2_a0094449_18384532.jpg火曜日は親子合作のお弁当。実家から東京に戻るとき、父から「かぼちゃの煮物」母からは「レンジでできるピクルス」をもらいました。また、私が作った「こんにゃくとごぼうを炊いたもの」も少しもらって帰ることにしました。朝に私が用意したのはホウレンソウをゆで、お肉を炒め、タラコをレンジで加熱した程度。


今週のおべんとう2014.11-2_a0094449_1839997.jpg親子、それも母だけでなく父もひとりで作ったおかず。私がお昼寝をしている時に作ったんだそうです(もちろん、母という鬼コーチがそばについてですけれど)。こういうお弁当を持って行く日があるなんて。嬉しく、私はこの日のお弁当を忘れないと思います。
もちろん、両親にもお弁当の写真は送りました!

我が家は父も台所に立つのです。母が退職後の父にいの一番に行かせた場所はお料理教室でした。
しかし、それ以前からも父は台所に立つことはありました。小学校低学年の時には食事を作ることができるのは母だけと信じ切っていたワタクシは父がささっとチャーハン他を作ってくれた時にはそれはびっくりしたし、今も覚えてます。その後もチキンやビフテキといった「男の料理」は父が担当でした。
そんな父は春以降、台所に立つことが一層多くなりましたが、一人でテキパキと調理ができず、「お料理教室へ行ってたのに!」と鬼コーチ(笑)にお小言をもらうこともしばしばあるらしい。そのおかげで名コーチの指導のもとに、私が帰省するたびに何か、こういう小さなおかずを作ってくれるようになりました。父と二人で「料理は慣れだよね!」と話すこともあります。

今週のおべんとう2014.11-2_a0094449_18435274.jpg水曜も引き続き両親の作ってくれたおかずと私が作った合作弁当。
ご飯は冷凍しておいた炊き込みご飯。


今週のおべんとう2014.11-2_a0094449_1846045.jpg前日買ったカキフライ、レンコンの梅肉酢和え、いつもの人参サラダ。そして、この日は母のお友達が送って来てくれた小芋を私ももらい煮た物。あとはトマト。

小芋を送ってくれたという母の友達は、本当に面白いおば様。いや、「おばさま」っていう感じじゃないのです。気さくすぎる。そして、私以上に「ネタ体質」。それもユニークな話にすべてしてしまえる、そういう前向きな方。子供心に「敵わないなあ」って思ってた。今も母からこのおば様との話を聞くと元気になる。みんなを「明るいほうへ」向けてくださる方です。
家庭菜園をお持ちで、ご夫婦で色々と作り、「そっちじゃ食べられないでしょ?」と送ってくださるらしい。しかも、「洗っておいた」とおっしゃるらしいのですが、母が「土、結構ついてるよね」と。しかし、こういうイモ類は、とくにサトイモは土がついているほうが柔らかいんですって。
下ゆで不要。小芋だからということもありますが、すぐに炊き上がりましたよ。

今週のおべんとう2014.11-2_a0094449_1858114.jpgこの日はこれまた前日に職場最寄駅近くのお惣菜屋さん(本当は肉屋さんなのだけど)で買った小鯵を揚げたものをマリネにしたものがメインのはずでしたが、水曜日に解凍し残してあった味付け肉も使わねば、ということで、子どもピーマンと一緒に炒めたものと、前日と同じおかずの詰め合わせ。

子どもピーマンは母からもらったもの。よくスーパーで見てたけれど、普通のピーマンとどこが違うのかわからず、ネットで調べてみました。「こども」とあるから小さいピーマンってことかと思ったら、単なる小さな、と言う意味だけでなく、子どもでも食べやすいように苦味がないのだそうです。
私は子供のころからピーマンで苦労した記憶がないのです。いや、あの当時、ピーマンなんてそれほど普通の野菜じゃなかったような?

それよりなにより、子ども向けに野菜の味を変えなくちゃいけないのかな?って。
もちろん、栄養のためには食べてもらえるようにしなくちゃいけないわけだけど、上手く言えないのだけれど、そこまで子どものためにしなくちゃいけないの?って。
えぐみとか苦味とか、徐々に慣れていく、というか、こういう味なのだとか、年齢を重ねることで食べられるようになっていた、というような、食べる楽しみというか、そういうものを奪っているように思うのは、私が子育てをしてないからかな。

オトナが食べるにしても、野菜のえぐみが昔に比べたらすごく減ったと思う。あくだってあまりない。
味付けでなく、野菜そのものが持つえぐみで身体にパンチを与えたい気がするこの頃です。
Commented by ぷるぷる at 2014-11-16 17:53 x
お久しぶりです。
今回のお弁当もおいしそう…。
お野菜のお話、同感です。
「小さいときは苦手だったけれど、大人になったらおいしい」って体験、必要だと思うけどなぁ。
よく「子供が分からないように小さく切って誤魔化してわからないようにして食べさせる」とか言いますけれど、それだと結局意味ないんじゃないかなあと。「ああ、この野菜はこういう味」「へーこういう野菜もあるんだ」と分かったうえで食べないと。自分はそう思っていたので、いわゆる「子供らしいかわいい弁当」も作らず、あえて大人と同じもの食べさせていました。そのせいかどうかはわからないけれど、好き嫌いなく食べることが好きな子に育った娘です。
子供におもねるのではなく、いろいろな味の体験、してほしいと思っています。
Commented by eastwind-335 at 2014-11-17 20:19
ぷるぷるさん、こんばんは!ご無沙汰しています!

私も小さなころから、人参やピーマンを判らなくするために小さく切ってもらった記憶がないのです。それに、嫌いだから食べないと言おうものなら、すべてを下げられてしまい、空腹と闘わねばならないと子供心に分かっていたのかもしれません(笑)。
また、弟は幼いころから好き嫌いなくすべてを食べていたので、姉として「食べられない」という否定形を使いたくなかったのかも(笑)。
でも、厚揚げを煮た物など泣きながら食べたものもありました。今じゃ、自分から煮ようと思うのに。
今も昔も勘弁してください、は缶詰のホワイトアスパラです。が、うちの母が好きで、クリスマスや誰かの誕生日のサラダにはもれなくついていて、涙目になりました。
生のホワイトアスパラはとっても好きなのですけれど!そういえば、母も缶詰のアスパラは出さなくなりましたね・・・。味覚が変わったのかしら?と想像しています。
by eastwind-335 | 2014-11-16 06:57 | 料理 | Trackback | Comments(2)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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